九州ツーリング

2007/11/05〜10

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2007/11/09 国見ヶ丘〜阿蘇〜新門司

国見ヶ丘

 今日は朝早く起きて,国見ヶ丘まで日の出を見に行く。
 国見ヶ丘に向けて6時出発。外は若干曇っているが,雨は降っていない。ひょっとしたら雲海からの日の出を見ることができるかもしれない。

 ユースの宿泊者で車に分乗し,国見ヶ丘まで向かう。

 国見ヶ丘の駐車場に着くと,雲の上から山が頭を出している状態で,ここの名物の雲海が広がっている。山の上の高さには雲は少なく,上手い具合に日の出を見ることができそうだ。

 展望台まで登って日の出を待つ。まだ太陽は昇ってこないが雲と空の間が茜色になっている。

 徐々に明るさが増し,そして太陽が昇ってきた。

 展望台周辺を散策した後に,瓊々杵尊の石像付近まで行ってさらに日の出を眺める。この辺が一番良いポジションだろうか。人の数も多い。

 太陽地平線から離れきり,空が青みを増したところでユースに戻った。

 

 

 

出発前

 国見ヶ丘から戻り,朝食。料理はこだわって作られており,素材の説明付きのお品書きが付く。

 今日は阿蘇と湯布院経由で一気に新門司のフェリーターミナルまで走る。

 8時30分ユース発。

 

今日のルート
今日のルート(茶色い線)

R325〜R265

 道の駅高千穂で会社の同僚用の土産を買い,宅配便で送る。
 宮崎マンゴーエキス入りのお菓子が良いかと思い,手に取ってみると,宮崎産マンゴーはエキスの中に1%以下しか入っておらず,買うのを止めた。他のマンゴー系のお菓子も似たようなものだった。

 道の駅を出て,R325を北上する。

 R325は山奥の物凄い酷道なのではないかと予想していたが,意外にまともな道で,あっさり走ることができた。
 立派なループ橋が見えてきた。結構新しそうだ。このループ橋の存在を考慮すると,R325は近年改良されたのかもしれない。

 ループ橋を越えると,熊本県だ。

 R325をそのまま進み,R265に合流。 トンネルが連続し,高森峠を越える。峠を越えると阿蘇山が見えてきた。

 


R265から阿蘇山

阿蘇山

 白水村から県道111号,阿蘇パノラマラインを使って阿蘇山火口を目指す。
 阿蘇パノラマラインは以前走ったことがあるが,その際は雨で,全く眺望は開けなかった。
 しかし,今日は快晴である。遥か遠くまで見渡せる。
 この道は空に飛んでいきそうな快走路,しかしよく考えたら転落したらやばいところを走っている道で,景色の邪魔になりかねないガードレールは必須なのだが,ワイヤーでガードしてくれているので,景色が邪魔されることもない。

 阿蘇町営道路を使って火口入口まで走る。

 阿蘇山火口は初めて来たが,活火山で湯気まで上げているとは思わなかった。火口付近には噴火に備えてトーチカが多数設置されている。

 火口周辺をしばらく散策。そろそろバイクに戻ろうかというところで,火山性ガスの濃度が人体に影響を与える濃度を超えたため,避難してくださいとのアナウンスが。

 みんなゆっくりと避難し,私もバイクの元に戻ったところで入口にロープが張られ,立ち入り禁止になった。丁度良いタイミングで見学できたことになる。

 再び阿蘇パノラマラインに戻り,北に向かって走る。今度はどんどん下り。登りより景色はよく見える。道路の先にはまさに道の名の通り,阿蘇山麓からカルデラの底の盆地,そして外輪山までのパノラマが広がる。
 草千里ヶ浜,米塚,牧場を横目に坂を駆け下りて国道212号線に入り,今度はカルデラの底の平地を駆け抜ける。

 


阿蘇山周辺(クリックすると大きな地図が出ます)


阿蘇山


阿蘇山


阿蘇山


阿蘇山

 

大観峰〜やまなみハイウェイ

 国道212号線を北上し,外輪山に駆け上る。そして,外輪山の稜線を走る県道45線ミルクロードを東に走り,大観峰に到着。まだ昼前だ。

 大観峰は阿蘇の外輪山の最高峰。カルデラと阿蘇山を見渡せる。阿蘇山は少し霞んではいたが,過去3回来た中では天気は一番良かった。
 ただ,この時間帯は阿蘇山が逆光なのが残念。

 大観峰を出て,ミルクロードから県道11号やまなみハイウェイへ。
 草原の中を進む快走路だが,なかなかこれといった撮影スポットが見つけられないうちに三愛レストハウス手前まで来た。ここでようやく写真を一枚。

 観光客で大混雑の三愛レストハウスで昼食を食べ,大分県に入る。大分県側に入るとカーブが連続する峠道になる。11月,ちょうど紅葉の季節だ。

 


大観峰


やまなみハイウェイ

 

湯布院

 やまなみハイウェイを走りきり,湯布院へ。
 当初は金鱗湖周辺の下ん湯以外の公衆浴場に入ろうと目論んでいたが,どうも地元民以外入れそうな雰囲気じゃないため,下ん湯に入る。

 入るのは2回目だ。脱衣所即湯船で,なおかつ観光客が覗きに来るのである程度「公衆浴場に入っているんだから人に見られても平気」という心構えができている人以外無理。

 中に入ると,前回入ったときの記憶が蘇ってきた。ここで知り合った人に熊本のお勧めの温泉を聞いて,そのまま入りに行ったんだっけ。
 露天があって金鱗湖が見えるが,金鱗湖自体は大したことがない池なので,素晴らしい景観というわけじゃない。しかし,金鱗湖側の壁が開放されているので浴室は蒸れることはない。そしてお湯は本物。木造茅葺きの建物で,雰囲気は最高。

 


下ん湯

 

はまや

 湯布院を出て,有料道路を繋いで新門司へ。

 予想以上に早く16時には北九州市街地に到着してしまったので,コンビニのイートインコーナーで時間を潰す。フェリーの出発時間は20時だ。

 フェリーターミナルに到着したのは18時30分。これでもまだ早いので,近くで夕食を食べることにする。
 周囲を探して「はまや」という天ぷら屋に入る。
 あまり期待しないで入ったが,意外に本格的な天ぷらで,注文した料理が全部一遍に出てくるのではなく,揚げたてが順番に出てきて味も結構いける。値段も安い。これは当たりだった。

 


はまや

 

フェリー

 往路は名門大洋フェリーだったが,復路は阪九フェリーを利用した。

 フェリーターミナルは冗談のようなデザイン。

 往路同様に二等指定を利用するが,4人収容の部屋に私一人だった。
 ベッドも中の施設も阪九フェリーの方が快適だと感じた。

 


新門司港阪九フェリーターミナル

 

本日のまとめ

 本日の走行距離278キロ。
 総走行距離1,947キロ

 阿蘇は3回目だが,予想以上に良かった。九州内陸部は未踏の地が多いので,この後も何回も行くだろう。そしてその都度阿蘇に寄るだろう。

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