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前日到着したときに確認しておけば良かったのだが,なんと,ヨス〜チンジュ直行のバスは一日1往復しかない。しかもそれが11:30頃出発。まぁ,いいか。また,順天まで戻りそこで乗りかえることにする。1時間半ほどバスにのって,順天に到着。次のバスまで結構時間がある。とはいえ30分くらい。ターミナル内にタバン(昔風喫茶店,コーヒーはインスタント)があり,そこでコーヒーを飲み,荷物を預け,トイレの用を足して,ターミナルのまわりを散歩。ターミナルを出て右手に見たものは・・・クラブ「東京」だったか。
”ほう”と思いつつ,看板やら垂れ幕をなめるように読んでいくと・・・(爆)「ストリップショー」やってるのである。「絶対何かが見えるはず」ですと。参りました。これを読んでいるはずのK君,今度万が一,一緒に来たら見に来ようか?(笑)
そしてバスに乗込むが,これが結構混んでいる。モッポ・ヨス間より混んでいる。人の行き来の割に本数がないのである。早くも座席はほぼ一杯であるが,途中乗込んでくる人も結構居て,最終的にはバスは通路まで立っている人で一杯となる。どういうわけだか,全羅道と慶尚道の間の行き来は不便なのだ。それでも,数年後には,あたらしい”新幹線”を整備する予定で,そうなると,韓国内をタテヨコに碁盤の目のように線路が整備され,今よりも東西・南北の行き来は楽になる模様。時速300キロ以上でソウル・プサンを結んで,2時間30分で行けるようにするのだそうだ。そうなるとますますこの国は狭くなる気がするな。
到着したのは大体日の入りの頃。ターミナルは南江のそばにある。ここは,南側だけあり,秀吉の頃の逸話とか物語に事欠かない地である。
←バスターミナルの裏の土手で夕方を迎える→
右はターミナル,左はターミナルすぐ裏の川の堤防にて。ちょうど日の入りだったので,30分ほど,夕焼けを撮影する。
「地球の○○方」を見るが,あまり,この街の情報はなし。せめて,宿のランクくらいは載せておいて欲しいところだが,バスターミナルから一番近いホテルに歩いていく。徒歩5分ほどで,「東邦観光ホテル」に到着。裏口側から入る。建物の見てくれは,失礼だがそれほど高級感がなく,安心して入ったが,入ってみると入口脇でミニスカートの制服に身を包んだお姉さんが,デパート式お辞儀をしてる。
しまった,ここは高い!
フロントの後ろの壁には,むくげの花が誇らしげに5つついている・・・サインしつつ,「一泊幾ら?」と確認すると,「10万ウォンです」との答。人口25万人の町でこの値段であるから,レベルを推して知るべし。部屋もこぎれい,ルームバーもそれなりに充実(笑)。いや,綺麗な部屋である。が,普通,地方都市でホテルに一泊するのに必要な料金の2倍である。
友人に電話し,翌日の約束を取り付ける。11時に,ホテルのフロントで。いつものパターンであるな,これは。
一息ついてから,三脚をかかえて,近所の写真を撮りに行く。ちょうどホテルそばに川沿いの道路などもあり,やはり水際の人口物は夜写真に撮るのに向いているのではないか?と考える。途中,また中華屋で,食事:チャンポンを食す。
適当に写真を切り上げ,さらに,市街地を散歩したが・・・いや,途中で方向を見失ってしまう。途中で通りの名前を確認し,方向に見当をつけて,川に向かってあるいたのであるが・・・自分がそこまで方向を見失うとはちょっと焦ってしまったが,おかげで,あまり多くはないコンビニに出会い,買い物も出来た。こればかりであるな。
一眠りしたあと,もう一度散歩したくなりでかけようとすると,ドアマンが「こんな時間にどこに?」と怪訝な顔を。カメラをぶら下げた外国人がでかけてはいけないらしい。が,「いや,なんとなく近所を歩きたくて」と弁解し,外に出る。結局はホテルとバスターミナルを往復しただけで,プサン行きのバスの時刻を確認に出かけた格好に。帰り道で,トーストを食す。屋台のトーストとは,焼いた食パンに,卵焼きと野菜他が入った食べ物である。一体どこからこんな食べ物が???
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