熊野古道・奥飛騨
2004/10/05〜2004/10/10
2004/10/07 熊野那智大社〜犬山
出発前〜那智の滝
７時起床。部屋の窓からは獅子岩が見える。7時30分出発。
昨日来たR42を再び南下，熊野那智大社を目指す。
予想以上に距離があり，到着したのは８時４０分。
那智山スカイラインを上らなければ那智の滝に行けないのかと思っていたが，スカイラインの直前に那智の滝も那智大社もあった。観光バスの駐車場近くにバイクを停めて，まず那智の滝。
那智の滝までは歩いてすぐ。若干階段を下りるが，この階段は大したことはない。那智の滝が目に飛び込んできた。予想通りの凄い滝。滝壺直前までは有料。300円払って，歩いていく。飛沫が飛んでくるあたりまで行ける。ただし，滝の裏にいけるとかは残念ながら無理。
新宮〜那智
勝浦方面から那智の滝へ
熊野那智大社
那智の滝を見終わった後，那智大社を目指す。案内看板には徒歩10分と書かれていたので，大したこと無いと思っていたが，間違いだった。地獄のような登りが待っていた。汗だくになって，息ぜえぜえ切らしてようやく到着。
那智大社の建物自体はそれほど大きくはない。存在自体が貴重なのだ。
眺めは最高！那智の滝の流れ落ちる高さと同じ目線で滝を見ることができる。
那智大社9時30分発。
熊野那智大社
R42北上
那智大社からは，特に観光することもなくひたすら北上，今日の宿泊地，愛知県の犬山を目指す。
しかし，11時頃，熊野を超えたあたりから雨がぱらつきだした。道の駅熊野きのくにで雨雲の状況を確認すると，これから向かう先だけ雨雲が。その他のエリアには雨雲がない。
降らないことを祈りつつ先に進むが，残念ながら尾鷲，海山あたりで土砂降りとなった。
合羽を着込まなかったことを後悔したが，我慢。しかし，そんな状況で工事のため５分近く足止めを食らったのには頭に来た。
びしょぬれになるが，ウエアが防水透湿素材を使っているため，中に水を通さない。合羽ほどではないが，ある程度水は防げる。この先晴れれば大丈夫だ。
尾鷲を過ぎた後のR42は山の中をひたすら進む道で，道幅はそれなりにあり，渋滞などはあまり無く，適度に曲がっているので快適に走れるのだが，これといったビューポイントもあまり無いので，走っていると飽きてくる。まあ，これで晴れていたら印象はもう少し変わったかもしれないが…
松坂手前で雨は止み，青空が見えてきた。ウエアから雨水が染みこむこともなく，なんとか持った。
コンビニで一休み。地図でこれからのルートを再確認。
尾鷲方面〜松坂（クリックすると大きな地図が出ます）
伊勢自動車道〜東名阪道
松坂から伊勢自動車道〜東名阪道と走る。
東名阪道は何故か80キロ制限。高速道路として作らなかった理由がよくわからない。
楠JCTから名古屋高速10号線に乗り，小牧を目指す。しかし間違って小牧南ICで下りてしまい，かなり料金を存した気分。
小牧からR41を北上，犬山を目指す。
小牧市〜犬山市
犬山城
犬山には日本最古の城があるということで，犬山城を見学。
到着4時20分。見学締め切りが4時30分ということであったのでギリギリセーフ。私の後はサラリーマン集団1組だけだった。
犬山城は大きくはないが，昔から残る木造の城。城の中も見学できる。
階段はかなり急で，降りるときなんか顔を階段側に向けて後ろ向きに降りるくらいだ。
最上階からは犬山市街，木曽川が見えて抜群の眺望。風も気持ちいい。しばらく眺めて城を後にする。
門は既に閉められていたが，遅れて入ってきた家族連れが，城をバックに写真だけ取らせてくれと係員と交渉していて，なんとかその願いは叶えられていた。
犬山城を出て，宿泊場所へ向かう。その途中木曽川沿いを走る。なかなか眺めの良い道。丁度日没時間で美しかった。
犬山城
最上階からの眺め
犬山国際YH
今日の宿は犬山国際ＹＨ。着いてみてびっくり，殆どホテル。職員の対応もホテルマンそのもの。部屋はシングルルームとなっておりこれえまたホテルそのもので相部屋基本である一般のユースとはかなり様子が異なる。宿泊料金は残念ながら一般のユースより高く，3,700円だった。
風呂だけは共同浴場だが，部屋のユニットバスでシャワー浴びるよりはよほど良い。共同浴場は小浴場の方でも広々しており，湯船も4人くらい一度に入れそう。今日は客が少なく（ひょっとしたら私一人？）独り占めだった。
犬山国際YH
本日のまとめ
本日の走行距離340キロ
総走行距離860キロ
明日の予報は雨。台風が接近しており，激しい雨が予想されていた。頼む，台風，それてくれ。
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