雑味館抄 <あいさつ> 2008. 11. 16
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。


ようやく見つけました・・・
いのはな慰霊碑(11月 3日)
 「いのはな慰霊碑」をようやく見つけた。11月3日、北高尾へ向かう途中、旧甲州街道の蛇滝口バス停付近に慰霊碑の案内があった。
  20年8月5日いのはなトンネル付近で、米軍機に銃撃され、多数の死傷者がでた、死没者慰霊のため、当時の地元青年団が建てた慰霊碑・・・  新聞などによれば湯の花トンネルと書かれているようだったが。  
 中央線に向かって狭い道を登っていく、”あれっ 踏切りに出た” 踏切を渡ると小さな祠がある、どうも違うようだ。 もう一度もとの位置へもどる。 
 途中から右へ分岐している、畑へ向かう道のようだがひと曲がりすると線路際に慰霊碑が見えた。
 8月5日といえば終戦の10日前、広島の前日だ。 碑には死没者の名前と年齢が刻まれている、22歳、17歳、・・・ 嗚呼。  

先月の家族会では・・・
 地域包括支援センターで偶数月に開催されている「認知症介護家族会」に久しぶりに出席した。 1回パスし前回は6月だったが・・・。
 そこで介護の現状が報告される。 といっても堅苦しいものではなく、デイサービスに出される昼食と同じものを頂きながら(もちろん有料)、どうした、どうだったという話なのである。  
 60歳半ばの奥さんを介護されているHさんのお話。
 奥さんはデイケアに通っていて、今は非常に安定しているという。 施設でのお話も聞かせてくれるそうだ。 
 「デイケアとデイサービスってどう違うんでしょうね?」 
 デイケアは医療、デイサービスは介護、ケアを受けるには事前に精神科医師の診断書が必要だったとか。 ケアを受ける人に個別に対応しているそうだ。
 「以前は私のことを夫と思っていなかったようだが、最近は分かってくれているようだ」と。 そしてケアに通うことが刺激を受け本人の状態は改善したようだ、とおっしゃる。
 Hさんの穏やかな語り口に感動し、どういう状態になっても人間には刺激が必要なのかもしれないと思った。

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