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1998年（97-98シーズン第14節 〜 98-99シーズン第14節）、Gazzetta dello Sport評点トップ15。
出場20試合以上。

1. パリウカ	GK	INTER	6,609
2. R.バッジョ	FW	BOLOGNA/INTER	6,560
3. ダービッツ	MF	JUVENTUS	6,537
4. トッティ	FW	ROMA	6,530
5. ネスタ	DF	LAZIO	6,500
5. トルド	GK	FIORENTINA	6,500
7. F.マンチーニ	GK	BARI	6,484
8. ヴィエルコウッド	DF	PIACENZA	6,483
9. ストロッパ	MF	PIACENZA	6,477
10. ルイ・コスタ	MF	FIORENTINA	6,419
10. ブッフォン	GK	PARMA	6,419
12. K.アンデション	FW	BOLOGNA	6,400
13. セレーニ	GK	PIACENZA/EMPOLI	6,391
14. フェロン	GK	SAMPDORIA	6,359
15. トリチェッリ	DF	JUVENTUS/FIORENTINA	6,357

ボバン、コスタクルタ (Milan)、 ザンブロッタ、デ アスチェンティス (Bari)、ベゲット (Vicenza)、ビリカ (Venezia)、モナコ (Salernitana)、ペトルッツィ (Roma)

10月21日に右足首の手術を受け、長期間欠場していたサンプドリアのモンテーラは順調に回復しており、クリスマス休暇明けのセリエA第15節(99/1/6)の対フィオレンティーナ戦でベンチ入りする事が濃厚となった。
ただし、スタメンからの出場になるのは1月末になる見込み。

○ 第14節ベストイレブン ○
パリウカ (Inter) ；ミハイロビッチ (Lazio)、テュラム (Parma)、フェッラーラ (Juventus)、バッレーリ (Sampdoria)；フゼール (Parma)、ストロッパ (Piacenza)、ピオバーニ (Piacenza)；レオナルド(Milan)、F.インザーギ (Juventus)、R.バッジョ (Inter)

○ 第14節までの総合ベストイレブン ○
パリウカ (Inter) ；ヴィエルコウッド (Piacenza) 、テュラム (Parma) 、ミハイロビッチ (Lazio) 、トリチェッリ (Fiorentina)；中田(Perugia)、 ダービッツ (Juventus)、 ストロッパ (Piacenza)； トッティ(Roma)、 バティストゥータ (Fiorentina)、ラパイッチ (Perugia)

○ 第14節までの総合評価トップ15 ○

ストロッパ(MF)	PIACENZA	6.80	-	ダービッツ(MF)	JUVENTUS	6.45
ラパイッチ(FW)	PERUGIA	6.68	-	アルメイダ(MF)	LAZIO	6.44
パリウカ(GK)	INTER	6.65	-	C.アモローゾ(MF)	FIORENTINA	6.44
トッティ(FW)	ROMA	6.63	-	ロッシ(GK)	MILAN	6.42
テュラム(DF)	PARMA	6.56	-	トルド(GK)	FIORENTINA	6.41
中田(MF)	PERUGIA	6.56	-	･･･	･･･	･･･
F.マンチーニ(GK)	BARI	6.50	-	レオナルド(FW)	MILAN	6.36
バティストゥータ(FW)	FIORENTINA	6.48	-	センシーニ(DF)	PARMA	6.34
ムッツィ(FW)	CAGLIARI	6.47	-	ルイ コスタ(MF)	FIORENTINA	6.33
ミハイロビッチ(DF)	LAZIO	6.47	-	ロナウド(FW)	INTER	6.29

ジダン	(Fra/Juventus)	244		F.デ・ブール	(Ola/Ajax)	17
スーケル	(Cro/Real)	68		プティ	(Fra/Arsenal)	16
ロナウド	(Bra/Inter)	66		R.カルロス	(Bra/Real)	13
オーウェン	(Ing/Liverpool)	51		バルテズ	(Fra/Monaco)	11
リバウド	(Bra/Barcellona)	45		ブラン	(Fra/Marsiglia)	11
バティストゥータ	(Arg/Fiorentina)	43	-	デルピエロ	(Ita/Juventus)	10
テュラム	(Fra/Parma)	36		･･･	･･･	･･
ベルカンプ	(Ola/Arsenal)	28	-	ビエルホフ	(Ger/Udinese,Milan)	9
ダービッツ	(Ola/Juventus)	28		デシャン	(Fra/Juventus)	9
デサイー	(Fra/Chalsea)	19	-	ヴィエリ	(Ita/Atletico,Lazio)	2

フランスのサッカー誌"FranceFootball"選定の1998年度のバロンドール（欧州最優秀選手）に、ワールドカップでのフランス優勝の立役者ジネディンヌ・ジダン（ユベントス、FRA）が選ばれた。フランス人としてはプラティニ、パパンらに続いて4人目の受賞となる。
次点にはワールドカップ得点王のスーケル（レアル、CRO）、以下ロナウド、オーウェン、リバウドとなっている。
昨年度はロナウド、96年度はウエア、95年度はザマーが選ばれている。

成績不振により解任が噂されていたセリエBナポリのウリビエリ監督の続投が決定した。
セリエBに降格したナポリは、今シーズンここまで4勝7分け7敗,勝ち点19の11位と低迷。早くもセリエA昇格に赤信号が灯っており、ウリビエリ監督の更迭は時間の問題と見られていた。後任候補にはスカラ、ジョルジらの名前が挙がっていた。

ナポリは昇格に向け、ヴェネツィアからFWのシュボクの獲得が決定的になっている他、さらに中盤の補強に動いている。

ヨーロッパの雑誌8誌が選考した11月のヨーロッパベストイレブン

GK：パリウカ（インテル）
DF：サルガド（セルタ・デ・ヴィーゴ）、テュラム（パルマ）、ブラン（マルセイユ）、リザラズ（バイエルン）、イェレミース（バイエルン）
MF：リバウド（バルセロナ）、モストボイ（セルタ・デ・ヴィーゴ）、キーン（マンチェスターU.）
FW：ダブリン（コベントリー）、ニステルロイ（PSV）

最多得票：テュラム、リザラズ、リバウド、モストボイ、ニステルロイ

(Empoli) Cappellini, Martusciello ： (Parma) Asprilla, Longo, Guardalben, Stanic, Apolloni
(Cagliari) Carruezzo ： (Bologna) Kolyvanov, Nervo, Paganin, Sanchez, Eriberto
(Lazio) Boksic, Vieri, Okon, Almeyda ： (Udinese) Van Der Vegt, Gargo
(Perugia) Strada ： (Fiorentina) Falcone
(Piacenza) Cristallini, Buso, Sacchetti ：(Bari) Spinesi, Giorgetti
(Sampdoria) Montella, Jovicic, Solari ：(Milan) Coco
(Vicenza) Zauli, Di Carlo ： (Venezia) Carnasciali, Marangon, Iachini, Brioschi, De Franceschi, Giandomenico
(Juventus) Del Piero, Iuliano ： (Salernitana)Tedesco, M.Rossi
(Inter)Ventola, Moriero, Sousa, Ze Elias：(Roma)Tetradze, Zago, Wome

インテルのフランチェスコ・モリエーロが18日鼻の手術を受けた。
モリエーロは10日間の休養が必要となる。

★チャンピオンズリーグ
・レアル・マドリッド (Spa) − ディナモ・キエフ (Ucr)
・マンチェスター・ユナイテッド (Ing) − インテル
・ユベントス − オリンピアコス(Gre)
・バイエルン (Ger) − カイザースラウテルン (Ger)

★カップ・ウイナーズ・カップ
・チェルシー (Ing) − ヴァレレンガ (Nor)
・ロコモティブ・モスクワ (Rus) − マッカビ・ハイファ (Isr)
・NKヴァルテクス (Cro) − マジョルカ (Spa)
・ラツィオ(Ita) - パニオニオス・アテネ (Gre)

★UEFAカップ
・マルセイユ (Fra) − セルタ・デ・ヴィーコ (Spa)
・ボローニャ − リヨン (Fra)
・ボルドー (Fra) − パルマ
・A.マドリッド (Spa) − ローマ

○ 第13節ベストイレブン ○
パリウカ (Inter) ；ミハイロビッチ (Lazio)、カンナバロ (Parma)、ネスタ (Lazio)、マルディーニ (Milan)；サネッティ (Inter)、ダービッツ (Juventus)、ザンブロッタ (Bari)；トッティ(Roma)、ロナウド (Inter)、キエーザ (Parma)

○ 第13節までの総合ベストイレブン ○
パリウカ (Inter) ；センシーニ (Parma) 、テュラム (Parma) 、ミハイロビッチ (Lazio) 、トリチェッリ (Fiorentina)；中田(Perugia)、 アルメイダ (Lazio)、 ストロッパ (Piacenza)； トッティ(Roma)、 バティストゥータ (Fiorentina)、ラパイッチ (Perugia)

○ 第13節までの総合評価トップ15 ○

ストロッパ(MF)	PIACENZA	6.71	-	トルド(GK)	FIORENTINA	6.44
ラパイッチ(FW)	PERUGIA	6.64	-	アルメイダ(MF)	LAZIO	6.44
トッティ(FW)	ROMA	6.62	-	C.アモローゾ(MF)	FIORENTINA	6.43
パリウカ(GK)	INTER	6.60	-	ルイ コスタ(MF)	FIORENTINA	6.40
テュラム(DF)	PARMA	6.54	-	ブッフォン(GK)	PARMA	6.39
中田(MF)	PERUGIA	6.53	-	･･･	･･･	･･･
F.マンチーニ(GK)	BARI	6.52	-	インゲソン(MF)	BOLOGNA	6.32
ロッシ(GK)	MILAN	6.52	-	ダービッツ(MF)	JUVENTUS	6.32
バティストゥータ(FW)	FIORENTINA	6.50	-	レオナルド(FW)	MILAN	6.30
ムッツィ(FW)	CAGLIARI	6.48	-	K.アンデション(FW)	BOLOGNA	6.29

アンブロシーニ (Milan)、 モンテーロ、コンテ (Juventus)、 ザノンチェッリ (Cagliari)、 バキーニ (Udinese)、 エヂムンド (Fiorentina)、グランドーニ (Sampdoria)、ルカレッリ (Piacenza)、マチェラッリ (Cagliari)、 マゴーネ (Bologna)

残り1試合 ： マトレカーノ (Perugia)

スパレッティが解任されたサンプドリアの新監督に元イングランド代表のデビット・プラット(32)が就任する事になった。正式なサインはまだ交わされていないものの17日にも正式発表される。契約は今シーズン終了まで。

プラットは91年にバリに加入し、その翌年にユベントスへ移籍。そして93年からはサンプドリアで2シーズンプレーした。セリエAでは4シーズンで100試合に出場、31ゴールを挙げた。
その後、プラットは95年にアーセナルへ移籍｡97-98シーズン終了後に引退し、現在はイングランドのアンダー16代表のコーチを務めている。

→12/16：3年契約。テクニカルディレクターとしてベンチ入り。

セリエA第12節のフィオレンティーナ−ユベントス戦(12/13)で相手DFのレプカと衝突し鼻を負傷したユベントスのユリアーノがトリノで手術を受けた。
ユリアーノは17日にも練習を再開、次節のサレルニターナ戦への出場も可能ではあるが、復帰はクリスマス休暇明けのミラン戦(1/6)になると見れている。

また、ユリアーノは世界選抜戦のイタリア代表メンバーに選出されたが、この怪我のためにメンバーから外れている。

サンプドリアのルチアーノ・スパレッティ監督が解任された。
13日に行われたセリエＡ第13節のラツィオ戦に2-5と敗れた後に解任が決定。サンプドリアはここまで3勝4分け6敗の14位と不振が続いていた。

後任には、前パルマ監督のスカラや、昨シーズンも途中からサンプを率いたボスコフの他、タバレス、ガレオーネらの名前が挙がっている。
早ければ14日にも後任監督は発表される事になる。

→12/14：タバレス（元カリアリ,ミラン）、プラット（元サンプドリア）、ジョルジ（元カリアリ監督）が候補に。
→12/15：元サンプドリアのディビット・プラットが就任へ。16日にも正式サイン。

16日にローマのスタジオ・オリンピコで行われるイタリア代表vs.世界選抜戦に臨むイタリア代表メンバーが、ゾフ監督より発表された。
代表メンバーは月曜日の正午に集合、午後から練習を始める。

GK：ブッフォン(Parma)、ペルッツィ(Juventus)

DF：カンナバロ(Parma)、ネグロ(Lazio)、ユリアーノ(Juventus)、マルディーニ(MIlan)、パヌッチ(Real Madrid)、ペッソット(Juventus)、トリチェッリ(Fiorentina)、ネスタ(Lazio)

MF：アルベルティーニ(Milan)、バキーニ(Udinese)、D.バッジョ(Parma)、コイス(Fiorentina)、ディフランチェスコ (Roma)、フゼール(Parma)、トンマージ(Roma)

FW：キエーザ(Parma)、F.インザーギ(Juventus)、トッティ(Roma)、デルベッキオ(Roma)

世界選抜メンバー

→12/13：ユリアーノが怪我のため外れる。

ユベントスのリッピ監督が12日午後、今シーズン限りでユベントスを去る事を正式に発表した。

リッピは来シーズンはインテルの指揮をとる事が濃厚と見られているが、来シーズン以降については「なにか新しい経験が必要だ。1年間休養する事もある。」とコメント。

一方、ユベントスの新監督にはアンチェロッティが有力視されている。

←12/8

(Bari) Spinesi, Giorgetti, Marcolini ： (Empoli) Cappellini, Martusciello
(Bologna) Kolyvanov, Nervo, Paganin, Sanchez ： (Salernitana) Kolousek, Tedesco, M.Rossi
(Fiorentina) Firicano, Mirri ：(Juventus) Del Piero
(Lazio) Boksic, Vieri, Fernando Couto, Okon, Nedved： (Sampdoria) Montella, Jovicic, Solari, Franceschetti, Mannini；<出場停止> Ortega, Cate, Cordoba
(Milan) Donadoni, Coco, N'gotty ： (Vicenza) 無し
(Parma) Asprilla, Longo, Guardalben, Stanic, Apolloni, Sartor, Stellone ：(Roma)Tetradze, Zago, Wome
(Perugia) 無し ：(Cagliari) Carruezzo
(Udinese) Van Der Vegt：(Inter) Mazzantini, Ventola, Moriero, Sousa, Ze Elias
(Venezia) Carnasciali, Marangon, Iachini ：(Piacenza) 無し

1999年2月10にイタリア代表とノルウェー代表の親善試合が行われる事になった。
開催地等は未定だが、試合はイタリア国内で行われる。

UEFAは1999-2000シーズンからのヨーロッパカップの再編成を正式に決定した。チャンピオンズリーグ（以下CL）は拡大され8チーム増え32チームで行われ、カップウィナーズカップ（以下CWC）と併合されるUEFAカップ（以下UCUP）には各国のカップ戦優勝チームとリーグ戦の上位チームが参加する。

まず、CLの本戦には98-99シーズンの優勝チームと、UEFAランキング6位までの国からそれぞれ2チーム、7位から9位の3ヶ国からそれぞれ1チームの15チーム、これに56チームが参加する予選（3回戦制）を勝ち抜いた16チームを加えた32チームが参加する。

32チームはまず、4チーム,8グループに分かれてH＆A（ホーム･アンド･アウェイ）方式で6試合の1次リーグを戦う。各組上位2チームの計16チームが2次リーグへ進出、3位の8チームはUCUPの3回戦ヘ回り、4位の8チームはそのシーズンのヨーロパカップ敗退となる。
2次リーグは、4チーム,4グループに分かれてH＆A方式の6試合が行われる。各組上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する。
決勝トーナメント初戦の準々決勝、及び準決勝はH＆A方式で行われ、5月24日に行われる決勝は中立地での1試合勝負となる。

UCUPには各国のカップ戦優勝チームとリーグ戦の上位チームが参加する。本戦には98-99シーズンのCWC優勝チームとUCUP優勝チーム、UEFAランキング17位までの国の国内カップ戦の優勝チーム、、CL予選の最終戦で敗退した16チーム、インタートトカップを勝ち抜けた3チーム、フェアプレーランキングから3チーム、これに82チームが参加するUCUP予選で勝った41チームを加えた96チームが参加する。
96チームによる1回戦、勝ち残った48チームによる2回戦、勝ち残った24チームが3回戦へ進出する。3回戦からはCLの1次リーグでグループ3位の8チームが加わる。
試合は決勝戦を除きH＆A方式で行われる。

UEFAカップ日程
予選3回戦		8/10＆24
本戦1回戦		9/14＆28
2回戦		10/19＆11/2
3回戦		11/23＆12/7
4回戦		2/29＆3/7
準々決勝		3/14＆21
準決勝		4/4＆18
決勝		5/17

UEFAランキング1位のイタリアからは、セリエAの優勝チームと2位チームがチャンピオンズリーグの１次リーグから、3位と4位のチームがCL予選の3回戦（最終戦）からの出場資格を得る。
UEFAカップにはコッパイタリア優勝チームとセリエA5位と6位の3チームが出場資格を得る。
なお、今シーズンのCLでユベントスかインテルが優勝した場合にも出場枠の増加はない。この場合、CL優勝チーム、セリエA優勝チームがCLの1次リーグに、セリエA 2位と3位のチームが予選の3回戦に、4位と5位のチームがUCUPに出場する。

UEFAランキング
			CL枠（予選からも含む）		UCUP出場枠
1位	イタリア		4（リーグ戦1位､2位､3位､4位）		3（カップ戦優勝､5位､6位）
2位	ドイツ		4（リーグ戦1位､2位､3位､4位）		3（カップ戦優勝､5位､6位）
3位	スペイン		4（リーグ戦1位､2位､3位､4位）		3（カップ戦優勝､5位､6位）
4位	フランス		3（リーグ戦1位､2位､3位）		3（カップ戦優勝､4位､5位）
5位	オランダ		3（リーグ戦1位､2位､3位）		3（カップ戦優勝､4位､5位）
6位	イングランド		3（リーグ戦1位､2位､3位）		3（カップ戦優勝､4位､5位）
7位	ポルトガル		2（リーグ戦1位､2位）		4（カップ戦優勝､3位、4位､5位）
8位	ギリシャ		2（リーグ戦1位､2位）		4（カップ戦優勝､3位、4位､5位）
9位	チェコ		2（リーグ戦1位､2位）		2（カップ戦優勝､3位<3回戦から>）

以下、10.ノルウェー、11.オーストリア、12.ロシア、13.クロアチア、14.トルコ、15.デンマーク、16.スイス、17.ウクライナ、18.ポーランド、19.ハンガリー、20.ベルギー

10日にローザンヌ（スイス）で行われたUEFAの実行委員会による話し合いで、1999-2000シーズンのヨーロッパカップの概要が決定された。

UEFAの発表によると、来シーズン、水曜日と木曜日に開催される予定のチャンピオンズリーグ本選の参加チームは24チームから32チームへと拡大、また、カップウィナーズカップと併合するUEFAカップ（火曜日開催予定）には96チームが参加する事になる。

UEFAランキング1位のイタリアからはチャンピオンズリーグヘ4チーム（この内、セリエAで3位と4位の2チームは予選から出場）、新UEFAカップヘ3チームの出場枠が与えられる予定になっている。

→3/21：

コッパイタリアの決勝に進出したパルマとフィオレンティーナが共にリーグ戦で4位以上となりCLへの出場権を獲得、さらにコッパイタリアのセミファイナリストであるインテルとボローニャが共にUEFAカップへの出場権を逃した場合は、インテルとボローニャの間で抽選が行われUEFAカップへの出場権が与えられる事になった。

コロラド州ベイルで左膝の手術を受ける為に渡米していたユベントスのアレッサンドロ・デル ピエロが8日朝イタリアに帰国した。

デルピエロは8日午前7:20、マネージャーのアンドレア・ダミーコと共にミラノのマルペンサ空港に到着。今後はトリノで復帰に向けて治療を続ける事になる。

←11/25：

UEFAカップの対チューリッヒ戦(12/8)で足を痛めたローマのDFアントニオ・カルロス・ザーゴは検査の結果、左膝を捻挫しており復帰まで3週間が必要な事が分かった。
順調に回復すれば、クリスマス休暇明けの99年1/6のピアチェンツァ戦で復帰できる。

一方、11/18の代表の親善試合で右膝を負傷し、欠場していたカフーは次節のパルマ戦(12/13)で復帰する。

エヂムンド、アモール (Fiorentina)、ガランテ、ヴェスト (Inter)、ネドヴェド、スタンコビッチ (Lazio)、ピアチェンティーニ、ソッティル (Atalanta)

2試合 ： マトレカーノ (Perugia)
1試合 ： ムッツィ (Cagliari)、デ アスチェンティス (Bari)、ディリーゾ (Vicenza)、 スケナルディ (Vicenza)、サモラーノ (Inter)、デ ローザ (Bari)、ファバッリ (Lazio)、メンデス (Vicenza)、オニール (Cagliari)、パローニア (Piacenza)

16日にローマで行われるイタリア代表vs.世界選抜戦に臨むイタリア代表メンバーは、13日の日曜日の午後にゾフ監督より発表される事になった。
代表メンバーは月曜日の午前中に集合、午後から練習を始める。

世界選抜メンバー

IFFHS (International Federation of Football History and Statistics)選出の最優秀イタリア人プレーヤー。

ジャンニ・リベラ	113ポイント
メアッツァ	90ポイント
ファシェッティ	79ポイント
マッツォーラ	53ポイント
ピオラ	46ポイント
パオロ・ロッシ	27ポイント
リーバ	26ポイント
ロベルト・バッジョ	21ポイント

★最優秀ゴールキーパー
ディノ・ゾフ：148ポイント
コンビ：49ポイント
ゼンガ：18ポイント
ペルッツィ：13ポイント

サンプドリアのマントバーニ会長は、6日夜に飲酒運転の為に逮捕されたオルテガ、コルドバ、カテーの3人を出場停止にする表明した。3人は少なくとも13日に行われるラツィオ戦は欠場する事になる。
この件に関して現在の所、リーグからの処分は下っていない。

更迭も噂されているユベントスのリッピ監督は8日、記者会見で自らの去就について「10日以内にはっきりする」と答えた。さらに、新聞記事やサポーターからの手紙、記者の書く記事を読み失望する事があると付け加えた。
リッピは来シーズンのインテル監督就任が決定的とも伝えられている。

フェッラーラとジダンはリッピがユベントスに留まる事を望むコメントをしている。

○ 第12節ベストイレブン ○
トルド (Fiorentina) ；ビア (Bologna)、テュラム (Parma)、ネスタ (Lazio)、ストビーニ (Vicenza)；バンヌッキ (Salernitana)、アンブロセッティ (Vicenza)、レオナルド (Milan)；トッティ(Roma)、ウエア (Milan)、キエーザ (Parma)

○ 第12節までの総合ベストイレブン ○
パリウカ (Inter) ；カンナバロ (Parma) 、テュラム (Parma) 、ヴィエルコウッド (Piacenza) 、トリチェッリ (Fiorentina)；中田(Perugia)、 ルイ・コスタ (Fiorentina)、 ストロッパ (Piacenza)； トッティ(Roma)、 バティストゥータ (Fiorentina)、ラパイッチ (Perugia)

○ 第12節までの総合評価トップ15 ○

ストロッパ(MF)	PIACENZA	6.71	-	トルド(GK)	FIORENTINA	6.47
ラパイッチ(FW)	PERUGIA	6.56	-	M.アモローゾ(FW)	UDINESE	6.45
トッティ(FW)	ROMA	6.56	-	ルイ コスタ(MF)	FIORENTINA	6.43
テュラム(DF)	PARMA	6.55	-	アルメイダ(MF)	LAZIO	6.41
パリウカ(GK)	INTER	6.55	-	フォントラン(MF)	BOLOGNA	6.39
F.マンチーニ(GK)	BARI	6.53	-	･･･	･･･	･･･
中田(MF)	PERUGIA	6.53	-	インゲソン(MF)	BOLOGNA	6.32
ロッシ(GK)	MILAN	6.50	-	ダービッツ(MF)	JUVENTUS	6.32
バティストゥータ(FW)	FIORENTINA	6.50	-	レオナルド(FW)	MILAN	6.30
ムッツィ(FW)	CAGLIARI	6.48	-	K.アンデション(FW)	BOLOGNA	6.29

CLのガラタサライ戦で筋肉を痛め6日のラツィオ戦のスタメンから外れたユベントスのペルッツィは、順調に回復しており9日のローゼンボリ戦に出場できる事になった。
さらに、3週間欠場していたダービッツも少なくともベンチ入りすると見られている。
一方で、前半で交代したフェッラーラ右足に軽い拘縮を起こしており欠場が濃厚。代わりにユリアーノがフェッラーラのポジションに入る事になる。

また、攻撃はインザーギとアモルーゾの2トップ、その下にジダンというフォーメーションになる模様。

1日の練習中に右腿を痛め、12/9のチャンピオンズリーグ対S.グラーツ戦の欠場が濃厚と見られていたインテルのR.バッジョは、オーストリア遠征に参加する事になった。ルチェスクは8日の午後にもバッジョを使うかどうかの決定を下すが、おそらくベンチスタートになると見られている。

←12/4
→12/8：ロナウドと2トップを組み先発か？

セリエA第12節（12/6）の対ユベントス戦で右膝に痛みを訴え途中交代したラツィオのネドヴェドは、トリノでの診察の結果、捻挫しており復帰までは最低1ヶ月が必要な事が分かった。

今日（7日）、ローマに戻り詳しい検査を受ける。

→12/8:ローマで手術を受けた。復帰までは6週間が必要。

･チューリッヒ vs. ローマ
（チューリッヒ）Del Signore ： （ローマ）：無し

・ベティス vs. ボローニャ
（ベティス）Denilson ： （ボローニャ）：パラマッティ

・パルマ vs. レンジャーズ
（パルマ） スタニッチ ： （レンジャーズ）：無し

・ユベントス vs. ローゼンボリ
（ユベントス） タッキナルディ ： （ローゼンボリ）：Skammelsrud

・A.ビルバオ vs. ガラタサライ
（ビルバオ） Lacruz ： （ガラタサライ）：Hakan Sukur、Hakan Unsal

・インテル vs. S.
（インテル） コウエ ： （S.グラーツ）：無し

・レアル vs. S.モスクワ
（レアル） Sanchis ： （S.モスクワ）：無し

コッパイタリア対ラツィオ戦（12/3）で試合終了間際に右足を痛め交代したインテルのパウロ・ソウザは、4日の診察の結果、右腿の筋肉を傷めており復帰までには1ヶ月が必要な事が分かった。
パウロ・ソウザはクリスマス休暇明けのパルマ戦(1/6)で復帰するとみられている。

第15節 (1/6): ミラン-ユベントス
第16節 (1/10): ラツィオ-フィオレンティーナ
第17節 (1/17): パルマ-ラツィオ
第18節 (1/24): エンポリ-フィオレンティーナ
第19節 (1/31): ウディネーゼ-ボローニャ

(Milan) Donadoni, Coco, Cruz, Beloufa, Abbiati ：(Udinese) 無し
(Piacenza) Stroppa ： (Empoli) Cappellini
(Cagliari) Carruezzo, Grassadonia, Zanetti ： (Venezia) Carnasciali
(Salernitana) Belmonte, Kolousek, Tedesco： (Bari) Spinesi, Giorgetti, Guerrero, Marcolini
(Juventus) Del Piero, Davids, Rampulla ： (Lazio) Boksic, Okon, Couto, Vieri
(Vicenza) 無し ： (Inter) Mazzantini, Ventola, Sousa, Moriero, Kanu, Baggio

セリエA第9節（11/15）の対ローマ戦で太腿の筋肉を傷め、オランダで治療していたユベントスのダービッツが4日イタリアに帰国した。
ダービッツは6日のラツィオ戦に出場できるとコメントしているものの欠場が濃厚。復帰（ベンチ入り）は9日のチャンピオンズ・リーグのローゼンボリ戦になる見込み。

12/16にローマで行われるイタリア代表−世界選抜（イタリアサッカー協会設立100周年記念試合）の世界選抜のメンバー19人が決定した。11月9日に発表されたメンバーからダービッツ、中田らが外れた。

監督：パレイラ(Brasile)、ヴェングロス(Slovacchia)

GK：ショルム(Nigeria, FC Zurich)、パリュウカ(Italia, Inter)

DF：イエロ(Spagna, Real Madrid)、ヴェスト(Nigeria, Inter)、ニャティ(Sud Africa, Cagliari)、カフー(Brasile, Roma)、テュラム(Francia, Parma)

MF：J.ゲレーロ(Spagna, Athletic Bilbao)、ジダン(Francia, Juventus)、ドゥンガ(Brasile, Jubilo)、ルイ・コスタ(Portogallo, Fiorentina)

FW：ロナウド(Brasile, Inter)、バティストゥータ(Argentina, Fiorentina)、J.ピント(Portogallo, Benfica)、ウェア(Liberia, Milan)、スーケル(Croazia, Real Madrid)、ビエルホフ(Germania, Milan)、エルナンデス(Messico, Necaxa)、サラス(Cile, Lazio)

←11/10
→12/11:ヴェストが外れ、中田(ペルージャ)とヴィンテル（インテル）が追加。

(Sampdoria)Montella, Jovicic, Mannini, Solari, Franceschetti ： (Parma) Apolloni, Asprilla, Guardalben, Longo, Mussi, Sartor, Stanic
(Roma)Tetradze, Cafu, Wome ： (Perugia) 無し
(Fiorentina) Amoroso, Mirri, Firicano ： (Bologna) Magoni, Simutenkov, Nervo, Paganin, Sanchez

足を痛めコッパイタリアのラツィオ戦(12/3)のメンバーから外れたインテルのロベルト・バッジョは、ローマで診察を受けた結果、右腿に拘縮をおこしている事が分かり、セリエA第12節（12/6）のヴィチェンツァ戦は欠場する事になった。
バッジョはCLのS.グラーツ戦(12/9)での復帰に向けて、ミラノで治療を受ける。

→12/5：S.グラーツ戦の欠場も濃厚に

ワールドカップのオーストリア戦（6/23）で右膝十字靭帯の断裂という大怪我を負い、長らく戦列を離れていたラツィオのＤＦアレッサンドロ・ネスタが復帰する事になった。
ネスタはすでにトップチームの通常練習に加わっており、今日のコッパイタリア、対インテル戦でベンチ入りする事になった。エリクソン監督は試合展開によっては使うこともあるとコメントしている。

→12/4：後半から出場。いい動きを見せた。

コッパイタリアのウディネーゼ戦(12/1)で負傷退場したパルマのGKガルダルベンは、診察の結果、左内転筋を損傷しており復帰まで2ヶ月が必要な事が分かった。

リッピ監督の来シーズのインテル入りが噂される中、ユベントスの来シーズンの監督候補に多くの名前が挙がって来ている。

現在のところ、有力視されている前パルマ監督のアンチェロッティの他、前フランス代表監督のジャッケ、ブランデッリ（ヴェローナ）、コロンバ（ヴィチェンツァ）、スパレッティ（エンポリ）、ヴェンチュラ（カリアリ）、ティガナ（モナコ）、ラコンブ（リヨン）....らの名前が挙がっている。

ウディネーゼがトリエステに本社のある携帯電話Telitalとスポンサー契約を結んだ。
10億リラで今シーズン終了までの契約、さらに2年間のオプションがある。

ラツィオのアレン・ボクシッチは2日コロラド州ベイルの病院で右膝の手術を受けた。手術はデルピエロを執刀したスタッドマン医師がを担当。
復帰までには3ヶ月が必要と見られている。

ミルコビッチ (Juventus)、 ペトルッツィ、トンマージ (Roma)、 フィチーニ、 バッレーリ (Sampdoria)、 フスコ 、トネット (Empoli)、 マッツォーラ (Piacenza)、 オテロ (Vicenza)、 ベナリーボ (Parma)、 コイス (Fiorentina)、 ロカテッリ (Udinese)、ミハイロビッチ (Lazio)

残り1試合：S.インザーギ (Piacenza)

フィオレンティーナのエース、ガブリエル・バティストゥータがイタリア市民権の獲得に動いている。

フィオレンティーナでのプレーが8シーズン目に突入したバティストゥータの祖先は、フリウリ州の出身であるために、この申請は認められるとみられている。
申請が認められると、EU外枠の選手はエヂムンドとレプカの2人になる。

○ 第11節ベストイレブン ○
バリ (Salernitana) ；パラマッティ (Bologna)、テュラム (Parma)、トリチェッリ (Fiorentina)、カンナバロ (Parma)；中田 (Perugia)、ヴェローン (Parma)、ラパイッチ (Perugia)；トッティ(Roma)、フォントラン (Bologna)、マンチーニ (Lazio)

○ 第11節までの総合ベストイレブン ○
F.マンチーニ (Bari) ；カンナバロ (Parma) 、テュラム (Parma) 、ヴィエルコウッド (Piacenza) 、トリチェッリ (Fiorentina)；中田(Perugia)、 ルイ・コスタ (Fiorentina)、 ストロッパ (Piacenza)； トッティ(Roma)、 ムッツィ (Cagliari)、R.マンチーニ (Lazio)

○ 第11節までの総合評価トップ15 ○

ストロッパ(MF)	PIACENZA	6.71	-	ディ ナポリ(FW)	EMPOLI	6.45
ムッツィ(FW)	CAGLIARI	6.65	-	バティストゥータ(FW)	FIORENTINA	6.45
F.マンチーニ(GK)	BARI	6.55	-	ガッツゥーゾ(MF)	SALERNITANA	6.45
ラパイッチ(FW)	PERUGIA	6.54	-	アルメイダ(MF)	LAZIO	6.44
中田(MF)	PERUGIA	6.53	-	トリチェッリ(DF)	FIORENTINA	6.43
トッティ(FW)	ROMA	6.52	-	･･･	･･･	･･･
テュラム(DF)	PARMA	6.51	-	M.アモローゾ(FW)	UDINESE	6.37
パリウカ(GK)	INTER	6.50	-	ダービッツ(MF)	JUVENTUS	6.32
ルイ コスタ(MF)	FIORENTINA	6.48	-	インゲソン(MF)	BOLOGNA	6.30
ロッシ(GK)	MILAN	6.46	-	エヂムンド(FW)	FIORENTINA	6.28

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