遠大な構想とは?


遠大な構想と言いますのは、今年の1月に、京都の南にある城陽市に
老人保健施設を開設する予定でしたので、言い出しっぺである私は、
なにか特徴を持たせないといけないかしらん、と思いまして、そこに
入所されるご老人達に、美しい の花を見せるのはどうか?
というのが、そもそも株分けをして、鉢を増やしたきっかけだった
のです。 は花も綺麗ですが、こいつらは成長が速くて、それこそ
見る間に伸びたり、開花も見る間に進行していきますので、さぞかし
ご老人達には絶好のものとなるに違いないと思ったのです。それで、
せっせせっせと株分けをして鉢を増やす気になったのです。そこそこに
成長した株が、老人保健施設に運ばれまして、それらは3年位したら花も
咲きますので、それはそれはもう華やかになるだろうと思っていました。
しかし、後になって気づいたのですが、 の花は、その名の通り
夜遅くに咲きます。考えてみれば、既にその時間には、殆どのご老人達は
ご就寝になっているので、開花が見られない可能性が高いのです。こんな
ことにも気づかないで、あくせくいたことが露見してしまい、大笑い物に
なってしまいました。まあ、本人はそれでも、よかったよかったと、悔し
紛れのいい逃れをしているところなのですが・・・。


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