私の34GTRパート2「エンジン本体関係」
エンジン本体は店に置いてあったN-1リビルトを使いました。車を注文した
ときに、同時にエンジンの加工をお願いしました。これは、納車してから
店に車を持っていってからエンジンを下ろして・・・、となると、かなりの
時間が空転するような気がしていたものですので、今回から時間節約作戦
として頼みました。エンジンはボディの加工を待たずに出来あがり、功を
奏しそうでしたが、ボディの加工にエラク手間取り、結果的にはやっぱり
2ヶ月の期間がかかりました、はぁーぁ。うまくいかないものですねえ。。。
本体は基本的に前の33と同じですし、パーツ類も似たようなものです。まず、
ピストンは東名86.5mmクーリングチャンネル付きです。またまたボアは小さく
なって86.5と、ほぼノーマルと同じサイズです。ただし、今回はカムリフトを
大きくしたので、そのための逃げ加工が必要になりました(マミヤン曰くの、
最初からキズモノね)。冬ですがダミーヘッドでボーリング・ホーニング。
コンロッドはHKSのH断面。今回はメタルも全部HKS、なんでっしょ? まあ、
私はなんでもいいのですが。ウォーターポンプ・オイルポンプは純正N-1流用。
ガスケットは1.1mm東名。バルブガイド交換とシートカットはお約束。ガイドは
黄色いヤツね。今回はエンジン加工に時間が余っていたので、西窪ちゃんが
念を入れて、燃焼室もポートもピカピカになりました。カムシャフトは東名の
260度、リフトは10.8mmです。エンジン音も少し上品(ヤンチャ)になりました、
まあレーシーと言えばレーシーですけど、でへへのへ。
さて、オイルパンには定番の大容量加工を施してあります。これも西窪商店ね。
そして、またまた定番(私だけ?)のオイルレベルゲージのロング加工で、メンテ
楽々仕様です。今回も取っ手はまーくつう用ですね。インジェクターは前回と
同じニスモ600cc。フューエルポンプはニスモインタンク(加工あり)。前回の
キャッチタンクはパーテーションが悪くて、サーキットへ行くと開放のブリーザーまで
吹き抜けていましたので、今回は作ってもらいました。まあ大丈夫でしょう。環境には
悪いけど・・・。
さて、下の画像は、見るも哀れなエンジン様です。なにが哀れかというと、内部の
加工が終わっているにもかかわらず、ボディが帰ってこないために、エンジン台に
縛り付けられたママで、寂しそうです。時間が余ってたからじゃあないけど、今回の
「めっき」は下の方のベルトカバーまでやってしまいました、下の写真ね、だはは。
ああっ、そうだサージタンクも「めっき」したんだった。(注:わざわざ平仮名で
「めっき」と書いたのは、「めっき」技術というのは日本で出来たから、外来語の
ようにカタカナじゃなく平仮名で書くようにと、どっかに書いてあったのを、今思い
出したからです、ええ)
そいから、これはエンズンとは直接関係ないのですけど、最近の車はバンパー内の
レインフォース前にハッポースチロールの緩衝材がセットしてあるのですね。良い
傾向だと思いますが、ただし見栄えはねえ、余りいいものではありませんですねえ。