小田急バス私設ファンクラブ実録シリーズ>稲城市循環バスリポート

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稲城市循環バスリポート(後編)

試行運行の成果がiバスに結実

※前編はこちら
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▲本運用で活躍するA206号車(稲城駅)

そして本運用〜専用車両の投入へ

 11月30日の試行運転終了後、いったんバスが吉祥寺営業所に復帰した一方、停留所などの設備はそのままの姿で残っていました。そして稲城市は、2002年夏ごろのコミュニティバス立ち上げを目指していましたが、これが4月末からに繰り上げとなりました。結局、試行運行に使った2台にA204号車を加えた3台が再び町田営業所に貸し出され、経路・時刻・デマンドシステムもほぼ試行時と同じ内容で、4月30日から正式な営業運転が始まりました。
 一方、稲城市と小田急バスは新車導入の計画を着々と進め、市役所のホームページでバスの愛称公募も実施。この結果、稲城市のイニシャルを取った「iバス」の愛称と図案が決まり、深紅の車体にiバスのロゴを入れた新車が町田営業所に登場。本来の運用開始時期になるはずだった2002年9月2日、稲城市役所前で改めて記念のセレモニーが行われ、iバスは本格的にスタートしました。

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▲「iバス」のロゴが新鮮なF116号車(栗平駅付近、2002年9月7日)


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▲栗平駅前を発車したF116号車(2002年9月7日)

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