花粉管の観察
生物の授業の中で被子植物の生殖細胞のでき方と受精という部分があります。その中では、花粉管というものが出ており、これは簡単に観察できるため、ちょっと生物の観察の中で行いました。使った植物はホウセンカで、いろいろな先生方にお願いして探してきてもらいました。
まず、スクロースと寒天をよく溶かし、寒天培地のもとを作ります。
できた寒天培地をスポイドなどで吸い取り、スライドガラスの上に延ばします。この写真では、寒天がきちんと溶けていなかったのでちょっと濁っています。きちんと透明になるまで溶かしましょう。
ホウセンカの花粉です。できた寒天培地の上にホウセンカの花のおしべの花粉をぱらぱらと振りかけます。
花粉管が伸び始めています。寒天培地に花粉をばらまいてから約10分ほど後の映像です。
酢酸カーミンを1滴たらして観察しました。花粉の中に小さな細胞が観察できます。
寒天培地にばらまいてから約15分くらい後の花粉の様子です。かなり花粉管が伸びています。