2002[... | 6/1-|6/11-|6/21- | ...]
MacintoshのHFSに関する誤解に対しての指摘記事です。具体的にはTypeとCreaterがResource forkに書かれているという謎の誤解の修正。
にしても、なんでファイルの部位(フォーク)が「二つしかない」って考えになるのかな? 「一つしかない」という考えはわかるのです。ユーザに見える「ファイル」という概念は一つにまとまっているものですから。わからないのは一つのファイルが内部では複数の部位に分かれているという概念を理解しているにもかかわらず、それが二に留まって三にならない頭の構造がわからない。
もちろん、(Data, Resource) forkとFinder Infomationは厳密には異なる概念下に置かれているものなので、そこのところを正確に理解するのはかなり大変なんじゃないかとは思います。実際、私もディスク上のどの部分にどのように各フォークやFinder情報が書かれてるかは知りません。ですが、リソースフォークにタイプやクリエイタが入ってるなんて誤解は普通しないと思います。
念のために言っておくと、ノートンはこの誤解には全く荷担していないと考えられます。むしろ、ノートンの示すシステムイメージのビジュアライズはFinder情報を明確に分離して表示していますし、かなりわかりやすいほうなんじゃないかな? ResEditに関しても同様。