ソコトラ島 (インド洋のガラパゴス) / マダガスカル (不思議の島) / ゴンドワナ大陸 / 龍血樹 / バオバブ | |||
ソコトラ島を見る Socotra ( Soqotra ) イエメン |
ソコトラ島は、インド洋上の島でイエメンに属する。独特の生態系と、奇観で世界遺産に登録されている。 | |||
紅海の入り口に位置し、地政学的に重要な島でもある。古代から海上貿易の中継地点として栄えた。 | |||
ソコトラ島は、ゴンドワナ大陸の分裂で、2300万年〜500万年前にアフリカ大陸から分離したと考えられている。 | |||
動植物が独自の系統的進化を遂げ、インド洋のガラパゴスとも呼ばれている。 | |||
Socotra - Pictures, More From National Geographic Magazine Yemen’s Legendary Island / | |||
Dark Roasted Blend: The Most Alien-Looking Place on Earth / Socotra - Google 検索 / | |||
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ソコトラ島座標 12.511665, 53.827515 | |||
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ソコトラ島 - Wiki / ソコトラ島 - Google 検索 / リュウケツジュ - Wiki / 龍血樹 - Google 検索 / | |||
竜血 - Wiki / Socotra, Galapagos of the Indian Ocean - Google 検索 / Socotra - LookLex Encyclopaedia / | |||
The 'lost world' of Socotra, a remote island with plants up to 20 MILLION years old | Mail Online / | |||
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ソコトラ島特産の龍血樹 Dracaena cinnabari Wikimedia Commons. リュウゼツラン科 (スズラン科) ドラセナ属 | |||
ウリ科 唯一の樹木。Dendrosicyos socotranus / 幹が徳利状になる、クワ科。 Dorstenia gigas / | |||
カンラン科ボスウェリア属、Boswellia dioscorides (乳香 が採取される。) | |||
ザクロの一種 、Punica protopunica / | |||
イエメンの治安 | |||
1994年、 旧南イエメン勢力が再独立を求め、イエメン内戦が勃発したが、約2ヶ月で鎮圧された。 | |||
一人当たりの国内総生産は他のアラブ諸国に比べて著しく低く、失敗国家、後発発展途上国とされている。 | |||
隣国のサウジアラビアに出稼ぎに行く労働者が多い。 | |||
2009年、サウジアラビアのアルカーイダ メンバーがイエメンに移動、イエメンのメンバーと合同して | |||
「アラビア半島のアルカーイダ」が発足した。 | |||
アルカーイダの主力はパキスタンからイエメンとソマリアに移動しているとされる。 | |||
2011年イエメン騒乱 - Wiki / アラブの春 - Wiki / | |||
在イエメン日本国大使館 / イエメン | 国際テロリズム要覧(要約版) | 公安調査庁 / | |||
海外安全ホームページ: 感染・スポット・危険情報 / イエメン / イエメン - Wiki / | |||
Al-Qaeda in the Arabian Peninsula - Wiki / アラビア半島のアルカーイダ - Wiki / | |||
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このアラビア半島沿いの海は、古代エジプトがインドとの交易に使っていた。 | |||
また、海のシルクロードと呼ばれる海上交易路でもあった。現在も、サウジアラビアの港からインド洋へ | |||
石油を積み出す航路であり、ヨーロッパからスエズ運河を経由して、インド洋へ出る航路である。 | |||
そして、過去も現在も海賊の多発地帯でもある。現在、世界各国の海軍がソマリア沖の海賊に対処するため | |||
アデン湾に展開している。 海賊発生個所地図が piracy in gulf of aden ( Google 検索)にある。 | |||
ソマリア沖アデン湾における海賊対処 - Google 検索 / ソマリア沖の海賊 - Wiki / | |||
マダガスカル島を見る Madagascar Island マダガスカル共和国 | |||
ソコトラ島の龍血樹の写真を見たら、マダガスカルのバオバブの写真も欲しくなった。 | |||
アフリカ大陸の南東、インド洋西部にある面積世界第4位の島。全域がマダガスカル共和国の領土。 | |||
マダガスカル島は、元はゴンドワナ大陸の一部であったが、ジュラ紀後期のゴンドワナ大陸分裂でアフリカ大陸から分離 | |||
白亜紀後期にマダガスカル島からインド亜大陸が分離し孤立した。このため、独自の動植物相を持つことになった。 | |||
マダガスカル島の主要部分はゴンドワナ大陸を構成していた古生代以前の地層から成る。 マダガスカル島は、 | |||
「第七の大陸」と呼ばれる大きな島であり、棲息する動植物の約8割がマダガスカルにしかいない固有種である。 | |||
マダガスカル島 - Wiki / マダガスカル 地図 google map | |||
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バオバブ アオイ目アオイ科 (パンヤ科) この写真は「アダンソニア・グランディディエリ」 | |||
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Wikimedia Commons. | |||
バオバブの種類 | |||
Adansonia za アダンソニア・ザー / Adansonia fony アダンソニア・フニー / | |||
Adansonia grandidieri アダンソニア・グランディディエリ / Adansonia suarezensis アダンソニア・スアレゼンシス / | |||
Adansonia madagascariensis アダンソニア・マダガスカリエンシス / Adansonia digitata アダンソニア・ディギタータ | |||
マダガスカルの地形と気候 | |||
島の中央に2000m級の山脈が南北に連なる。最高峰は標高2876m。山脈の東側は熱帯雨林、西側は森林とサバンナ。 | |||
南部は砂漠。中央高原にある首都アンタナナリヴの標高は約1300m。 / マダガスカル島の気候 | |||
マダガスカルの独立と現状 | |||
1947年 - 48年 対仏独立戦争。犠牲者数約8万人を出した。1960年 完全独立。 | |||
1975年 マダガスカル民主共和国に改称。1992年 マダガスカル共和国 に改称。 | |||
2009年3月 マダガスカル・クーデター | |||
外務省 海外安全ホームページ|安全の手引き 在マダガスカル日本国大使館 / 在マダガスカル日本国大使館 | |||
海外安全ホームページ: 感染・スポット・危険情報 / マダガスカル情勢について(外務報道官談話) | 外務省 | |||
伝説の"リベルタリア" | |||
マダガスカル北部地帯、もしくは東北部のサントマリー島に、17〜18世紀に、海賊の解放区"リベルタリア"が | |||
存在したのではないかとされている。 / リベルタリアとジョリー・ロジャー | |||
生きている化石 シーラカンス | |||
マダガスカル島と、アフリカ大陸、モザンビークとの中間地点にコモロ諸島 がある。 | |||
ここは、コモロ という独立国家である。 / アフリカ地図 | |||
この周辺海域の岩礁地帯にシーラカンスが棲息している。 / Description of the Coelacanth | |||
井上 潤:シーラカンス 2 種の分岐年代推定 / 動物 - シーラカンス - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト | |||
シーラカンスは、古生代デボン紀に出現。世界中の淡水域や海水域に広く分布した。約6500万年前(中生代白亜紀末)の | |||
絶滅イベント(K-T境界)を境に完全に絶滅したと考えられてきたが、1938年、南アフリカの北東海岸の沖で、現生種の | |||
存在が確認された。1952年、インド洋のコモロ諸島、1997年には、インドネシア近海で別種のシーラカンスの現生が | |||
確認された。シーラカンス目は多くの化石種があり、化石種と現生種の間で形態的 差異がほとんど見られないことから、 | |||
「生きている化石」とよばれる。 / チクシュルーブ隕石 シバ・クレーター(K-T境界) | |||
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Coelacanth-Wikimedia Commons
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シーラカンスと肺魚は、硬骨魚類 肉鰭類に属する。肺魚も生きた化石と呼ばれている。四足類は肉鰭類から | |||
進化したとされているが、近年の研究で、肺魚のほうがシーラカンスより四足類に近縁とされるようになった。 | |||
肉鰭類 - Google 検索 / 肉鰭綱 - Wiki / パンゲア大陸 ゴンドワナ大陸 - Google 検索 / | |||
パンゲア大陸 - Wiki / ゴンドワナ大陸 - Wiki / 古代魚 - Wiki / Category:生きている化石 - Wiki / | |||
カメレオン | |||
マダガスカル島のカメレオン分布地図:パンサーカメレオン・リーフカメレオン地図 / カメレオン - Google 検索 / | |||
パンサー・カメレオン - Google 検索 / Chameleon - Google 画像検索 / | |||
セーシェル ( インド洋の真珠 ) | |||
セーシェルは、インド洋のマダガスカルの北に、115の島からなる島嶼国家(セーシェル共和国)である。 | |||
セーシェル諸島は、マダガスカル島やインド亜大陸と共に中生代にアフリカ大陸から分離した。 | |||
この大陸移動に伴う火山活動で、南にモーリシャス島やレユニオン島などが形成された。 | |||
おそらく、セーシェル諸島もマダガスカルのような、特異な自然の宝庫であった筈だが、小さな島国のため、 | |||
植民地支配の期間にココヤシ農園に改造されてしまい、固有の生物は見られない。 | |||
1976年の独立後、セーシェル政府は、自然保護と観光立国を両立させ「インド洋の真珠」と呼ばれるようになった。 | |||
セーシェル 自然保護 - Google 検索 / セーシェル 地図 google map | |||
Fudaraku Voice | |||