小田急バス私設ファンクラブ・実録シリーズ
路線バスの車体いっぱいに広告を張り付ける「ラッピング」。一見塗装と見まごう出来に、かなり手間ひまかかる工事なのかと思いきや、専門業者がわずか半日でピシッと仕上げてしまうそうです。小田急バス私設ファンクラブでは、2000年9月30日に施工されたA8140号車(吉祥寺営業所)の作業経過を追った写真を入手しましたので、ご紹介します。(特記以外は吉祥寺営業所で撮影。工程写真=ねこさんご提供)
▲オリジナルのA8140号車。(1999年1月15日、調布駅北口)
▲まずウインカーなどの部品を取り外し、カットシートの仮合わせをします。
▲車体中央からシートを張り付けていきます。
▲余分なシートを切り取っているところ。
▲上部を張り、完成間近。
▲というわけで吉祥寺初のラッピング車、一丁上がり。間もなく仕業に出るところです。(10月1日)
▲オペルの広告は2001年11月12日に契約が満了、しばらくラッピングなしで走っていましたが、その後仙川駅前ハウジングステージの広告をまといました。(2002年11月4日)
▲3回目のラッピングのスポンサーは東京消防庁。2003年1月31日にラッピングが実施されました。側面からみると都営バス、後ろからみると東栄自動車、との感想も聞かれます。(写真提供:ねこさん)
▲2003年6月19日からのスポンサーは角川書店。ラッピングはもとより、室内広告もすべてガンダムで、マニアご用達の車になりました。(2003年6月21日)
▲2004年7月からは、同じ角川書店のアニメ作品「ケロロ軍曹」。最近は「電車男」が毎週欠かさずチェックしていた番組としても知られるようになりました。ガンダムバス同様、室内中吊りはケロロ関係で席巻されています。(2004年12月5日、杏林大学病院付近で)