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「高山植物図鑑」登山道の花

セリ科 多年草 笠・球形集合 s0020
s0251
本州中部から北海道に分布、高山湿原や草地に生え、背丈20−50cm程度になる多年草。
葉は1−3回出羽状複葉で、小葉は不規則に浅裂し、粗い鋸歯になっている。多くのセリ科の仲間の様に、葉柄の基部は袋状に膨らむ。
花期は7−9月、茎先や枝先に複散形花序を出し、白色5弁の小花を多数付ける。総苞片や小総苞片は、無いのが普通。
セリ科は似た花が多く、特徴があまり目立たないので、関心が低く見分けをしっかりしないまま、多くはハクサンボウフウだろうと思っていたが、そうでも無いらしい。
ミヤマトウキシラネニンジンがよく似ているが、シラネニンジンは本種より葉の切れ込みが細かく、ミヤマトウキは荒い。他にエゾボウフウミヤマゼンコなども似る。
ハクサンボウフウ

白・薬?