オーキング
04. 5. 21
ウオーキング(in α and β


偶然、駅においてあるパンフレットにより「私鉄5社リレーウオーク」のことを知った。第6回と記されていることは、1999年から始まっていたのだろう。京急→東急→京王→西武→小田急とエリアを広げてウオーキングできる仕掛けである。
JR東日本でもパンフレットがあった、「新撰組ウオーク」というテーマである。こちらは事前の申し込みが必要である。
現在の健康ブームを反映したのだろうかこのてのウオーキングが多い。今回は「私鉄5社リレーウオーク」にも参加してみた。
私鉄一社では範囲が限定され、3年目になると同じところが多くなる。

α:京王沿線ウオーキング「新撰組隊士のふるさと・大国魂神社と新撰組」

近藤勇の生地ののぼり
日時:4月17日(土)9時30分〜
飛田給駅→西光寺→武蔵の森公園→浅間山公園→府中の森公園→東京競馬場→大国魂神社→府中駅

テーマが新撰組隊士のふるさと、近藤勇のふるさと「上石原」から、養父近藤周助らが「天然理心流」の額を奉納した「大国魂神社」までの約10kmのコース。
サッカー場「東京スタジアム」の最寄り駅「飛田給駅」をスタート、品川街道だろうかやや狭い道を東に向かい中央自動車道をくぐり、「西光寺」を訪れる。門前に近藤勇の坐像がある。

パンフによれば近藤勇は鳥羽伏見の戦いで敗れ、慶応3年3月甲陽鎮撫隊を編成し、甲府に向けて出陣する際、ここ西光寺で休息し上石原若宮八幡宮に戦勝を祈願したそうだ。しかし二度と故郷に戻ることはなかった。

さてウオーキングは甲州街道を西に、東京スタジアムを過ぎて右折し人見街道まで真っ直ぐな道である。ここは米軍の関東村の跡地で左手には、養護学校や警察学校などの施設が、右手に運動施設、調布飛行場がある。いま新島、大島、神津島いずれかへの小型飛行機が飛び立った。
浅間山公園にはここだけにしか自生していないといわれるムサシノキスゲが5月前半には咲き乱れる。
ムサシノキスゲはニッコウキスゲの変種といわれているが、ウオーキングの日は未だその姿を見せていなかった。
浅間山は標高80数mの山で、府中市に存在する唯一の山である。
府中の森公園には、府中市美術館がありときどき通り寄っている。いつも南の方から入っているが、今日は北口からだ。見慣れた風景でも見る角度が変わると新鮮だ。
東京競馬場の側を通る、今日は土曜日、「場外」のため警備員が車を誘導している。
ご苦労様!
東側から大国魂神社へ入る。「京所(きょうづ)」という説明石がある。
現在の宮町二丁目他に集落があった村落で六所宮(大国魂神社)の社領。「経所」が転訛したといわれ、国府の 写経所のような施設があった名残り。「京所」のように「京」のつく地名は国府の所在地に多くある。武蔵国の 国衙跡の有力地と見られている。
この通りは初めて通ったが、「京所」という新たな発見に気持ちが昂ぶった。


β:私鉄5社リレーウオーク「京急川崎大師→東急多摩川」

川崎大師駅からスタート
日時:4月24日(土)10時30分〜
京急川崎大師駅→多摩川→河港水門→六郷橋→杉山大神→夢見ヶ崎動物公園→了源寺→浅間神社→東急多摩川駅

川崎大師には参詣したことがなかったので、ウオーキングのスタート前にお参りした。駅から東方向に商店街をややあるいてUターンして参道へ。「咳止め飴」などを売っている店が多い。母の咳止め用に買い求める。
大師駅に戻りスタート。
やがて多摩川の堤防遊歩道に出る。
河港水門が見える。

ここは一年ほど前に自分で多摩川下りというウオーキングを実施した。
詳細はこちらを!!
ウオーキング(多摩川下り)ー我が家から羽田空港をめざしー
ウオーク・フォト(多摩川下り)

昨年ここの堤防を一人で歩いたときも河原にブルーハウスがあったが、その姿は変わらない。 この私鉄リレーウオークでは、東海道本線の線路をくぐり河原町交差点から、「さいわい緑道」にはいり河原町団地の側を通り、第二京浜国道を渡る。ルートを示す地図をくれるし、所々には方向を記した案内が貼ってある。ひとりで探しながら歩くのではないから安心である。
さらに横須賀線までの細く長い矢向商店街をとおりこ線橋を渡る。
南加瀬、北加瀬の境にある夢見が崎公園に達する。杉山大神、了源寺、天照皇大神など神社仏閣を通り「尻手黒川道路」という大きな通りに出る。
やがて渋川遊歩道に入り信号「元住吉駅」を右折、住吉高校の側の「二ヶ領用水」を越える。
NEC玉川事業場の南側を通り再び多摩川の堤防に。ここは30数年前に通ったところで、名前は変わっているがその建物も健在のようだ。
はるかに丸子橋がみえてきた。もうすぐゴールだ。 知らないところを歩くのは新たな発見もあるが疲れる。歳!かな。


ウオーキング