11月30日(金) 11月も終わりですか。怒涛の師走がやってくる〜。予定もいろいろ詰まってきてて、忙しくなりそうです。

 『最終兵器彼女』6巻(高橋しん、小学館ビッグコミックス)と『Heaven?』3巻(佐々木倫子、小学館)を買ってきました。後者は、待ちきれずに昼休みに読んじゃった(笑)。あいかわらず、いい味出してるなあ、佐々木倫子。あ、ちなみに買ったのは限定のミトンつきではありません(笑)。『最終兵器彼女』は、夜中にひとりでゆっくり読むのだ。

 恩田陸の『光の帝国』、いよいよドラマ化ですね。えっと、12月3日(月)午後11時からでいいのかな?NHKにて。主人公はあの映画「ガメラ」の前田愛。

 WEB本の雑誌恋愛談話室を読んで、『サグラダ・ファミリア』(中山可穂、新潮文庫)を読もうかと思う今日この頃。北上次郎の解説が素晴らしいそうです。裏表紙の帯の惹句もすごくよかった。今度買ってこよう。女同士の恋愛ね。それもアリだと思うよ。男女の場合とおんなじだって。私も経験があるもん、女性を好きになったこと(おおっ、爆弾発言か?)。つっても憧れ程度でしたけどね。会うだけでうれしくて、ドキドキして、でもどう表現していいかわかんなくて、もどかしくて。一緒にいないときはいつも、「ああ、会いたいなあ」って思ってた。ま、昔の話ですよ(遠い目)。懐かしのクラスメイト。


11月29日(木) またしても月末恒例、新刊ラッシュ。ふいい〜。

 『変』(米澤敬、星雲社)という、めちゃくちゃ変な本が入荷。とにかくこの装丁が!ブキミそのもの!(笑)しかも内容も謎。ダイジマンに見せたら、しばらく眺めた後、「日下三蔵に教えよう」とコメント(爆)。星敬さんとか、買っていそうじゃないですか?

 『ネガティブパッピー・チェーンソーエッヂ』(滝本竜彦、角川書店)は第5回学園小説大賞特別賞だそう。へー、そんな賞あったっけか?

 『ことし読む本いち押しガイド2002』(メタローグ)は、大森さんや森山さんのコラムが載ってます。大森さんはオススメベスト3と、文庫ベスト5。森山さんはオススメ科学書20冊。あ、野ばらちゃんも乙女にオススメのビジュアル本を紹介してます。ゴスロリの本とか紹介しちゃうところが彼らしい(笑)。しかも「わからないおじさんはいいです」と言い切っちゃうところが素敵っ。

 そういや、先日テレビで放映されたせいで、あのあとすぐに『少年ドラマシリーズのすべて』(アスキー)が5冊またたくまに売れましたよ〜。

 長野まゆみの新刊『若葉のころ』(集英社)が好調な売行き。シリーズ最終巻なんですよね。でも長野さんの本は、ある程度売れるとぱったり止まるので要注意。

 先日出た今池電波聖ゴミマリア(町井登志夫、角川春樹事務所)、風野ドクターの感想(11月27日)読みましたが、面白そうですね。こういう近未来の設定って、けっこう私的にツボなのだ。

 そうなんですよ雪樹さん(11月26日)、実は北野勇作はバリバリのハードSF作家だったんですよ!『かめくん』だけじゃわかんなかったけど。確かにあの文章には騙されるよねえ。読みやすいし、ほわほわのほほんとした雰囲気だし。でも、あれは羊の皮をかぶった狼だったんです!(笑)私はその狼さんにメロメロですけどね(笑)。

 メールチェックをするたびに、ウイルスメールが2,3通来てる。まいるなあ。これ、おさまるんだろうか。


11月28日(水) ついにうちにも昨夜、ウイルスメールが来ましたよ!ウイルスバスターくんが見つけてくれたけど、こわかったよマジで(泣)。またきたらどうしようと思うとこわくて、メールチェックができないよう。これって、隔離して削除すれば大丈夫なのか?受信するだけでもダメとか聞いてるけど。やっぱビッグローブのほうにもお金払って、やばそうなのはそっちでストップしてもらおうかなあ。

 今日は、仕事の関係で、ディズニーシーに行って来ました。…すっっっごくよかった!!想像以上。まさにおとなのための遊園地。いや、遊園地とかいうレベルじゃないね。特に夜景の美しさは筆舌に尽くしがたい。灯りのともるイタリアの町並みの上に、上弦の月がゆっくりと昇ってきて。感動モノでした。カップルには激オススメ。もちろん友人どうしでも。団体でぞろぞろ行くより、少人数でこじんまりいくほうが浸れると思います。あ、小学生以下にはオススメしません(笑)。お子様は普通のディズニーランドのほうが楽しいと思うよ。

 本当にどこを見ても美しくて、「すごいねえ」「きれいだねえ」「カッコいいねえ」の連続。アトラクションはあまり数がなくて(しかもすごく並んでる)、どっちかというと見て、歩いて雰囲気を楽しむという感じ。

 ミステリアスランドの、山のまわりのクラシカルなSF調の風景がなんとも素敵でした。センスいいんだわこれが!ガラス張りのショップとかも、売ってるモノより、建物そのものの美しさに溜め息。トルコ風のお城の一番上の塔には、太陽系の大きな模型があって(自分で動かせる)、天井のドームに星座が描いてあるのも素敵だった。星座はもちろんホンモノ。北極星が天頂にありました。アメリカンウォーターフロントあたりや、入り口のイタリアの町並みもすっごく雰囲気あって、よかった。よく雑誌で見かける、ベニスのゴンドラみたいなアトラクションも激オススメ。こぎ手のお兄さんがカンツォーネを歌ってくれます。とても歌のうまい方に当たって、乗客一同拍手喝采でした。お兄さんもウケて、うれしそうだった(笑)。

 というわけで、皆様機会があればぜひ。ホント、アトラクション乗らなくてもじゅうぶん楽しめます。ああ、クローズまでいたかったなあ。


11月27日(火) すみません、ちょっといろいろ忙しくて、今日の日記はパスです〜。ごめんなさい!

 しかしどうしてこう、トラブルってのはいっぺんにいろいろ来るんだろうね。ああダメだ、パニクってちゃ。落ち着け落ち着け>自分


11月25日(日) メモを書きなぐりつつ、『昔、火星のあった場所』(北野勇作、徳間デュアル文庫)と3時間くらい格闘。頭痛がするくらいさんざん考えた結果、やっと「ひょっとしたらこうかな?」という地図が見えてきたよ!でもあってるかどうかわかんないなあ。ヒラマドさん、今度答え合わせさせて下さい(笑)。は〜、それにしても超超超難解パズルだよこりゃ(泣)。そのうち私の解いた答えをアップするかも。つっても別にあっと驚くようなオリジナルな考えを出したわけじゃない(と思う)ので期待しないでね。とにかく今日はへとへと〜。

 キーワードは「記憶」と「量子力学」と「人類の危機(または世界の終わり)」と「どれが現実か?」かな。と並べてみると、『クラゲの海に浮かぶ舟』や『かめくん』『ザリガニマン』と恐ろしく似通っているのがよくわかる。難解度や上っ面は微妙に違うけど、結局彼はどれも同じことを書いているのかもしれない。

 SFマガジン1月号に載ってましたが、SFファン活動を考える会の2回目が12月16日(日)にあるそうです。午後2:00〜5:00、渋谷の勤労福祉会館にて。今回は小浜さん@東京創元社SF担当がゲストだから、熱い話が聞けそうですよ。

 はあはあ、やっとこさ銀河通信9月号10月号をアップ。10月号は北野勇作特集。でもあまりたいしたこと書いてないです(恥)。ていうか思ったことがうまく書けないよー!

 あー、シーマン日記はまた明日更新ね。今日はやっと交尾に成功。でも女シーマンはやっぱり腹立つ〜!(笑)


11月24日(土) 昨日、仕事中に突然モンスターがあらわれた!や、私の背後でドラクエのモンスターが出たときの曲がいきなりかかったのよ!!ああびっくりした、着メロかあ。心臓バクバク。何の曲か思い出す前に、無条件にカラダが反応しちゃったよ。

 今、テレビ「世界ふしぎ発見!」がハリポタ特集だったのでつい見ちゃいました。面白かった!各国のハリポタ本が出てましたが、本の装丁、国によって全然違うのね。うむ、映画、なかなか雰囲気出てるじゃ〜ん!あ、とある方からメールで教えていただいたんですが、新宿伊勢丹のハリポタ展で、「蛙チョコレート」本当に売るのね!「百味ビーンズ」も!あうう、いいなあ、欲しいなあ〜。でもめっちゃ混んでるらしいですねえ。1ヶ月くらいやってくれればいいのになあ。たった1週間だもんね。

 今日、店で見かけて、グサッときた本。『今日の先のばしは明日の憂鬱』(リン・ライブリー、角川書店)。はうう〜、その通り(涙)。っていうか、この本、タイトルが全てを語ってるので、これ以上あえて中身読まなくてもいいかも(笑)。もひとつ、ツボタイトル本を。『なぜ男はギャンブルに走り、女は占いにハマるのか』(和田秀樹、青春出版社)。ホント、なぜでしょうねえ〜。さらにオマケ。『なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか』(ブライアン・バターワース、主婦の友社)。もちろん私は後者でございます。こういうのも時間があれば読んでみたいものだ。…ないけど(笑)。

本日の入荷本いろいろ。まずは昨日ダイジマンが朝日新聞の広告で見つけてチェックしていた『中国科学幻想文学館(上、下)』(武田 雅哉 ほか、大修館書店)。これはすごい!目次見ただけで仰天モノ。一部のSFな方にはめちゃツボかも。中国SFの紹介本なんですが、大昔から現代までを2冊で紹介するという力技。書影もいっぱい入ってます。興味ある方はぜひ。しかしよくこんな本出したなあ。大修館、エライぞ。

 あとはスカーレット・ウィザード外伝の『天使が降りた夜』(茅田砂胡、中公ノベルス)、『女王の百年密室』(森博嗣、幻冬舎ノベルス)とか。しかしこれ、○談社ノベルスと装丁そっくり(笑)。ハードカバーの装丁のほうが100倍くらいカッコイイなあ。ノベルス出るの待ってたけど、やっぱハードカバー買おうかなあ。

 買ってきたのは『ミステリデータブック』(ハヤカワ文庫)と『あゆみ』(須藤真澄、エンターブレイン)。ますびくんは今夜読もうっと。おっ、デビュー作収録だって!むむ、会話にSFという文字が(笑)。

 おお、こりゃu-ki総統みたいなムー民にめちゃツボでは?UHA味覚糖「コレクト倶楽部」七不思議編。出来もなかなかいいですよん(我が家にいくつか実物あり)。


11月23日(金) 勤労感謝の日だってお仕事だい!(笑)なかなかの客の入りで、うれしい。仕事のしがいがあるってもんさ。さて問題です。今日、一番売れた本はなんでしょう?答えは『ハリー・ポッターと賢者の石』でした>ひねりがなさすぎます。しかし、あれだけ売ったのにまだ売れるとは。映画CMの効果だな。

 昨日買ったCD、遊佐未森の「スティル・ライフ」。なんだ、昔の曲の再編集だったのか。いやあ、懐かしいなあ。未森ちゃんの声は透き通ってていいなあ。水晶か、葉っぱの上の水滴みたいだよ。マイベストアルバムは「ハルモニオデオン」。あれは全てが名曲という素晴らしいアルバムです。

 槙原敬之の「Home Sweet Home」。ああ、やっと悩みを抜けたかな、マッキー。実を言うと、この一つ前のアルバム「太陽」は、聞いてて正直つらかった。いつものように、音楽が心に素直に響いてこない。これ、作るのすごく苦しかったんじゃないのかな。彼の迷いがそのまま出ちゃってる。心でなく、頭で作ってるような理屈っぽさがある。でも、今回のアルバムは違う。彼はとことん自分を追い詰めて、ついにそこから突き抜けたんだ。この歌詞はすごい。どれも。ぐさっとくる詞のオンパレード。作るほうも、聞くほうも、胸から血が流れるほどの。

なにも与えようともしないで
満たされないと嘆く
学ぼうともしないくせに
解らないと逃げてばかり

 彼は人間の心の泥に、勇気をもって対峙した。そして、その泥の中から咲く蓮の花になりたい、と言う。うん。頑張れ、マッキー。あなたの心から、自然にあふれ出る音楽をもっと聴きたい。「君が教えてくれるもの」という曲、よかったです。聞いてたら涙が出たよ。

 昨日、日記に書いた『沈黙の惑星を離れて 別世界物語1』(C・S・ルイス、原書房)は昔、ちくま文庫で出てたんですってね。全然知りませんでした。そのまえは奇想天外社で出してたそうな。さすがはダイジマン!

 同じく、昨日の日記の『宇宙塵』(>句集よ)ですが、出版社はふらんす堂でした。ふらんす堂現代俳句叢書。著者は大峯あきら。や、だからどうしたって聞かれると困るんですが(笑)。

 『テレビゲーム文化論』(桝山寛、講談社現代新書)読了。なかなか面白かったですよ。昨夜はわけあって、『昔、火星のあった場所』(北野勇作、徳間デュアル文庫)を半分ほど再読。重要なところはメモとりつつ。なんか学校の宿題をやってるみたいだよ(笑)。や、宿題よりよっぽど真剣にやってますわ。

11月22日(木) CDを2枚も買ってしまった。遊佐未森の「スティル・ライフ」と槙原敬之の「Home Sweet Home」。びんぼーです。

 先日kashibaさんにお買い上げいただいた『本の殺人事件簿 ミステリ傑作20選』(バベル・プレス)の2巻目が出ました。今回は、ドロシー・セイヤーズとか、ルース・レンデル、ローレンス・ブロックなんかが載ってます。

 本日入荷した『沈黙の惑星を離れて 別世界物語1』(C・S・ルイス、原書房)はなんと神学的SFだそうな。1巻目の本書はマラカンドラ*火星編。2巻が金星編で、3巻が地球編になるみたいです。解説は井辻朱美。

 同じく本日入荷した本の中に、『宇宙塵』の文字が!びっくりしてよく見たら、短歌集でした。でも今あちこちの書店サイトで検索したんだけど、どうしてもそれらしいのが出てこない。なぜだ!!う〜、ISBNをちゃんとメモってくればよかったよ。

 今日はもう眠いからおしまい>シーマン風。ところで、シーマン日記を読んでくれてる方っているのかなあ?や、別に誰も読んでなくても全然かまわないんですけど。自分のための育成日記だから。ほとんど子育て日記状態(笑)。


11月21日(水) 昨夜、『テレビゲーム文化論』(桝山寛、講談社現代新書)を半分ほど読む。前半はテレビゲームの歴史が語られてます。知らなかったことがいっぱいあって、なかなか面白い。そうかー、「テトリス」はロシアで開発されたゲームだから、BGMが「カリンカ」や「トロイカ」だったのねえ。私は「インベーダー」はあまり思い入れがないですが、「ゲームウォッチ」は中学時代に死ぬほどやりました(笑)。火事から避難するためにビルの窓から飛び降りる人間を、下で消防士さんが布を広げて受け止めるやつとか。「ゼビウス」も懐かしいなあ。うちにあったよ。弟たちがよくやってた。私はへたっぴなのでほとんどやらなかったけどね。

 確かにゲームをやる子供たちってのは、そのゲーム仲間同士で非常によくコミュニケーションをとりあってると思うな。ひとりだけで誰とも情報交換しないでやってる子って、むしろいないのでは。自分と同じゲームをやったことある子、または今やってる子がいれば、ゲーム話をしたくなるはず。そういうコミュニケーションツールの点では、昔のベーゴマやメンコなんかと、たいして変わんないんじゃないかなあとも思う。はっ、そういえば今はベーゴマのかわりにベイブレード、メンコのかわりにトレカですわね。てことは今も昔も、子供の遊びって全然変わってないじゃん。

 ゲームには愛が宿ると思う。そのゲームに燃えれば燃えるほど、時間をつぎこめばつぎこむほど、それは自分にとって愛しいものになる。長い時間をともに過ごし、数々の苦難を乗り越え、それをクリアした喜び。そうした思い入れのあるソフトはもはや大切な「友達」といっても差し支えないんじゃないかと。今まで私を楽しませてくれた多くのゲーム達、彼らすべてを私は心から愛しいと思う。一緒に遊んでくれてありがとうね。きっといつまでも忘れない。

 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(J・K・ローリング、静山社)を読み始めたところ。ああ、3巻までとっておいて、本当によかった!「つ、次が読みたい〜!!」と悶え苦しまずにすんだもん(笑)。でも、これを読んでしまうとそうなるのね。ああ、次はいつ出るんだっけか?

 それにしても、あの映画のキャスティングは素晴らしいね!ハリーのみならず、全員が全員、ぴったりだもの!読めば読むほど、その思いが強くなるよ。

 乱読更新


11月20日(火) 本日入荷した『目覚めよ、女王戦士の翼!(上・下)』(キャサリン・アサロ、ハヤカワ文庫SF)の解説、なんと柏崎玲央奈さん!!文庫解説デビュー、おめでとうございます〜!!

 同じく本日入荷のコスモシュミレーション文庫『太平洋大戦争』(H・バイウォーター、コスミック・インターナショナル)、これは76年前に執筆された架空戦記だそうで。てことは古典SF?(笑)

 『さらば愛しき鉤爪』(エリック・ガルシア、ソニーマガジンズのヴィレッジ・ブックス>新しい文庫レーベルです)は恐竜ハードボイルドだそうな。絶滅したはずの恐竜が、人間に身をやつして現代に暮らしているそうな。しかも探偵!すごい設定だなあ。訳は『ハイペリオン』の酒井昭伸。

 本日買った本。『オーロラの彼方へ』(星野道夫、PHP研究所)、『テレビゲーム文化論』(桝山寛、講談社現代新書)、『定本物語消費論』(大塚英志、角川文庫)。

 星野道夫のは、今まで出した本の中から写真と文章をピックアップしたもの。オーロラが美しい。とても綺麗な本です。ああ、いつか見に行きたいなあ、オーロラ。
 『テレビゲーム〜』は、ちょろっと見てみたら面白そうだったので。最後に年表がついてます。そっかー、「ドンキーコング」は20年前かあ。「シーマン」も載ってるなあ。
 『定本物語〜』は、カバーイラストが素晴らしい。と思ったら、西島大介でしたか。

 今日は寝よう〜。さすがにつらい。


11月19日(月) はあ〜。昨夜のしし座流星群、すっごかったですね!まさに流星雨!日本では何百年ぶりという大出現だったそうで。ああ、アッシャーさんの予言をもっと信じておけばよかった!白子海岸とか行けばよかったよ!(涙)諸事情により、今回はどこにも行けず、うちの前の道路からしか観測できなかったんです。空の、南東部と天頂くらいしか見えなくて。しかも街灯は邪魔だわ、街の光で空そのものが明るいわ、もう自分がゴジラだったら今すぐ周りの家をぶっこわしてたね!(笑)でも、それでもあれだけ流星が見えたんだからなあ。神様、晴れにしてくれて本当にありがとう!!

 0時半ちょっと前に外に出てみる。ちょっと雲がかかってる。う〜む。と思ったら、大きいのをふたつ見る!東からカシオペア座に向かってと、天頂あたりに1本!きゃ〜!いきなり目が覚めたよ!星間宇宙船に第一報を書き込んで、また外へ。

 0時41分、天頂付近おうし座あたりに小さいのひとつ。0時42分、おおいぬ座の足もとあたりに小さいのひとつ。おお、いいぞいいぞ!こりゃ、今回はいけるかも!また書き込みして、外へ。なんかもう舞い上がりまくり。

 1時過ぎからがすごかった!ほぼ1分に1個の割合で発見。1時8分と18分のはとくに大きかった!18分のは流星痕も残る。頭に大きな火球が見えました。見つけるたびに「おお〜っ!今のはすごい!」と小声で叫んでしまう。しかし、手足が寒い。足踏みしながら見る。雲がはれてきた。それにしても、冬の星座たちのきれいなこと!ふたご座のまん中に明るい木星、おうし座には土星が輝いている。また家に引っ込み、書き込みしてスキータイツを履き、コートをもう一枚着込み、手袋とメモと灯りのつく腕時計を持って外に出る。一等星並みかそれ以上の大きいのだけメモ、小さいのはメモしきれないので、正の字を書き込んで数える。以下、特大流星のみ記載。

1:34、オリオン座左上。
1:36、おおいぬ座とこいぬ座の間。どちらも大きい。
1:37、ふたご座あたり。すっごい大きさ!
1:38、オリオン座下。
1:44、おうし座。
1:46、おおいぬ座。
1:48、ふたご座。
1:52、ふたご座。すぐにもうひとつ。
1:55、オリオン座。
2:02、オリオン座。
2:07、おおいぬ座左。大きい!

 寒さにめげ、いったん家に入って書き込み。数えてみると、小さいのを含めると、だいたい40分見てて40個。あまり見晴らしのいいところで見てないからこれくらいだけど、もっといい場所だったらこの倍くらい(もっと?)見えてると思う。おととしより、いい出現率。なにより明るさが全然違う。もっと暗いところなら、さらにすごいだろう。(今日になってニュース見たら、北海道は1時間に5千個ですって!?すごすぎ!ほんの数分の映像だけでも、びゅんびゅん流れてたもんね)

 2時過ぎから、流星いよいよラッシュ。もうどんどん流れる。つづけざまに2つ、3つ流れたり。ふと気がつくと、しし座が東の空に昇ってきていた。北斗七星も見える。2:30過ぎからは、30秒に1個は見えた。しし座を中心に流れているのがはっきりわかるようになってきた。

2:19、冬の大三角のちょうど真中。大きい!
2:23、こいぬ座。
2:41、しし座。

2:48、新聞屋さんのバイクが来る。思わず隠れる(笑)。目の前を、気がつかずに通り過ぎる。ほとんどあやしい人のようだ。
2:52、3連発!
2:59、しし座。明るい!

 3時になって、さすがに仕事のことを思って終わりにする。寝る。が、手足が冷え切っててなかなか寝付けない(笑)。(でも今朝のニュースだと、3時半が最大のピークだったんだってね。くーっ!クヤシイ!!)

 メモとってた、ざっと80分くらいの間に確認できた数、およそ127個!!ばんざい!!

 会社でも、昨夜の話で盛り上がる。けっこう、みんな見てたみたい。うれしい。眠いはずなのに、まだハイ状態。あ、十夜さんの11月18日の日記と比較すると面白いです。同じ流星を同時に見てるのがよくわかります。

 昼休み、『「ABC」殺人事件』(講談社文庫)の恩田陸「あなたと夜と音楽と」を読む。ああ、恩田さんらしい話だなあ。ラジオのディスクジョッキーの、ふたりの語りのみでできたミステリ。うまいです。満足満足。加納朋子「猫の家のアリス」は、『螺旋階段のアリス』(文芸春秋)の番外編。あのふたりが出てきます。こちらも安心して読める話。

 京フェス話、u-ki総統の11月17日の日記読んで爆笑。「十字チャート作り」企画、私はどのあたりに配置されたのか、知りたいなあ〜。しかし何より傑作なのはダイジマンだ!(笑)


11月18日(日) 京フェスの皆様、おかえりなさい。楽しかったですか?ださこん部屋はどうだったのかな?

 今夜はいよいよ、しし座流星群!お天気はここをチェックしてね。千葉は晴れそうです。でもちょっと雲が出てるなあ、いまんとこは。

 シーマン、難しいよ〜。今日、わざわざ職場まで行って『シーマンがよくわかる本』(エンターブレイン)を買ってきたが、なんだこれ、攻略本じゃないじゃん!(泣)(>間違えたのは私のせいで、本に責任はありません)公式サイト掲示板のほうが使えるじゃん!というわけで、またしてもしょうこりもなくシーマン日記を立ち上げてみました(爆)。

 昨夜、『マリオネット症候群』(乾くるみ、徳間デュアル文庫)、いっきに読了。感想。「うっそー!なんじゃこりゃー!!(笑)」。ヘンすぎるよ、乾くるみ!乙一が暗い系の「ヘン」な作家だとしたら、乾くるみは明るい系の「ヘン」な作家。めちゃめちゃおっかしいよ。この方の作品って読んだことないけど、がぜん興味がわいてきたぞ。解説で大森望氏が絶賛してる、『Jの神話』(講談社ノベルス)をぜひとも読んでみたいものだ(講談社様、まだ文庫化しませんかそうですか(笑))。おそらく私も絶賛派にまわるのではないだろうか。ってくらい気に入ったぞ。πRさんにさんきゅーなのだ。

 今日は1日かけて『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(J・K・ローリング、静山社)読了。見事な伏線の張り方に感動の溜め息。すごいよこれ、やっぱミステリだよ!とにかく、あらゆるところに実に巧妙に伏線がはりめぐらしてあって、謎がとけるたびに、「ああ、あそこか!やられた!」と気がつくわけさ。いやあ、お見事。それにしても、もう最初から最後までヒヤヒヤしどおしでしたわよ、ハリー君!あぶなっかしい橋わたりまくり。心配したよお。でもやっぱり今回も大団円。物語のラストはこうでなくちゃね!というわけで、ミステリな方々にもオススメです>とっくにみんな読んでるってば

 新刊速報、更新。


11月17日(土) ネコネコさんに教えられて初めて気がついたのですが、15日発売だった、講談社文庫が何点か発売が遅れてるみたいですね。私はうっかり買い忘れてた『「ABC」殺人事件』(講談社文庫)を買ってきました。有栖川有栖、恩田陸、加納朋子、貫井徳郎、法月綸太郎というすごいラインナップ。アガサ・クリスティの『ABC殺人事件』をモチーフにしたものだそう、ってタイトル見れば一目瞭然ですが。講談社文庫創刊30周年、特別アンソロジー。

 シーマンを買ってきたぞ〜!オリジナル限定マイクコントローラだぞ〜!さっそくやってみたが難しいぞ〜!(泣)う〜、やっぱり攻略本がないとダメかあ。ゲームだけで9000円、メモリカードだけで3500円(たっかーい!プレステ1の倍じゃんよ!)、さらには攻略本1000円かあ、とほほ〜。すごい出費だよ。でも、シーマンのサイトに掲示板があるから、そこ見ながらやるかなあ。ここのおかげで、すでに今日だけでもだいぶ助かったよ。シーマン、最初は子供の声なんだね!

 『マリオネット症候群』(乾くるみ、徳間デュアル文庫)通勤本として読み中。すごく読みやすい。先が気になるよ〜。


11月16日(金) 仕事の帰り道、のぼったばかりのオリオン座を見つけました。いよいよ冬が近いです。ふたご座の近くにあった、ひときわ明るい惑星は何だろう?木星か土星?

 店のハヤカワ文庫の平台の前をとおりかかったところ、目立つピンクの共通帯の平積み群を発見。こ、これは!創元推理文庫でもやってた、ハリポタ便乗フェア(笑)。帯の色も、創元に合わせてあるところがすごい。「魔法の王国にようこそ!」と題して、ハヤカワのオススメファンタジーものが5点ほど並んでました。『一角獣をさがせ!』(マイク・レズニック)、『ドラゴンになった青年』(ゴードン・R・ディクスン)、『妖精の王国』(ディ・キャンプ&ブラット)、『スペルシンガー』(アラン・ディーン・フォスター)、『魔法の王国売ります!』(テリー・ブルックス)、などのラインナップ。うん、なかなかのセレクトなのでは。ハリポタがこういうファンタジーへの入り口になったら、いいですよね。このミニフェア、早川書房のサイトで宣伝してるかと思ったら、特にはやってないですね。あ、でも12月の刊行予定が出てる。おお、『SF入門』(日本SF作家クラブ編)ありますね!>広島さん。12月下旬ですか。A5判なんですね。

 そういえば、新宿の伊勢丹で、11月22日〜27日まで、「ハリー・ポッターの世界展」をやるそうですね。本だけでなく、グッズや服まで、いろんなものを売るらしいです。きゃー、行きたい〜!魔法使いトレカ入りの、かえるチョコレートは売らないんでしょうか?(笑)私はあれが一番欲しいぞ、食べたいぞ。本では、河出書房新社から7点くらいハリポタ関係の書籍が出てるんですが、買いきりなのでうちの店には入ってこないのです。この本もチェックしに行きたい〜。おそらく、大きな書店にしか並んでないのではと思われます。旭屋でも、池袋と新越谷店では扱うらしいです。

 新刊速報は明日かあさってに。新潮社から、12月にJ・G・バラードの新刊が出ますよ!『コカイン・ナイト』。


11月15日(木) 複雑な1日。

 たった2日仕事を休んだだけでもいろんな新刊が出てて、チェックに大忙し。ほー、これが噂の『ミステリ美術館』(森英俊編著、国書刊行会)ですか。うわあ、確かにこれステキだわ!ペーパーバックの表紙を集めたものなんですが、ビブリオマニアでない私が見ても、思わず欲しくなる本。なんともいえぬ味わいがあっていいですねえ、昔の絵って。創元推理文庫も載ってるよ〜>ダイジマン

 おお、コミックの『ぶたぶた』(安武わたる、宙出版)も出てる!ちょっと人間キャラの絵は好みが分かれるところだけど、ぶたぶたさんはグー!!話も原作に見事に忠実で、よく描けてます。A5サイズなので、探すときは要注意。

 なぜかビジネス書コーナーに入ってた、『シーマン語録』(ダイヤモンド社)。ちーがーうー>hashibaさん風。これはゲーム本だよ(笑)!あわててサブカルコーナーに移動。あっ、そういや今日は「シーマン」の発売日ではないか!予約してたの、取りにいかなきゃ。

 きゃー、『有限と微小のパン』(森博嗣、講談社文庫)も出たあ!今までで最高の厚さ。計ってみたら、3センチ4ミリでした(笑)。1143円。むーん。ああ、それにしてもついにラストですか、このシリーズ。うれしいようなさみしいような。

 『ちくろ幼稚園』(西原理恵子、小学館文庫)2冊+ストラップのセットも発売。このストラップのフィギュアは、すごくいい出来。欲しい方はお早めに。あまり作ってないハズです。『魁!クロマティ高校』3巻(講談社コミックス)のストラップはちょっとセコイなあ。3次元じゃなくて2次元だもん。これなら自分で作れるぞ。

 なぜか今ごろ、子供向けの星新一ショートショートセレクションなんてのが発売に。1巻目は『ねらわれた星』(理論社)。イラストは和田誠。あれ、この『へんな怪獣』って本知ってる?今年の3月発売のだけど>ダイジマン

 へー、『虚無への供物』の中井英夫って短歌もやってたんですか。『中井英夫短歌論集』(国文社)なんてのが出てました。現代歌人文庫40、つっても新書サイズです。

 そしてそして!本の雑誌12月号(借りは忘れた年末号^^)!うう、早く読みたかったよ!昼休みにむさぼり読む。今回は、よしだまさしさんのエッセイをまずチェック。ああ、富田常雄ですね。「また肺病かよ!」には大爆笑。

 特集は「懐かし雑誌大集合!」。おおお、これはすごい!ていうかこの対談のお三方がすごすぎ。なんでこんなにマニアックな雑誌を知ってるんだ。そして、70年代サブカル雑誌殿堂入りプラス1に、みのり書房の「OUT」がっ!!10誌読み比べコーナーには、ダイジマン絶賛の、季刊「綺譚」も入ってます。「ビックリハウス」は一部で有名だよね。「シンラ」が入ってるのが泣ける。去年廃刊になったばかりなのに。あー、「uno!」なんてのもありましたねえ。木村くんが表紙の創刊号は買ったよ、私も。「この雑誌にアンコール!」という、読者からの投稿コーナーには、「奇想天外」も。えっ、盛光社っていう出版社の発行だったの、第一期って?「宝石」に「EQ」、「話の特集」に「リリカ」まで。いやいや、今回の特集はなかなかいいですよ!

 おっ、「笹塚日記」には、目黒さんが私の10月11日の日記を読んで、土田さんの「幻想文学館」をお気に入りに登録したとの記述が。むふふ。土田さんといえば、ずいぶん前のことだが、いきなり彼から本が何冊か送られてきたことがあって、その中に『ファタ・モルガーナ』(コッツウィンクル、福武書店、絶版)があったのだ。その節はありがとうございました。これ、πRさんの激オシ本なので、今度読むことにします。あ、彼に背中を押されて、買うべきかさんざん迷ってた『マリオネット症候群』(乾くるみ、徳間デュアル文庫)も本日ゲット。ああ、マジでお金がない…。

 大月隆寛の「書評スイカ割り」。今回のコラムのタイトルは、「ネット書評をあなどるべからず」。ううっ、感涙。その通りなんです、大月さん!ヘンなしがらみヌキの、ごくフツーの読者のまっ正直な感想が山のように読めるという点で、ネット書評は素晴らしく面白いのですよ。人によって、感想も全然違ったりするところがまたいいのよね。自分と本の好みがあうサイトを見つけるのはとても楽しいし、また好みがあわなくても、「へえ、そういう本があるんだ」という発見ができるだけでも楽しいです。

 北原尚彦氏の「神田0番外地」。あの、ここに紹介されてる『スーパーマン対モハメド・アリ』(マーべリック出版、1978年)、うちにあります〜(笑)。ダンナが小学生のときに買ったそうで。アメコミっすね。えっ、このコラム、今回で最終回なの!すごく残念〜。

 山岸真氏の「SF新世紀」は『グリーン・マーズ(上、下)』(キム・スタンリー・ロビンスン、創元SF文庫)の告知。今年じゅうに出ることを皆で祈りましょう!(笑)


11月14日(水) 「とびひ」でずっと保育園を休んでいた娘,が、やっとお医者さんからシャバに出てよいという許可をもらった。た、助かった〜。明日からは保育園だ!

 ダイジマンの、100質の回答をアップ。あ、私のも一箇所だけ訂正しました。すいません。『老人と犬』はSFじゃなくてミステリだよ!(笑)

 『ハリー・ポッターと賢者の石』(ローリング、静山社)、読了。いやいやまいったね、こりゃ!やられたよ!クヤシイくらい、世評どおり。ていうか、これミステリじゃん!!(笑)そうくるとは夢にも思わなんだよ!ホント、ケチのつけようのない面白さ。日記書いてたらいつのまにか乱読になっちゃったんで、ついでにアップ。☆4つ半。

 ところで、クランペットって食べ物、どんなんだっけ?聞いたことあるけどなあ。普通、こういうのって「これこれこんな感じの食べ物」とかって、章のあとに注釈入れないか?>訳者

 というわけで、2巻目にいくぜ!あーちなみに、私の1巻めは33刷っす(笑)。

 あ、『日曜日には鼠を殺せ』(山田正紀、祥伝社文庫)先日読了。う〜む、重く苦い後味。キャラの造形や描写の迫力などは、そつなくうまいとは思うけど。


11月13日(火) 娘が、通販の大きな段ボール箱(彼女がちょうどすっぽり入るくらい)で、なにやらごそごそ工作。「何作ってんの?」と聞くと、「そらとぶくるまだよ!」ほー、ホントだ、両側に羽もついてるよ。なかなかいいアイデアじゃん。自分の足のサイズに切り抜いた、アクセルとブレーキもついてる。バックミラーには、ちゃんと自分の似顔絵も(鏡に映ってるわけですね)。こういうの見てると、できあいの高いおもちゃより、自分で何かを作るほうがずっと熱中してて楽しそう。作ってるその時間が楽しいんだよね。苦労すればするほど、そのぶん愛着もわくし。

 手間や時間をかければかけるほど、それは愛しくなる。そして、その時間こそが大切だったと、あとになって気がつくんだ。『星の王子さま』のバラと同じ。

 あまりに、あまりに今さらですが、ついに『ハリー・ポッターと賢者の石』(ローリング、静山社)読み始めました。映画が始まる前に読了しないとね。ずっと前にさわりのトコだけちょろっと読んだときより、今のほうがずっととっつきやすく読みやすい。なぜなら映画CMのイメージが脳内映像にあるから。ハリー君の姿とかふくろうとか。最初に読んだときは、ハリー君のいくら切っても一晩で元どおりという超ボサボサ頭とかやせっぽちとかの描写のおかげで、ワタクシ的画像イメージが非常に悪かったのだが、映画のハリー君を想像するとすごくキュートでよいのだ(笑)。いきなり、全ての描写が見えるようになったよ>単純すぎ>というかミーハーすぎ(笑)

 ところで、この感じ…何かの話を思い出すのだが、ひっかかっててうまく思い出せない…なんだろう?前に見た映画かなにか?ああ気になるよ〜。

 ああ、そういやこないだ店でもお客様に聞かれたけど、これ、もっと小さい子用の絵本とかあるといいね。うちの娘も読みたがっているので。さすがに6歳にはなあ。大日本絵画から、大型しかけ絵本は出てるけど。もっとフツーの絵本でいいんですけど。これから出るかな?

 昨夜、『ツインズ』(嶽本野ばら、小学館)読了。よかったですよおおお〜。話の過程も、着地も申し分ない。乱読は後日。できれば、いやゼッタイ必ず『ミシン』(小学館)収録の「世界の終わりという名の雑貨店」を先にお読みくださいね。そうしないと、彼がいかに彼女に肩入れするかがわかんないと思うので。


11月12日(月) 今日は寒かった!息が白かったよ。

 11月末発売の、槙原敬之と遊佐未森のCDを予約しました。わくわく。ああ、新しいモモグッズも欲しいよう。「M.I.X.」(キャラクターグッズショップ)に行きたい。狂ったように買いまくってしまいそうでこわいが(笑)。そういや、14日から有楽町阪急で、モモのフェアがあるんだよなあ。いいなあ。行きたいなあ。くううっ。

 新刊速報、更新。


11月11日(日) うううううう>意味不明

昨夜、『ほんの本棚』(いしいひさいち、創元推理文庫)の未読部分を読了。「かつくら」2001年秋号の野ばらちゃんのインタビュー記事を読んだのち、『ツインズ 続・世界の終わりという名の雑貨店』(嶽本野ばら、小学館)を昨夜1/3、今夜1/3読む。インタビュー読んで初めて知ったのだが、この主人公って、野ばらちゃん本人とかなりダブるんですね、設定が。まああのヒロインたちはフィクションでしょうけど(笑)。太宰治と文体が似てるかも、という発言を読んで非常に納得。ああ、そうだよねえ、言われてみれば!

 ともあれ、今回の作品も野ばらワールド全開です。いいですよ。来年にはエッセイも出るとかで、楽しみ。実は彼の本で一番好きなのは、『それいぬ』(文春文庫プラス)なのです。彼のエッセンスが、最もストレートに出てると思う。「ジュニアそれいゆ」などに載ってた中原淳一のコラムをほうふつとさせます。あれの現代版というか。だから、中原氏よりもっとずっと毒が入ってて、いいんだなあ(笑)。

 『西洋骨董洋菓子店』(原作のほうよ!)。どのキャラも皆好きだけど、私は千影が好き〜。なんてかわいいんだ!(笑)

 新刊速報、今日はちょっと無理みたい。また後日。 


11月10日(土) 今夜の映画は「レインマン」。この映画、だいっっっ好きなんです!何回観ても感動してしまう。いいシーンがいっぱいあります。ダスティン・ホフマンが素晴らしい、というか演技に見えないくらい見事。私的映画オールタイムベスト5に入る傑作。

 嶽本野ばらちゃんの新刊、『ツインズ 続・世界の終わりという名の雑貨店』(小学館)が入荷しました。待ってたよ!!今回はグリーン一色の装丁。がんばって売りますからね!あと『ほんの本棚』(いしいひさいち、創元推理文庫)も出たので購入。これは『ほんの1冊』(朝日新聞社)のハードカバー持ってるからいいやと思ってたら、いろんな雑誌に書いた4コママンガが追加されてるみたい。つーと、買わなきゃじゃん!やるな、東京創元社!(笑)『M.R.ジェイムズ怪談全集2』(創元推理文庫)も出てました。

 そういえば、今出てる「MOE」12月号も「ダ・ヴィンチ」12月号もハリポタ特集ですね。「ダ・ヴィンチ」にはあのアマタイ(天沢退二郎)と小谷真理さんの対談が出てます。

 通販のフェリシモから、予約してたベスコフの絵本が到着。わー、重版されたんだ!よかった。『ロサリンドとこじか』(フェリシモ出版)。絵が柔らかなタッチでいいです。あ、絵本といえば、今日出たみすず書房の絵本2点(すいませんタイトルど忘れ)がすごくよかった。画家のジョージア・オキーフのことを描いた話と、引越ししたくないと親にゴネる女の子の話。その気持ちよくわかるよ。私もそうだったもの。

 今夜はあれこれ読もうと思ってたのに、娘が全然寝てくれず、全ての計画が狂ってしまった。くうっっ。 


11月9日(金) 娘を母に預けて、遅番出勤。会社に着くなり、同僚に「ママ、出たよ出たよ!!」と『西洋骨董洋菓子店』3巻(よしながふみ、新書館)を渡される。きゃ〜っ!!もうこれだけで今日は幸せっす!>お手軽。なになに、なんか通販もあるの?(詳細は挟み込みチラシに。)「あと、これもねっ」と『エスコート・エンジェル』(米田淳一、ハヤカワ文庫)も。うひょ〜、カッコイイ表紙じゃないですか米田さん!緒方剛志だもんねえ。今度のSFマガジンでは米田淳一特集が組まれるとか。楽しみです。

 ほかには『永久帰還装置』(神林長平、朝日ソノラマ)とか、『ファウンデーションの勝利』(ブリン、早川書房)とか『ボトムズ』(ランズデール、早川書房)とかが出てましたね。『推理力』(双葉社)はどうなんだろう>中身。あ、昨日の星間宇宙船での青月にじむさん情報の『罠から逃げたい』(パーネル・ホール、ハヤカワ文庫)もホントに出てました。びっくりだねえ。ちなみに本日発売のサイバラの『鳥頭紀行』シリーズ最新刊が激売れっす。月曜日、注文出さなくちゃ。

 夜、店でダイジマンがどちらかの紳士とお話していた。こんな時間にどこの出版社の方と?と思ったら、おお、kashibaさんじゃないですか!お久しぶりですう!あら、ちょっと見ないうちに少々スマートになってらっしゃいません?以前よりもダンディぶりが上がったような。たくさんのお買い上げ、毎度ありがとうございます〜。あ、ここでは書いてなかったけど、1000冊レビューおめでとうございます!これがどんなに大変なことかは、私も感想書いてる身だけに、切実にわかりますう(涙)。毎日ですもんねえ。いやはや。でも、鉄人でもレビュー1本につき1時間はかかると聞いて、ちょっとホッとしたり。なんか、すごくサクサクと書いていそうな気がするんですもの。でもあらすじには時間かかるけど、感想部分は5分だって。…やっぱ鉄人だわ。すごーい。

 通勤本は『日曜日には鼠を殺せ』(山田正紀、祥伝社文庫)。恐怖政治はこわいよう。ドキドキ。今朝は、『本当にあった事件シリーズ1』(浪花愛、竹書房)読了。ああよかった、愛さんに比べたら私なんてまだまだフツーの主婦だわ>それはどうよ?


11月8日(木) トップをクリスマスバージョンに変更。うちでも、今日、クリスマスツリーを出して飾りました。当店でも、火曜日から文芸書の平台でクリスマスギフトブックのフェアを始めましたよ。毎年、このシーズンには必ず売れるきたのじゅんこの絵本とか。こないだ出た『ダヤンのクリスマスまでの12日』(池田あきこ、中公文庫)なんかもよく売れそう。

 うふふ〜。さきほど、我が家にも「ぶたぶたさん」(ぬいぐるみの“ショコラ”)がいらっしゃいました!!か、かわいいっ!激ラブリー!ああ、あの本の写真そのまんまだわ。しかも手ざわりがいいのよ。が、娘がすっかり気に入ってしまって、全然離してくれない。ママだって、ぶたぶたさんと遊びたいのにい。あっ、こらあ、何してる!キミの愛情はちょっと暴力的だぞおい!

 「ひっこぬか〜れて〜、たたかって〜、食べられて〜、でも私たち愛してくれとは言わ〜ないわ〜」っていうピクミン(ゲームキューブ)のCMは、いつ聞いても涙を誘うよ。こんな哀しいゲームがほかにあろうか。

 今、新刊速報入れてて気がついた。きゃーっ、『田園少年』(紺野キタ、大洋図書)買ってない!!ど、どっかに売ってないかしら?もう注文しないとダメかな?

 『虹の天象儀』(瀬名秀明、祥伝社文庫)読了。とても素敵な話でした。導入部とラストは素晴らしかったです。中盤の展開をもう少し読者がするりと納得するように書けば、絶品の傑作になったと思う。ネタはすごくいいんだし。未来のプラネタリウムがタイムマシンとは、なんてロマンティックなんでしょう!ああ、本当に、私の一番見たい夜空も、まさに今のこの空ですよ、瀬名さん。

 はあはあ、乱読一挙4冊アップ。


11月7日(水) わーん、娘が飛び火に!これ、他の子にうつるから保育園はお休みしないといかんのよね(泣)。

 今週の月曜から、日経新聞朝刊に「本はよみがえるか」というコラムが連載されてます。3回目の今日は、「発信する読者―ネット交流、作家に刺激」というタイトルで、ネットでの読者たちの活動が紹介されてます。10月には、ハリポタのファンクラブ会員が300人集まってハロウィンパーティを開いたそうな。へえ、楽しそう。「ファンが情報を発信するこうしたサイトは、ファンタジーやSFを中心に、純文学や歴史・時代小説にも広がっている。」作家や編集者の集う掲示板のあるサイトとして、「牛込櫻会館」が紹介されてます。幻想的掲示板ね。

 ちなみにこの連載の第1回は「立ち上がる作家たち」として「批評空間」を復刊した作家たちの試みや、平井和正の「自主企画・自主出版」の試み(『幻魔大戦DNA編』全13巻を完全予約制で豪華本にするとか)を紹介。第2回は「広がる非営利出版」として、従来の商業出版の枠を超えた試みを紹介しています。ああ、この『懐情の原形』(ボヤンヒシグ、英治出版)って確かに静かに売れてたわ。

 ご存知の方も多いと思いますが、往来堂書店の笈入さんのメルマガ「往来堂ももんが通信」はいつも非常にいいこと書いてあって、勉強になります。書店員必読!!当たり前だけど忘れがちな書店の仕事についてのコメントが、彼の冷静かつ熱い目で語られています。今、私がひそかに「ネット界の出版業界御三家」として注目してるのは、彼とすぎえさん森山さん(もうやめちゃったけど)のお三方です。ちはら嬢も今後の注目株(彼女は非常に文章がうまいと思う)。先日の、ひさしぶりの更新がうれしかったです。忙しそうだけど、無理せずお仕事頑張ってね。


11月6日(火) うっふっふ。さっき、博品館トイパークに電話して、『ぶたぶた』のモデルであるぶたのぬいぐるみ、(株)モンスィユの“ショコラ”を注文しました!ちゃんとパステルピンクのMサイズ、1800円也。あやかしやさん、情報ありがとう〜!!その電話でお店の方に「あのお客様、ここ2,3日で同じお問い合わせの電話が非常に多いんですけど、何かあったんでしょうか?」って聞かれちゃいましたよ(笑)。「えとですね、これ、『ぶたぶた』という小説のモデルなんですよ。私はネットでその情報を知ったんですけど」と教えてあげました。「はあ、小説ですか…」と担当の方は全然知らなかった模様。詳しくは矢崎存美さんの日記(11月2日、3日)をお読みくださいませ。12月の新刊は、『クリスマスのぶたぶた』だそうですよ!!想像するだけでにやけてしまう。ふふ。

 今日は本の雑誌の熱血営業マン、すぎえさんがご来店。びっくりすることを聞いたり。今度、『文庫王国2001』が出るそうです。楽しみ〜。

 青木みやさんに代理購入してもらった『本当に、やさしい。』(よしながふみ、ビブロス)が届きました。みやさん、ありがとうっ!!これでよしながふみはコンプリートだい!

 講談社ノベルスの今月分が入荷しました。『そして二人だけになった』(森博嗣、講談社ノベルス)購入。あれ、田中芳樹が入ってこなかったなあ。発売延びたかな?


11月5日(月) 家の鍵を会社に忘れて愉快なサザエさんの本日の私(泣)。また実家の母に迷惑をかけてしまった…。最近、ポカが多くてめげぎみだよとほほ。

 さっきは、ドラマ「アンティーク」を見ながらとろとろ居眠り。大事なところを見逃した〜。

 ああ、今日注文してみましたが、やっぱりSFマガジン499号と500号は品切れでした…。残念無念。

 昨日の日記を書いたあとで、『虹の天象儀』(瀬名秀明、祥伝社400円文庫)を読み始めて仰天。そう、そうこれよこれ(涙)!!まだ読みかけですが、これ、元天文少年&少女にはこたえられない話なのでは?なんかものすごくハマりそうな予感がしますよ。

 今日、店の児童書の本棚から天文図鑑を引っ張り出してあれこれ見てみました。私のバイブルだったのはこれ!『宇宙』(小学館の学習百科図鑑)!うわっ、懐かしいなあ〜25年前と全然変わってないよ、っていいのかそれで!?もうちっとリニューアルしたほうがいいんでないの?ちなみに96年だかに改訂されてて、毛利さんとか向井さんの宇宙飛行士関係のページは新しくなってました。でもなあ、もっと天文関係の新しいニュースいっぱい入れたほうがいいんじゃ?やっぱ『21世紀こども百科 宇宙館』(小学館)を買うかなあ。11月9日発売予定ね。

 『琉伽といた夏』1巻(外園昌也、集英社)読みました。てっきり読みきりだと思い込んでたのでびっくり。続き物だったんだね。懐かしのSFジュヴナイルみたいな味わいのコミックですね。

 ああ、今日こそはいろいろ更新しようと思ったのに…眠い…。


11月4日(日) 娘のリクエストで、市のプラネタリウム館に行ってきました。ひさしぶりでした、満天の星空!1時間があっという間でした。って寝てたわけじゃないですよ(笑)。でも、ひとつだけ残念だったのは、最後に「さあ、東の空がだんだん明るくなってきました。11月5日、日の出の時刻は○○:○○です。今、新しい太陽が昇ってきました…」というアナウンスと、BGMがなかったこと。やっぱ最後の締めはこれでないと!>懐かしの五島プラネタリウム

 それにしても、子供の頃図鑑で覚えた天文知識がぜーんぶどっかにふっとんじゃってるのにショック。伴星とか、ああ、あったよなあそういえば、とか。また1から勉強し直したい衝動にかられてしまった。とりあえず、宇宙の図鑑(子供用)を買おうかな。今度出る小学館のでもいいけど、あれではちょっと分厚くてなあ。あっそうか、私が宇宙にいまだ憧れを持ってるのは、この子供の頃の体験がいまだに尾を引いてるからだったんだな。SFで星に興味をもったわけでなく、理科の授業で星座を習ったのが最初だもんな。教科書で習ったオリオン座の3ツ星を、ちゃんと本当に夜空で見つけたときの驚き。あれが始まり。

 ハリポタの映画、予告編をテレビCMでやってますね。ほー、面白そうじゃん!ゼッタイ観に行くよ!>その前に読めって

 森博嗣サイトではもう告知が出てるかもしれませんが、今度、犀川&萌絵シリーズの講談社文庫全点10冊箱入りセットが発売されるそうです。付録にシールとブックスタンドだかラックだかがつくそうな。わーん、ずるーい!!!(泣)今更ダブリにはできないわー!

 星間宇宙船で話題の「たんぽぽ娘」ですが、文春文庫の『アンソロジー 人間の情景6/奇妙なはなし』に収録されてるというのは初耳でしたよ>松本様、情報感謝!あと、SFマガジンの2000年2月号(\2000)にも再録されてるそうです>u-ki総統、ありがとう。さらには「宇宙塵」77号(1964年3月)にも収録されてるという情報が>ダイジマンてば相変わらずマニアック(笑)。私は買いそびれてる1998年の1月と2月号(499号、500号の記念特大号)のバックナンバーを注文します〜。ま、まだ在庫あるんでしょうね?大丈夫だよね?>心配

 『CANDY』(鯨統一郎、祥伝社400円文庫)読了。めちゃウケ!(笑)おバカSF、でいいのかな?


11月3日(土) 夕食後に、みかんを4個も食べちゃいました。おいしかった〜。Sサイズだからいいよな。(といいつつ体重計が怖い今日この頃)

 当店にも、創元推理文庫秋の復刊フェアが並びました(新刊速報トップ参照)。とりあえず、ハミルトンとブリッシュは買おうと思ってます。フリッツ・ライバーはどうしようかなあ。

 そういや、昨日発売の「なかよし」12月号に、なんとモー娘。のゴマキのフィギュアがついてるんですよ。つっても身長5センチくらいの小さなものですが。でも、これが欲しくて「なかよし」を買う男性がいっぱいいるんだろうなあ(笑)。

 祥伝社400円文庫の『CANDY』(鯨統一郎)を読み始めました。…こ、これはナニ!?(笑)みのもんただと!?ああ、鯨さんも駄洒落王だったのか!

 新刊速報更新。なかなか12月のコミックはいいラインナップ。文庫はもうちょっとお待ちを。


11月2日(金) さて、昨日ののぼり棒の結果。腕が痛いのはまあ予想通りだが、なぜお腹まで筋肉痛に(笑)?

 賢いゆえに人を信じられなくなるくらいなら、私はただのバカでいいよ。大切なのは相手の裏側にある悪意を邪推することではなく、誠意や好意などのきれいなものを読みとることじゃないのかなあ?そうやってみれば、まだまだ世界には美しいものがたくさんあると思うのに。

 全国1千万の『ヒカルの碁』ファンの皆様!!今年のクリスマスイブには、最新刊の15巻が出ますよ〜!!ああサンタさん、私のためにどうもありがとう!>ちがうってば

 おっ、今度の本の雑誌12月号には、古本御三家のよしだまさし氏が登場だあ!楽しみ。11月12日頃発売だそうです。大森さん絶賛の『ゲーム・プレイヤー』(イアン・バンクス、角川文庫)は買うべきでしょうか。悩むなあ。『蜂工場』はなかなかでしたがね。

 本日届いた「小松左京マガジン」4号に、びっくりなお知らせが。来年1月28日に、小松左京マガジン1周年記念として、小学館(>なぜ?^^)から彼の昔描いたコミックの覆刻版が出るそうです!

1巻「大地底海」(復刊)
1巻「イワンの馬鹿」(復刊)
3巻「第五実験室」(新版)「大宇宙の恐怖」(新版)>これは未発表作品ってこと?
4巻「ぼくらの地球」(欠落原稿)

の4巻セット、一括ケースつきだそう。たぶんあまり刷らないと思いますから、予約したほうがいいかもですよ。

 昨夜、『7回死んだ男』(西澤保彦、講談社文庫)読了。噂に違わぬ面白さ。interestingとfunnyの両方の意味で。いやあ、そうくるとは全然予想してなかったなあ。SF設定の世界における、見事なミステリ。昨夜から読み始めた『アイ・アム』(菅浩江、祥伝社文庫)もさきほど読了。自分はロボットなのか、人間なのか。どこまでが人間と呼べるのか。「人間」の存在とは何か、「生」とは何か、を問う重いテーマのSF。それにしても、「ドラム缶に入った人間が顔と腕を突き出しているのにそっくり」のロボットですか…。想像するとちょっと…。

 ああ、新刊速報入れなくちゃ。近日中にね。


11月1日(木) きゃ〜っ、11月だよ!2001年もあと2ヶ月ですねえ。

 娘と来年入学する小学校に健康診断に行ってきました。が、これが遠い。30分も歩くのは、新一年生にはちょっときついなあ。しかし、学校に一歩入るなり感動!なにもかもみな懐かしい。いやあ、私が卒業して20ウン年、あの頃と全然変わらないよ!机、椅子、習字や時間割などの掲示物、下駄箱、タイルの廊下、体育館の匂い。まるでタイムスリップしたかのよう。懐かしさのあまり、きょろきょろしまくり。帰りには、思わず校庭でのぼり棒に2回も登り、さらには子供たちと一緒にジャングルジムのてっぺんまで上がっちゃって、よそのお母さんに笑われました。ほほほ。明日、腕が筋肉痛になってないことを祈ろう。

 保護者は体育館で、学校についての説明をちょっと受ける。その後、30分ほど子育て講演会。宮入黎子さんという児童文学作家の方がお話してくださいました。ちと話が脱線気味だったけど、なかなかよいお話でした。それにしても、「自分のことは自分で」とか「話すときは相手にわかるように話すこと」とかさー、これって大人にも十分通じるよね。

 そうだね、子供を育てるのも確かにとても楽しいと思う。ただ、私はやっぱりそれオンリーってのはイヤだな。だって、子供は子供の人生で、私には私の人生があるもの。子供は自分の道を進んでいくんだし、それは私の道とは別なんだから。

 ところで、その娘、健康診断で視力が低いことが判明。実は私もかつて、幼稚園の年ですでに視力0.4だったんだよね。遺伝なのか、生活習慣のせいなのか?(後者っぽいよなあ>本、テレビ大好きっ子)やばいなあ、小学生でメガネっ娘か?私も小2でメガネをつくり、小6でかけ始めたけどね。

 昨夜、『ヒカルの碁』14巻まで一気に読了。ああああ、ついに読み終わってしまったか!(涙)楽しみが終ってしまったよ。早く12月にならないかなあ〜>15巻発売。ああ、佐為、どうなってしまうの?塔矢名人との対戦は非常に燃えましたわ。彼はすごいね。鋭いね。さすが、アキラくんのお父様。それにしても驚いたのは、ふと気がついたら、ヒカルがすっかり大人の顔になっていたということ!!い、いつのまに!?どこからだか全く気がつきませんでしたよ!>小畑健様。しかしこの方、本当に絵がうまいですねえ。ほれぼれ。11月中旬には、トレカも出るんだよねえ…>やめなさい

 


 

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