紀伊半島〜白川郷〜北陸
2003/09/08〜2003/09/13
2003/09/08 和歌山〜日の御崎〜白浜
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出発前
有り難いことに一週間の休暇が取れた。今回は未踏の地である紀伊半島,そして北陸を走ることとする。私のツーリングとしては珍しく,出発前日に詳細なルートとスケジュールを決め,宿泊先も8/12の天橋立以外は全て予約を入れて,準備万端だ。
8時45分岡山発・・・のはずだったが,出発前にリヤシートに荷物を縛りつけるためのコードが見つからず一苦労。車のトランクに引っ越しの時以来入っていたことに気づかなかった。
一汗かいて出発。
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今回のルート
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高速
岡山道〜山陽道〜中国道と走る。この道はヨサク国道を走った帰りに一度走ったことがあるな。しかし,あまり特徴のある道でもないので,よく覚えていない。
中国道から大阪に入り,その先の近畿道に入る場所で一瞬迷う。
近畿道〜阪和自動車道と走り,岸和田SAで休憩&給油。
そして和歌山ICで降りる。さて,いよいよ下道走行,お楽しみの始まりだ。
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岸和田SA
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和歌山・井出商店
和歌山ICから和歌山市街地への道はバイパス一本なのでわかりやすい。丁度12時過ぎなので,和歌山で昼食。今和歌山といえば中華そば,ということで,あらかじめ調べておいた,かつてTVチャンピオンのラーメン王を2連覇したことのある超有名店,井出商店で中華そばを食べることにする。
さすが昼時,行列していたが,回転が早いので10分もすれば入れた。ちょっと古い町の食堂と言った雰囲気だが,以前は更に汚かったという。メニューは店の外の壁に書いてあるので,あらかじめ決めておくことができる。標準よりチャーシュー多めの特製中華そばと早すしを食べる。
運ばれてきた中華そばは少し小さめの器。食べてみると独特の味。食べた瞬間香ばしさが漂う。チャーシューはトロトロだが,少し薄め。
和歌山のラーメン屋では早すしを食えということなので,食べてみる。注文して出てくるのではなく,各テーブルやカウンターに積んでるものを取って食べ,会計時に精算するシステム。早すしは井出商店で作ったものではなく,他で作った物を置いてあった。
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井出商店
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雑賀崎・和歌浦
和歌山市街地を抜けて雑賀崎へ。バイクを停める場所が無く,あまり良い景色は見られなかった。
その先の和歌浦に抜けると,時々見晴らしの良い場所が見つかるのだが,バイクを停める場所が無く,バイク上から眺めるにとどまった。
廃墟となったホテルが多かったのが気になった。それも廃墟化してから相当年数経ったものが結構あった。
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雑賀崎
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R480・箕島高校
和歌浦を出て,R42を南下。そして有田側沿いに走る景色の良い道,R480に入る。若干狭いが,駐車可能なスペースが設けてあるので,記念撮影できた。
この近くには県立箕島高校もある。かつての野球名門校。今は智弁和歌山があるから,なかなか県大会で優勝できないし,強豪私立ぞろいの近畿でベスト4に入って選抜に出るのも難しい。グラウンドは他の部と共用しているようだが,両翼の距離を表示したボード(しかし,90メートル無い)とスコアボードが目立った。
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R480
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県道20〜県道23
R480から川を渡って南下,県道20に入る。ここから日の御崎を目指し,海岸沿いを走る。ただし,国道は海岸沿いを走らないので,県道を使う。県道20,23は海岸沿いを走る道だが,案内標識がないので,結構迷う。湯浅で県道20から23に入るあたりはかなり難しい。
眺めはとても良い。青い空の下にエメラルドグリーンと言うよりただの緑に近い海が輝く。しかし道はとても狭い。
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県道20
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県道24〜日の御崎
県道23から24に入る道はかなり迷う。ツーリングマップルにはない新しい道が出現したりして,R24には遠回りして入ってしまった。
戸津井を過ぎ,白っぽい岩が増えてきたと思ったら白崎へ到着。岬全体が真っ白だが,有料なのでパス。
由良港から間違って国道に出てしまい引き返す。
日の岬目指し,海岸沿いの県道24を走るが,通行止めの看板が。仕方なくR188を使って美浜町に出て,R24を予定とは逆に走って日の御崎に出た。
日の御崎は観光シーズンが過ぎたのか閑散とした様子。3人しかいない。しかし,眺めは見事。夕方近かったため,太陽が海に反射してとても奇麗だ。
展望台の喫茶コーナーの若いお嬢さんがちらちらこちらに気を使っていた。
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県道24白崎付近
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R42〜白浜温泉
R42に出て白浜温泉を目指すが,渋滞がひどい。
海は綺麗な夕日。あの夕日を見ながら露天風呂につかりたいと思っていたが,どんどん時間が過ぎていく。
白浜温泉に到着したときは丁度海に太陽が沈む瞬間だった。さあ,無料露天風呂の崎の湯に入るぞと思ったら・・・
9月1日から工事・・・
力が抜けた。
結局別の温泉,牟婁の湯に入った。古い,銭湯のような作りで露天風呂は無いし,石鹸もシャンプーもないそっけない作り。
しかしお湯は本物。2種類のお湯が楽しめる。
風呂から上がってから,夕食を近くの居酒屋,長久酒場でとる。もちろん酒は飲めないので,ジュースですます。ここではウツボの焼き魚と,秋刀魚寿司を食べた。ウツボは切った状態で出てくるので気持ち悪くない。味も白身魚のそれ。
ここ長久のばあさんは耳が遠く,注文を全くと言っていいほどさばけない。ジュース,と注文したら焼酎?と返された。ほとんどドリフの大爆笑の「もしものコーナー」だ。
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牟婁の湯
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扇ヶ浜ユースホステル
本日の宿泊場所は扇ヶ浜ユース。
到着するまでかなり迷った。
かつては日本一汚いユースと呼ばれていたそうだが,今はそれほどでもない。しかし,標準的なユースよりはかなりボロイ。
談話室はクーラーが利いていて快適だった。インスタントコーヒーもティーバッグの緑茶も飲み放題だ。
ここでは大阪から来たフリーターの若い女性と一緒になった。電車で旅をしているという。ツーリングの話をすると大変興味を持ったようなので,ひょっとしたら近い将来バイクの免許を取るかもしれない。話が弾んで,消灯時間の10時までずっと話し込んでしまった。
このサイトのアドレスを伝えてあるので,ひょっとしたら見てくれているかもしれない。
泊まる部屋は冷房別料金200円。扇風機は無料で使えるので,それを全開にしてこの文書を書いている(この文書部分は,シグマリオン2を持っていって毎晩寝る前に書いたのです。)。
この日は暑かった。夜もまだ暑い。冷房に200円使ってしまうかも。
総走行距離460キロ
高速中心だったので,かなりの距離を走った。計画じゃ350キロ位で収まる予定だったのだけど,海岸沿いのワインディングを走ると距離が伸びるのかもしれない。
2003/09/09 潮岬〜熊野灘〜南勢>>
2003/09/10 伊勢神宮〜白川郷>>
2003/09/11 能登半島一周>>
2003/09/12 越前〜若狭湾>>
2003/09/13 丹後半島〜鳥取砂丘>>
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扇ヶ浜ユースホステル
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