雑味館抄 <あいさつ> 2009. 4. 30
建長寺のボタン・・・(4月27日)

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眼科外来で・・・
 毎月恒例の病院通い、10時30分の予約だが30分前に受付マシーンにカードを通し3階の外来待合室に上がっていく。
 見渡す、相変わらずお年寄りが多い。 ”今日は特別多いなぁ・・・” 頭上にテレビがある長椅子に空きスペースを見つけ腰を下ろす。
 外来の受付におばあさんがやってきた。
「XXさぁ〜ん、今日予約していましたぁ〜」  「・・・」
「XXさんの予約は、昨日でしたよ〜」
いつぞやもおじいさんが予約日を一ヶ月間違えていた。
 娘さんか嫁さんかわからないが付き添われてたどたどしい足取りで腰を下ろすご老人もいる。 しかしこの男性 足元がおぼつかないのに長椅子から立ち上がり、受付に行って「XXだが、何人ぐらい待つの?」と尋ねている。 頭はしっかりしているようだ。
私があのようになるのは何年後だろうか。 

 今日は視力検査があった。 検査師から「本河さんのカルテずいぶん厚いね」。  ”平成のはじめごろですから・・・、超ベテランです ”と冗談を言う。
「そうね、平成3年8月だからもう直ぐ18年ですね」
視力検査は丸の切れ目が左右上下どちらに見えるか申告するもの、小さくなってくると直ぐに見えない。 ”前のが上だったから今度は上ではないな・・・”と思いながら声に出すとアンサーが無い。”じゃ、右かな”
「白内障の手術をしていると、ピントの調整ができないから見えるまでに時間がかかるんです・・・」だって。

 小1時間ほど待っていつもの医師の診察、眼圧を測り「落ち着いているようですから、次回は二ヶ月後にしましょう・・・」
普通だったら嬉しいところかもしれないが、”10数年も毎月、眼圧測定をしてきたのに急に間隔を広げるのは、何かあるのかな”と思ったりして・・・。
 医師が3人でまわしているが、患者が増えて対応できなくなったから緊急を要さない人間は後回し・・・? 、医療費を削減しているのかなぁ・・・? などと想像する。
 まぁ、いいか現在問題がなければ・・・。

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