サヨナラは今もこの胸に居ます 1995.8.28 JBDJ-1006 |
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全体的な印象 こっぱずかしいタイトルだなあ、と思ったし、曲の内容も正直言って大人が聴くのは辛いかなあと思った。しかし私は密かに聴いた。 ジャケット撮影の現場に行ける、数少ない作品の一つ。湘南のサブマリンドッグだ。 珍しくゲストヴォーカルがクレジットされている。ゲストヴォーカルってわざわざ断りを入れる割にはただのコーラスと殆ど変わらない。何故このようなクレジットが付いたのか良くわからない。
サヨナラは今もこの胸に居ます 作詞:坂井泉水 作曲:栗林誠一郎 編曲:葉山たけし 正直、タイトル見たただけで引いてしまった。甘い、甘いポップス。サビ部分で栗林誠一郎が例によって甘い声でコーラスを入れているが、わざわざクレジットするほど目立っているわけじゃない。 それでも、栗林のBarbierプロジェクトもそうだが、この時期やたら泉水さんと栗林誠一郎の関係が密接に見えた。できているんじゃないの?って声も挙がったほどだ。 歌詞は分かれた恋人への未練を延々と綴ったもの。最後の「そしていつの日かあなたから卒業します」という、かわいらしいにも程がある歌詞も、断ち切りがたい恋人への想いを強調しているようだ。 アルバム「TODAY IS ANOTHER DAY」にはヴォーカルを録りなおした別ヴァージョンが収録されている。シングルの方が少女っぽくかわいらしいヴォーカルで,この曲の雰囲気に合っていると思う。「ZARD BEST 〜Request Memorial〜」にはシングルバージョンが収録されている。 収録アルバム
作詞:坂井泉水 作曲:坂井泉水 編曲:池田大介 珍しい泉水さん名義の作曲の曲。しかし、初期の頃ほど信用できないクレジットではない。 歌詞に「そんな夜はお風呂にひざを抱えて入り」とあるように、リラックスした雰囲気が全体に漂う曲。カップリング曲の中でも結構人気がある。 歌詞は当時の泉水さんの生活がそのまま描かれているような仕上がり。前半の歌詞なんか「大丈夫かこの人」と思うほどの孤独が表現されている。「眠れる事が嬉しい」なんて、ろくに眠れない程制作に没頭していたんだろうなあ。 アルバム「TODAY IS ANOTHER DAY」にはイントロから若干異なるリメイクヴァージョンが収録されている。シングルの方がエコー強めでドラムの音が前に出ている。アルバムヴァージョンは音がくっきり。 収録アルバム
ジャケット・ブックレット 体育座り!かわいらし〜〜!しかし、全体的に露出オーバーで白くトバしているので、泉水さんの表情は見づらい。 撮影現場は湘南のサブマリンドッグ。ここに詳しい解説を書いておいたので、参照されたし。 下の写真のようにイスに座った姿以外の写真も撮影されている。
セールス
セールスは奮わなかった。初動こそ30.8万枚で好調で1位も獲得したが、総売上は「負けないで」以降最低の55.1万枚に終わった。また、登場週数も8週と、この時点でデビュー以来2番目に少ない数字となった。
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