私の34GTRパート5 「伝達関係と足回り」
今回のクルマのいわゆるヒトツの目玉商品が、ドグミッションです。HSK製の
6速なんですが、純正のものが弱い事は聞いていましたし、その内に対策品が
出てくるだろうと思ってましたが、あまり進まないんですねえ。で、最初は
純正で様子を見ておこうとの予定でありましたが、人買いに九州に行っていた
ときに、つい気が大きくなってしまって「やっぱ、HKSの6速にするわ」って
電話しちゃったのですねえ、関西に、叔父さんは。まあ、32のところにも少し
書きましたが、ブッシュ強化したり、クラッチ強化したりすると、それまでの
運転技術のいい加減さがもろに露呈するんですよねえ。32の時も驚きましたが、
今回のドグミッションもちょっと難儀しました(しています)。今までと同じ
感じでチェンジしようとすると、全然入らないんですぅ。ときどきポソッと
入るんですが、なかなか意図的にそれをコントロールできないんです、くすん。
「力ですよ、力」っておっしゃるのは西窪ちゃん、「あんなもん無理ですわ、
街中では」とおっしゃるのは杉田君。「純正ミッションは置いときましょね」
とおっしゃるのは向井社長。いずれにしても、技術に見合わないものを買って
しまった客に対する慰めとしか思えません。
しかしまあ、くよくよと悩んでばかりいてもしょうがありませんので、もう普段も
シフトの際にはダブルクラッチを使う事にしました。シフトダウンだけではなく、
シフトアップにもダブルクラッチを使います。そすれば、「スコッ」という感じで
気持ち良くシフトが出来るのです。がしかし、走る速度が変わったり、エンジンが
冷えていて、アクセルに追従しないとき、走り出しでミッションが硬いときなど、
「ゴツン」といかないと入らない時がありますし、いかにも「ガァーリガァーリ」
って言って、ドグ歯の2・3本は欠けたかなと言うときもあるのですぅ、くすん。
もう3分の1くらいは欠けてしまったかもしれません、だはは。そう言いながら、
まあ慣れてきました。ただ、まだ一生懸命走るときに、時々シフトミスがあって、
悔しいときがあります。普段は合わせていたつもりでも、いい加減だったんです
ねえ。それとリバースギアが浅いらしくて、バックしているときに抜けるんです。
あららって。しかし純正に戻すつもりはサラサラありませんし、まあ信頼性が感じ
られますし、気に入ってます、でへへ。でも、33用ですから、ペラシャフト前後、
ショートパーツ一式が余計にかかります。ああっ、そうそう言い忘れましたが、
私の車は馬力が少ないので、ギア比の低い方のタイプです。バージョン2ってヤツ。
続くクラッチは、初めてOSから脱出して、HKSにしました。前はHKSの純正感触が
イヤでして嫌っていましたが、まあ6速ミッションに付くのはHKSしかないのでは、
し方がありませんです。まあ使ってみると慣れるものですが、まだ時々ヨーイドンの
ときに半クラッチになってしまいます、だはは。ああ、それからHKSはセンターハブ
タイプですので、ディスクやプレート交換に際しての費用が少なくて済みます(と
HKSでは主張していますが)。おっと、ミッションの前にトランスファーの強化が
ありましたねえ。アテーサは今回デスク枚数を増やして、機械的なアプローチに
しました。まだ1回しかサーキットに行ってませんが、こいつはいいようですねえ。
立ちあがりが「ビュン」と進みます、まだ慣れないけど。ただし、クリアランスが
少なくなったので、ハンドルを切ると4駆になってしまって、重くなりますねえ。
駐車場なんかで傍目には「ちょっとこの人、エンジンをふかしてなにしてんの」
って感じですが、し方がありません。世の中には、人の知らないところで苦労を
している人がいるものです(笑)。
次ぎにデフでふが、今度は張り込んでブイスペックにしましたので、アクティブ
LSDなんですね、ディファレンシャルギアが。このアクティブってーのは初めて
ですが、これにもディスク枚数を増やして、イニシャルトルクの設定を上げて
います。随分車庫入れがしにくいので、たぶん効いているのでしょうねえ(笑)。
おっと、もひとつ忘れてました。ファイナルを下げました。4.111だっけかな。
これちょっと不確か・・・です、聞いときます。
続きまして足回りに行かせていただきます。まずサスペンションです。最初は
ショックですが、こいつはクルマを注文する半年も前から買いこんでいました。
と言いますのも、メーカーHKSの設定商品で、4ウェイショックとバネとニスモ
33リンクと関西のピロテンションとアライメント調整のセットで、4ウェイの
定価で販売でしたので、安いような高いようなですが、買いました、はい。ま、
こんな感じでス。フロントはバネ12kg、4ウェイの金色のケースが見えています。
また、上の方に銀色のニスモリンクアッパーアームが、また下の手前に関西の
テンションロッドが見えます。手前のヤラシイ色のスタビライザーはHKSです。
34はロールさせた方がいいらしく、やわらかめです。私はロールが極端に嫌で、
調整式にしておけばよかったです。ご覧のようにブレーキホースはノーマルね。
リアはこんな感じでス。ちょっと角度が悪くて、セカンダリーケースにバネが
かかっているように見えますが、その向こうにプライマリーケースがあります。
こちらのバネは10kgですが、少し柔らかいので上げようと思っています。手前に
怪しい色の調整式アッパーアーム(クスコ製)が、して上の方にこれまた怪しい
色のアッパーシートが拝観頂けますでしょうか。でも、これだけでは4ウェイか
どうか信じて頂けないかもしれませんので、
横から撮ってみました。見えますか? シェルケースのところに書いてあります。
多分、4ウェイダンパーだと思います(笑)。しかし、このショックはタイヤを
外さないと減衰力の変更が出来ないのです。最低でした。走行会の時間設定では
とてもセッティング変更など出来るわけがありません。まずったね、ははは。
ただ調整幅は大きく、調整密度も濃いので役に立つかもしれません、だはは。
しかし、34だからかどうかは分かりませんが、バネもショックも33のときと
同じ位の設定ですが、乗り心地がいいですねえ。ボディ剛性のお陰かしらん。
次ぎはブレーキ行きましょう。例によって33と同じAPレーシングの6ポッドです。
33のと比べてもらうと分かりますが、キャリパーがブスゥになったでしょぉう。
ホイルの隙間から見えるんですが、丸いんです。前のように削ってなくて、鋳物の
ようです。カッコ悪い・・・。私はミーハーですので、間違ってもサーキットを
走る機能のためにブレーキを強化するなんて野暮なことは致しません。見栄えだけ
だったのに・・・、こんなにブスゥになっちゃって(笑)。でもブスゥになった分
キャリパー横に温度計が付いてます、だはは。下のは全体像ですな。画像はとても
悪いですが、だはは。
で、次ぎはリアブレーキです。こっちは経済緊縮財政の折り、節約してN-1セット
で行きました。まあ前後のバランスなんて、私には分かりませんから。この間 TI で
乗った感じでは、まあまあです。おっと、パッドはPFCです。なんばんだっけか?
レース用と言ってましたが、聞いときます。まあ、雑誌なんかにはいろいろ書いて
ありますが、例えば「強烈な」とか「鬼のように」とか。でも私自身、効き具合は
「純正キャリ+いいパッド」なんかと違いは無い様に思います。効き具合よりも、
走行時の耐久性ですねえ、これは、それなりのものはやっぱし違います。走行会の
走行タイムくらいなら、走り方を調整すれば持ってしまいます。でも、一生懸命、
走るとダメんなることもあり、まあ、こんなところが限界と言うものでしょうか。
フロントと同じように下のものは画像悪しです、ははは。でも、ボケてるけど、
ショックが写ってますが、ノーマルショックは細いねえ。