いすゞの中型車は1999年から「エルガミオ」の商標で販売されています。吉祥寺に配属された201〜206の6台は、同シリーズでも最小クラスの7メートル車。宿44・吉11系統などで運用されるほか、小回りが利くことを活かしてムーバス、みたかシティバスの応援に入った実績もあります。2010年3月から除籍が始まり、吉祥寺の5台は全車引退しました。(新宿駅西口で、2010年2月14日)
元・吉祥寺車ですが、狛江営業所で小型車が急きょ必要になって貸し出され、そのまま転属。もっぱら、仙01系統(仙川駅−三鷹台駅)で運用されていました。(三鷹台駅付近で、2008年12月30日)
若林営業所(当時)には1999〜2000年にかけて、10台のエルガミオ(9メートル車)が投入され、三菱エアロスターが狛江に転出する穴を埋めました。この際の異動で武蔵境、狛江、生田のいすゞLV車10台が除籍となり、那覇交通(現・那覇バス)に譲渡されています。(小田急シティバス世田谷営業所前で、2008年12月30日)
12年式の307号からは、中扉が折り戸から引き戸に変わり、以後はこれが標準仕様になりました。(経堂駅前で、2011年4月18日)
調35系統(調布駅北口〜杏林大学病院、京王バスと共同運行)の開設で中型ノンステップ車が必要になり、準専用車として吉祥寺に登場したのが311〜313号車。入出庫のため、吉04系統(野ケ谷線の区間運用、吉祥寺駅〜杏林大学病院)にも入るほか、現在は宿44系統や吉11系統などにも幅広く使われています。(明星学園入口で、2011年4月27日)
狛江には従来の300番台置き換え用として、314号車以降エルガミオ中型車が順次投入されました。一部の車はラッピングバスになっています。(成城学園前駅付近で、2010年1月20日)
2001年に入った300番台はこの1台だけ。318号車までと基本的には同じですが、行先表示器がLED(発光ダイオード)化されています。(狛江営業所で、2009年9月19日)
2002年初めに入ったエルガミオ。形状変更されたクーラーカバーなど、同時期のエルガと同じ特徴があります。(狛江営業所で、2008年3月15日)
323号車までの3台は若林(世田谷)に配置。社名がフル表記になった他は、D320号車とほぼ同じ仕様です。(梅ケ丘駅で、2009年12月23日)