〜小田急バス除籍車両追跡調査会〜
小田急バスの第二の職場はバス会社だけでなく、未来のバス運転士を養成する自動車教習所にもありました。狛江営業所などに在籍した中型車は特に人気があるようです。ともに吉祥寺転属の経歴を持つ357号車と358号車は、宮城県のとある自動車学校に引き取られて教習車となりましたが、一目で分かる赤白塗装です。さらに358号車は、あっと驚く場所に出現…。
▲元A357(P-LR312J)=2003年10月7日(撮影:ねこさん)
▲小田急時代のB357=小田急シティバス世田谷営業所、2002年3月31日
▲元D358(P-LR312J)=2003年10月7日(撮影:ねこさん)
▲小田急時代のA358=吉祥寺営業所、2002年8月3日
高知市江陽町の高知中央自動車学校に、小田急の香りがする教習車があるのを、M@Yさんが発見。なんと上記、宮城県で使用されていた元D358が、はるばる瀬戸内海を渡って来ていたのでした。この車は同校公式サイトのトップページにも登場しています。
▲元D358(P-LR312J)=2007年6月23日(撮影:M@Yさん)
福島県いわき市のタイヘイドライバーズスクールで、元吉祥寺のエアロスター2台が、教習車として使われているのを宮下橋さんが撮影されました。登録番号は小田急時代と逆になりましたが、引き続き連番で、いわきの海を思わせる水色ベースの塗装で活躍しています。スクールの皆さんも取材に協力していただいたとのことです。
▲元A522(U-MP218M)=2007年7月29日(撮影:宮下橋さん)
▲小田急時代のA522=吉祥寺駅前、2004年10月11日
▲元A523(U-MP218M)=2007年7月29日(撮影:宮下橋さん)
▲小田急時代のA523=調布駅北口、2004年5月23日