ジグソーパズル道場第1幕
皆さん、ジグソーパズルはご存知のことと存じます。まあ、いわゆる
絵合わせですね。子供の頃にやったことのある方も多いと思います。
さて、これから説明しますジグソーパズルも、それと同じような物
ですが、子供用のものとは少し感じが違います。まあ、基本的には、
パズルのピース数の違いから来る量的・質的な難易度の差なのですが、
初めて標準的なジグソーパズルをご覧になると、かなり違ったもの
として認識される方も多いと思います。
私は、随分以前に少し凝ったことがありまして、そのときの経験を
基に、簡単にツボあるいは勘所を説明してみたいと思います。話しは
変わりますけど、今までにジグソーパズルに関する解説書のタグイは、
見たことがありませんが、もし存在して、内容が私の記載と違っても、
「当局は一切感知しないので、そのつもりで」です・・・。
さて、最初はパズルの購入ですね。特に選球(パズル)眼みたいな
技術的な素養は必要ありません。ジグソーパズルは町の玩具やさんか
デパートで売っていますので、まず、取りあえず行ってみて、画像と
大きさを選びます。最近は、ジグソーパズルのコーナーを設けている
ところも有りますし、すぐに分かると思います。多くのところでは、
パズルのサイズ順に並べて置いてあるように思いますが、真中よりは
少し簡単なサイズの辺りで、選ぶのがイイと思います。パズルの絵の
内容にはいろいろなものがありまして、風景写真から乗り物の写真、
ヌードもありますし、漫画のキャラクターなども主要な対象です。
もちろん、好きな対象物を選ぶのがいいのですが、出来れば最初は、
絵の輪郭のはっきりとした対象物がいいと思います。または全体的な
ラインがあるとか、目印になるようなものがたくさんあるパズルが
いいでしょう。その方が作業を進めやすいですし、作業感覚を覚える
のにもイイのです。
そうすると、先ほども書きましたが、選ぶものは真中より少し簡単な
方で、大きさは1000ピースか1500ピースくらいのものがいい
でしょう。あまり小さな500ピースくらいのものでは、やりがいも
ありませんし、ピースの形も標準的ではないものが多く、パズル本来の
面白さが分かりませんし、第一に練習になりません。また反対に数が
多すぎるのもいけません。ジグソーパズルは、2000ピースくらい
から難しさが急に増加しますので、基本的な作業方法に慣れるまでは、
ほどほどのピース数で練習をした方が、途中で嫌になってリタイヤする
危険性が少ないと思います。すこし慣れて来ましたら、ピースが多くて
図柄も広いバリエーションのものに挑戦するのがいいでしょう。さらに、
ジグソーの知識に慣れて、技術が高度になれば、絵は無くて真っ白でも
出来るかもしれません。まあ、そんなジグソーパズルは売ってませんが
ねえ。出せばきっと売れるのに・・・。(こいつは、後ほど、ミルクパズル
というのがあるのを知るに至り、反省しているところですが・・・。)
そして、パズルが決まったら同時にフレームを買っておきましょう。
出来あがりのパズルを入れる額縁ですね。パズルが出来上がったら、
糊で固定して飾れるように、体裁を整えなくてはいけません。そんなに
高いものではありませんので、同時に購入しておきましょう。形は
どれも似たようなものですからどれでもいいです。ああっ、それから
出来たら固定用の糊を買っておいて下さい。透明な普通の糊で、
パズルの中にも袋のものが入っているのですが、足りなくなることが
ありますので・・・。