庭のチチちょ 9


大阪のある公的機関に質問しましたら、巣箱はそのままでは次回の使用がないと
教えられましたので、カシの木から巣箱を外して手入れをしました。四十雀という鳥は
つがいはその1回だけで、次の時には新しいお相手といらっしゃるようです。なんと
羨ましいことでしょう(笑)。



まず正面像です。玄関のところの壁が剥がれてみすぼらしい仕様になっています、はい。
また、屋根に少し雨漏りがあるようです。なにか詰めておきましょう。秋にはまた次の
組が来るかもしれませんから。

 

右側の壁に開きをつけてありますので、それを開けて中をみてみましょう。

 

おおおおおっ!!! なにか巣の材料を運んでいるのは気づいていましたが、こっ
こんなにたくさん運んでいたとは(愕)。

 

中はこんな感じです。下のほうはコケのような材料でして支持性を高めています。
で、上のほうは動物の毛ですねえ、犬かしら。もしかしたら向かいのりゅうちゃん
毛も入っているかもしれません(笑)。真中が窪んでいまして卵がずれないような
構造になっています。タッチも柔らかそうです。

 

このクッションをはがしてみたら、下に芋虫が居ました。餌も育てていたのでしょうか(笑)。
で、熱湯で消毒して、少し日光に晒しておきました。またしばらくしたらカシの木にかけて
おきましょう、はい。以上、庭の巣箱に巣をかけて4匹の雛鳥を育てた
チチちょ(四十雀)の行動報告でした。おしまい。

 

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