書名:凍える牙
著者:乃南 アサ
発行所:新潮社
発行年月日:1996/4/20
ページ:380頁
定価:1800円+ 税
乃南アサの直木賞受賞作品。深夜のファミリーレストランで突然、男が炎上した。レストラン、そのビルの会社事務所などが類焼で燃えてしまう。数日後ベイエリアで大きな犬のようなものにかみ殺された死体が発見される。警視庁機動捜査隊刑事・音道貴子。その相方滝沢の前に、異様な殺人事件。なかなか面白い作品です。
日々のきづいたことを気ままに書き綴ってみよう
書名:凍える牙
著者:乃南 アサ
発行所:新潮社
発行年月日:1996/4/20
ページ:380頁
定価:1800円+ 税
乃南アサの直木賞受賞作品。深夜のファミリーレストランで突然、男が炎上した。レストラン、そのビルの会社事務所などが類焼で燃えてしまう。数日後ベイエリアで大きな犬のようなものにかみ殺された死体が発見される。警視庁機動捜査隊刑事・音道貴子。その相方滝沢の前に、異様な殺人事件。なかなか面白い作品です。
書名:陽炎
著者:山崎 洋子
発行所:毎日新聞社
発行年月日:2002/8/1
ページ:438頁
定価:1900円+ 税
舞台は昭和の10年頃の話。満映に勤めたくてつてを頼って満州に渡った。夫婦の大陸におけるサスペンス。東京、静岡、満州、上海を舞台に日中戦争、日米戦争前夜の陸軍、共産軍、便衣隊、それぞれがそれぞれの思惑で動く不可思議な世界。そんな中にぽつぜんと放り込まれた子供づれの夫婦が、逃げ惑う。長い長い小説でそれなりに読めるのですが、少し人物描写、風景描写が甘い、話の流れだけは判るがその中の登場人物はどこか生きた血が通っていない。しっかりと引き込まれるところのない小説という感じがする。非常に覚めた小説。山崎洋子は初めて読んだ。