子供のころ、大好きな路線バスに乗りながら、どうして運転席はどの車も右にあるんだろうと考え続けていました。右ばかりに人が乗ったら、バスが傾いて危ないんじゃないか、とか。ハンドルが左右にあったら、運転士もお客も一緒に楽しめるんじゃないか、とか。深夜の自室、愛機iMacでちょこっと作ったシンメトリー画像が、理屈っぽい大人の自分を少しだけ解放してくれました。
というわけで、車体が傾く心配は取りあえずなくなったけど、ハンドルが2つあっても握るのはやっぱり運転士さんだけなのかぁ。(元写真は渋谷駅前で撮影)
両運転台のバス登場。1台分のスペースがあれば、複々線工事でロータリーが使えなくても、専用ターンテーブルがなくても、席を代わるだけで簡単に折り返し運用ができます。重宝でっせ、旦那。(元写真は狛江営業所で許可を得て撮影)
※この画像は、小池邦人さんが開発されたソフトウエア「しんぶんし v1.0」を使って制作しました。