クラッチの変遷
次はOSツイン(ダンパー付き)でした。最初はつながりのシビアなところに
戸惑いましたが、すぐに慣れました。しばらくは同じ物をつかってました。
しかしパワーが増加するとともに、滑るのが早くなりだしたのと、通勤に
使ってますので、半クラッチの多用によりプレートが変形してしまうのです。
レリーズベアリングも長持はしませんでした。そして自然にトリプルに
移行して行かざるをえなくなりました。トリプルにはダンパー付きが
ありませんでしたので、ちょっと不安があったのですが、期待に反して、
トリプルは全然平気でした。まあ、少しずつこの手の車に慣れてきた
こともあるんでしょうけど。
次の1台目の33には、なんでかOSの8.5インチのツインが付いて来ました。
容量的にはトリプルと変わらないとのことでしたが、なあーんか感じが
良くないのです。もっともレリーズシリンダーも大きいものが付いていて、
軽いこともあったのですが・・・。しかし、8.5のツインはつながりが
ノーマルタッチなのです。どーも、ぺたっとつながらないと気持ちが
悪くなるカラダになってしまったのでしょうか。しかし運がいいのか
悪いのか、「カンジが悪い!」と言って替えてもらう算段をしている間に、
この車は盗難に遭って消滅してしまったのでした。次の33では、その
おかげで、やっとこさ慣れたクラッチに復帰することが出来たのです。
さてOSトリプルの消耗サイクルですが、いたって長持です。いまの33は
43000kmくらいの走行距離ですが、アッシー交換1度とデスク交換1度、
後の変更はセンタープレート、プレッシャープレートが熱変形でだめに
なるのとレリーズベアリングが摩耗しますです。このクラッチは使い勝手も
いいし、製品も安定してるし、お勧めなんですがねえ・・・。なんでか
しりませんけどツインよりもかえって使いやすいようですが。トリプルの
響きに恐れなしてはいけません。慣れです、慣れ。慣れれば坂道発進でも
なんてえーことはありません。と、思うのですが・・・、へへへ。