書名:運命峠Ⅰ 夕陽剣推参
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/04/10
定価:720 円+税
書名:運命峠Ⅱ 一死一生
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/04/10
定価:680 円+税
書名:運命峠Ⅲ 乱雲
著者:柴田錬三郎
発行所:集英社
発行年月日:2008/05/09
定価:700 円+税
徳川磐石の天下、秋月六郎太と豊臣遺児秀太郎を巡る物語。柴田錬三郎の剣豪小説。一連の作品を読んでいて作家というよりも職人という感じがする。柴田錬三郎は作家ではなく、職人作家ではないかと思う。芸術、文学の前に読者の満足するようなストーリーを企画して筆をもて遊ぶ。山あり谷ありの物語構成。なんか読者の心を自由自在に操ることを楽しみながら書いているように思う。こんな人は作家より職人芸という感じがする。今回もその芸に載せられて楽しく読んでしまった。運命峠はⅣもあるようです。皆さんも楽しんでみられては。