zabadak + 小峰公子 live |
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2000.10.28
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2000.10.29
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渋谷Egg-manでのzabadak+小峰公子ライブの初日は、涼しい雨の土曜日。
この日の私の整理番号は、E-Tichetの163番。
吉良さんのイラストのカードがもらえるのがちょっと嬉しい。
この日は、中央の柱からやや右側の、公子さんサイドで聴いていました。
(あとでこの柱にしてやられるのですが……(笑))
今回のライブレポートは、面白かったので交わされた会話を多めにいきます。
けっこううろおぼえなのですが……。
1曲目『双子の星』でライブスタート。
ライブハウスなのもあってか、公子さんの声がすっごく高く大きく響きます。
続いて吉良さんのボーカルの『遠い音楽』と、ゆるやかな始まり。
この日は、吉良さんと公子さんに加え、パーカッションで佐藤正治さん、
ベースの内田Ken太郎さんの4人構成。
マサさんや内田さんは(吉良さんも?)なんと泡盛を飲みながらの演奏です。
昼からずっと「学級委員長」公子さんに怒られてたそうな(笑)
続いて3曲目『星の約束』。いつもより早いテンポの伴奏、軽快な吉良さんの歌いだし。
アレンジ変えたのかなぁ、明るくて結構いいなぁ……と思ってたら……
……「はやいよ〜!」と吉良さんがストップ。「もう帰る」と佐藤マサさん(笑)。
と言いつつ「でも俺は結構好きだな。ねぇ?」 はい、私もマサさんに一票です(^^)。
途中アドリブ作詞も交えつつこなした後は、相変わらず心地よい『光の庭で』で気を取り直し。
ここでzabadakコーナーは一段落です。
続いては、佐藤マサさんのバンドの曲『willow』。
「公子さんのために書いた曲です。」「……ありがと♪」「一緒に逃げよう」…こらこら(笑)。
前日のライブではうまくいかなかったそう。確かに難しそうながらも良い曲でした。
ここからは、karakコーナー。吉良さんと佐藤さんは泡盛を飲みに撤収しちゃいます(笑)
「そこで聴いてて欲しかったのに……緊張する…。」と言いつつも、『雨の日のピアノ』を独唱。
静かに澄んだボーカルに、内田さんのベースのみの伴奏がすごい臨場感で、
会場内はしんとして聴き入ってました。
戻ってきた吉良さん「おいしいところもってかれたなぁ。」
それに対して公子さん「これでzabadakファンGetだぜ!」
続いてアコーディオンを奏でながら『エニシダ』、そして1stアルバムから『Throw to me』。
『Throw to me』はkarakのナンバーの中でも好きな曲のひとつなので嬉しかった〜。
そして『七月の雪』で綺麗に締め。この歌も、歌の息づかいが心地よくて好き。
さて、zabadakに戻って最初の曲は、三度客席リコーダー隊を交えた『Poland』。
この日はリコーダー隊の告知が突然だったらしく、リコーダーを持ってきている方も少なめだったのですが、
そこはもう慣れたものらしく、皆さんきれいにメインの旋律を吹きこなしていました。
「スタンプカード作ろうか?」「20回貯まったら何かあげるとか……」
「……ってそんなにやるの?」いやいや、全国ツアーをやればすぐですぜ(^^)
そのまま『オハイオ殺人事件』『マーブル・スカイ』とライブでの定番ナンバーへ。
『オハイオ』ではいつもの太田さんの拡声器の代わりに、マサさんが妖しい囁き声を出してました。
そして、人気の『夜毎、神話がたどりつくところ』、そのまま止めずに『Deir Paidir』へ。
軽快なアコーディオンの調べに、会場はすごい盛り上がり。だんだん手拍子もペースアップしてきます。
テンポの早い『Deir Paidir』は、まるで村祭りみたいで楽しい気分になります。
「ここからは島唄ものを」と、ゲストのLa Compagnie A-nの3人が三線を持って登場。
11月の公演の話で1曲以外全てzabadakの曲、ということを話していたら、吉良さんが、
……「その1曲はアヴェ・マリアなのですが」「ばらしちゃだめじゃないの!」
ばらしたついでにと(笑)、1番だけアヴェ・マリアを披露してくれました。
公子さんと、河合"とんかち"知子さんのコーラスが響く、三線の調べのアヴェ・マリアは
神聖というよりは、むしろ何処か東洋的な神秘の調べ。
そしてそのまま、『夏至南風〜カーチバイ〜』へと続きます。
A-nのゆるやかな蛇皮線の三連奏に乗せた、吉良さんの朗々とした歌声。
何処か懐かく優しい響きと、明るいボーカルという、私の大好きな組み合わせの曲。
この日売ってた『夏至南風〜カーチバイ〜』の自主制作シングルは嬉しかった〜。
続いて『星ぬ浜』で、前回のライブに続いて明樹由佳さんが登場。
南国風の調べに合わせて美しい舞を……柱に隠れて影しか見えない〜(涙)
この日唯一の残念なことでした…。Egg-manの柱に近づいてはならぬという教訓を得ました(笑)
A-nのみなさんが退場して、いよいよライブもいつにない盛り上がりで終盤です。
『わにのゆめ』の冒頭では、早い手拍子に吉良さんが「手がつる〜」といいながらギターの早弾きを披露し……
……「あ、ごめん」と歌いだしで公子さんが間違う(笑)。わざとですかそれは(笑)
そして興奮を鎮めて昇華させるように、少しゆっくり目で朗々と『Tears』。
でも鎮まらないまま締めの曲は『Easy Going』。
とにかく、当社比1.2倍くらい手拍子のテンポが早くて、会場内かつてない盛り上がりでの『Easy Going』でした。
ホールコンサートでは味わえない、これぞライブハウスの醍醐味、という感じ。
アンコールは、再びA-nを交えて、壮大な手拍子が楽しい『収穫祭』。
だから、明樹さんが柱で見えない〜〜。
途中、佐藤マサさんが酔ってわけがわかんない曲と声をだしてました(笑)
そして静かに『小さい宇宙』を歌って、吉良さんの「おやすみなさい」で1日目は幕を閉じたのでした。
……少なめにするといいつつ、結構書いている量は多いですね……。
このまま、吉良さんぼけぼけの2日目に続きます。