思春期 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP RUNE)

 

評価   同志   SSS(つか、プレイは義務(ぉ     一般人   S(ろりの使徒はSSS)

同志の対象   神岐 すずめ  神岐 雪来   神岐 みあ   笠原 智恵理 

作品の紹介

主人公、神岐 将臣(かみき まさおみ 名前変更不可)は、運動普通、成績並の下と、その辺にいるごく普通の男の子。同い年だが、性格的にほぼ妹の神岐 すずめをからかいながら(笑)、仲良く過ごす毎日。そんなある時、将臣の父「神岐 惟臣」(かみき これおみ)の諸般の事情(ぉ により、将臣やすずめからみて又従姉妹にあたる、物静かで、それでいて凛としたイメージがぴったりな少女神岐 雪来(かみき せつら)や、大人の事情により主人公達の家に来た、成長途上の未発達な体にもめげず、物静かな雪来とは正反対に活発な美少女神岐 みあ(かみき みあ)、主人公達の近所に住む幼なじみで、とっても頭が良いのに、凶悪なほどの天然な、そして年齢以上のナイスバディな持ち主、両親を亡くした後独りで住んでいるのは色々問題有りと、これまた主人公の家に来た笠原 智恵理(かさはら ちえり)らが主人公の妹として一つ屋根の下に住むことに。今まで妹はすずめ一人だけだったのが、一気に4人に増えた主人公。ほぼ女の園となった神岐家で、お約束のハプニングなどに翻弄されながらも、いつしか妹たちにとって良いお兄ちゃんとなっていく。 そして妹たちの中から主人公の心を離さない女の子が出て来るのも自然の理。主人公は妹たちとどんな愛を育んでいくのか・・・

 

本作はヒロインすべてが妹である。ただし正確には一人を除いては「妹分」と言うべきか。幼い頃からずっと一緒に暮らしてきたすずめちゃんは別にして、他の三人はすべて最近になって義理の妹として主人公と一緒に暮らしていくことになっているからである。しかし本作をプレイして貰えば分かるように、そのようなことは実は些事に過ぎない。確かに共に暮らした時期は無いものの、いざ一緒に住んでみれば、三人のヒロインはしっかり「妹」としてのスタンスを確保しており、また主人公も「兄」としてのスタンスを確保、主人公とヒロイン達とは「兄妹」という関係以外の何物でもないからである。既にプレイを終えておられる妹萌えの同志の中には本作を妹ゲーと認めがたい感想を持っている者もいるようではあるが、筆者としては以上の理由から本作は紛れもなく「妹ゲー」であると断言するものである。

また妹萌えの同志には実に朗報となろうが、本作には、ヒロインの中に実妹が一人存在している。それが誰なのかはプレイの中で確認して欲しいのだが、長らく我らを苦しめていたソフ倫による不当な縛りが解け、実妹とのらぶらぶの描写が可能となり、「実の兄妹が恋人同士となったことによる、周りへの波紋」「許されざる愛への苦悶」がしっかりと描かれている。同志諸君には、長い冬が終わった事による、この福利を存分に享受されたし。

また、ヒロインの中には、その両親が実の兄妹であったと言う隠されし事実がある。その事実に強く心を痛めるヒロインの姿や、実の兄妹の結婚を2人の熱意に負けて黙認するしかなかった父、惟臣の、主人公、将臣に贈った言葉の重み、これもプレイヤーたる同志の心にしっかりと刻みつけて貰いたいものである。道ならぬ道を、自らの意志で歩む事に対する代償を・・・


夜明け前より瑠璃色な(PCゲーム Windows98/ME/2000/XP オーガスト)

 

評価   同志   SSS     一般人   SSS

同志の対象   朝霧 麻衣(義妹)

作品の紹介

月には、地球から移住した人たちの子孫で作られた王国がある、我々の時代からは遠い未来の物語。主人公「朝霧 達哉」(あさぎり たつや(名前変更不可))は、幼い頃に両親を失い、今は、若くして王立月博物館の館長代理をつとめるエリートとして忙しく働く日を送る、従姉の「穂積 さやか」(ほずみ さやか)の庇護の元、妹の「朝霧 麻衣」と三人で、家族として協力しながら生活する日。さやか姉だけに生活費を負担させるのは心苦しいと、せめてイタリアンズと呼ばれる、三匹の犬のエサ代くらいは稼ぎ出すために、隣で鷹見沢 左門が営む、イタリアン料理店「トラットリア左門」で、左門の娘「鷹見沢 菜月」(たかみざわ なつき)と共にアルバイトで汗を流す毎日である。

ある日、さやか姉より、達哉達の家に月の王女がホームステイに来ることを知らされる。突然の出来事にとまどいを禁じ得ない達哉&麻衣兄妹であるが、兎にも角にも受け入れ態勢を整えるのに大わらわ。そんなある夜、達哉は夜の散歩で幻想的な少女と運命的な出会いをする。あまりにも幻想的だったが故に、まるで現実感が湧かないくらいであった。

そして月の王女が来る日。アルバイトから帰ってきた達哉が自宅で見た少女は・・・あの時出会った少女であった。月の王国「スフィア王国」の第一王女「フィーナ・ファム・アーシュライト」。全身に高貴なオーラをまとい、それでいながら他者を疎外するようなイメージとは全く無縁な親しみさを併せ持つ、魅力溢れる女性。彼女のお付きの侍女「ミア・クレメンティス」ともども、留学中の短い間のこととはいえ、達哉達の家で一つ屋根の下で生活することになった達哉とフィーナ姫。動き出した二人の運命の糸車は、どのような未来を紡ぎ出すことであろうか・・・

 

我らがヒロイン、麻衣ちゃんは義妹ではあるが、そのことを知るのは、両親亡き今、主人公と麻衣ちゃんの二人だけである。家族として同居している、二人の従姉、さやか姉ですらもそのことを知らない。つまりは二人は世間的には実の兄妹であり、そんな二人が兄妹でありながら恋に落ちたとき、周りの人たちがどういう反応を見せるかは、同志なればだいたいの想像はつくと思う。ソフ倫の規約改正で実の妹とのえっちが解禁となったにもかかわらず、二人の設定が義妹である理由は、義妹でないと、二人が結婚できない=ハッピーエンドにしづらいからと言う理由もあろうが(ぉ 義理の兄妹でありながら、世間では実の兄妹という二人の関係が、二人の互いに対する想いの変化によって、どのように変えていったか・・・を語るシナリオを描くためであったことは疑いの余地がない。

幼い頃に交わした、二人が義理の兄妹であることをみんなに隠し、二人は実の兄妹であるとする「誓い」。 筆者はこれを主人公の優しさと麻衣ちゃんへの想いと見る。主人公も述懐しているが、筆者がもし麻衣ちゃんみたいなかわいい女の子を幼い頃に妹にしていたら、やっぱり同じことをしたと自信を持って断言できる。 麻衣ちゃんに「貰われっ子」みたいな引け目を感じさせたくないと思う心と、こんなにかわいい女の子を妹に持ったうれしさ・・・。その想いが誓いに繋がってるのは明白であり。後に主人公が自縄自縛と自嘲しているが、その必要は全くない。何故なら主人公が幼い頃、麻衣ちゃんに対して持っていた淡い恋心を「妹」という言葉に込めたものが、長じた時「恋人」に変わるだけだから。古来より夫婦を意味する言葉として、「妹背」という言葉があるが、長いこと、妹として大事にしていた麻衣ちゃんを、長じて彼女を恋人として迎える、まさにこの言葉通りの行動であろう。

ちなみに作中でミアが、二人が実の兄妹ではなかったから、惹かれ合うことも理解できる・・・と言ってるが、ミアには申し訳ないが筆者はそれは違うと考える。幼い頃から兄妹として一緒に住んでいるのなら、血の繋がりがあろうが無かろうが、それは紛れもなく二人にとっては「実の兄妹」なのである。普通なら兄妹が互いを恋愛の対象としては見ることがないのは、兄妹に準じて一緒にいることの多い「幼なじみ」が恋人になりづらい等の事例を見れば明らかであり、二人が兄妹でありながら愛を育めたことは、この二人が「選ばれし者」であることの証左に他ならないのである。

兄への秘めた想いが通じた麻衣ちゃんは、えっちに対して非常に貪欲になっていく。例えば兄のナニを口で愛しながら、自らの秘所を激しく愛撫、「ごめんね。こんなえっちな妹でごめんね・・・」とつぶやきながら・・・。自らのあまりの痴態ぶりで兄に嫌われることに怯えながら、それでも兄への溢れるばかりの愛情と愛欲で歯止めが効かない麻衣ちゃんの姿は、我ら妹erにとっては女神が降臨したも同然である。これほどまでに妹に愛された主人公は、全人類の中でもっとも果報者であることは疑いの余地が無く、追加シナリオでは、日がな一日えっち三昧であったことを示唆するストーリーだったのは納得出来るものである。 主人公の言うように、彼自身も含め、実らない者と諦めていた恋。それが実ったわけであり、今まで我慢していた部分がどっと溢れたと言うのは分かりすぎるほど分かる理屈。加えて二人とも、一番えっちしたい盛りの歳で、しかも同じ家に住んでいるとあっては、歯止めが効くと考える方がどうかしてるわけで。まあ筆者がいえることは、せめて避妊くらいはちゃんとしようなっと。二人ともこれ以上お姉ちゃんに負担懸けたくないだろうからなあ。

二人の関係をようやく周囲に認められたとき、麻衣ちゃんは主人公を名前で呼ぶが・・・我ら的にはそれは是非やめていただきたい。貴殿らは兄妹で結婚した選ばれし者。なれば、麻衣ちゃんが呼ぶべきは「お兄ちゃん」以外にはあろうはずが無いのだから。その点是非考えて貰いたい。我ら妹萌えの同志を代表して、筆者がそうお願いする。


「月踊亭(げつようてい)にて 〜at Moondance Dinner〜」 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP キャラメルBOX)

キャラメルBOX やるきばこのコンテンツのひとつ、オリジナルストーリー)

評価   同志   SS    一般人   SS

同志の対象    時坂 いのり(実妹)

作品の紹介

最愛の妹「時坂 いのり」を病気で亡くし、生きる望みを失った主人公「時坂 誓哉」(ときさか せいや 名前変更不可」が雨の中を彷徨っていたとき、曰く有りのメンツの巣窟(ぉ 月踊亭を経営する文月 涼子(ふづき りょうこ)に拾われる。月踊亭の人々との交流の中で癒され、そして再び前に向かって歩き出すお話・・・。

このストーリーは正直痛いストーリーである。本当は愛し合った兄妹なのに、たまたま妹が思春期特有の反抗期に入ってしまい、妹が自分の兄を愛しく想う心とは裏腹のつっけんどんな対応しかできないと言う状況のまま、病で命を失ってしまう。反抗期というのは成長の過程で通過しなければならない重要なポイントの一つなので、それが故に兄に反抗するのは仕方がないことであって、いのりちゃんを責めるのはお門違いというものだが、ナニもこのタイミングで到来しなくとも・・・。生前妹ともっと良好な関係を築き上げたかった兄と、もっと自分の気持ちに素直になれば良かったと後悔する妹。好きという気持ちに素直になれないのは人の性とは言え、あんまりと言えばあんまりな運命である。

本作では、死んだはずの妹が天使となって再び兄の前に現れている。しかしながら何故か葉由や他の女の子には見えることはあっても、主人公にはどうしても見えない。好きな人に自分の姿を見て貰えない切なさ、いのりシナリオ以外では、愛する兄が別の女性と結ばれていくのをただ見守るしかできないいのりちゃん。それでも兄の幸せを願い、その恋を応援する健気ないのりちゃん。我ら妹erとしては、これ程恋い焦がれる妹はあるまい。

そして葉由シナリオに於けるいのりちゃんの叫び。好きな人と兄妹であるが夕映の悲しみ。確かにその通りである。兄妹であるから今は一緒にいられる。だが兄に自分以外の好きな女性が出来れば、その女性との繋がりの方が強くなり、そしていつか妹は兄とは滅多に会えない状況になってしまう。好きなのに一緒にいられなくなる悲しみ。いのりちゃんのやるせない想いを我ら兄は受け止めないわけにはいくまい・・・。

いのりシナリオに於いて、兄と結ばれるいのりちゃん。「私の初めての人になって下さい」と愛しい妹からお願いされて、それを断れるのは人間じゃねえと、筆者は当然かつ罰当たりなことを言っておく。生前出来なかった、兄に素直に甘えるシーンは実に感涙ものであった。もしいのりちゃんが病で死ぬことがなければ、兄とは恋人同様に生活できたであろうにつくづく切ない。いのりちゃんと誓哉には親戚縁者はおらず、二人が禁断の関係になったとしても咎め立てする身内がいないであろうから。それだけにつくづく残念でならない。ほんっっっとうに残念でならない・・・。


つくしてあげるの!〜だっておにいちゃんのおよめさんになりたいんだもん〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP PeasSoft)

評価   同志   SS     一般人   B

同志の対象   若宮 葉月(義妹)  野乃原 えほん(異母妹 (自称))

作品の紹介

勉強が出来て、かつ、女と見まごう美少年な主人公、「若宮 瑠璃」(わかみや るり 名前変更不可)。地元の名士の生まれで、恋人になれれば玉の輿なのであろうが、本人が優柔不断で流されやすいのが玉に瑕。(ぉ 主人公の両親は仕事が忙しく、家を空けて外を飛び回ってる。そんなわけで、家では主人公とその義理の妹「若宮 葉月」(わかみや はづき)、そしてお手伝いさんと一緒のことが多いそんあある日、お手伝いさんが休暇を取り、久しぶりに兄妹水入らずの(お兄ちゃんらぶらぶな葉月にしてみればわくわくの(笑))日を過ごせるかと思いきや、帰宅するなり父親の愛人の子、即ち腹違いの妹を自称する「野乃原 えほん」(ののはら えほん)や、良家の親同士が決めた、主人公の正式な婚約者を主張する、負けず嫌いのお嬢様「橘 奈乃」(たちばな なの) 果ては幼い頃結婚の約束をしたと主張する幼なじみ「松任谷 唯」(まつとうや ゆい)ら女の子達が乱入。兄妹水入らずの静かな生活はどこへやら、主人公にお嫁さんにして貰おうと思う女の子4人(何故か妹二人も入って(笑))大乱戦(爆笑)

勝負の方法は簡単。どれだけ主人公に尽くせるか。尽くして貰えたと主人公に認定されれば、主人公にスタンプカードにスタンプを押して貰い、一番早く一杯になった女の子がお嫁さんになれるというルール。かくして我らが主人公、瑠璃。妹二人を含む、四人の女の子からいろ〜んな意味で尽くされるハッピー(しかしながらある意味地獄)な毎日が幕を開ける・・・

 

本作のタイトルにある「だっておにいちゃんのおよめさんになりたいんだもん」 幼い頃、妹のいる同志の中には、そう言う言葉を妹から貰った果報者がいることであろう。小さい頃はうざい程兄である自分に付きまとう妹も、大きくなれば、他に好きな男が出来て、兄には目もくれなくなる・・・。そんな懐かしくもちょっぴり切ない思いをした同志も少なくない数でいることであろう。本作は、思春期になってなお、兄への想いを捨てずに持っていてくれる、我々妹萌えの同志達には、まさしく天使そのものが具現化したような妹が登場する作品である。

えほんちゃんは、父親の愛人の娘。即ち異母妹である。残念ながら自称であり、本当に主人公の妹である確たる証はないのであるが、本人がそう言う以上、それとして扱うのが、我らの度量であると考えるので、ここは一つ実妹と言うことで。 残念ながら、主人公とえほんちゃんは、兄妹として一緒に育った歴史がない。故に彼女との恋愛には「兄妹との恋愛」という意識がない。だがしかし、見かけ通りに心がまだ幼い彼女は、実の兄妹であっても結婚できると無邪気に信じており、そんな彼女の姿が、幼い頃の自分の妹にかぶる同志も少なくないものと筆者は考える。幼い頃のノスタルジーに彼女と共に浸るのもよし、である。

筆者が一押しに推すのは、実は葉月ちゃんの方である。葉月ちゃんは主人公の妹であるが、義理である。どういう経緯で主人公の妹になったのかは不明であるが、ただ幼い頃からずっと主人公と兄妹として育っているだけに、血縁などとは無関係に二人は間違いなく兄妹なのである。 幼い頃からずっと兄である主人公の琴が好きだった葉月ちゃん。思春期に入っても、兄へのその想いは変わらず。なし崩し的に始まった花嫁競争に、妹である自分が参加することになったのは、建前上は、兄が不本意な相手と結婚しなくても良いようにと。だがその実際は、兄のお嫁さんになることは出来ないのは分かっていても、それでも自分を兄の愛しい人として見て欲しいと願う、せつない妹の気持ちからであった。両親に花嫁競争の琴がバレ、もう自分の元には来てくれないと諦めていたところに、主人公が自分を訪ねてきてくれたときの葉月ちゃんの喜び、主人公があくまでも自分を選んでくれたことに対する喜びを隠しきれない葉月ちゃんが、恥ずかしがりながらも兄にその体を委ねるシーンなど、妹萌えの同志なれば萌えぬはずもなく。

またそれだけに、主人公の考え無しの行動で、自分と主人公との禁断の関係が両親に分かってしまったときの、葉月ちゃんの涙は筆者の心に痛く突き刺さったわけであり。兄は妹である自分と結婚したいと父母の前で宣言してくれた。だがそれは同時に、密かに続けてきた兄妹同士で愛し合ってきた琴の終焉を意味していた。両親が二人の関係を認めるわけがない以上、二人が一緒にいることも認めてくれなくなるのは火を見るより明らかだから。兄が自分を好きだと言ってくれた琴と引き替えに、密かに愛を育んで行くことも出来なくなった彼女が、笑みを見せながら悲しげに泣いていたという。ゲームの中ではCGでの描写はない。だがその「悲しい笑み」というのが、プレイヤーである筆者には、まるで自分の前にそれがあるかのように見えたのである。それが故に、ヘタレの主人公に対して激しい怒りを感じた筆者であるが、その感情に賛同できぬ同志はいないと筆者は強く信じるところである。

兄妹の甘やかな、そして許されるはずがないが故の切ない恋愛を、葉月ちゃんのシナリオで、是非堪能して欲しいと思う筆者である。


はぁ・はぁ・テレパス 〜はじめてなのに超BINKAN〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP SAGA PLANETS)

評価   同志   S      一般人   S

同志の対象   神原 まな(義妹)

作品の紹介

主人公、柴崎 翔太(しばざき しょうた(名前変更不可))は、暁光学園二年生。とある時、転校生の藤本 美羽(ふじもと みはね)とお知り合いとなる。どの出会いは強烈。公園の石階段から転げ落ちた彼女の下敷きとなったのだから(笑) それが縁で恋人同士となった翔太と美羽。 実は翔太には秘密があった。美羽と衝突した拍子にか、美羽の心の中を読めるようになっていたのである。言ってみれば、美羽相手限定のテレパスと言うところか。そして美羽にも秘密が。なんと彼女は超BINKAN体質であり、手を握られただけでアソコが濡れてしまい、ましてえっちなことをしようものなら溢れんばかりの(以下略)

超BINKAN体質で、嫌らしい、淫らな女の子と思われたくない美羽と、チェリーボーイまっしぐらだった翔太。二人の恋愛関係がスムーズに行くはずもないが、親友の虎太郎や保険医の新井 莉子(あらい りこ)らの入れ知恵アドバイス、そしてなにより、美羽の心の中が読める翔太の能力でもって、少しずつ二人の関係は深まっていく。しかし元々超BINKAN体質の美羽ちゃん。初めてのえっちから快楽を覚えてしまっており、嫌らしいと思われたくないと言う羞恥心とは別に、どんどんえっちの深みにはまる一方。翔太の義理の妹で、甘えん坊なのに両親の離婚で同居できず、寂しい思いをしている神原 まな(かんばら まな)や、莉子との関係も深まってきてしまう翔太。さてこの状況で、翔太と美羽の関係はどのような結末を迎えることになるのであろうか・・・。

本作はSAGA PLANETSの作品。このソフトハウスは、ちゅっちゅっちゅ〜な洗脳オープニングであまりにも有名な(笑)「恋愛CHU!」をリリースしたソフトハウスとして有名であろう。 さて、本作の我ら的メインヒロイン、神原 まなは、主人公の義妹である。主人公との父と、まなの母がそれぞれ子連れで再婚したことで兄妹となった二人である。ゲーム開始早々で両親が離婚してしまっているため、厳密にはもう兄妹ではないのだが、長く兄妹として生活してきた二人であるため、筆者は二人を兄妹と認定するところである。

さて前述の通り、二人は兄妹ではあっても、両親の離婚によって離ればなれの生活を送っている。学校は一緒なので、学校では出会えるのであるが、もともと甘えん坊のまなちゃんだけに、家で一緒に生活できないと言うのは、本当に切なく苦しいことであろう。ましてや兄には恋人が出来てしまい、そして両親は離婚したことによって、義理での兄妹ですらなくなって、兄との絆を喪失したも同然。まなちゃんの切なさを理解できぬ同志は存在せぬものと筆者は考える。

えろげ〜において、兄を想いながらオナニーに耽る妹・・・と言うのは定番のシーンではあるが、本作にも勿論存在する。このシーンを見てしまうことで、主人公は妹に女を感じてしまう訳であるが、残念ながら本作では、主人公が美羽ちゃんとの恋人関係にあるという設定のためか、妹に女を感じてしまい戸惑う主人公・・・と言うこれまた定番のシーンが少ない。兄妹の禁断の愛に悩む主人公と言うシーンは、むしろまなちゃんと肉体関係を持ってしまった後に描写されている。オナニーシーンを主人公に見せるという、まなの精一杯の誘惑にのってしまい、まなを抱いてしまった主人公であるが、その後のまなちゃんのえっちなお強請りを拒み続ける主人公。その展開自体は、えっちした後で眠らせていた道徳観が再び目覚め、禁断の関係を拒む・・・と言う心理描写であろうから評価するのだが、残念ながらまなちゃんとのえっちをした後の主人公のまなちゃんへの想いの描写が希薄なために、妹の愛を拒む兄という行動にちぐはぐ感を禁じ得なかった筆者であった。妹が兄を切なく求めているというのに、それを突き放す兄の姿に、勿体ないお化けを1グロスほど送りつけてやりたくなった筆者であるが、その思いを共有してくれる同志はきっといてくれる者と筆者は確信する次第。(お

主人公の、まなに対する想いが、妹としてでは無く、恋人としての想いであることに遅まきなら気づく主人公。その後の彼の行動は賞賛に値する。一番の障害はまなの母親を説得することであろう。残念ながらそのシーンは見せて貰えることがなかったが、出来れば筆者も見せて欲しかったシーンであった。自らの時の参考にしたいので(ぉい まだ在学CHU!なのにもかかわらず結婚した二人。兄妹から夫婦へと変わっていった二人であるが、それにしても制服姿のまな、そしてその左手の薬指に輝くリングと言うシーンに激しく萌えたのは果たして筆者だけであろうか・・・。義理とは言え兄妹同士、そして周囲にあった「早すぎる」という反対をおして結婚した二人。初志貫徹できた二人に対しては、筆者も勝算を惜しまぬし、自らもまた、そうありたいと思うところ大であった。


天使のいない12月 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Leaf)

評価   同志   SS      一般人   SS

同志の対象   木田 恵美梨(実妹)

作品の紹介

主人公、木田 時紀(名前変更可)は、とある学園の二年生。毎日を無気力に怠惰に過ごしている。生きるのも面倒なら死ぬのも面倒。他者とは肉親も含め最小限度の付き合いに留め、決して深みにはまろうとはしない。悪友の霜村 功とはそれなりに付き合っているが、彼の薦めである女の子との恋愛は全く耳を傾けぬ有様。口うるさい実妹木田 恵美梨(きだ えみり)の存在がそうさせているようだが。

そんな彼だが、ひょんな琴で引っ込み思案で目立たないクラスメートの女の子「栗原 透子」(くりはら とうこ)と成り行きで肉体関係を持ってしまう。別にお互いのことが好きだったわけでもないのに。そしてこのことが、他人との交流を極力避けてきた主人公の生活に変化をもたらすこととなる。透子の親友で幼なじみの榊 しのぶ(さかき しのぶ) 主人公と同じ二年生で、物静かで上品な雰囲気をもつ須磨寺 雪緒(すまでら ゆきお) 功の彼女で、主人公達の後輩、恵美梨の友人 葉月 真帆(はづき まほ) そして主人公のバイト先の先輩職員で、年上であるが普段の言動が頻繁にお茶目な麻生 明日菜(あそう あすな)らとの人間関係が成立・・・。

セックスの快楽と肉体的な繋がりのみで結ばれただけの主人公と透子。そしてその回りの女の子達との交流が、無気力だった主人公にどのような道を示すのであろうか・・・。

 

我らがヒロイン、木田恵美梨(きだ えみり)は主人公の実妹。残念ながら本作では、彼女は攻略の対象、若しくは喰える(ぉ対象ではない。ソフ倫のいけずな規定ある限り、実妹である彼女を喰うわけには行かないのである。(ぉ そんなわけでと言う訳でもないだろうが、彼女は本当に口が悪い。主人公を「バカ兄ぃ」「死んじまえ」「消えろ」etcetc・・・ ・・・あ〜そこの同志、読むのを止めるでない。彼女がこういうことを言うのは決して主人公を嫌い、憎んでいるからではない。確かに彼女が主人公に恋心、そこまでいかなくとも好意を持つのは難しい。主人公曰く、彼女が主人公をあしざまに言う理由は、彼女が思春期に入ったとある日、彼女がトイレに入っている時、間違えて主人公がトイレの扉を開けてしまったことらしいが、それだけじゃないだろうと筆者はツッコむ。日頃からバカだのカバだのあしざまに言い続ければ、彼女だって反発もするであろうがな。

で、ホントに嫌いならば、兄のこういう挑発に対し、無視をかませばOK。それを出来ず律儀に突っかかってくるのも、彼女の幼さがそうさせるのであろうが、その他にも、兄とのそう言うやりとりを楽しんでいるフシも見受けられるのである。実際に会話を聞いていれば、分かって貰えると思うが。
そして決して嫌ってないのだと明瞭に分かるのは、とある女の子のシナリオに於いて、主人公が透子と別れるシーンがあり、その後になにげに落ち込んだ雰囲気を醸し出した主人公を、彼女が彼女らしい気配りをしたところ。 自分の大好きなクリスマスケーキを少し分けてあげようか?と切り出すところが、いかにも彼女らしいが、このシーンを見た時、筆者は彼女の優しい心を目の当たりにした喜びに満ちていたことを同志諸君に伝えよう。

恵美梨ちゃんは推定高校一年生。だがその言動は幼児を想起させることも。先に述べた、からかうと猛然と食って掛かるところや、兄から犬のぬいぐるみをプレゼントされた時、「わ〜い☆わんわんのぬいぐるみ〜」と無邪気に喜ぶところと良い・・・これ程愛おしい妹を主人公が彼女をからかいたく気持は痛いほど分かるものの、いじめる気持というのは、筆者には良く理解できない。(ぉ

さて、我らが恵美梨ちゃんと一番関わるシナリオは、須磨寺 雪緒シナリオである。 恵美梨ちゃんもお年頃故に、好きな人は出来ている。彼女の先輩に当たる生徒なのだが、その生徒というのが、よもや同じ女性の雪緒ちゃんであったとは。この歳の女の子ならば、同性に対し恋愛に近い感情を抱くことは別に変でも何でもないし、筆者も「おんなのこどうし」の恋愛は推奨(おおひ する立場の為、それについては何もとがめ立てする気はない。むしろ、恵美梨ちゃんと雪緒ちゃんが、えっちな琴をしているシーンを見たかったくらいである。バキ 雪緒ちゃんの方はともかく、恵美梨ちゃんはまだ精神的に幼いので、雪緒ちゃんと肉体関係を結ぼうとまでは考えてないようだが。

問題は雪緒ちゃんと主人公が結ばれてしまっている雪緒シナリオの場合、雪緒ちゃんを巡って、兄と妹が恋のライバル関係に陥ってしまう、まさにこの点である。好きと言う言葉の前には、同性だから、禁断の愛だから、なんてのはこの際全く無意味。自分の想い人を奪ってしまった兄に対し、恵美梨ちゃんは憎悪の瞳を主人公に向ける。当然ながら筆者は、プレイしている時は主人公の訳だから、その憎悪の瞳は、妹をこよなく愛する筆者にも向けられているわけで。想い人から憎悪の目で睨まれる、その時筆者がどれ程やるせない想いをしたかは、同志諸兄にならよく分かって貰える琴だろう。(/_;)

それでも主人公と雪緒ちゃんが好き会って付き合っているのならまだ恵美梨ちゃんも納得が出来たであろう。ひょんな琴で、主人公と雪緒ちゃんが(表向き)体だけのつき合いだとばれたところで、恵美梨ちゃんの怒りは爆発。雪緒ちゃんが居眠りしている時に、唇を奪うという強硬手段に出てしまう。その後トゥルーエンドルートならば、雪緒ちゃんらしからぬ激しい調子での拒絶(注意:同性からの愛情を拒んだのではなく、自分への愛情そのものを拒絶)に出逢い、恵美梨ちゃんは絶望のどん底に突き落とされ、それこそ主人公への憎しみは頂点に達していたわけであるが。(/_;) なにが悲しゅうて好きな女の子を巡って、愛おしい妹と闘わねばならないのだ。ええ?(/_;) このときの筆者の心の中にあったやるせなさはひとえにこの言葉で代表される。主人公にもう少し甲斐性があれば、彼女と自分の妹、二人ともお嫁さんも可能であったであろうだけに、主人公のヘタレさ加減に罵声を浴びせたい気分であった。いあ、不可能ではない。なぜなら修羅場となった時、雪緒ちゃんより恵美梨ちゃんへのフォローを優先すると、恵美梨ちゃんは雪緒ちゃんに対して、主人公と同じ立場となるからである。主人公と同じ立場に立ったと宣言、兄に雪緒ちゃんを渡さないと言い切った彼女のセリフから、おそらく恵美梨ちゃんは、雪緒ちゃんと肉体関係を持ったことは想像に難くない。一人の女の子を、男女が共有した関係に陥った場合、その男女の方も・・・と言うケースも多々聞くため、上記の夢を実現することも決して不可能ではないと、筆者は妄想する次第。(ぉひ

想い人を兄に取られた恵美梨ちゃん。兄に対する憎悪は想像を絶するはず。だのに、兄が雪緒ちゃんと心中を図って瀕死の重傷を負ったと聞いた時、彼女は大泣きに泣いたという。あれほど憎んでいたはずの妹が、いざ自分が瀕死になると、肉親がこの世から消えるかも知れないと言う恐怖に囚われ、悲しんでいたという事実。恵美梨ちゃんが兄思いの優しい女の子であるという、動かし難い事実でした。 喰えなくても良い、えっちなしーんなくてもいい、とにかく彼女とのシナリオが欲しかったとつくづく思わされた一シーンであった・・・


すくみず 〜フェチ☆になるもんっ!〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Circus FETISH)

評価   同志  SS(スク水マニアはSSS っつ〜かプレイは義務(お        一般人   SS(スク水マニアの方以下同文(お

同志の対象  嶋野 真帆(義妹)

作品の紹介

主人公、嶋野 加奈太(しまの かなた 名前変更不可)は、とある学園に通う二年生。学園の校舎が火事で焼失してしまい、プレハブ校舎が出来るまでの数週間、同じ系列の学園である、私立女子学園・藍山学園に彼の義妹、嶋野 真帆(しまの まほ)と共に編入されることとなった。因みに彼は県内では名が知れた水泳選手。編入沙希の学園でも練習と言うことで屋内プールで練習することとなり、話の流れで水泳同好会に入ることとなる。水泳同好会には、幼なじみで、とある理由からちょっと最近疎遠になっていた松下 梨香(まつした りこ)、体は小さいながらも存在感抜群な先輩石橋 媛(いしばし ひめ)、品行方正な学級委員長なれど、実は・・・な荒谷 鈴江(あらや すずえ)、スク水番長なる、存在の有無からして謎に包まれた人物に心酔し、自分もスク水番長になろうとしつつも、現実はへっぽこな岩崎=コナ=麗華(いわさき こな れいか) そして水泳同好会の顧問を務める、美人なのだが体育会系らしくがさつさが目立つ臨時雇いの講師 宮田 葉菜(みやた はな)らがおり、彼女らをコーチすると言う役も仰せつかることとなる。
さて、我らが主人公、加奈太は・・・実は筋金入りのスク水フェチであり、水泳部に入ったのもスク水を堪能し、スク水の女の子にモテたいが為という、ちょっと表沙汰には出来ない理由があった。(お 不純な動機なれどその努力が実り、今では県大会決勝に進めるかどうかと言うレベルまでは上がっていた。 そんな彼故に、女子校の水泳同好会に入る・・・と言うのは、実は彼にとっては天国そのもの。何せ周り中スク水の女の子だらけ。ある程度有名人と言うこともあり、女の子達からの評価は概ね良好。真面目なフリをしておけば、スク水を堪能し放題なのだから。(笑)

かくして、加奈太の期間限定ながらスク水パラダイスな時の幕を開ける。彼はどんな女の子とラブラブなストーリーを作り上げていくのだろうか・・・。

我らがヒロイン、嶋野真帆は、主人公である嶋野加奈太の琴が大好きである。子どもが言う「好き」であることはあるが、男女の好きでもあることは言うまでもない。お兄ちゃんらぶらぶな妹が必ず言うであろうセリフ「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる」 幼い頃の戯れ言と言ってしまえばそれまでだが、しかし真帆は大人になった今も子どもの頃と変わらず真剣にそう考えていたのである。勉強が良くできる彼女故に、進学校である私立女子学園・藍山学園に行こうと思えば行けたはずなのに、敢えて主人公と同じ学園に進学した理由は・・・今更説明を要する同志はおるまい。

彼女が着用するスク水は、スク水マニア垂涎の旧スク。このスク水はどちらかというと幼女体型の女の子にぴったりなのだが、加奈太曰く、理想のスク水像 筆者のように多少ろりが入ったものには、彼女の体型は美の女神から託された美と言っても過言ではない。加奈太同様、彼女にはスク水、それも旧スク以外の水着など似合わなく、他の水着を着るなどとは美の女神に対する冒涜と言い切っても過言ではないと信じるところである。バキバキバキ 無論彼女は加奈太が好きであるから、加奈太が好まぬ水着を着るはずもなく、加奈太が好む旧スクを海に行った時ですら着用してくれる健気さである。理想的な、素晴らしい妹であることに疑いの余地はない。

外見の子供っぽさに幻惑されがちではあるが、真帆ちゃんだって年頃の女の子。大好きな兄を性的な対象としても見ているわけであり。自室で兄を想って自慰に老ける真帆、自分の下着をわざと加奈太の目に付くように置く真帆、彼女のスク水をわざと兄の手に落ちるように仕向け、首尾良く兄がそれで自慰に耽るや、その水着を再び着用し、兄の匂いを全身に感じながら再び激しい自慰をする真帆。水泳プールにいる時は、兄をひとときとも目を離さず食い入るように見つめ、兄が性的に興奮し股間に手をやるところを見るや、自らも興奮して股間をぬらす真帆。その姿はもはやナニも知らぬ子どものそれではない。立派な性的にも成熟した一人の女性である。普通ココまで妹に思われれば、血の繋がりがない妹である、理性などどこかの異次元に吹き飛ばし、妹をその手に抱いてしまってもおかしくはないのだが・・・

加奈太には、かつて実妹がいた。その名は志帆。海に行った帰りに交通事故に遭い帰らぬ人となった妹。自らも大怪我を負ったため妹の葬式に出ることすら出来ず、為に妹の死を信じることが出来ず、暫く妹の姿を求めて探し回った加奈太。筆者はこのエピソードを聞いた時、激しい心の痛みを感じたモノである。最愛の妹を失った悲しみ、それを信じられなかった、いや、信じたくはなかったであろう加奈太の気持は痛いほどよく共感できたからである。志帆を失った痛みを癒したのは、真帆。まるで志帆がそこにいるかのようにそっくりな義理の妹。真帆が義妹でありながら、実妹と同様の愛おしさがあるのも、ある意味当然であろう。加奈太が真帆への思いが募りつつも、その想いを吐露できないジレンマに陥る理由が垣間見えよう。

加奈太が、自分の本当の気持ちに気づくために、大切な幼なじみの梨香の心を傷つけてしまった。そして真帆の心も。筆者としては加奈太に対し罵声を浴びせずにはいられなかったのであるが、それも若さ故の不器用な恋愛の故なのだと自らの気持ちを静めることしかなかった。自分が高校生の時に、加奈太と同じ立場にあったなら、筆者なら別の意味で鬼畜な行動を取り、二人を悲しませたことになっていたに違いないであろうから。二人ともお嫁さんにしようとしてバキバキバキ  いあ、妹と幼なじみ、身近な女の子が二人とも自分を好いていてくれるなら、両方ともお嫁さんにするのが正義というモノでガスガスガスガス

加奈太と真帆が結ばれたその後、加奈太同様スク水フェチ教師の葉菜ちゃんから貰った伝説の白スク(笑) 本作でこの白スクをGET出来た勇者は真帆一人のみである。このことからも真帆ちゃんがトゥルーヒロインであることがよく分かるであろう。(笑) 残念ながら白スクは表に出すには余りに刺激が強すぎるため、外で着用させるわけには行かないのが難点だが・・・しかし、思い人に戸外で恥ずかしいことをさせることに萌える趣味の方には別の楽しみ方があろうかと思われる。どちらかと言えば闇系の属性の行動であるため、あまり筆者的にはお勧めできかねる行動ではあるが・・・

真帆シナリオに於けるエピローグは、非現実的な、しかしスク水マニアにはあってしかるべき未来。愛おしい妹を将来の伴侶に出来た主人公、スク水マニアの象徴となり得た主人公。漢なれば一度は彼のように両手に華になってみたいモノである。


After...(PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Ciel)

評価   同志   SSS      一般人   SS

同志の対象  高鷲 渚(実妹)

作品の紹介

主人公、高鷲 祐一(たかわし ゆういち 名前変更不可)は、霧ヶ杜学園3年生。入学当初から自分でワンダーフォーゲル部を作り、親友である滝谷 紘太郎(たきや こうたろう)や、我孫子 慶生(あびこ けいしょう)らと活動、卒業後の春に穂高縦走を計画する。 そんなおり、祐一の腐れ縁な幼なじみで、喧嘩するほどに仲がよい汐宮 加奈美(しおみや かなみ)、祐一の妹で、ぐうたらな祐一に変わって両親不在の家の家事一般をすべて引き受ける、引っ込み思案だけどとても優しい女の子高鷲 渚(たかわし なぎさ)、紘太郎の幼なじみで、クールなイメージが漂う女の子貴志 陽子(きし ようこ)らが、ワンダーフォーゲル部に強引に入部してきた。山は男の世界と入部を渋る祐一ではあったが、  結局入部を認めざるを得ない状況に。 学園三年目の夏に男子三人、女子三人の計6人となった部。その短い期間を思い切り楽しむ彼ら。祐一を含むみんなが、この楽しい時がいつまでも続くとそう信じていた。そんなことは決して無いというのに・・・。

本作の我ら的トゥルーヒロイン、高鷲 渚は、主人公、高鷲 祐一の実の妹である。登場してすぐに制服の上にでエプロンを着けたシーンでの登場で、筆者はたったその一シーンで彼女に恋に落ちた。お気に入りのキャラは攻略は一番最後・・・と言う自分自身に課した定めを呪わずにいられぬ位、彼女への思いが募ったものである。上記にもあるように、彼女はとにかく健気。両親が不在で、自分たちで家事をやらなければならないと言うのに、ろくすっぽ家事が出来ない兄のために、家事全般は全て彼女が引き受けている。しかも兄の世話を喜んでやっている訳であり、その姿は愛しい人に対する献身そのものである。この言葉が決して誇張ではないのがクリスマスの夜、主人公からプレゼントされたドイツ製の料理器具に喜ぶ渚の告白「あたし・・・ずっとお兄ちゃんに食べて欲しい」「ずっとこのまま・・・お兄ちゃんと一緒に暮らすの。」「それで・・・お兄ちゃんにあたしの料理、食べてもらうの」この言葉の意味するところを、同志のただ一人とて分からぬ者はおるまい。兄妹であるが故に、結婚することは叶わず。しかし一緒に暮らしていくことは可能。愛しい兄にずっと一緒にいて欲しいと言う渚ちゃんの切ない思いがこれ程伝わってくるセリフはそうはあるまい。(/_;)  もっとも筆者は、渚ちゃんのこの様な純粋な思いを載せた言葉を、琴もあろうに別の意味で「食べて欲しい」と一瞬受け取ってしまうと言う大ボケをかましてしまった琴を、ココに白状しておく。バキバキバキバキ

少し幼さがみえる渚ではあるが、しかしその中身は大人でもあった。兄に抱かれているシーンを想像しながら、ひとりえっちに耽る渚。そのシーンを主人公は見てしまう。結局その時は彼は理性を優先させ、渚の部屋に入っていくことはなかったわけであるが、彼の行動は果たして是か非か。常識人としては正解であろうが、我ら同志にしてみれば単なる意気地なしであろう。(ぉ 妹の思いに答えてやれない兄なぞその存在価値はないのだから(極言) なお同人誌ネタであるが、Tony氏の同人誌での本作の番外編に、渚ちゃんが寝ぼけて兄のベッドに潜り込んでしまい、一人えっちに耽りながら兄のナニを愛撫、射精した精液を見て、兄の子どもを欲しがるシーンがある。そこまで渚ちゃんは、兄のことを好いているのでいるのだから・・・。

いつまでも一緒にいると、渚より先に死なないと愛する妹に約束した主人公、祐一。しかしその約束は一度は破られた。穂高縦断中に、遭難者を救助しようとして二重遭難。祐一は一度は死んだからである。魂のみがサルベージされ、彼の親友の一人、我孫子慶生の体に、彼の魂と同居する形で生きながらえる。しかしながら慶生の持つ主人公への愛憎併存の感情のため、その同居はとにかくうまく行かない。それが為に渚に対し怖い思いをさせてしまうのが、我ら妹萌えの同志諸兄には歯軋りするほど切なく痛い展開であろう。しかしながら最期にはハッピーエンドが来ることを信じてプレイして欲しい。ただここで気を付けねばならないのは、妹である渚に対してのみ、激しい憎悪を感じさせる陵辱寝取られシーンが存在するのだ。そう言うものに対し全く耐性のないものは、絶対このシナリオを見ようとしてはならない。同志の心が傷だらけになること必定だから。くれぐれも天使サイファーの忠告を無視するべからず。

うまくハッピーエンドに載せることが出来れば、愛しい妹と体を重ねることが可能となる。幼い頃の思い出話と共に。妹萌えの同志がもっとも見たかったシーンがココに現れる。 妹萌え、とりわけ実妹に対するこだわりを持つどうしなれば、本作は万難を排してプレイして欲しい。


恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP CAGE)

評価   同志   SSS        一般人   A (ろり、しょた属性所持者ならSSS)

同志の対象 志木 千夏(長女 義妹?) 志木 美冬(次女 義妹?)  志木 秋巳 (次男 実弟?)

主人公、「志木 春人」(名前変更不可)は下に三人の弟妹がいる、とある大学生。 ある時一番上の妹「志木 千夏」(しき ちなつ)の部屋から喘ぎ声が聞こえてくる。気になって部屋を覗くと自分を想って自慰に耽っている妹の姿が・・・。それまではごく普通の兄妹としか想っていなかったが、その光景を見た時から、兄妹とは別の感情が主人公の心の中に芽生えていく・・・。そしてその気持ちは、弐番目の妹「志木 美冬」(しき みふゆ)や、外見女の子の様に可愛い弟「志木 秋巳」(しき あきみ)らへの想いもまた変化させていった。兄弟妹間の思いを越えてしまった四人の感情の行く末は・・・?

作品の紹介

本作は無闇に長いゲームタイトルを読んで字の如く、まさに我ら妹erに向けられた作品である。兄である自分を想って自慰に耽っている妹を見て、平常心を保っていられるような奇特な同志はそう多くあるまい。それによって妹との禁断の愛に堕ちていく同志がいたとしても、少なくとも筆者はその同志を責めることは出来ぬ。聞くところに寄ると、兄妹の禁断の関係に堕ちていくパターンで、妹が兄を想ってこの様な誘惑を仕掛けた場合、その逆のパターンに比して大幅に、誘惑を仕掛けた側の成功率が高いんだそうな。男はやっぱりスケベと言うことなのか・・・

さて、長女 志木 千夏。活発でスポーツが得意、しかしなれど不器用で家事一般がヘタ、気が強い女の子というちょっとクセがある妹であるが、兄への想いは本物であり、だからこそこの様な恥ずかしい誘惑方法を用いて兄と結ばれようとした。推定CHU!学生であり、だからこそ体の疼きも激しい・・・と言う側面もあろう。彼女のその健気さは少々のクセなど物ともせぬ。 兄妹の禁断の愛に一番悩む展開も、実は彼女のシナリオであったりする。やはりある程度年長だけに、人としての法を無視し得ぬ所があるのだろう。ただその気の強さが災いし、ハーレムシナリオにおいては、自分を一向に抱いてくれぬ兄に業を煮やし、その欲望を弟妹に対して向ける恐ろしい一面をも持っている。 妹である美冬との女同士・・・それも姉妹間でのえっちに及ぶのは勿論、男ではあるが事実上の妹である秋巳とのえっちに至っては、秋巳、および千夏自身にとってはじめてのえっちに及んでしまう。妹たちの「はじめて」を奪えなかった主人公たる兄の不甲斐なさ、特にハーレムえっちにおいても、妹である千夏に主導権を握られっぱなしと言う情けなさは正直筆者には許し難い惰弱さであった。

次女、志木 美冬。病弱で、しかも末っ子ということもあり甘やかされて育ったせいか、少し我が儘な面が目立つ。尊敬し、愛する主人公以外の人物を姉や兄と言えども呼び捨てにするというその態度がまさにそれ。好いてくれている人にはともかく、そうでない人には嫌がられるぞ〜(^^;>美冬ちゃん。   推定ノ|\学生のため、えっちに対する知識は殆ど無く、いたいけな妹を犯すという激しいタブーを感じるキャラである。とくにおもらしをしてしまった彼女の世話をする展開などは、余りにもやばすぎるリビドーを持つ同志には堪えられぬ魅力となろう。くれぐれもゲームの中だけに留め、現実世界にて実行に移さぬよう、切に願う筆者である。(ぉ

最期に弟、志木 秋巳。肉体的には男の子ではあるが、その心は女の子と何ら変わるところがない。外見が美しく整っていることも手伝い、女装したその瞬間から完璧な女の子と変化する。いわゆる「トランスジェンダー」と言える存在と考えられる。困ったことに、三人の妹達の中では、秋巳クンが一番可愛い妹?だったりする事実。(^^; 優しくて家事万能であり、体操服ぶるまあ姿でエプロンを着用し、料理を作っている秋巳クンを見てくらっと来たのはなにも筆者だけではあるまい。(汗 それで女の子らしく可愛らしくしなを作られてしまっては・・・  この娘?もまた美冬に負けず劣らず性的知識が乏しく、男であってもえっちすれば妊娠すると思いこんでいる。故に兄と結ばれた時、兄から「責任を取ってやる」と言う言質を取った程の娘である。ここまで来るともはや女の子として扱う方が妥当であろう。(笑)
しかし・・・二次性徴を迎える頃にはどうすんだろうか二人とも。性転換手術でも受けるのであろうか・・・

以上の個性的な妹たちとの禁断の恋愛。とくと堪能して欲しい。特に秋巳クンからは、同志諸兄に新しい萌え属性を貰えること必定。男と切って捨てずに是非攻略してみて欲しい。


僕と彼女とココロの欠片 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP MilkyKiss )

評価   同志   SSS       一般人   A

同志の対象    日高 悠(実妹)

作品の紹介

主人公、「日高 直樹」(ひだか なおき 名前変更不可)は、妹の日高 悠(ひだか ゆう)と父親の三人暮らし。三年前までは瀬戸内海にある、とある町に住んでいたのであるが、父親の仕事の都合で現在いる都会に引っ越してきた。同級生の宇佐見 響子(うさみ きょうこ)とその双子の兄、宇佐見 司(うさみ つかさ)とはバカもやる親友同士。(笑) 昔、母親を事故で亡くすという辛い過去がある直樹であるが、良い友人に恵まれたこともあり、楽しい学泉生活を送っていた。 そんなある時、父親が転勤で遠い外国に行くことに。学校のある直樹や悠を連れて行くことは論外であるため、父親は一人寂しく単身赴任する羽目に。こうして直樹と悠、兄妹二人きりの生活になった。

兄妹二人きりの生活。そんな中二人は互いを、些細な出来事の積み重ねでだんだんと異性を感じるようになり、ついには実の兄妹同士では許されない琴と知りながら結ばれてしまう。永遠の愛を妹である悠に誓う直樹。二人は許されない愛を他人の目を憚りながらも育んでいく・・・はずだった。 だがある時直樹は思いだしてしまう。自分は本当は3年前に死んでいたはずだったことを。それをとある女の子からココロ(命)を分け与えられることで蘇り、今を暮らしていることを。しかしこの状態が続くのも3年間のみ。それを過ぎるとココロを分け与えた女の子は死んでしまう。それを防ぐには、自分に分け与えられたココロを彼女に帰さなければならない。しかしそうすれば自分自身の命はない。 そのことを思い出した直樹は、矢も楯もたまらず電車に飛び乗り、自分の故郷に帰っていった。永遠の愛を誓った、最愛の妹を捨ててまで・・・

故郷で直樹を待っていたのは、従姉で、幼い頃、自分を弟も同様に可愛がってくれた榊 明日香(さかき あすか)。その明日香の旅館で世話になっている、病弱だがそれに負けないで頑張っている月代 まや(つきしろ まや)。小学校時代からの同級生で、直樹をなにかと(暴力的手段も含む(笑))助けてくれた白玉 杏子(しらたま あんず)。子どもの頃からずっと一緒に遊んできた中であるにもかかわらず、その出自は一切不明の少女、わかば。彼女らの中に、直樹にココロを分けた少女が居るのであろうか? またそうでないならどこの誰が彼にココロを分け与えたのか彼女らの中に知っているものがいるのであろうか。 直樹は自分の命が失われるのを承知でココロを女の子に返せるのか、それとも・・・

 

主人公、日高 直樹の妹、日高 悠は実妹である。父親の転勤以前は少なくとも表面上は、ごく普通の実の兄妹の関係であった。悠の側に多少ブラコンの気はあったにせよ。お目付役たる父親の不在による二人きりの生活を続けているうちにいつしか禁断の関係に落ちてしまうと言うことは、一緒に住んでいる以上、互いの異性の部分を意識する機会が少なからずあったにせよ、表面上では分からなかった深層心理での互いへの想いがあったと言うことなのであろう。悠はちょっと電波が入ったかのような突飛な言動があり、また兄に見捨てられてたら生きていけないと臆面もなく言い切れるほどに粘着質な所がある。そう言う部分がある故に、妹萌えの同志の中ですらも彼女を敬遠する向きがあるかも知れない。しかしながら悠ちゃんの電波系の言動はともかく、粘着質の方にはやむを得ぬ事情があったりするのだ。その事情を知った時、我らが同志たるもの、悠ちゃんへの想いは敬遠から愛に変わることを筆者は信じるところである。

実の兄妹同士でありながら、男女の関係になってしまった主人公と悠。我らが同志であるならば、悠を得た琴を至高の喜びとし、一生彼女を守っていくと言う誓いを破ることなど考えることすらあるまい。しかしながら困ったことにこのゲームの主人公、命の恩人への恩を返すという大義があるにせよ、妹を放擲して故郷に行ってしまう。本来であるならその事実だけで主人公は我らのリンチに処されることは確定的なのであるが、しかしながら結果として命の恩人を救おうとすることが、悠ちゃんをも救うことと繋がっているために不問としたい。悠ちゃんの存在を確たる物にするためには、その女性をも大事にしなければならないと言う事情もあるが為。 その女性もまた許されぬ恋に身を焦がしていた。実妹である悠ちゃんを愛することによる切なさを知る我らなれば、その女性の心労も分かってあげたいものである・・・

なぜ実の兄妹でありながら愛し合うことになってしまったのか。その辺の事情をゲームプレイによって是非同志には確かめてみて欲しい。正直切なく痛い鬱ゲーであるため、叶うなら悠シナリオだけのクリアに留めた方が良いかも知れぬ。若しくはとりあえずハッピーエンドな響子シナリオも含むのも良いが、筆者的にはあまり評価できるシナリオではなかったもので・・・


こころナビ (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Q−X)

評価   同志   SSS       一般人   A

同志の対象   今関 凛子(実妹)

作品の紹介

インターネットにて「IRIS」(Imitated Rounder and Ideal System) 即ち「ラウンダー」という、ネット上に存在させるキャラクターを介してWEBをRPGゲーム感覚で散策する技術ができあがった、今よりちょっと未来。人々はネットをごく普通に利用するようになり、IRISを用いてネットでの仮想世界を楽しむ様になっていた。
主人公「今関 勇太郎」(いまぜき ゆうたろう 名前変更可)はとある進学校に通う少年。 親を喜ばそうと考えその学校を選んだものの、成績でクラスメートを蹴落とすことしか考えぬ級友達に嫌気がさし、今では学業への情熱も失い、赤点を取らぬ程度に勉強、クラスメートともろくすっぽ話すこともなくひたすらネットへ傾斜する、引きこもり直前の毎日を送っていた。

そんなある時、いかにも妖しげなメールが彼の元に届く。妖しげなメールに妖しげな添付ファイル。曲がりなりにもパソコンに詳しい彼はそんなデータを破棄しようとしたのであるが、なぜかそのメールを受信した途端、マシンは勝手に添付ファイルを実行してしまう。(汗 

そのプログラムは「こころナビ」なる全く新しいブラウザソフト。このブラウザを用いると、ユーザーはラウンダーと融合し、まるでインターネットの中を本当の世界のように動き回れるという夢のようなシステムであった。ナビゲーターを任ずる「コナ」という小妖精のような女の子とともに、勇太郎は人との繋がり、友達の大切さを再認識していく。 その過程の中、幼なじみの「倉持 小春」(くらもち こはる)や、勇太郎以上にネットに引きこもっている妹の「今関 凛子」(いまぜき りんこ)、ネット上で知り合いになったフィンランド人の少女「アイノ=ペコネン」、とある琴で知り合いになった神社の巫女さん「初瀬 みまり」(はつせ みまり) WEBで出逢った、「リュウヤ」と名乗っている勇太郎の本名をなぜか知っている謎のラウンダー「ルファナ」らと親交を深めていく勇太郎。彼は彼女らとどんな恋をしていくのであろうか。

 

我らがヒロイン、今関凛子は主人公の実妹である。最期の方で義理の兄妹と分かる・・・と言うありがちな実妹ではない。正真正銘、首尾一貫した実妹である。で、凛子はいわゆる妹er向けのお兄ちゃん大好きな妹というわけではない。他人に弱みを見せないクールな少女であり、家族に対しては比較的マシとは言え、基本的に人間嫌いであり、特に男に対しては下らないものと思っているらしく、彼女に惹かれて告白してくる男を冷たく突き放してきた琴しばしば。主人公も比較的頭の良い方であるが、彼女はそれ以上の頭脳の持ち主であり、主人公がやり込められることしばしば。また兄以上のヒッキー。PCの世界にどっぷり浸かり、学校にもろくすっぽ行ってない状態。そう言う生活を両親や、主人公たる兄に心配をかけている、そんな娘である。 故に初期の頃は彼女からは正直取っつきにくいイメージを感じることであろうが、だが心配ご無用。彼女に優しく、そして大事に接していけば彼女は幼い頃の素直な気持ちを兄である主人公に少しずつ見せてくれることとなる。無論長年のクールな態度はそうそう改められるものではないが、クールさを装いつつも隠しきれない感情が見えてくるのである。そう言う過程を何よりも好む我ら同志であれば、彼女の変遷を暖かい気持で見つめていくことが出来るであろう。

凛子は、彼女のラウンダー、蘭煌を通じ、とあるラウンダーにバーチャル空間で恋をする。そのラウンダーはリュウヤ。なんたる偶然か、リュウヤは兄である主人公のラウンダーであった。互いにそうとは知らずバーチャル空間で結ばれた兄妹であったが、結ばれる前に主人公は、実妹である凛子に対して禁断の恋を覚えていた。兄妹であるが故にその思いを封印しようとしていたのであるが、ひょんな琴で蘭煌のマスターが自分の妹であることを知ってしまう。知らずに両想いとなっていたことに気づいた主人公は、振られれば気まずい想いをすることを分かっていながら己の感情の赴くまま真相を凛子に伝えてしまう。この行為、惰弱と思える主人公にしてはずいぶんと思いきったことをしたものだと、筆者はその度胸に驚嘆を禁じ得ない。なぜなら兄妹というのはどうあっても縁が切れない関係であり、またこの年代では一緒に住んでいる琴が通常の関係であるため、気まずくなったからと言って通常の男女関係とは異なり会わずにいると言うことが非常に困難な関係なのだ。振って振られて気まずい想いをしたら最期、暫くその気まずさを背負っていかなければならない。また女性の立場からすれば、肉親が自分に対して性的な関心を持たれているとなれば、安全なはずの家の中でさえ、落ち着けないものとなってしまう。つまり兄妹の禁断の愛は、相思相愛でなければ半端ではない居心地の悪さを生み出すと言うことなのである。幸いにして凛子は、主人公の愛を受け入れてくれた。主人公としても意外なことに。凛子は主人公に様々な問答を持ちかける。禁断の愛であることを理解しているのか?隠し通さなければならない琴だと言うことを分かっているか?周囲に隠し通す苦しみを凛子にも与えることになることを理解しているか? 全ての問いに主人公は正直に答え、その答えが凛子の望むものと一致した故であろうか、凛子はあっさりと主人公の求愛を受け入れたものだ。おそらくは幼い頃から彼女は兄のことが好きだったのであろうと思う。長じて兄妹は結婚できないと知り、自分の気持ちを整理していたであろうが、ひょんな琴で相思相愛となった兄妹。あっさりとした返事の中にも、おそらくは感慨深い喜びがあったのは想像に難くない。

兄妹でありながら恋人同士となった主人公と凛子。凛子が出してきた約束の一つに、直接のえっちは無しというのがある。それをやることで親バレする危険が高くなると言うことと、親を悲しませるような琴をすべきではないと言う理由からである。本来この約束は年長の兄の方からするべきものであろうが、凛子の精神年齢は兄のそれを上回っている琴がこの一件からも分かる。故に兄妹の性的接触は一緒に風呂に入る琴、お互いに各々のラウンダーとフュージョンし、肉体的に愛し合うこと、PCカメラを利用して、互いの部屋で行う自慰を見せ合う、これらが全てである。近親相姦は親不孝以外の何物でもないため、せめて直接的な肉体関係を避けると言う彼らなりの歯止め。美しくも切ない関係である。直接的に兄妹が肉体関係を結ぶシーンを見たかったと思う同志も当然おられるであろうが、最期のタブーを避けつつもこれだけのエロスを見せてくれたシナリオライターの手腕は見事であるという他はない。そのことは異論がないと思われる。例えば子どもの頃のように一緒の風呂。性交など無くとも、妹の体を手で洗い、洗いながら胸を優しく愛撫、そして耳元で「好きだよ」と兄の囁くだけでイってしまった凛子。兄への凛子の想いが見えてくるシーンの描写にこれ以上のものはそうはあるまい。

クールに見える凛子のうちにある情熱が端的に見えたのが、「二人だけの結婚式」のシーンであろう。結婚式と言っても、凛子がネットオークションで手に入れたウェディングドレスを着て、兄と熱い口づけを交わすだけのことである。口ではネタなどと言いながらも、女の子らしくウェディングドレスに憧れており、兄との結婚式を渇望しているという、余りにも健気で切ない凛子の気持をこれ程ストレートに描写されたシーンを見せつけられ、筆者は胸に熱い衝撃を感じずには居られなかった。不器用な凛子の最大級の愛の告白。男としてこれ以上の幸せがあろうか?いやあるまい。(断言)

凛子を庇い、交通事故にあって入院した主人公。どうせなら輸血を凛子に頼みたかったなと冗談交じりに言う主人公に対し、近親者間の輸血はGVHD(輸血した血液のリンパ球が、輸血された人の細胞を攻撃する現象。これが起こると効果的な治療法はなく、死亡率は実に90%以上)の危険があるから無理だったと微笑む凛子。あのクールな凛子がGVHDの琴を忘れて自分の血液を使ってくれと医者にお願いしたという。クールという仮面を被っているに過ぎぬ凛子が見せた本当の姿に、幼い頃のか弱い寂しがり屋の彼女と被った筆者である。しかし、輸血という形ですら、兄妹が直に触れ合うことが許されぬとは。主人公はおそらく、凛子の血液を輸血して貰うことで、心理的に結ばれた感覚を得たいと思ったのではないかと推察される。だが近親者間の輸血は危険なために、血液への放射線照射等の面倒な手続きを経ないと無理だった。こうまでして二人が結ばれることを拒まれたわけであり、そのタブーの大きさには正直痛々しさを感じてしまった筆者であった。

いつまで兄妹で恋人同士で居られるか分からない。いつか妹に家族以外の別の男に恋をしたなら、その恋を祝福してあげたいと思う主人公。その意気や良し。ただ、凛子が長じで、兄に対する思いが思春期の少女によくある擬似的な恋愛感情などではなく、本当に男性としての愛情を兄に注いでいるのだと分かったその時には、主人公には凛子の愛をしっかりと受け止めてあげて欲しいと切実に感じた筆者である。出来れば子どもも一人くらいは見せて欲しいなと考えてしまった外道な筆者であった。(ぉひ


うちの妹のばあい(はぁと) (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP イージーオー)

評価   同志   SSS      一般人  S(寝取られ属性所持者はSSS)

同志の対象  岩崎 優香(義妹)

作品の紹介

主人公「岩崎 達也」(いわさき たつや 名前変更不可)は、幼い頃に実父とは生き別れ、その後母が再婚することで岩崎 優香(いわさき ゆうか)という義妹が出来る。再婚までの母は苦労の連続であったが、母と義父との再婚によって得られた生活は幸せそのものであった。にも関わらず、元々病弱であった義父は病により再婚して後にすぐ死んでしまい、そして母も後を追うように・・・。両親に死なれてしまた達也と優香は、幼いながらも二人で一生懸命生きていこうと誓い合う。

そしてそれから年月が経過し、達也と優香はとある学園の二年生と一年生に。達也は幼い頃からずっと生き甲斐だった野球を辞め、無目的に毎日を過ごす。そして優香は幼い頃は兄、達也にベッタリだったが、難しい年頃に入ったか、兄を蛇蝎のごとく毛嫌い、またグレて警察のお世話になることも再三。そんな優香に心を痛める達也だが、もとよりそんな彼を顧みる優香ではなくなっていた。達也と優香とは兄妹とは言っても、血の繋がりの無い義理の兄妹。事あるごとにそこを突き、構わないようにそっぽを向く優香に、血の繋がりのない琴を激しく切なく思う達也であった。 そんなおり、珍しく優香に友達が出来、家に連れてきても良いかと達也にたずねる優香。一も二もなく賛成する達也であるが、優香が連れてきた女の子を見てびっくり。ある時妖しげな男に付きまとわれ助けを求められるも、結局救いきれなかった女の子であった。その娘の名前は「天童寺 菜々子」(てんどうじ ななこ) 妖しげな男とは何のことはない、執事兼彼女のボディーガード「セバスチャン」(笑)であった。達也を一目見て気に入った菜々子であり、そんな彼女と達也が仲良く談笑している所を見た優香はお冠・・・。
お隣に住んでいて、色々と世話になっており、また学園では達也の担任を務める「北川 純子」(きたがわ じゅんこ)も、達也に対しては単なる弟分や生徒として以上の気持を持っており、達也を巡る、優香、菜々子、純子らの気持が複雑に彩られる。 達也の優香に対する、妹としてだけではなく、一人の女の子としての想いはどのような結末を迎えるのか。また優香の兄、達也に対する本当の気持ちは?達也と菜々子、純子とのお互いの気持は?義理の兄妹の想いを切なく綴った恋愛アドベンチャーゲーム。

 

本作の名実ともにトゥルーヒロインたる岩崎優香と主人公、岩崎達也は、主人公と優香の親同士が再婚したことによって成立した兄妹関係にある。で、達也は妹である優香に対して、妹としてだけではなく、一人の異性に向ける思いを抱いている。いつもの妹ゲーの展開であれば、義妹だからお嫁さんに出来るからよかった〜☆な展開になるであろう。しかしながら本作では逆である。達也は、妹である優香と血の繋がりがないからこそ、塗炭の苦しみを味わっているのである。優香は幼い頃とは違い、現在では自分を兄として慕ってくれてはいない。むしろ鬱陶しがっている有様である。今となっては優香だけがこの世に遺された身内と言っても過言ではないのだが、血縁が無いが故に、いつかは赤の他人として自分の元から離れていってしまう日が来ることを何よりも恐れる達也。せめて血縁さえあるなら・・・と言っても詮無いことを思う達也の気持は、我が同志なれば痛いほど分かることであろう。 本作が、数多ある実妹の代用としての義妹を登場させた、義兄妹間の恋愛を綴った作品とは一線を画す作品である所以である。

優香が実は、言うほど兄を嫌っているわけではなく、実は兄のことをずっと想っていると言うことは、ゲーム開始間もなくプレイヤーである我々には一目瞭然となる。何か理由があってそのような態度を取っているのであろうと言うことも。またそれだけに不器用な兄妹をこれでもかというように見せつけられるわけであり、プレイヤーたる我々にもどかしい想いをさせるわけである。この展開は実に我ら妹erにとっては切ないものの、だが最終的な幸せを見るための過程と割り切ることは出来よう。まして、話の節々で、優香の兄への想いが溢れだし、手を繋いだり、抱き合ったり、そして時には互いの匂いを嗅いだりと、子どもの頃に行ってきた行動を、大人になった今になって見せつけられれば、我らの萌え心は十分光速回転すること疑い無しであろう。(笑) 本作は、話の中途に見せる、兄妹同士のそんな些細な触れ合いすらも、見せ場の一つとするだけの力を有している。

互いの気持ちが通じ、優香はもやは自分を偽って兄に対して冷たい態度を取る必要もなくなった時、優香は失われた時間を取り戻すかのように、兄にベッタリの妹となる。兄を呼ぶ時の言葉は、かつての「お兄ちゃん」に戻って。そればかりか家では勿論、学校でもえっち三昧と言う、えっちに溺れた日々を過ごすことになる。毎朝無邪気に兄のナニをぱっくんと加える優香を見た時、達也に感情移入してきた我らプレイヤーはどれほど至福の気持となったことであろうか・・・。少なくともそんな妹を「淫乱」と切り捨てるような同志はいないであろう。(きっぱり なぜなら優香は自分自身でも淫乱になっちゃったのではないかと不安がるほどに、兄を心身共に求めるようになっているのである。そんな妹を見て、「愛おしい」という感情以外のものがわき起こるはずがないからである。(どきっぱり 

幸薄かった兄妹が、やっと手にした幸せ。我らもプレイヤーとしてその幸せを十分に享受して欲しい。筆者は本作品を、2003年を代表する妹ゲーであると断言する。


ALMA 〜ずっとそばに・・・〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP BONBEE!)

評価   同志   SSS      一般人  SS

同志の対象   十崎 由衣(実妹)

主人公、十崎 巧巳(とざき たくみ 名前変更不可)は、とある学園の二年生。勉強は全然ダメだが、割といい顔立ちと、意外なスポーツの才能を持っているためか、本人の知らないところで女の子にもてる男である。幼なじみ&親友の織部 裕貴(おりべ ゆうき)や、数年来のつきあいである九条 楓(くじょう かえで)ら男友達と楽しく毎日を過ごす巧巳ではあるが、実は彼には悲しくつらい過去が。三年前にあった交通事故により、両親を一瞬のうちに失い、自らも瀕死の重傷を負っている。そのときのトラウマであろうか、幾たびも同じ夢・・・「病院の変わらぬ天井を見上げ、夜明けを待つ自分」を見続ける。そんな彼をそばでかいがいしく世話をする、明るくかわいい、そしてちょっとブラコンが入った妹の戸崎 由衣(とざき ゆい)や、二人の幼なじみでお隣さん、何かと主人公兄妹を気にかけてくれる御月 香苗(みつき かなえ) 中学校からの腐れ縁で、香苗の親友、ポニテが可愛いもポニテのお約束で乱暴な女の子(笑)バキ 朝宮 梗(あさみや きょう) 妹、由衣の親友で、おとなしくてちょっとどじッ娘(笑) 神社で巫女さんをやっている四堂 鈴(しどう すず)ら女の子達の存在が、沙希の男友達同様どれほど彼の力になっていることか・・・ そして、裕貴の香苗への、また楓の由衣への秘めた想い。由衣や香苗、そして梗の巧巳に対する秘めた想い。仲のいい男女グループの中にも、切ない思いが交差する・・・

そんなある日、妙に口調が古風で風変わりな転校生「荒良木 円」(あららぎ まどか)が主人公達の前に現れる。巧巳には覚えがないにも関わらず、円の方は巧巳のことを知っている雰囲気。彼女の登場によって巧巳の内部にあるモノが少しずつ変わっていく。思い出せない懐かしい想い、思い出してはならない悲しい想い・・・巧巳の思いは何処に・・・

 

本作に於ける我らがトゥルーヒロイン、十崎 由衣ちゃんは実妹である。実妹と思っていたが実は・・・と言う逃げは打っていない。正真正銘、主人公と血の繋がった妹である。ソフ倫の規定によれば血の繋がった三親等内の男女のえっちは描写できないことになっている為、本作に於いては由衣ちゃんと主人公とのえっちしーんはない。S○Xどころかペッ○ィング、あまつさえKISSシーンすらない。それじゃあえろげ〜で出す理由ないじゃん!と思った同志よ。貴殿の意見は正しい。正しいがえろげ〜ならばでの描写はきちんとあるのだ。例えば由衣ちゃんと主人公のバイクのタンデム。バイクで一番安全なタンデムのやり方は、後部座席に跨った人間が、運転する人間に後ろから抱きつく乗り方である。当然この乗り方だと、後ろが女の子であれば、胸のふくらみが背中に押しつけられることになる。その甘やかな感触に思わず妹に女を感じてしまう主人公とか、物語中盤、二人は既に推定高校生でありながら、兄妹ずっと同じベッドで寝ることになるのだが、それが由衣ちゃんからのお強請りであり、そんなお強請りを断れない、妹に甘い主人公。あげく眠っている妹に女を感じてしまうが故に夢精までしてしまう醜態を晒す主人公(笑)。妹を喰ってしまわないようにと必死に努力する主人公を、我らが同志は決して笑えまい。なぜならそれは妹を大事にすると言う証でもあるのだから。 年頃にとうになっている妹と一緒に寝る琴に対する罪悪感を、一緒に寝ても何とも思わなくなるように特訓する!と余りに苦しい言い訳で誤魔化す主人公には遠慮せず笑っても構わぬ。(笑)バキ

由衣ちゃんは実兄である主人公を異性として愛している。この世に欠くべからざる存在として愛している。それが故に三年前の交通事故で主人公を失いそうになった時、己の兄に対する禁断の愛を諦めることと引き替えに、術者である円に兄の命を現世に引き留めて貰った。だがそれ程重大な意味を持つ誓約であったにも関わらず、兄への思いを断ち切ることが出来なかった由衣ちゃん。それが命に関わる重大な違約であると言うことを知っていながら。彼女はたった三年間、兄と一緒に暮らしていく琴を無上の幸せとして、兄の命を復活させる琴と引き替えに自分の命を差し出したようなものである。この様な健気すぎる妹がかつていたであろうか?(/_;) 兄に対して、異性の思い人に対する少女の眼差しを向ける由衣ちゃん。実の兄妹は、日本では勿論、世界のどこに行っても結婚することは叶わない。それが故に、彼女のもっとも望みうる願いとは「いつまでもずっと愛しい兄のそばにいること。」兄妹であれば結婚せずとも一緒に住むことが叶うから。そんな切ない想いが本作のタイトル「ずっとそばに・・・」とぴったり符合する。筆者が由衣ちゃんをトゥルーヒロインと推すのは決して伊達ではないことが分かるであろう。

エピローグ、互いを思いやる気持が奇跡を起こし、無事主人公はかりそめの体から本来の体に戻り、由衣ちゃんも命を取り留める。兄妹揃って繁華街にお買い物に行ったおりに、由衣ちゃんは兄に問いかける。「二人が実は血の繋がらぬ義理の兄妹だった・・・とお兄ちゃんは思っていない?」と。言葉がない主人公はおそらく図星だったのであろう。だが由衣ちゃんは誇らしげに宣言する。「私は実の兄妹で本当に良かったと思う」と。普通の人の結婚というのは、紙切れ一枚で繋がった関係でしかない、儚い関係。だけど兄妹は血の繋がりという、何があっても、どんな琴があっても切れることのない関係。そんな強固な繋がりを、愛する主人公と持てたことの幸せを噛みしめたいと言うことだ。BONBEE!が何故「実妹」にこだわったか。そのこだわりの全てがこの由衣ちゃんの言葉に示されていることが分かるであろう。兄妹であろうと無かろうと関係ない。全ては当事者同士の心の繋がりが大事なのだと言う彼女の言い分には私は全面的に支持するものとする。我らが同志諸君もおそらくはそうであろう。

ただ・・・由衣ちゃんがそこまでハッキリ言えるのも、両親の不在という要素が大きいものと筆者は考える。兄妹の恋愛は禁断の愛。親不孝の愛とも言える。皮肉なことに両親を失ったが故に、親不孝しているという意識から自由でいられるという側面もあろう。今は由衣ちゃんも未だ精神的には幼く、兄といつも一緒にいられればそれで幸せであろうが、心身共に成熟すれば、兄と体を重ねたという想いも湧き出ようし、愛しい兄との子どもが欲しいと言う想いも沸き上がろう。その強烈なタブーを果たして乗り越えることが出来るかどうか、筆者としてはその未来を考えずにはいられない。もっと身も蓋もない言い方をすれば、今の由衣ちゃんは思春期の女の子にありがちな、兄や父に対して持つ擬似的な恋愛感情に過ぎず、心身共に成熟すれば、家族以外の男性と恋をするようになる可能性が大。その時主人公は笑って由衣ちゃんを見送ることが出来るのであろうか・・・ エピローグが兄妹の恋愛の始まりの終わりなのか、それとも兄妹の愛の終わりの始まりなのか、妄想に耽りがちな筆者には悩むところが大きい・・・同志であればどうなのか、その忌憚のない意見を聞きたいと思う今日この頃である。


いもうと観察日記 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Triangle)

評価   同志   SS      一般人   S

同志の対象    巫女神 華鈴(義妹)

 

主人公、巫女神 秀治(みこがみ ひではる 名前変更不可)には、巫女神 華鈴(みこがみ かりん 以下カリンと表記)と言う、超ブラコン娘でお兄ちゃんべったり、もう年齢的にずいぶんと大きくなったはずなのに、甘えん坊で子どものようにじゃれついてくる可愛い妹が居る。実はカリンとは血が繋がってないことが最近発覚したのだが(カリンは未だ知らない模様)、長いこと兄妹とやってきたこともあり、実の兄妹となんら変わらぬ関係である。いや、あった・・・と言うべきか。全てはあの時から変わってしまった。
秀治とカリンは、最近親の建てた新築の家に引越した。秀治が引越荷物を押入に収納している最中、自室の押入の壁がキチンと建て付けられておらず、僅かな隙間が開いていることが発覚。押入の向こうは妹、カリンの部屋。ヒソカに覗き見てみると、なんとカリンは秀治が隠し忘れたエロ本をオカズにオナニーを始めてしまう所を目撃してしまう。それまでは可愛い妹としてしか見ていなかったカリンに女を感じてしまう秀治。とは言うものの、義理とは言え妹に対して自分の男の本能を向ける琴には罪悪感を禁じ得ないため、性教育と称して、様々なえっちグッズを妹の目に付く場所に置いておき、それを使ってオナニーさせることで、妹の性感を高め、しいては自分の欲求をも満足させようと画策する姑息な秀治であった。(笑)
問題はえっちグッズの入手法であるが、秀治には心当たりがあった。年下の男の子とのえっちが大好きで、、ちょっとサドっ気味のある保健医の川原 麻耶(かわはら まや)と、秀治の元彼女(と秀治は昔思っていたが、実際はセックスフレンドに過ぎなった。そのことに気付き傷心の秀治が別れを切り出した過去があり)で、外見ろりにも関わらず、性に対しては奔放な天虎 柚巴(あまこ ゆずは)の二人である。 かくして彼女らから色々なグッズを譲り受け、それをカリンに使わせオナニーに耽らせることで彼女の性感を高めようと画策する秀治。 性のことをほとんど知らぬいたいけな妹と、その妹を性的に成長させようと企むヘンタイ兄貴の行く先は・・・(笑)

 

本作のヒロイン、巫女神華鈴ちゃんは前述の通り年齢にそぐわぬ甘えっ娘である。本人は性的意味合いのある行動ではないのだが、無防備に肢体を自分の体にプロレスごっこをやって触れさせるわ、風呂に乱入されるわとやられては、一度妹に女を感じてしまった主人公には、彼女の甘えんぼ行動には内なるリビドーをうち消すのは容易なことではあるまい。(笑) 自分が妹の部屋にばらまいたオナニーグッズを利用して、妹がオナニーに耽っているシーンを覗き見ることで性的衝動を満足させると言うのは、迂遠ではあるが、まあそれなりに理解できぬ行動でもあるまい。(ぉ 

繰り返すようだがカリンちゃんは精神的にまだまだ幼い。「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる」 幼い頃、世の妹たちが兄に対してする無邪気な約束。それを果たすことは出来ないことは知識として分かっていても、いつまでも一緒にいようと言明することで、その約束の代用としているあたり、妹萌えの同志なればひとりで良いから欲しい妹であることは断言できよう。(/_;)(笑) 幼すぎて、兄との謹慎相関に対する罪悪感が0だったり、兄とのえっちの翌朝、いつもと変わらぬ態度で接してくるなど、兄とのえっちが単なるスキンシップの延長に過ぎない状態にあるのが唯一の欠点と言えようが(/_;) しかし大丈夫。カリンちゃんが性的に成長するに伴い、兄を異性として意識して、恋する乙女の眼差しで主人公を見るようになる。その過程を楽しむことが出来るゲームでもあるのだ。また、オナニーでは処理しきれなくなったカリンちゃんの体の疼きを兄に鎮めてもらいたくて、泣きべそをかきながら兄の部屋を訪れるシーンなど、我らが同志ならば一度は夢にまで見る程の願望であろう。 主人公が妹であるカリンちゃんに、あ〜んな琴や、こ〜んな琴をやってしまったとしても、それを責める琴が出来るメンツはそう多くはないものと思われる。(ぉぃぉぃ 是非同志には頑張って、兄妹の枠を越えた男女の愛を、まだ精神的に幼いカリンちゃんに教えてあげ、そのことでカリンちゃんを幸せな世界へ導いて欲しいものである。カリンちゃんのオナニーシーンを十分堪能した後で一向に構わないため。(笑)バキ


先生だ〜いすき (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP SCORE)

評価   同志   SSS      一般人 ろりの使徒はSSS それ以外はろり度に応じてSS〜B

同志の対象 西園寺 由比&智世 (教え子 呼称系妹)

 

主人公、桐島 和也(きりしま かずや 名前変更可能)は、学校を卒業したは良いものの、教師として採用してくれる学校が見つからず。このままでは亡き両親が遺してくれた形見同然の遺産に手を付けなければ生きていけなくなる状況。そんな彼を見かねて彼の叔母が、自分が理事長を務める聖カタリナ学院に誘いを入れる。生活の場として小鳩寮の部屋をあてがわれたわけであるが、ここの寮生はみな「訳あり」の者ばかり。その「訳あり」の寮生はどんな子達かと言うと・・・家庭の経済的な理由から奨学生としてこの寮に住む御影 葵(みかげ あおい) 両親と兄を自己で失い、天涯孤独となった双子の姉妹 西園寺 由比(さいおんじ ゆい)&西園寺 智世(さいおんじ ともよ) ドイツ人と日本人とのハーフで、小鳩寮の寮長を務める紫ノ宮 美月(しのみや みつき)の娘 紫ノ宮 月夜(しのみや つきよ) 和也は教師として、また同じ寮に住む仲間として、彼女らから尊敬され、そして「大好きな先生」として好かれることが出来るのだろうか・・・・

 

我ら的トゥルーヒロイン、双子姉妹である西園寺 由比&智世は、突然の自己により両親、そして二人にとって最愛の兄を失っている。主人公は、西園寺姉妹の兄に雰囲気や物腰がよく似ていたという。それが故に二人が主人公に、亡き兄の面影を見るのは自然なことであり、そして主人公を「お兄ちゃん」と呼ぶようになるのも当然であろう。兄兼恋人のような関係という、我らが同志にとっては嬉しい関係になれた主人公は果報者であると、筆者は断言する。(笑)

由比ちゃんと智世ちゃんは、双子ではあっても雰囲気は大分異なる。元気いっぱいでハキハキしている由比ちゃんに対し、おっとりとして引っ込み思案な智世ちゃん。でも「寂しがり屋」という根本は一緒。お互い以外の肉親がおらぬ二人にとっては、お互いが掛け替えのない存在であるにもかかわらず、それと同時に、両親や兄の愛情を取り合ったと言う過去のしがらみによって憎しみあうと言うアンビバレンツに悩んでいる。主人公のアドバイスにのっとり、互いに思うことを言い合って、お互いの気持ちを理解することで和解できたのは何よりであったが、そしてそれは、主人公に対する、二人の恋心を浮き彫りにすることとなる。

唯ちゃんも智世ちゃんも、主人公のことが好きである。どちらか片方だけが結ばれた場合、選ばれなかった方が悲しい思いをすることとなる。この難題を主人公は「二人ともお嫁さん」にすることで解決を図った。由比ちゃんも智世ちゃんも、互いの存在は不可欠の存在であり、双方とも他方が不幸にあるのを認めがたい。故に二人は主人公の提案を呑むこととなる。 賢明なる同志諸君には、主人公の提案が鬼畜そのものであることは今更筆者が言うまでもなく分かっていることと思う。だが筆者は敢えて主人公の行動を「是」としたい。二人にとっては、主人公は必要な存在である、それが「三人で一緒にお風呂」のイベントで浮き彫りになっている。一緒の風呂でいつも以上にハイテンションにはしゃぐ由比ちゃん。家族がまだ生きていた頃の幸せだった昔を思い出したからであり、「幼い妹たちを風呂に入れている兄」の図を見事に見せていたからである。三人が分かちがたい存在であることを、筆者はまざまざと見せつけられた。

可愛い双子姉妹を両方ともGETした羨ましすぎる男のストーリー。是非同志諸君にも堪能して欲しい。


ぎりギリLOVE(PCゲーム Windows98/ME/2000/XP 林組)

評価   同志   SSS     一般人  S(三角関係好きならSS)

同志の対象  日下部 七海(義妹)

 

作品の紹介

主人公、日下部 昌人(くさかべ まさと)は、若くしてロボット工学の博士号を持ち、日本の大学で講師をすることに。彼は幼い頃に幼なじみの女の子と喧嘩し和解できぬまま、その娘を交通事故で失うという大きな衝撃から逃れるようにアメリカに入学、想うところがあり寝食を忘れてロボット工学に没頭してきた甲斐があってのことである。5年ぶりに帰国すると、父親の再婚により兄妹となった義妹の日下部 七海(くさかべ ななみ)とその母日下部 涼子(くさかべ りょうこ)と再会する。久方ぶりの再会に互いに喜ぶ三人であるが、5年の歳月が、互いの成熟した部分を再確認することとなり、単なる親兄妹の親愛さだけではない部分を感じていることを否定できない三人であった。

帰国してそうそう、幼い頃に面識のあった女の子で、現在は昌人の教え子となっている波原 瑠璃子(なみはら るりこ) ストーカーのごとく付きまとい、主人公に包丁を突きつけ交際を迫ってくる皆川 理恵(みなかわ りえ) 自称ロボットの「」(ひいらぎ) そして死んだはずの幼なじみの女の子・・・なんの違和感もないように、幼い頃のように昌人にじゃれついてくる「結城 香奈」(ゆうき かな)。彼女らもまた昌人に関わりを持って来て、否応なく昌人は三角関係の当事者となっていく・・・(笑)

 

本作の我ら的トゥルーヒロイン、日下部七海ちゃんは幼い頃に主人公と彼女双方の親の再婚によって義兄妹となった。人一倍人見知りが激しく、また男の人が苦手だった七海ちゃんであるが、兄である主人公に心を開いてからは、男性と言えば主人公以外の存在がないほどのブラコン少女となった。(笑) 兄がアメリカに留学することとなり、分かれて生活することを余儀なくされた彼女の悲しみは想像を絶するものがあったであろう。いかに仲の良かった幼なじみを失った心の痛みから逃れたかったからとは言え、妹を悲しませたことは言語道断!・・・と言いたいところであるが、筆者も鬼ではないので糾弾するのは勘弁しておこうと思う。(ぉぃぉぃ 七海ちゃんにとって、兄のいない生活というのは空虚そのものであったのであろうか・・・兄が数年ぶりに帰国した時も、七海ちゃんは別れる前からちっとも変わっておらず、心は幼い頃のまま相変わらず兄へ対しては甘えっ子の娘であった。体の方は年齢相応に美しく成熟してはいたが故に、昌人の煩悩も相当くすぐられたようであるが。このシーンを見た時の筆者の気持ちはと言うと・・・羨ましすぎるぞこのヤロ〜!(がるるるる であったな。(笑)

七海ちゃんは大学生であるが、精神的には小学生の頃からそれ程成長してないようにも見える。その為主人公とのえっちなじゃれ合いや、兄に対する性的な誘惑が、子どもの時のお医者さんごっこの雰囲気バリバリのため、ろり属性をも持つ同志には堪えられぬ魅力があろうと思われる。しかも、女の子と言うのは、どうも小さい頃は夜中にトイレに行くのが怖いらしく、ひとりでトイレに行けないため隣で寝ている兄を起こし、トイレに一緒に行って貰う・・・と言う、それはもう筆者にとっては羨ましすぎる状況に遭遇するらしい。(/_;) それを大学生になった七海ちゃんがおなじことをやるのですぞ! しかも外で待つのではなく中にまで入って!ハッキリ言うがこんな時くらい主人公に成り代わりたいと切に感じたことはない! 本当は世の妹がいるメンツにその辺の状況をつぶさに聞かせて貰いたい所なのであるが、ヘタすれば殴られかねないので出来ないでいる筆者である・・・。
だが筆者が少し危惧するのは、実は彼女が「精神的に幼い」という点にである。女の子は子どもの頃というのは、身近な男性に擬似的な恋愛感情を持つことは当然のことである。子どもの頃の琴を良く覚えている女性ならば心当たりがあろう。「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになるからね!」という、幼さ故の無邪気な約束をしたことがある琴を。その約束は無論とうてい果たし得ぬ約束であり(ごく希に実行してもらえた果報者の兄もいるようであるが(ぉひ )大人になってよその男性をみるようになり、いつしか兄の元を卒業するのが妹という存在である。七海ちゃんは精神的に未だそこまでのレベルに達していないため、兄離れが出来ない状況であり、本来なら兄である主人公は、七海ちゃんの兄離れを手伝わねばならぬ立場だったのだな。主人公にとって幸いだったのは、寄ってきた虫が北条という女ったらしであったため、それを理由として自分の元を離れるのを拒否できただけである。これが根が真面目なマイクだったら果たして笑って見送ることが出来たかな?(/_;) 妹の幼さにつけこんで、禁断の愛の世界に引きずり込んだのかもしれぬと言う良心の呵責に悩む主人公の姿と、それを否定する七海ちゃんの言葉が欲しかった筆者であった。

しかし禁断の恋というのは実に切ないものである。恋のライバルに対して、「オレの女に手を出すな!」と啖呵を切れない苦しみを味わうことになるからね。本作でも主人公は、不埒にも七海ちゃんにちょっかいを出す北条に対しその苦しみを感じる羽目になった訳だが、その苦しみはプレイヤーである筆者にもシンクロするものであった。(/_;) 我らが同志なれば、七海ちゃんの「はじめて」を北条なんぞに奪われたら・・・と言う危惧を感じた筆者の気持ちも分かって貰えるものと思われる。それ程に危うい状況だったのであるから。 例え兄妹であっても主人公が好きであるとハッキリ言ってくれた七海ちゃんの言葉に、筆者が深い爽快感を味わったのは隠せぬ事実である。

こんな可愛い妹が本当にこの世にいるのならば、マジに筆者はひとりで良いから是非欲しい。(笑) 2002年を代表する妹のひとりであろうと筆者は強くそう思う。


妹でいこう! (PCゲーム Windows98/ME/XP オーバーフロー)

評価   同志   SSS        一般人  SS

同志の対象 吉住 麻由夏(よしずみ まゆか 宇宙人 実妹擬制) 吉住 冬乃(よしずみ ふゆの 祖父の妹 実妹擬制) 種村 秋帆(たねむら あきほ 拠点防衛兵器 妹分) 倉橋 春瑠(くらはし はるる 同級生の妹 妹分)

主人公、吉住 久志(よしずみ ひさし 名前変更可 ただし変更すると名前を女の子が声で呼んでくれません)は、ごく普通の少年。数年前に母親を亡くし、父親は仕事が忙しく、家に帰ってこないことも珍しくなく、一人住まいとそれほど変わらぬ日々を過ごしている。 そんな日々も突然の宇宙人の母娘の登場により終わりを告げる。自らを久志の妹と名乗る「マユカ」後、「吉住麻由夏」とその母「セイカ」 後、「吉住 星夏」が、学校から帰宅すると久志を待っており、なぜか父親は彼女らを娘と妻として受け入れていると言う事実。実は父親は二人から宇宙人のオーバーテクノロジーの産物「洗脳銃」によって洗脳されており、久志もその後を追うはずだったのだが、彼の機転?により、逆に母娘を洗脳、二人を自分と血の繋がった妹と母という設定で思いこませる琴に成功。これを皮切りに、宇宙人によってさらわれた時、コールドスリープ状態で置かれ、それから目覚めた時に久志を自らの実兄と信じ込んでいる、久志の大叔母「吉住 冬乃」(よしずみ ふゆの) 大昔の拠点防衛兵器の稼働により取り込まれた霊的存在が実体化、生ける兵器として蘇った少女「種村 秋帆」(たねむら あきほ)らが、久志を兄と慕って同居することに。ちょっと前までは一人住まいも同様だった久志の周りの環境が、大家族と大変身。(笑) 他にも久志の悪友「芳原 郁子」(よしはら いくこ)、その親友で学園のマドンナ、久志も密かに憧れている「倉橋 美織」(くらはし みおり) そしてその妹で、病弱故に病院と家を言ったり来たりしている「倉橋 春瑠」(くらはし はるる) 久志の幼なじみで、久志をすっかりおもちゃにしている(笑) 「鰐垣 リコ」(わにがき りこ)ら美少女達が久志に関わってくる。

久志のちょっと(かなり)変わった日常が、今、始まる・・・(笑)

 

作品の紹介

本作はら〜じPONPON等のカルトゲーを輩出してきたことで有名な「あの」オーバーフローの作品である。実はこのオーバーフロー。コンシューマの世界では別の顔を持っており、あの「シスタープリンセス」の作成に関わっている。かの作品が妹er達をメロメロにしていることからも分かるように、本作も又我らが同志がプレイすることを「神から与えられし責務」と言っても差し支えないほどの出来を誇っていることは、筆者が保証しよう。(うむ 何せ、妹萌えのツボをついた作品であり、妹たちの言動、しぐさ、表情、全てが我ら同士の「萌え」を擽ること疑いの余地がない。妹たちの性格の中には、我が儘、引っ込み思案等々欠点と言える部分は勿論ある。だがこれらが魅力を削ぐどころか、妹たちの魅力を構成するアクセントの一つとなっているところがさすがと言える。 スタッフの言によると、前作「ピュアメール」の藍ちゃんの余りの粘着質ぶりに、プレイヤーから非難囂々であった琴から、それを教訓として彼女らの性格を設定したらしい。それはそれで良いのであるが、少なくとも我ら真の妹萌えの同志ならば、藍ちゃんを「鬱陶しい」などと思うようなことはあり得ない。あれは妹萌えの同志の中の未熟者がなした抗議であることは、筆者が断言するところである。(お

上記で示すように、本来主人公の妹と言える女の子は一人もいない。義妹ですらもない。であるにも関わらず、妹er御用達のゲームでありえているのは、これがひとえに「家族」というものをテーマに据えているからである。誤解や方便の為に、妹と思わせられた女の子達。なりゆきで兄妹分となった女の子達と、経緯は様々であるが、最初は偽りや成り行きから始まった家族関係。それが、各々の構成員の足りない部分を互いに補完し合う無くてはならない家族関係へと成長していく。実であろうとなんであろうと関係ない、まさに主人公、久志と女の子達は真に「兄妹」たりえたのである。 そうしていつしか、妹としてだけではなく、一人の女の子として主人公は妹を愛し、妹も又兄としてだけではなく、一人の男性として兄を好きになっていく。我ら妹萌えの同志に、これ以上の至福の時はあろうか。

様々な事情があるとは言え、妹たちと愛を育むには、余りにも厳しい障害が待ち受けている。それは現実の世界で、肉親を愛してしまった少数の同志達が感じている懊悩そのままを、我らが同志にも感じさせられることになろうかと思う。だが選ばれし存在である我々が、その程度の心痛さに挫けることなど無いと筆者は考える。最後には思いが繋がることを信じて、本作をプレイして欲しいと、わたくし、ゆ〜ちゃん☆は同志諸君に是非お願いしたいところである。


妹汁(PCゲーム Windows98/ME/2000/XP アトリエかぐや)

評価   同志   SSS       一般人   S(ろりの使徒はSSS)

同志の対象 小日向 結希(こひなた ゆき) 小日向 美卯(こひなた みう) 小日向 菜々(こひなた なな)
いずれも義妹。

 

作品の紹介

考古学者の父を持つ主人公「小日向 晶」(こひなた あきら)。父親の再婚を機会に、一緒に暮らすことを頼まれる。一人暮らしの気楽さを満喫している主人公であるが、父の再婚相手の「小日向 幸恵」(こひなた ゆきえ)から、三人の娘が「お兄ちゃんが出来る」と喜んでいると聞かされ、いやいやながらも同居を承諾する。嫌々ながらの同居であったのだが、新たに妹となった三人の娘の可愛らしさにまんざらでもない主人公(笑) しかしその幸せもそう長くは続かなかった。家族が増えたため家を新たに調達した父であるが、その引越の作業を晶に任せっきり。父の荷物の中に妖しげな箱を見つけ、よせばいいのに好奇心に負け開けてしまい、それによって呪いが晶に降りかかってしまう。彼の拙い考古学の知識では、どのような呪いかは分からないが、とにかく呪いを解くには、「少女の愛液」を瓶に集めるしかないらしい。しかし少女の愛液を集めると言っても、自慢じゃないが彼には彼女は居ない。ふてくされて汁集めを放っておくと、次から次へと晶の身にトラブルが巻き起こる。つまりはどうあっても汁集めはやらないといけないようで・・・。こうして晶は覚悟を決め、妹たちの愛液を集めることにする。身近な少女というと彼女らしかないので。(ぉ 覚悟を決めて集めようとすると、トラブル続きだった先日とはうってかわって、愛液を集めるために好都合なトラブルが妹たちの身に巻き起こる。どうやら呪いは、愛液を集めようとしない者に対しては制裁を、集めようとする者に対してはえっちな液の採取に好都合な状況を作り出すようになっているらしい。
こうして、晶と妹たちの背徳的な関係が幕を開ける・・(ぉ

 

本作はタイトル通り、我ら妹erの為のゲームであるが、このソフトハウスは以前から可愛いイラストと鬼畜なストーリーで鳴らしたところである。であるが故に本作もそのような鬼畜系のゲームであるという心配をする同志もいると思うが、無用である。精々鬼畜と言えるのは、兄を信じている妹にいたずらをかますこと、とりわけ妹汁(妹の愛液)を、寝ている時に妹にいたずらして感じさせる琴で採取する位か。それが十二分に鬼畜なんじゃい!と言われれば返す言葉もないが。(笑)バキ だがしかし、妹たちは主人公が好きであり、だからこそ体に触れて欲しいとも思っているわけであり。なればその希望を叶えてあげることが、妹への愛の形なのではないだろうか。(ぉひぉひ

呪いの瓶の力を借りるまでもなく、三人の妹たちは全て主人公のことが好きである。慕ってくれる妹を一人だけ選ぶなんて出来ない・・・と言う鬼畜な同志も安心。なんと本作には二通りの「三人ともお嫁さん」な展開があるのだ! 一つはまさにハーレムな展開であるが、もう一つは主人公が女性でありながら、妹たちと恋人同士の関係に・・・それも三人一緒という、「おんなのこどうし」も好きな同志には嬉しすぎる展開が待っている。女になってもなお、妹たちに恋人として愛される主人公・・・まさに至福。

又その他にも、一人の妹と母親による母娘レズから母娘丼、妹とその親友によるレズ関係から3P、ねこみみ&しっぽ少女、ふ○○○と、まさになんでもあり。これらが全て妹とのえっちの中で行われるわけであり、我らが妹萌えの同志の右脇腹の浪漫を超光速回転させることはもはや疑いの余地はない。妹erならば是非デフォルトでプレイして欲しいゲームである。


なつかげ (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP さくらねこ)

評価   同志   SS       一般人   A(巫女さん属性あるならSS)

同志の対象   浅香 美稀(実妹と思っていたが実は・・・)

 

作品の紹介

夏休みのひと時、主人公は妹とともに別荘へと遊びに行くことを計画する。たびたび長期海外出張を繰り返す両親のかわりに日々の家事をこなす妹の気分転換にでもなればと思っての計画だった。だがシスコンとしての自覚無い主人公のその計画を知った周りの友人達は、主人公が間違いを起こす前に止めることはもちろん、そのシスコンを憂い、妹以外のことに気を向かせられる絶好の機会・・・即ち、早い話、自分の方にも顔を向けてくれ〜という琴音(笑) かくして、主人公と、誰の目にも明らかに激しいブラコン娘(笑)である妹の浅香 美稀(あさか みき)、主人公の幼なじみの女の子で、幼い頃からずっと主人公を見つめてきた結城 奈緒(ゆうき なお) 同じく幼なじみで、奈緒の姉であり、主人公の姉的存在・・・つ〜か、女王様的存在つ〜かといった所の結城 沙耶香(ゆうき さやか) そして別荘の近くにある神社の娘で巫女さんの式守 紗空(しきもり さら) 同じく主人公の別荘の近くにひときわ大きく存在している別荘の住人で、はかなげな存在の伏見宮 樹奈(ふしみのみや じゅな)ら女の子達とのひと夏の思い出の時が始まる・・・

 

本作のポイントは、主人公と美稀ちゃんは、意識せぬシスコン&ブラコンと言うところであろう。主人公は妹が可愛くて仕方なく、いつもそばに置いているようなフシがり、また、美稀ちゃんもお兄ちゃんが大好きであり、いつも兄のそばベッタリ。兄が他の女の子と仲良く話しているだけでも焼き餅を焼くくらいである。しかも別荘では、主人公は当たり前のように主人公と美稀ちゃんは同じ部屋を当て、美稀ちゃんもそれに違和感を感じていない。普通、推定高校生ともなれば、いくら兄妹であっても異性であることに変わりが無く、部屋を分けようと思うのが一般的ではないか?別にえっちな気持ちは抱いているわけではなく、単に幼児性の発露でこのような行動を取っているわけであり、筆者には微笑ましい兄妹関係であると思える。(笑)

美稀ちゃんはまだ物心つくかつかぬかの子どもの頃、この別荘に来ており、その記憶がどうしても気になると言うことで、別荘地の探索にはいる。そしてそれが隠された事実、即ち美稀ちゃんが実は今の両親が実の両親ではなく、主人公とは従兄妹関係にあると言うことの発見に繋がるのであるが、その事実を主人公の方が沙希に知ってしまう。その前から美稀ちゃんを妹としてではなく、一人の女の子としてみるようになってきた主人公であり、そしてある日、ずぶ濡れとなり神社で雨宿りをしている時、美稀ちゃんの透けた服から見える、女性らしく育ち始めた体躯を見、妹に女を感じてしまった主人公、美稀ちゃんから大好きという告白をもらい理性を崩壊させた。 主人公は理性の中では、美稀ちゃんの言う「大好き」とは、兄妹の範疇での「大好き」であろうと解釈しており、そう分かっていながら、理性を壊している。人によってはそんな主人公を「ヘタレ」と断じることもあろうが、筆者としては、主人公の行動は人間として致し方ない・・・と言う立場を取っている。(ぉぃぉぃ 確かに美稀ちゃんは、主人公に対して兄妹として好き・・・と言ったかも知れぬ。だが、彼女の今までの行動、そしてその後の行動を鑑みるに、「本当は妹としてではなく、一人の女の子として、兄である主人公が好きだが、兄妹故に許されるはずもない恋であり、せめて兄妹の関係の中で好きと言う言葉で語った」と考えるのが妥当ではあるまいか? 結果半ば無理矢理なえっちに繋がっていったが、元々主人公のことが好きだった美稀ちゃん。途中で気持ちよくなった(笑)こともあり、それ程主人公を嫌ってないのは救いであろう。 

未だ兄とは本道の兄妹ではないことを知らぬ美稀ちゃん。その呵責もあってか、幼なじみの奈緒ちゃんに友達の話・・・と言う形でもって、兄妹同士の愛に対し理解の言葉を得ようとしているシーン。嘘がヘタな彼女故、美稀本人のことであると奈緒ちゃんに一発で見抜かれ、これまた奈緒ちゃんが主人公が好きであることを隠して一般論を語り、自分と主人公をくっつけようと画策するあたり、笑えるシーンであろうが、ふたりのその切ない心情が、主人公である筆者には有り難すぎて涙が出てしまったのは内緒である。妹と幼なじみ、この二人による「二人ともお嫁さん」が実現したのであれば、どんなに嬉しかったことであろう。残念ながら本作にはそのような美味しいシナリオはないが・・・バキバキバキバキ

グッドエンド、及びトゥルーエンドのいずれでも、二人の関係は残念ながら親からは賛同を受けていない。トゥルーエンドでは、親には内緒の関係であり、それが故に秘密の交際という、背徳的な悦びもあったりするのだが、グッドエンドの方は親バレによって、二人は美稀ちゃんを全寮制の学校に転校させられる琴を以て離ればなれにさせられてしまう。親バレした時の父親のセリフ「何が愛情だ!妹に手を出す琴が愛情なのか!」と言う罵倒。正直筆者の胸にぐさっと突き刺さった。主人公は美稀ちゃんより年上。兄貴であるから当たり前であるが(ぉ 故に、美稀ちゃんの恋愛感情を、幼いが故のものと理解し、大人としての態度を主人公に求められていたものを、美稀ちゃんと同じ立場でもって愛を語った兄を、父親が非難している訳であり。それは即ち主人公の幼児性を非難しているわけであり、筆者の持つ幼児性をついた発言だったからであろう。そうと分かっていて奈緒^h^h尚、妹への愛を欲して止まぬ筆者は、主人公同様タチの悪い人間なのかも知れないが・・・(お


しすたぁエンジェル (PCゲーム Windows98/ME)

評価   同志   SSS      一般人   SS

同志の対象  流菜(元、義妹)   深月(義妹)

 

作品の紹介

主人公は事故で記憶を失った青年。気づくと自分はどこの誰かも分からず、側をずっと付き添っていた自称妹の「流菜」(るな)の世話になる。妹とは言え、可愛い女の子と二人きりの生活でドキドキものかと思いきや・・・幼なじみの、引っ込み思案で男性恐怖症ながら、主人公には心を開いていて、ずっと主人公のことが好きだった「雛城 真美」(ひなしろ まみ)、主人公達の家の開かずの間にずっと放置されていた、プチパペット(コンシューマ向け汎用メイドロボ)のメムらと同居することとなる。可愛い女の子三人に囲まれウハウハの生活が・・・と思うのは早計。(ぉ 家事全般をそつなくこなす妹の流菜はともかく、真美は料理は超人的にドヘタ。メムに至っては、メイドロボでありながら、まともな家事は何一つ出来ないどころか、主人公の家に破壊と混沌をもたらす有様。(笑) 真美もメムも主人公が好きで、きわどい接近を主人公とすること一度ならずの為、これまた主人公のことが好きな妹の流菜も焼き餅を焼いて、主人公に当たる有様。(笑) かくして、主人公は記憶喪失でありながら、自分が何者なのか・・・と言う琴に悩んでいる暇もない有様。(大爆笑) 街で考え事をしてると、謎の美少女「深月」(みつき)とも仲良くなっていく主人公。かくして主人公の回りは、可愛らしすぎる美少女達に囲まれることに。(笑)
長く、そして短い夏休みはこうして幕を開け、主人公と4人の女の子達は一体どのような恋愛模様を描いていくのであろうか・・・

 

本作は、タイトル通り、我らが同志のためのゲームであると言って良い。ただ、これとよく似た名前のゲームしす○○プリンセスとは違い、妹はあくまでも流菜ちゃんと深月ちゃんのみ。しかも深月ちゃんのことは、トゥルーシナリオに進んだ時のみ、妹と知ることが出来るようになっている点に注意されたし。

流菜ちゃんは、およそ妹として非の打ち所がない存在である。家事全般をそつなくこなし、誰よりも兄が好きであり、兄の身の回りの世話をするためにドイツから親に無断で帰国、主人公の世話をかってでるような優しい娘である。 実の兄妹と信じ切っている兄に対して「あたし・・・お兄ちゃんになら・・・いいよ・・・」というお約束なセリフをかまして、抱かれたいと思う彼女を見て、それでも手を出さなかった主人公に対し、人の道を踏み外すまいとした勇者と褒め称えるべきか、それとも単なる甲斐性なしと罵倒すべきか、筆者は悩んだモノである。(お主人公が他の女の子と仲良くしているのをみて激しく嫉妬するシーンも、兄に対する激しい愛情の裏返しであることを考えれば、「嬉しい」という表現以外の何があろうか。(うむ

流菜ちゃんは、双子の姉、深月ちゃんと同じ病を患っており、その治療のために、ドイツに移住していたという事情がある。トゥルーシナリオではその病は不治のモノであり、残された人生をせめて兄の元で過ごしたいという一心で帰国したのだ。愛しい妹が自分の元から永遠に消えてしまうと言う認めがたい事実を前に、このゲームをプレイした我と我らが同志が激しいやるせなさを感じたことは、この文を見た同志なれば必ずや理解して貰えるモノと確信する。 選びたくない選択肢。僅かばかりの延命と引き替えの病院での入院生活か、それとも、自宅に戻り、短い生活を精一杯自分と共の生活を歩んでもらうのか。選びたくない、選びたくない選択肢、だが選ばなければならないとなれば、我と我らが同志はどちらを選ぶのか・・・?

深月ちゃんは、生前、主人公と恋人同士だった、義理の妹。幸せの絶頂であったであろうふたりを引き裂いたのは、現在流菜ちゃんをむしばんでいる原因不明の病。死ぬ間際まで彼女がひたすら願っていたのは自分のことよりも、愛しい兄と、そして大事な双子の妹が幸せになること。これほどに健気な妹を失わなければならなかった主人公が、現実逃避として記憶喪失になったとしても、それを惰弱と罵倒することは、少なくとも筆者には出来ない。

主人公と姉が恋人同士となって、それを祝福するも、自らの兄に対する想いを胸に秘めねばならなかった流菜ちゃん。病のために早すぎる死を迎えねばならず、最愛の兄と双子の妹の幸せをひたすら願う深月ちゃん。それぞれの心の動きを、本作のプレイで是非堪能して貰いたい。


初恋 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP RUNE)

評価   同志   SS(L系の同志はSSS)     一般人   SS(L系の使徒はSSS)

同志の対象   初島 杏(はつしま あんず)(義妹)

 

作品の紹介

主人公、初島 稔(はつしま みのる 名字変更不可 名前変更は可能。ただし名前を変えると、女の子は声で主人公の名前を呼んでくれません))は、聖桜館学園に通う二年生。外見はどちらかというと「可愛い」と女の子に思われるタイプの男らしい。(笑)  性格も外見に似てか、優しいタイプ。同い年の妹で、かつ同級生のちょっと小悪魔的な女の子「初島 杏」(はつしま あんず)にいいようにからかわれている有様(笑) この初島兄妹、もう高校生(推定)になろうというのに、登下校はもとより、昼の食事、とにかく一緒にいられる時間はベッタリ一緒。傍目から見て妖しい兄妹であり、周囲からはからかわれたり心配されたり。(笑) しかし当人達は自分たちの妖しさにちっとも気づいて無いという(爆笑)
そんなある時、彼の男友達の「鎌田 直矢」と女友達「加藤 美木」が付き合うことになった。二人が付き合うようになってから、女の子を意識するようになり、自分もまた女の子と付き合ってみようかなと、つきあいの長い悪友「二木 竜也」と話し合ってみたりして。 そう思っているうちに、なぜか気になる女の子達が主人公の前に立て続けに現れるように。いつもベッタリ一緒の妹の杏はもとより、杏の親友で、主人公達のクラスの委員長、世話焼きが大好きな「西村 陽子」(にしむら ようこ) 同じく主人公達のクラスメートで、聖桜館学園の中でも群を抜いて目立つ存在のお嬢様「高鷺 花梨」(たかさぎ かりん) 褐色の肌を持つ、とある南国人と日本人のハーフで、聖桜館学園に苦労して留学している健気な下級生「ココ・夏野・パルフェ」(ここ・なつの・ぱるふぇ) 気がついたら主人公のそばにいて、そしていつの間にか消え失せていると言う、神出鬼没、謎の美少女「椎名 柚純」(しいな ゆすみ) そして、主人公達より一つ上級生で、テニス部に所属、加藤 美木ちゃんを初めとした女の子達のあこがれの的、何故か大福をこよなく愛する、ちょっと(かなり)天然系の女の子「桜井 小桃」(さくらい こもも) 彼女らと繰り広げる、甘酸っぱく切ない、そして時には激しく心が痛い、初めての恋の物語・・・。

 

本作の我ら的トゥルーヒロイン「初島 杏」は兄をからかい、おもちゃにする、ちょっと小悪魔的な女の子。兄を兄と思わぬような言動が目立つ娘であるが、しかしながら彼女や主人公の行動をよく見ていると、学校への登下校、昼食といつもいつも一緒。二人の親友達も、二人の間に妖しい雰囲気を感じ取っている有様。二人ともいつも一緒にいるのが習い性となっているため気づいていないが、言うまでもなく推定高校生の兄妹がやる行動ではない。二人のこの行動を単なる幼児性の発露と切って捨てるのは容易いが、兄妹としていつも一緒に居すぎるが故に、逆に気づかなかった、忘れていた想い・・・と言うものを我らに見せてくれる二人に、筆者は感謝の念で一杯である。兄をからかったり怒らせたりするのも、自分の方に兄の顔を向け、構って貰いたいが為の、杏ちゃんらしい行動。自分でも気づかなかったこの気持ちを、親友によって指摘され、戸惑いを感じ得ない杏ちゃん。一歩間違うと粘着質と誤解されがちなこの手の女の子の行動も、この杏ちゃんらしい行動のお陰で、我らが同志達にとって理想的な兄妹像となっているのは否定できまい。

二人は義理の兄妹である。血縁がないためその気になれば夫婦にだってなれる。しかし血の繋がりがないとは言え、兄妹は兄妹。当たり前だが兄妹が恋人・・・と言うのは世間の目は厳しいかろう。二人のこの関係は当然ながら友人達との関係にも波紋を投げかける。最終的には、二人の気持ちが本当ならば二人の間を積極的に認めると言う方向になったようだが、なんとなくこういうのは、こそばゆい関係だと、プレイして筆者はそう思ったものである。(笑) 何故ならば兄妹間の恋愛というのは、大概他者には秘密にすることが多い故。二人の場合は、秘密にしようにもすでに周囲にバレバレであったから、致し方がないのであろうが。(笑) ただその気安さから、家の中で安易にKISSをしてしまい、それを母親に見られ家庭崩壊の一因なってしまったのは、何ともやるせない。親バレしてからの二人は筆者には正直見ていて切ないものがあった。親としては、自分の子ども達がそう言う行動をするのを認めたくはないでしょうが、それにしても引き離す手段が外国への移住とはスケールがずいぶんと大きい。いくら仕事絡みとは言え。(^^; 正直、この手の対処は逆効果ではないかと筆者は思う。禁断の恋というのは、妨害が多ければ多いほど萌^h燃えるものですからな。二人もその例に漏れず、なんとか自分たちの間を親に認めさせようと足掻く。その甲斐があって「黙認」と言うところまでこぎ着けられたのは大成功と言ったところであろう。子どもっぽい言動が目立つ主人公であるが、母親への訴え方は立派な漢のそれであり、見事であったと筆者は思う。

本作品により、我らが同志が意識の外に意図的に追いやっていたであろう「兄妹の禁断の愛は親にとっては最大に親不孝」であるという事実を赤裸々に見せつけられた。しかしながらそのことで本作をプレイを控えたいと思うような同志は居ないであろう。何故なら「障害を如何にして克服するか」・・・が、常に我らのテーマでもあるのだから。(ぉぉぉ


Princess Holiday 〜転がるりんご亭千夜一夜〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP オーガスト)

評価   同志   SS(L系の同志はSSS)     一般人   S(L系の使徒はSS)

同志の対象  シルフィー・クラウド (実妹から義妹へ)

 

吟遊詩人として、あちこちを旅してきた主人公「クリフ・クラウド」(名前変更不可)。一つ下の妹「シルフィー・クラウド」の手紙を人づての、人づてで受け取るも、判読不明の状態になっていたため、三年ぶりに故郷に帰ることに。帰る早々、挙動不審な美少女に関わることに。あまつさえその美少女は、妖しげな男達に拉致されかけていたのを、男気を出して救出したのはいいが、懐かれてしまい(ぉひ 一緒に生家の教会に帰る羽目に(笑)。 教会に戻ると、シルフィーが未熟ではあるものの、しっかりとシスターとして頑張っている。再会を喜ぶ兄妹であるが、大好きな兄に連れてきた女性がいるのを見てシルフィー大ショック(/_;)(笑) 誤解が解けてやれやれとなるものの、妖しさ爆発の少女は自らを「レティシア・アップル」という、いかにも偽名っぽい名前は名乗るわ、この年に不釣り合いな高価な宝石をもって宿代にしようとするわ、挙動不審なこと極まりない。(笑) それもそのはず、この少女は現王家の一人娘、即ち王女の「レティシア・ラ・ミュウ・シンフォニア」であり、そのことがクリフの幼なじみで姫の護衛騎士を務める「エレノア・フォートワース」から明らかとなる。 なんでもレティシアは社会勉強をしたいと父王にだだをこね、仕方ないと、とある貴族の家に置かれるも、本来の社会勉強にはならないと気付き脱走したらしい。(笑) 酒場「転がるりんご亭」で給仕をする仕事を見つけた彼女は、ここで勉強させて欲しいと父王にエレノアを通じて手紙を出し、認められ大喜び。(笑) 酒場の看板娘「レイチェル・ハーベスト」の指導の甲斐あってか、少しずつ仕事を覚えていくレティシア。酒場の常連の美少女「ラピス・メルクリウス・フレイア」 をも巻き込んだ、レティシアを中心とする騒動のなか、どんな恋物語が始まるのであろうか。

 

本作品における、我が同志達の対象となる女の子、シルフィー・クラウド。彼女は筆者推定13歳から14歳。このような若輩者でありながら、親が残していった教会を、シスターとして健気に切り盛りしている、とっても感心な女の子である。とはいえやっぱり女の子。兄である主人公が側にいてくれることをずっと願いながら、いつか兄が帰ってきてくれることを信じて教会を守ってきていた模様。だからこそ、兄が帰ってきた時、どれ程嬉しかったか理解に苦しむことはあるまい。幼い頃に別れ別れになっていたことも手伝い、兄に対する愛しさがつのる余りに、兄を美化しすぎているきらいはあろうが、まあプレイヤーたる筆者の目から見れば、兄である主人公の人間としての器は小さいものではなく、シルフィーが美化してしまうのもあながち分からぬでもない。 再会して兄との生活が復活し、少しずつ兄としてではなく、一人の男として心惹かれていくシルフィー。ネコに兄に対する秘められた自分の想いを吐露する彼女の姿に、激しい切なさを感じた同志は星の数ほどいる者と思われる。(うむ

本作品のヒロインの中では最年少のシルフィーであるが、えっちに対する素直さは彼女が一番。初えっちが終わった後に、これからもずっとこういう琴したいといいきり、ある時は、兄の部屋をたずね、顔を真っ赤にしながらも「お兄ちゃん、きょ、今日は・・・しないの?」とおねだりする、そして教会の中で、兄を想いながら激しく一人えっちする彼女。シスターとしての聖なる存在と、愛しい兄との愛欲に素直な存在。聖と性が同一人物にこうまで共存している様をみて、感慨深いものを感じる同志も多かろうと思われる。ただ、愛欲に素直な彼女を、単なるえっちな女の子として見てはならない。繰り返すようだが彼女はずっと一人で教会を守ってきた。無論女性の幼なじみ達のフォローはあったことだが、彼女らに「愛しい人が側にいる」という安心感に等しいものまで与えることは出来ない。兄と体を重ねることで、長年の孤独の寂しさを埋めていると言う側面もあろう。兄とのえっちの最中「一人にしないで、ずっと側にいて」とうわごとのように言う彼女の言葉が何よりの証左。筆者は彼女のそんな言葉を聞いて、彼女への激しい愛しさを禁じ得なかったものである。

彼女は筆者推定13〜14歳。体つきは未だ幼く、兄に自分の生まれたままの姿を見せたとき、その未成熟さを謝る。しかし筆者にとっては謝られる理由など無く、むしろお礼を言いたいくらいであった。バキ 妹萌えの同志にも体型に対する色々な好みというものがあろうかと思うが、未成熟故に彼女を嫌って欲しくはない、もっとも我らが同志には、むしろその方が嬉しいと思うメンツの方が多いと筆者は勝手に思っているが。(笑)


しすこん 〜妹魂〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP AngelSmile

評価   同志   SS    一般人   A 

同志の対象 橘 みゆき(たちばな みゆき)(実妹から義妹へ)  天河 あゆみ(橘 あゆみ)(アイドルが義妹に)

 

主人公「橘 直樹」(たちばな なおき 名前変更不可)は、どうしょうもないくらい、妹の「橘 みゆき」(たちばな みゆき)の琴が好き。この場合の「好き」とは、兄弟愛の好きではなく、男女愛の「好き」ね。まあタイトルの通り、重傷のしすこんである。(ぉ 妹に異性を感じるようになったのは、幼い頃、みゆきからファーストキッスを貰ったとき以来。その後何度もそのシーンが夢の中で出て来ては魘され、妹に心配をかける始末。妹のみゆきは、学力優秀、スポーツも弓道をやっておりまさに文武両道と非の打ち所のない女の子。そんな可愛い女の子が妹として兄に甲斐甲斐しく日常の世話をしてくれる。勿論毎日の弁当もみゆきが作ってくれる。こんな愛しい妹が身近にいると言うだけではなく、二人の親は、母親は早くに死に、父親は仕事で忙しく米国まで出張中ということで一緒には住んでおらず、まさに兄と妹が二人きりの生活。妹を異性として好きであっても、兄妹であるが故にその一線を越えることに激しく躊躇しており、満たされぬ毎日を過ごす直樹。そんな彼の心の癒しは、妹のみゆきと似た雰囲気を持つ、国民的アイドル「天河 あゆみ」(てんかわ あゆみ)。彼女に入れ込む毎日。
しかしそんな日常も、米国にいる父親からの突然のエアメールによって終わりを告げる。 なんと、妹のみゆきとは血のつながりが無く、また父親が米国で再婚することとなり、その新たなる母となる女性の娘というのが、自分が入れ込んでいるアイドル、あゆみちゃんであり、と言うことは、アイドル、あゆみちゃんと自分が義妹ということに。
と言うわけで、好きな女の子が一人は実妹から義妹に、ひとりは雲の上の存在から、身近な義妹としての存在になり、手の届く距離に。 その板挟みになった直樹はどうするのか(笑)

 

本作品は、タイトル通り、妹萌えの、妹萌えによる、妹萌えのためのゲーム。(うむ 同志の中にも必ずいるであろう、実妹に対して兄弟愛以上の愛情を持ってしまった者達ならば、このゲームの主人公の苦悩を痛いほど分かるのではあるまいか。このゲームの主人公は、自らの妹に対し、禁断の愛を覚えつつも、それを愛しい妹にぶつけることなぞ出来るわけもなく、妹似のアイドルに熱を上げることでやり過ごしている。そんな彼を臆病者と誹るのは簡単だが、肉親にそのような愛情をぶつけ、玉砕した場合、その気まずさは他人の比ではない。他人ならば意図的に会わないようにすることで気まずさを回避できるが、肉親はそうも行かない。肉親はナニがあっても肉親であり、その縁を切ることは容易ではないのだから、現状維持のぬるま湯に浸かっている彼を誰が責められるというのか。(ほろり

さて、本作品の妹は二人。橘 みゆきと橘 あゆみ。実妹だと思っていた妹が実は義妹で、恋人同士にもなれる存在になった妹と、雲の上の存在であったアイドルが、自分の義妹となり、同じ屋根の下で過ごすこととなった妹。我らが主人公は、その場の流れに乗るまま、二人とも契りを結んでしまう。それは確かに外道であるが、妹をこよなく愛する我らが同志たれば、自分を好いてくれる妹をむげにすることなど出来ようはずもなく、そしてそれが愛する妹たちを悲しませる琴となる結果となることは火を見るよりも明らかでありながら、それでも二人の妹を愛さずにいられない主人公の気持ちを分からないことはあるまい。そんな主人公を容認できるかどうかは人それぞれであろうが。
血反吐をはきつつ、どちらか一人だけを恋人として選ぶもよし。そのとき、選ばれなかった側の妹の、兄ともう一人の妹の幸福を願う健気な妹を見ることが出来る。その余りの健気さに、心の激しい痛みを感じることとなろうが、それは二人の女に愛された男が甘受せねばならぬ責務。同志諸君には、どうかそれに耐えて欲しいモノである。敢えて二人の妹を、二人とも恋人として押し通すも良し。二人への愛がまったく差が無く、今後二人の妹を全く平等に愛していけると言う自信と覚悟があるのなら、その同志には全く諦めていたはずの世界の扉が開く。愛しい妹二人とも、己の恋人となる道が。
それは確かに普通の道とは思い切りはずれているかも知れない。だが、人と同じ道ばかりが、当人達にとって幸福になるという訳でもないだろう。人とは違う道を敢えて選んだ三人には、どうか幸せになって欲しいなとつくづく思う筆者であった。 勝手な言い分なのは百も承知だが、二人とも恋人のエンドこそが、本作品のトゥルーエンドであると願って止まぬ筆者である。


いもうとブルマ 〜放課後のくいこみレッスン〜 (PCゲーム Windows95/98/ME/2000/XP 萌。)

評価  同志  SS(ただしブルマ萌え属性所持者の同志はSSS)   一般人  S(ただしブルマ萌えの使徒はSS)

同士の対象 神原 千夏(かみはら ちなつ) 神原 彩(かみはら あや) 神原 奈々留(かみはら ななる)
 (いずれも義妹)

 

主人公、葉山 勇(名前変更可)のお隣に住む、神原家の三姉妹とは、子どもの頃からのおつきあい。で、ご多分に漏れずこの三姉妹は、主人公のことが好きだったりする。(笑) 三姉妹の長女で少しボーイッシュでがさつ、主人公のことが好きなくせに自分の気持ちに素直になれない、だけどそんなところがとても可愛い、水泳部に所属し、魅惑的なみじゅぎ姿を披露してくれる(笑)バキ(ただし、のっとすくぅるみじゅぎ(;_;)) 神原 千夏(かみはら ちなつ) 及び、三姉妹の次女で、大人しく引っ込み思案、子どもの頃から体が弱く、しょっちゅう主人公の背中に背負われ病院に行ったことも。それだけに、子どもの頃から主人公のことが誰よりも好き。新体操部に所属し、魅惑的なれおたあど姿を披露してくれる(笑)神坂 彩(かみさか あや) そして三姉妹の末娘で、言葉遣いや行動が少し幼く、またちょこっと(かなり)ドジで、絵に描いたような可愛い妹と言ったタイプの女の子。運動が苦手のため、体育祭ではチアリーディングをやり、魅惑的なチアリーディング姿を披露してくれる、神坂 奈々留(かみさか ななる) 
この三姉妹の親と、主人公の親が近々結婚することにより、もうじき幼なじみから義兄妹となる、主人公と三姉妹。小さい頃から、女の子と達は主人公のことを、千夏は兄ぃ(あにぃ) 彩はお兄ちゃん(おにいちゃん) 奈々留はお兄たん(おにいたん)と呼んでいたが、本当に兄妹となってしまうわけで。(笑) そんな微妙な時期に、ふとしたことがきっかけとなり、使われなくなった旧体育倉庫でえっちな琴をしてしまう主人公と三人の妹たち。それがきっかけで双方ともに火がついてしまい、えっちな琴には全然知識がない妹たちを、兄である主人公が少しずつえっちを教えていくことに・・・ 義理とは言え、兄妹である彼らが背徳的な行為を、学校という公の場で、それもブルマ着用な体育着で行うという何重にも背徳的行為を行う。その行く末は如何に・・・

 

本作品は、三人の妹たちを対象とした調教系ゲーム。小さい頃から兄妹同然に過ごしており、親同士の再婚によって実際に兄妹となった主人公と女の子達。そのシチュエーションから、義妹と言えど、三人の関係は実妹のそれと殆ど変わるまい。にもかかわらず、水準を遙かに越える美少女の妹たちに、兄妹の関係を越えた愛を持たれた主人公は超幸せモンであると、まず筆者は断言しよう(笑) 兄妹間では禁断の行為を学校の中で、そしてブルマ着用の体操着でひたすらやりまくる・・・等という行為は、もし琴が露見すれば、身の破滅を招く琴必定なのであるが、人は禁じられれば禁じられるほど、危険であればあるほど萌えあがる・・・と言う救いがたい性質を持つ以上、致し方があるまい・・・と考える筆者である。(お

本作品では、精神的に未だ幼い末娘の奈々留を除けば、兄妹間でのえっちと言う行為に対し、特に長姉の千夏はためらいを感じている。彩の方はと言うと、やはりタブーへの畏れを感じてはいるものの、主人公への恋愛感情の方が強く、あまり深刻に感じてはいない模様。とは言っても、上の二人に共通することは、「兄妹同士故に、恋人同士と表だって行動出来ない切なさ」であろうか。 日本の法律では義理の兄妹は結婚できる。これは「婿養子」という日本の家制度上に成り立つものであるからなのだが、本作品では千夏、彩の二人の言動から、兄妹では例え義理といえども結婚できないようである。単に両姉妹が義理の兄妹は結婚できることを知らないだけなのかも知れないが、いずれにせよ、思い人が兄となってしまったが為に、恋人とはなれない・・・と言うあまりに切ない状況というのを、妹萌えの同志諸君に分からないはずは無かろう。 余談ではあるが、日本の様に義理の兄妹が結婚できる国というのは、実はそれ程多くなく、中東の国に至っては、乳兄妹ですら結婚できない。故にかの国では、乳兄妹同士の許されぬ恋・・・と言う物語は良く語られるらしい。我らは義兄妹が結婚できる日本に生まれて幸運であった・・・と神なり超常の存在なりに感謝すべきなのかも知れぬ。

えっちに対する抵抗が強く、また兄妹での関係に悩む千夏、引っ込み思案で自分の気持ちを表に出す琴を躊躇うがゆえに、えっちに対しても消極的な彩、幼いが故にえっちのことを全く知らず、無垢なキャンバスをえっちの色に染めていく琴となる奈々留。これら三姉妹を自分からえっちをおねだりする程にえっちに染める課程というのは、漢ならば誰しも夢見るものであろう。まして対象が愛しい妹となればなおのこと。このバーチャルの世界で、是非桃源郷を楽しんで貰いたいと思う筆者である。


結い橋 (PCゲーム Windows95/98/ME/2000/XP うぃんどみる)

評価  同志  SS   一般人  SS  

同志の対象  高月 未依(たかつき みい)(義妹)

 

とある場所にある小さな街、要町。此処にはその昔天使が舞い降りたという伝説がある要神社がある。此処は不思議な結界で囲まれており、外がどのような気候であろうと、のどかな常春を保っている。そんな不思議な現象故に、全国的にも有名な観光地となっている。ただ、その神社に残っているのは「天使はこの地に降り立つけれど、決してこの地に住まうことは叶わない」という謎のフレーズのみ。 そこで12年前から、主人公「高月 一海」(たかつき かずみ 名前変更不可)の義母「高月 琳」(たかつき りん)と入れ替わるように「有坂まつり」(ありさか まつり)が巫女をやっている。彼女は主人公と同い年であるが、不思議なことにこの神社の巫女は、神社の結界から出ることは叶わぬ為に、彼女は学校には行っていない。結構大変な身であるのだが、持ち前の苦を苦としないおっとりした性格が幸いしてか、毎日を楽しく過ごしているようである。(笑) まあ幼なじみたる主人公達を初めとする、生まれつきの病気により足が不自由であるが、明るくてさわやかな性格、クチより沙希に手が出るちょこっと乱暴(笑)な女の子「桜井 知絵」(さくらい ちえ)、主人公の義妹で天真爛漫、少し、というかかなり幼い部分が見えども、主人公を甲斐甲斐しく世話してくれるという、妹属性の持ち主には血涙を流すほどありがたい女の子「高月 未依」(たかつき みい)らが遊びに来ているから暇をもてあますことはないし、日々の生活に必要な物品は、仙台の巫女である主人公の母が世話しているしね(笑)

さて、要神社は12年に一度しか開かれない祭りがあり、このとき初夏であるにも関わらず季節はずれの雪が降る。そして巫女の交代が行われるわけであり。そんな時、まつりさんの妹である「有坂 詩奈」(ありさか しいな)が神社にやってきた。なにやら大事な用事を携えてきたようであるが詳細は不明。(ぉ そんなこんなで祭りが始まるまでの12日間。主人公はそれぞれの女の子達とどのような交流をしていくことになるのだろうか・・・

 

本作品は恋愛アドベンチャーゲーム。我ら的トゥルーヒロイン「高月未依」は、残念ながら真なるとされるトゥルーヒロインの座は別の女性に取られてしまっているが、それでも物語の謎の一片を担っている女性故、決して引け目に感じる必要はない。さて、本作品は、沙希にプレイしている先行者(ぉ の全てが「キャラ萌え要素の強いゲーム」という評価が高い。筆者もそう言う声があることを念頭に置いた上でプレイしてみたのであるが、確かにその評価は正しかった・・・朝の苦手な主人公を甲斐甲斐しく起こしてくれる未依ちゃん・・・アルバイト沙希の喫茶店の制服が「めいど服」であるだけではなく、兄に嬉しそうに見せるだけにとどまらず、スカートをめくってぱんちゅが見えそうになると言うサービス満点ぶり。天使の因子を持つが故に、人格が二つに分かれ、もう一つの人格が巫女さん姿・・・ そして、禁断の愛もなんのその、キスのおねだりをする未依ちゃん、お風呂の中での風俗ごっこからすっかりえっちに火がついてしまい、主人公のえっちにより開発され、止めどもなくえっちに落ちていく妹、未依ちゃん・・・果ては目覚めたときの裸エプロン等々、これでもか〜これでもか〜という萌え要素を、即ち、「愛らしい妹めいど巫女裸エプロンえっちおねだり」とたった一人で持つ奇跡の妹、未依ちゃん。これで萌え狂わないでいられたら嘘であろう!(断言

通常、高校生の年代では恋人同士というのは一緒の家には住んでいない。双方の親の許可があって同居しているなどという、よほど恵まれた環境にいない限り。しかし義理とはいえ兄妹である主人公と未依ちゃんはそのような悲しい事情とは縁がない。つまり・・・愛し合う二人が、しかもえっちの衝動がもっとも激しい年代の二人が、いつでも一緒の生活をしているわけだ。それは即ち、毎日がえっち三昧であることは想像に難くない。(笑) 若さ故に周囲に対する気配りが甘く、えっちしているときの声を母親に聞かれ「お願いだからあまり家の中でいちゃいちゃしないでね?お母さん居づらくなっちゃうから・・・」などと懇願されるとあっては、その羨ましすぎる環境に羨望の巻を禁じ得ない。(大爆笑)

彼女のストーリーは、いわゆる兄妹から恋人へ・・・と言う、兄妹間の恋愛の王道を行く展開である。よってシナリオ的にも破綻はなく、我ら同士にとって安心してプレイできる環境であると私は考える。どうかふるってプレイしてみて欲しい。


家族計画 (PCゲーム Windows98/ME/2000 D.O.)

評価  同志  SSS  一般人  SSS

同志の対象  高屋敷 末莉(本名 河原 末莉)(義妹)

 

作品の紹介 

 

主人公、沢村司(さわむらつかさ 名前変更不可)は、人と連むのを嫌い、孤独を好む青年。家族のぬくもりを知らぬままに成長して、世間の冷たい風に当たってきたことが原因である。彼の仕事は中華料理店「ろんろん」で店員のバイト。たま〜に系列のホストクラブにヘルプに行くことからも、それなりの美形であるというわけで。(笑)  

さて、そんなある日。仕事中に一人の行き倒れの少女と出会う。見るからに中国娘。しかも風俗関係の服を着ていると。関わればモロに妖しくて危険なことに巻き込まれることはハッキリしているというのに、彼の上司、劉さんにしばらくかくまってやれと言われたこともあり、面倒を見る羽目に。

それをきっかけに芋蔓式に彼に関わり合ってくる人々。自分の母親を探すため日本にやってきた天真爛漫で按摩が得意(笑)な、中国人の少女、「王 春花」 司と春花が一緒に住んでいるところに乱入し、いつの間にやら行動をともにするようになった元敏腕企業戦士(自称)で、今は頭のネジとれまくっている、特異な言動が目立つ中年男「広田 寛」 結婚詐欺師に騙され、自殺を図るも死にきれず司に助けられた、流されやすく一人で暮らしていけない故に、司に依存しながら生きる道を模索しようとする女性「板倉 真純」 司の高校時代の同級生で、かつて司が心を交わしたと思っていたにもかかわらず、拒否され司の前から姿を消したが、司がホストクラブにヘルプに行ったときに再会、再び縁が出来た少女「大河原 準」。 春花をねらって攻撃を加えてきた中国人達のためにアパートを追い出された司達が、雨風しのげる場所を探し求めた場所で出会った、とある事情でホームレスをやっている、趣味がやおい系の同人誌という(笑)推定中学一年生の「河原 末莉」。司達が無断居住している屋敷の正当な所有者で、毒舌を言わせたら右に出る者がいないほどの力を持ち、生業とする絵描きでは、描いた対象の人物を不幸にせずにはいられないと言うとんでもない画力の持ち主「高屋敷 青葉」。 司を含め計七人、彼らに共通する点は「家族の欠如」。 7人のそれぞれに欠けているものを互いに補い合い、助け合う為に、赤の他人が家族を装い一緒に居住すると言う相互扶助計画
「家族計画」
(計画命名者、寛) 

元々他人であり、また計画に対する賛同の度合いも異なる7人である。そうそううまく行くはずもない。様々なトラブルが間断なく巻き起こり、そのたびに司が仲裁にあたる。本来孤独を好む彼故にそんな生活に疲労感を覚えつつも、奇妙な安堵感を覚える司。彼らの家族計画が、彼らにどのような未来をもたらすのであろうか・・・
と言う内容のビジュアルのベル形式のゲームである。

 

本作品は「家族の絆」をテーマとした作品である。 上記で説明の通り、本来主人公である司と、妹の末莉は他人であるが、「家族計画」という擬態の枠組みの中で、兄妹の関係となった。よって本来なら「妹分」とすべきであろうが、擬制はといえ妹であることに変わりがないため、カテゴリーとして「義妹」にさせて貰った。

末莉ちゃんは我らが妹萌えの同志にとっては、かけがえのない妹であると断言しよう。全身から「構って欲しい」オーラを放射し、甲斐甲斐しく家事を行い、飯を食っているときはご飯をお代わりまで面倒見てくれる。いぬちっくにまとわりついてくる妹。保護欲を巧みにくすぐってくれる妹。義姉の青葉様に「本当の魔性の女とは末莉のような娘を言うのよ!」と言わしめるほどの、無邪気に無意識に人の心の中に入り込んでいこうとするその魔力。こんな妹に異性として好かれれば、我らが同志であるなら、何故他の女に目をくれるだけの余裕があろうか!

末莉ちゃんは推定13歳。この年齢であると父や兄など肉親に、異性に対する恋愛感情に近いものを持つことは良くあることである。物語の後半、司が末莉ちゃんの自分への想いがそう言うあの年代に良くある勘違いかどうかを見極めるため、同じ屋根の下で兄妹として半年を過ごしているが、まあ健全で、かつ、妥当な判断であろう。 もっとも我らプレイヤーの第三者的な目から見れば、末莉ちゃんの想いが勘違いなどではなく、本当に異性として司を見ていることはもはや疑う余地がなかったのであるが。(ぉ であるならば、あの半年は末莉ちゃんにしてみれば不安いっぱいの気持ちであっただろう。あの半年は末莉ちゃんの気持ちを確かめるものであると同時に、司自身が末莉ちゃんをどう思っているか頭を冷やしてよく考える為の期間でもあったのであるから。 そう考えれば、我らは司のいくぢなしぶりについて弾劾をせねばならぬ所であったかも知れぬ。(ぉひ

末莉ちゃんは幼い頃から両親に無視されて、いらない子扱いで過ごしてきた。故に彼女は自分の居場所を必死で見つけようと、あの小さな体で藻掻いていたのである。そんな彼女だからこそ、彼女の相手を務めるには、単に恋人としてではなく、肉親として守り育てていくだけの度量が必要であることは疑いの余地がない。我ら妹萌えの同志ならば、きっとその重責を担えると信じている。くれぐれも本作品をプレイしたならば、彼女を邪険にするようなことはして欲しくない。我らの同志ならば・・・


君が望む永遠 (PCゲーム Windows95/98/ME/2000 アージュ)

評価  同志   SSS   一般人   SSS                                   

同志の対象   涼宮 茜(恋人の妹)

 

作品の紹介

 

主人公「鳴海 孝之」(なるみ たかゆき 名前変更不可) は、白稜大付属柊学園三年生。そろそろ進路を考えるべき夏休み前であるにもかかわらず、未だ本気に考えることも出来ず親友の平 慎二(たいら しんじ)、速瀬 水月(はやせ みつき)たちの夢を聞くたび焦りを感じていた。
そんなある時、水月が自分の親友「涼宮 遙」(すずみや はるか)を孝之たちに紹介。引っ込み思案すぎる彼女に正直孝之はいらだちに近い感情を感じつつも、受け入れようと彼なりに努力する。

しばらく後、水月から、孝之のお気に入りの場所での待ち合わせを申し込まれる。 水月のことをまんざらでもなく思っていた孝之は、彼女からの告白と思い、緊張しつつ待ち合わせの場所に行くと、そこには遙が待っていた。遙は、ずっと孝之のことが好きだったという。しかし引っ込み思案な自分では告白の機会を掴むことが出来ず、親友の水月に手はずを整えてもらった・・・と言うことだったのだ。

引っ込み思案な彼女なりの、一生懸命な告白。そんな彼女を傷つけることをおそれた孝之は、彼女の告白を受け入れてしまう。 女の子とつきあう・・・と言うことが、どういうことであるのかを深く考えることもせず・・・

青少年期から青年期にかけての愛情と友情を語った、愛しく切ないラブストーリーである。

 

涼宮 茜は、彼女を含む本作のメインヒロイン3人のうちの一人、涼宮 遙の三つ下の妹である。初めて主人公「孝之」と出会ったときは、まだ中学校三年(推定)であった。まあこの年代はまだまだ子ども子どもしており、色気もまだ足りない時期なのであるが、子どもだからこその天真爛漫さ、何より無邪気に「お兄ちゃん」と呼んで慕ってくれる、ちょっと小生意気な女の子。恋人の妹とあれば自分の妹も同然。我ら妹萌えの同志ならば、何故彼女に心惹かれずにいられるであろうか!(力説)

親しくなってしばらく後、謀を用いて孝之を涼宮邸に呼び出す茜ちゃん。来るのを断られないよう遙の身に何かあったと誤解させるように呼び出したのだが、当然このような行動を例え妹であっても許すわけにはいくまい。ケジメとしてしっかり謝らせた後、一緒に遊んであげる孝之の信条は良しとすべきであろう。 茜ちゃんは遙の妹。おっとりとした遙とは正反対の元気いっぱいの茜ちゃん。でもすがるような目つきをする所はやはり姉妹、一緒だったのである。きっと筆者はこのとき、茜ちゃんの魅力の虜になっていたのかも知れない。

茜ちゃんにとって孝之は姉の恋人。孝之にとって茜ちゃんは恋人の妹。だから二人が頻繁に顔を見せるのは当然。茜ちゃんが遙を通じて孝之と出会っているうちに、淡い恋心を抱くのは時間の問題だったであろう。ただ姉と孝之が幸せそうに付き合っている姿を見て、自分も二人の妹としてその輪の中に入っているそのときが、茜ちゃんにとって幸せな時だったのは想像に難くない。あの不幸な事故の後、孝之が遙の元を、そして何より自分の前から姿を消すまでは・・・。 それ以後あの天真爛漫な茜ちゃんは姿を消してしまった。 出会いの頃のあの明るい茜ちゃんを失った筆者が、心の中で血涙を流したことは、同志であれば分かって貰えると思う。

本作に於いては、茜ちゃんもまたメインヒロインの一人であり、当然彼女とのエンディングを迎えることは可能である。ただそれは激しい心の痛みを伴うエンディングであることは言うまでもあるまい。茜ちゃんにとって遙は大事な姉である。だがその大事な姉以上に孝之を好きになってしまった時、当然姉と孝之の板挟みになってしまう。大事な姉から大事な人を奪ってしまう罪悪感。それに苦しむ彼女の姿に痛々しさを覚えながらも、それでも彼女への思いを諦められぬ孝之に感情移入することは、我らが同志であるなら容易いことであろう。

一応彼女のシナリオには、「遙隠し妻エンド」なる「二人ともお嫁さん」的なエンドもあるが、茜を騙し続ける孝之の線の細さが将来の破局を予期させるエンドである為、正直お勧めできるエンドではない。まあ遙も茜もどちらも好きじゃ〜な、筆者のような人間であればある程度受け入れられるエンドかも知れないが。(こら 結局茜ちゃんにとっては、孝之が「姉の恋人」というスタンスを持っている時が一番幸せ・・・と言う、茜萌えな同志には、なんとも切ない状況なのである。

妹を恋人とするのではなく、妹を妹として慈しむ。その大切さを彼女という存在が知らせていると考えるのは、果たして筆者だけであろうか・・・


胸キュン!はぁとふるCafe (PCゲーム Windows98/me/2000)

評価  同志  SSS  一般人  S(ろりの使徒はSSS)

同志の対象  香坂ちより 香坂チカ(義妹)

 

作品の紹介

 

主人公、香坂信也は、とある喫茶店を知り合いに任せられ、住み込みで仕事をしている。

その元に双子の妹たち(親の再婚で兄妹となった。故に義理)が転がり込む。双子の姉で

おっとりとしていて天然がちょっと入っている(笑) 香坂ちより(こうさかちより) 双子の妹

で、元気いっぱい(笑)明るい性格の香坂チカ(こうさかちか)の姉妹、主人公が片方に

優しくしたり可愛がったりすると、もう片方が力一杯焼き餅を焼いたり拗ねたりともう

大変。(爆笑) なんせ二人とも主人公に好意を持っているから・・・

他にも、主人公が勤めている喫茶店の常連の亜矢ちゃんも主人公に好意を持っていたりして・・・

 

とっても可愛い妹たちに囲まれ、羨ましくも修羅場な主人公。やきいも(やきもち+いもうと)

な恋愛アドベンチャーゲーム。

 

父親の再婚で自分に義理の妹が出来た・・・というのは、この手のゲームではありふれた設定。

しかしながら二卵性の双子であり、双子とは言っても性格がまるで違いながら、それでも

兄である自分に対して競うように好意を示してくれる・・・と言うのは、妹属性を持つ同志であるなら

お約束であろうが何だろうが、血涙流して羨ましがる設定である琴は疑う余地が無かろう。

この作品に於いては、例え義理であろうと兄妹では結婚できない法体系になっている模様。

従って主人公と妹たちとの恋愛は世間一般で言えば認められぬ不義の関係である。

最初は無邪気に快楽に溺れている彼らも、そのうち世間の荒波に襲われることに。その切なさ

を決して十分とは言えないにせよ本作品では表現している。 その辺で単なるヤりげーとは一線を

画していると言えるのではないか。

 

禁断の思いを最初に告白するのは、ちよりシナリオ、チカシナリオ、そして姉妹3Pシナリオいずれも

妹からである。告白は男からするモンだ・・・と思う向きには、ちょっと情けない主人公であると

思うであろうが、考えてみたらこういうシチュエーションの場合は、兄からの告白というのは逆に

情けないモノであろう。 肉親に対して恋愛感情を抱くというのは、幼い時分では良くあること。

だがある程度大人になれば、肉親以外の異性に目を向けるモノである。まがりなりにも喫茶店を

経営している程の大人になっている主人公が、いまだそう言う幼い精神構造とあっては、そちらの

方がより情けなかろう。 つまりは妹側から「お兄ちゃん、好き!」と告白される幸運(ぉ に恵まれる

ケースなど殆ど無い琴を考えれば、如何にこの主人公がラッキーな人間であることがよく分かろうと

言うモノである。それが故にそう言う僥倖を同志達も渇望するのであろうが・・・

 

本作品のトゥルーシナリオはおそらく姉妹3Pシナリオであろう。 兄妹、しかも妹二人ともお嫁さん

などという、およそ人の道を大きく踏み外している外道なシナリオではあるが、こんだjけめんこい

妹とあっては、一人に絞るのはそうそうできることではあるまい。その点妙に筆者は主人公に感情

移入してしまったが。(爆 ろりで鬼畜という、人としてちょっとやばいシナリオではあるものの

同志であるなら試しにプレイして見て欲しい。その是非は同志の判断に任せたい。


盛夏の杜 (PCゲーム Windows95/98/ME/2000 Gut's)

評価  同志 SSS  一般人  SS(し〜し〜マニアはSSS)

同志の対象  水野 美由紀(義妹)

 

作品の紹介

 

主人公「水野 誠司」(みずの せいじ 名前変更不可) は20歳。大学2年生である。

出身は裏日本のとある小さな町。大学進学のため東京に出てきて、そこで同郷の

女性「滝川 あゆみ」と知り合い、つきあうようになった。もっともつきあっているとは言え

お互いに告白しあって恋人同士・・・と言うわけではない。そこをすっ飛ばして体の関係に

なってしまっているから。自分達は恋人同士なのか、それとも単に体を重ねるだけの関係

に過ぎないのか・・・あゆみの琴は好きなだけに誠司は少し思い悩む。

 

彼の故郷では、成人式は夏休みに行う。成人式に出席するために帰省した誠司は、そこで

幼なじみで、そして初恋の人であり、その想いを伝えることが出来ぬまま、自分は故郷を離

れてしまった「宮下 恵」(みやした めぐみ)  運動が得意で、子どもの頃から発育が良く

あこがれの対象だった「斎藤 綾子」(さいとう あやこ)  少し生意気であるが、一年半ぶりに

再開したときは、少し雰囲気が大人びてきていて誠司とあゆみの関係についてしつこく探りを

入れてくる、妹の「水野 美由紀」(みずの みゆき)らの女性達と再開する。

精神的な繋がりより、肉体的な繋がりの面が強い誠司とあゆみの関係。この関係から精神の

繋がりも深めるのか、それとも薄い繋がりに見切りをつけ、故郷に今も住んでいる女の子達と

思いを重ねるのか・・・それは誠司(プレイヤー)の気持ち次第・・・と言った感じの、ビジュアル

ノベル形式のゲーム。(メーカーでは「インタラクティブ・ノベルと表記。)

 

我らがヒロイン、美由紀ちゃんは主人公の義妹である。正式には又従兄弟と言うべきか。

主人公の親と、美由紀ちゃんの親がいとこ同士の為。 だがその事実を美由紀ちゃんは

知らない。久しぶりに帰省した兄が、自分に優しく接してくれる琴で少しずつ心惹かれてゆく。

自分を振った相手を見返す為に、兄にキスをしてしまい、それが原因で兄が元彼と大げんか。

ひと騒動の後、美由紀は主人公と幼い頃に交わしたキスが今でも心に残っていることを告白。

そしてこういう。「お兄ちゃんが私のことを好きだったら、結婚だって・・・・、していいよ。」

実際は、自分と兄が血の繋がらない兄妹だったら・・・と言う仮定での戯れの言葉であるのだが

(実は本当に血は繋がってはいないのだが、前述の通り美由紀ちゃんはそのことを知らない。)

筆者と同志たる者なら、その言葉の中に込められている、美由紀ちゃんの切ない思いが読みとれ

る琴であろう。

花火大会の時、転んだ拍子に我慢していたおしっこをもらしてしまい、子どものように泣きじゃくる

美由紀ちゃん。必死に慰めた後、その後風呂に入れてあげ、美由紀ちゃんが望むままに体を

洗ってあげ・・・そして・・・ この展開を初めて見たとき、筆者は感動の涙を流したモンである。

ちょっとだけ普通の兄妹の愛情を越えてはいるけど、だけど、妹をいたわる兄の構図となんら

変わりがないから・・・。 同じ感動を、是非同志達にも味わって欲しい・・・うん。

 

主人公と気持ちが通じた後も、自分達が義兄妹であることを知らない美由紀。えっちのおねだりの

時も、最後までやってはダメよとコケティッシュにクギを差す。美由紀は血の繋がりを越えて兄で

ある自分を好きだという琴が窺い知れるこの台詞。 筆者は事実を知らせたい衝動と、知らせた

くない衝動(自分達が実の兄妹で無いことで、兄妹という絆がないことを知り、美由紀が悲しむこと

であろうから)の板挟みにあってしまったモンである・・・。

筆者は問う。同志であれば、美由紀にいつ真実を継げることになると思うかな・・・?

実にタイミングは難しいと思うぞ・・・美由紀ちゃんの気持ちを思えばね・・・


みずいろ (PCゲーム Windows95/98/ME ねこねこソフト)

評価 同志 SSS  一般人 SSS

同志の対象 片瀬 雪希(義妹)

 

作品の紹介

どこにでもあるような、淡い淡い「みずいろ」の物語り(パッケージより抜粋)

 

我らがヒロイン、片瀬雪希ちゃんは、幼い頃母親の死によって主人公宅に引き

取られた。最初は邪険にしていた主人公も、毎日泣いている雪希ちゃんを気の毒

に思ったか、笑顔をみたいと一生懸命に彼女へのフォローをする。そんな経緯

があったためであろう。雪希ちゃんはとにかく主人公のことが好きである。

他に登場するヒロインが、自分のシナリオ以外では良い友人で収まっている

(例外あり)のに対して、彼女はいつだって主人公だけを見ている。またそれだけに

我らが同志ならば、雪希ちゃんの気持ちを思い、愛しさと切なさを感じずにはいられ

ないであろう。(/_;) 

 

雪希ちゃんは良い娘である。寝起きの悪い主人公を毎朝優しく起こしてあげ、朝食

弁当、夕食を主人公の好みに合わせてつくり、実にかいがいしく世話をしてくれる。

筆者には兄妹というよりも、若夫婦としか見えなかったが、それは決して筆者だけの

琴ではないと考えている。

他シナリオに於いて、主人公が他の女の子と想いを通わせているときには

健気に兄のサポートをするし、止むに止まれぬ事情で、女物の服を主人公が必要と

したときでも、自分の服を貸してくれた。さすがに下着は恥ずかしくて無理だったが。

また、アフターストーリーに於いては、我らが漢の夢「ぶるまあ」「裸エプロン」

の要求に応えてくれる雪希ちゃん・・・

そんな傍目で見れば「変態」の烙印を押されかねぬ主人公の振る舞いを見ても健気に

優しくしてあげられる彼女こそ、まさに天使と言うべき存在であろう・・・(吐血

 

前述の通り、雪希ちゃんは兄である主人公が大好きである。義理とは言え兄妹であり

ながら・・・。彼女のシナリオ(我らが同志的にはトゥルーシナリオ)では、実に萌え萌えな

展開が、いきなり冒頭から我らのために用意されている。 登校時、主人公が冗談で

「子どもの頃の様に手を繋いでいこうか?」と言うと、一度は恥ずかしさで真っ赤になり

拒絶するも、自分の兄に対する思いを込めた顔でじっと兄を見つめ、そしておずおずと

手を差し出してくる・・・。今度は主人公の方が冗談であると真っ赤になりながら弁明し

結果、手を繋いで登校することはなかったのであるが、筆者や、我が同志であるなら

心の中では狂喜乱舞しながら、雪希ちゃんと手を繋ぎながら登校したことであろう。

このシーンを見て筆者は萌え転がっていたモノであるが、我らが同志であるならその

気持ちは分かって貰えるであろうと信じている。

 

キャラ萌え度の高い本作に於いて、まさに妹erな我らの理想を極めている雪希ちゃん。

彼女に会いたいが為にプレイしたとしても、決して損をすることはないと、筆者は

断言しよう。


お兄ちゃん 好きですか (PCゲーム Windows95/98/ME 朕ソフトウェア)

評価 同志  SS  一般人 A

同志の対象  麻由良 & 菜々美(実妹)

作品の紹介 

 

麻由良と菜々美は、それぞれ別のシナリオのヒロイン。それぞれのヒロインには主人公

がいる。主人公と妹。ごく普通の兄妹の筈だった。しかし、知らない間に成熟してきた

妹の何気ない仕草とひょんなハプニングから、妹に女を感じてしまった主人公。

陵辱、妹からの告白、様々なシチュエーションはあれど、いつの間にか兄妹は

禁断の関係に・・・

二人の関係がどのような結末を迎えるのか、それは主人公であるプレイヤーの選択

次第・・・と言った感じのビジュアルノベル形式のゲームである。

 

このゲームは同人ゲームである。故にソフ倫の審査を受けてはいないため、義妹とか

実妹と思ってはいたが実は・・・と言う、世に腐るほど出まくっている設定からは自由で

いられる。 よって、麻由良も菜々美も実妹であると判断してよかろう。

コミック等では規制されてないこれらの関係の描写、ゲームでも出来ると言う点で

同志なればプレイしてしかるべき存在であると筆者は考える。

 

残念ながら妹がやや幼いと言うこともあり、兄妹の禁断の関係・・・と言うことに対する

罪悪感にやや欠けるきらいがあるせいもあり、後ろめたさ、背徳感という、この

シチュエーションに必須の感情が薄いため、その筋のメンツには物足りなさを感じる

琴も考えられる。 また同人ゲーム故の、開発ツールの選択肢の薄さが災いしたか

動作が非情に重い。非力なPCをメインにせざるを得ない同志には辛いかもしれぬ。

シナリオも、まだまだ磨かれてないところも散見する。また、妹によっては、陵辱される

展開もある。信じていた兄に陵辱され、小鳥のように怯える妹。妹は愛し、可愛がるのを

信条とする筆者には、身を引き裂かれるような痛みを感じたものである・・・(吐血

 

しかしながら、愛しい妹とのらぶらぶな展開、「妹とその親友

二人ともお嫁さん」という実に嬉しい要素もちりばめて

くれた作品である。今後にも期待するという意味でも、筆者はこの作品を推していきたいと思う。


Dear My しすたあ (PCゲーム Windows95/98/ME/2000 future)

評価  同志 S   一般人  B

同志の対象  万里(実妹andその写し身のアンドロイド)

作品の紹介

 

主人公とその妹「万里」、白樺 遙(しらかば はるか) 橋爪 裕美(はしづめ ひろみ) そして

高渕 公平(たかぶち こうへい)は、幼少の頃からずっと一緒に遊んでいた幼なじみ同士。

いつまでも続くと思われていた幼なじみ関係であるが、ある時、それを揺るがす大事件が起こる。

それは、万里の突然の交通事故死。嘆き悲しむ主人公。だが、父は何故か、万里が死んだことを

周囲には伏せておき、自分の研究に没頭する毎日。そんな父親に主人公は激しく反発する。

だがしばらく経ったある日、主人公のの前に死んだはずの万里が現れた。主人公の父親は高名な

ロボット工学の権威。彼のもてる力のすべてを注ぎ込み、死んだ娘をアンドロイドとしての形で復活

させたのだった。そのできばえはすばらしく、外見はとてもロボットであるとは思えず、それどころか

アンドロイドの万里自身が、自分がアンドロイドであると言う自覚はなく、本物の万里であることを

疑ってもいない。 こうして、アンドロイドの万里と再び変わらぬ日常を送ることになったかと思ったが・・・。

妹であって妹では無いという微妙な関係となった自分と万里の関係。 一緒の生活で、兄と妹・・・

ではなく、少しずつ男と女としての感情を目覚めさせていく主人公と万里。そんな二人の微妙な感情を

察して、二人に、さりげに、時には大胆にアプローチをかけてくる遙、裕美、そして公平。

幼なじみ達の想いは何処に。そして、万里と主人公の禁断の想いの行く先は・・・

 

このゲームは、我ら妹属性の持ち主を対象とするゲームである。それ以外の何者でもない。(お

主人公が愛する万里は、実妹の万里ではない。確かに万里の記憶と人格を受け継いではいるものの

オリジナルの万里とはやはり微妙に異なる。故に、本当は兄妹の禁断の愛・・・と言うことにはならぬのだが

まがりなりにも兄妹として生活していて、かつ、妹と外見は全く同じ女の子に対して、恋愛感情を持つことに

背徳感を感じる主人公の気持ちは分からぬでも無かろう。まして万里の方は事情は全く知らないわけであり

それが故に、兄に対する恋心を抑えようとして抑えられぬ苦しむ姿を見て、やるせない思いをすることになろう。

 

万里は一応大学生という設定になっているが、発言や行動から、どうみても中学生である。なれば彼女の

ブラコンぶりは、いわゆる思春期の少女にありがちなもの・・・と考えることが出来、それに大人である主人公が

つけこむというのは、鬼畜以外の何者でもないのであるが・・・しょうがないよね。好きになったものは(ぉひぉひぉひ

どちらかというと、L系の属性をも持つ同志向けの作品といえるかもしれないな。(ぉぉ

 

物語の終盤、万里は悲しい選択を強いられることになる。その選択を強いられる原因となった事情が、残念な

琴にプレイヤーを納得させるものではなかったのが痛恨の極みであるが、それに目をつぶることが出来るのなら

万里の健気な気持ちが、我らの心を打つことになろう。我ら妹属性の持ち主にとって、万里は一番欲しく、しかし

ながら手に入れても、自分のものに出来ぬ苦しみを味わうことになろうから、手に入れたくない妹と言えると

筆者は考える。それ程にいい娘である・・・万里は。

 

シナリオの甘さ故、たとえ我が同志といえども、一押しと言うわけには行かぬが、それでも手にする機会が

あったなら、是非プレイしてみて欲しい作品である。


犠妹(PCゲーム Windows95/98/ME/2000 セレン)

評価  同志 SS(鬼畜属性所持者SSS)  一般人  S(鬼畜属性所持者SS)

同志の対象 若尾悠奈(義妹)

作品の紹介

 

著名な画家、若尾和馬を父に持つ主人公「若尾恭介」。彼には、二年前に父親が再婚した

ことにより出来た義母「若尾恵」(わかお めぐみ) そして義妹「若尾悠奈」(わかお ゆうな)がいる。

実母(故人)に対する酷薄な扱いをした父に反発していたこともあり、その父と再婚した恵に対しても

決していい感情を持っていない主人公。

しかしながら、義理の妹である悠奈には、兄妹以上の想いを秘める。が、自分の中に巣くうサディストの

本性に気づくが故に、その感情を押し殺す毎日を送っていた。悠奈の同級生で、自分の所属する出版

委員会の後輩「鮎風芹夏」(あゆかぜ せりか)とつきあうことで、自分の心を偽りつつ・・・。

そんなある時、父、和馬が心不全で急死。父の遺言により、すべての財産は、主人公、恭介に相続

されることとなる。親子とはいえ、所詮は父親との再婚によって出来た仮初めのもの。父のパトロン的

存在でもある恵でもある。父の死により経済的に恵が困ることはない。これを機会に、不仲な義母を

追い出そうと考え、その旨を恵に告げる。

父が死んだからには、自分の屋敷にはもう用はないはず。ならば恵は退去の要請に応じることであろうと

考えた主人公であるが、ここで恵が意外な提案をする。「自分たちをここに置いてくれるなら、悠奈を好きに

してもいい」と。 恵は主人公が悠奈に禁じられた思いを抱いていることに気づいていた。理由は分からぬが

自分たちがこの屋敷に残る代償として娘を差し出そうというわけである。悠奈がそんなことを承諾するはずが

ないと拒む恭介に対し、恵は自信たっぷりに悠奈を説得してみせるという。半信半疑の恭介の前に、悠奈は

抗いつつも、最後には確かに自分が恭介の贄となることを承諾する。

ただ一つの条件「純潔だけは守りたい」 これだけを恭介に約束させて。

こうして、恭介と悠奈は、最後の一線を越えないと言う限定付きではあるが、兄妹間での禁断の愛欲の生活を

送ることとなった。 そしてそのことは、恭介の表向きの恋人、芹夏をも巻き込んでいく・・・

 

娘を贄に差し出してまで、この屋敷に残ることに執着する恵の真意は何か、そして、恭介と悠奈の禁断の関係

の行く末は・・・はかない家族の絆の再生か、それとも性奴隷の誕生なのか・・・

 

このゲームは、いわゆる「調教ゲー」である。ただその対象が、義理とは言え妹であるというところに本作の

特徴があると言えよう。 賢明な同志諸君にはお気づきのことであろうが、このシチュエーションは、養父が

娘に、家庭を盾にとって関係を強要するシチュエーションそのままである。悠奈は家族という存在に飢えて

おり、せっかく出来た家族を再び失うことになることを何よりも恐れている。その感情につけ込むこととなる

主人公の外道ぶりは、過去に発売された闇系のゲームの中でも、決して劣ることはあるまい。(ぉ

なお、悠奈は、自分を犠牲にしてでも、他人の利益を優先させようと振る舞いがちである。その態度が

あまりにも強すぎるがため、人によっては、健気さよりも、加虐性を促進されることになるであろう。

まさに、妹erであり、かつ、闇属性を色濃く持っている使徒たちのためのゲームであると言えよう。

 

このゲームは、大きく分けて、純愛系のシナリオと、ダーク系のシナリオに分別される。主人公はもともと

サディストとしても面が強いため、純愛系シナリオだと、主人公の闇の部分を無理矢理無視することと

なる。よって今ひとつ主人公の設定を生かせぬ琴となるが、それでも愛しい妹、悠奈との行為に没頭、悠奈も

主人公の思いに答える・・・という、実にほのぼの?(笑)とした関係に浸れることになる。(笑)

ダーク系は・・・中途半端な調教ではなく、性奴隷として調教したそのとき、主人公の加虐趣味が爆発、悠奈

が元々持っている被虐趣味と相まって、果てしない雌奴隷の道へと落ちていく悠奈・・・。

そのインモラルさは、筆者のように闇属性を持たぬものには、少々刺激が強するやもしれぬ。(お

妹とは調教する対象ではない!という、正統派の妹属性の持ち主の諸兄には、正直おすすめできぬタイトル

である。しかしながら、「これも一つの愛の形」と割り切れる同志にならば、是非プレイしてみて欲しいと

筆者は考える。 ただ、くれぐれも、実際の行動には移さないで欲しいとクギを差しておこう。

あくまでも妄想の中でのみ、翼を広げることが出来る世界なのであるから。


ピュアメール(PCゲーム Windows95/98 Overflaw)

評価  同志  SSS  一般人  S (Lの属性所持ならSSS)

追加:同志で、かつ、Lの属性所持者ならば「プレイは神より与えられし聖なる責務

同志の対象 藍(義妹) 

作品の紹介

 

幼い頃の虐待故に、他人との繋がりを拒否し、自分の中に閉じこもっている主人公「緒方 圭」

そんな彼が唯一積極的に人との交流を図れるのは、インターネットでのチャット・・・。

ここでは、彼は、ハンドル名「A,W」を名乗り、その落ち着いた言動から数目置かれる存在と

なっていた。

そんなおり、インターネットチャット上で女性「EVE」と親しくなり、彼女から交際を求められる。

彼女から送られてきた写真・・・それは、人との繋がりを忌みつつも、何故か心惹かれる、同級生の

奈川 碧(ながわ みどり)だった。しかしながら圭は、EVE(奈川碧)に自分の正体を明かしていない。

こうして、チャット上での人格「A,W」と実際の人格「緒方圭」との、碧を巡っての相克の時が始まる。

果たして、主人公は、自分がA,Wであることを、碧に伝えることが出来るのか?そして、彼が否応なくに

関わりを持つこととなっていく女の子達との仲は? っと言った感じのアドベンチャーゲーム。

 

主人公の妹、藍は、主人公が幼い頃、実の父親に虐待で殺されかけたところを救出してくれた夫婦の娘

である。従って主人公との血の繋がりは全くない。もっとも主人公は物心付くか付かないかの頃から

一緒にいるために、ほとんど実妹と同じような感覚で彼女と接している。しかしながら、藍の方は、主人公と

幼い頃に交わした約束を健気に覚えており、その約束を果たしてくれる日を夢見て、主人公にまとわりついて

生活している。まぁ言ってしまえば極度のブラコン娘である。(笑)

主人公と藍が幼い頃交わした約束・・・と言えば、あまりにもお約束な内容故、今更私などが説明するまでもなく

同志諸兄にはお気づきのことであろうが、海で溺れ死にしかけた所を主人公に助けられたと言う思い出が

彼女にはもう主人公しかいない・・・と思わせるには充分な出来事であろうな。

彼女は学校での成績は最悪と言っても良いほど悪い。主人公が中の上程度の成績を持つことに比較して

対照的である。しかし、彼女は、主人公と交わした約束は全て覚えているそうだ。好きな人と交わした約束

は絶対に忘れられないのだという・・・。そこまで思いを寄せてもらえられたら、我らが同志であるなら、もう

他の女の子なぞ目に入ろうはずもないであろう。(うむ 

 

こうまでも激しく想われているが故に、本作のなかでは、彼女はとにかく主人公にべたべたとくっつきたがっている。

また、何かと主人公のやることに口を差し挟み、かつ、女の子との交際を邪魔しようとすること数えきれず。

その粘着質な行動と、妨害工作の数々に、妹属性のない面々はもちろん、かなりの妹属性の持ち主の中ですら

「鬱陶しい」「邪魔」「やかましい」等々、悪評がぷんぷんと立っている。だが筆者は此処に声を大にして言おう。

我ら妹属性所持者にとっては、ブラコンの妹とは、宇宙開闢

以来、永久不変の究極絶対正義であると。

彼女が我らにくれる藍^h愛こそがTrueLoveStoryであり、彼女というものがありながら

他の女の子に目を向けそれが彼女の嫉妬をかい、その行動故に己が身を滅ぼすことになろうとも、それは優良種

たる我らに与えられし「Noblesse oblige」として受容せねばならないと!!!!(おおおおおお 

 

なお、本作品に於いては、まっとうなラブラブシナリオはもちろん、妹を愛奴と堕とすダークシナリオも又存在する。

ピュアに妹を愛することを心情とする筆者としてはあまりこの手のシナリオはお勧めしたいものではないが、残念

ながら、正当なシナリオよりも、こちらのシナリオの方が、より萌え度が高い出来となっているのは否定できぬ

現実である。よって断腸の思いで筆者はこちらの方のシナリオを見ることを強くお勧めする。

こういう愛の形もまたあるのである・・・と言う意味でも。


アトラク=ナクア(PCゲーム Windows95 ALICE)

評価  同志  SSS  一般人  SSS

同志の対象 つぐみ(登場キャラ、鷹弘の実妹)

 

作品の紹介

 

齢数百年を数える女郎蜘蛛「初音」。謎の僧「銀」(しろがね)との闘いに傷つき、とある学園内に最後の力を

振り絞り結界を張り、その中で身を潜めつつも若き男女を贄として妖力を蓄えんと画策する。

次々と初音の贄となっていく様々な男女・・・初音とは何者なのか、そして「銀」との因縁はなにか・・・

気まぐれに、学園内でレイプされているところを助けた少女、「奏子」(かなこ)との関係は・・・?

と言った感じのビジュアルノベル。

つぐみは、初音の贄さがしのターゲットとなる男女の一人。これまた贄探しのターゲットとなっている生徒会長

鷹弘の実妹である。兄には沙千保という彼女がいるため、それ程露骨には自分の気持ちを表すことは

なかったが、初音と関わることにより・・・。

 

普段は彼女、鷹弘を「兄貴」と呼んでいる。が、想いがあふれたときには「おにいちゃん」と呼んでくれるのですな。

そのシチュエーションを考えれば、おにいちゃん属性の持ち主には、堪えられぬ魅力があると言っても過言では

あるまい。 初音のそそのかしにより、兄に言い寄るつぐみ。初音からもらった異能の力で、無理矢理兄とひとつに

なろうとする彼女の姿を見て、痛々しくも異様な心の高ぶりを感じたのは、筆者だけであろうか・・・。

 

つぐみと鷹弘がともに贄となり、初音の企みで、実の兄妹でありながらつがわせられる二人。もはや自分の気持ちを

偽る必要もなく、兄の分身をいとおしげに愛撫するつぐみと、つぐみには妹以上の愛情を持たぬ鷹弘のギャップ・・・・

つぐみに心惹かれし身には、どうにもやるせなさを感じずにはいられなかった筆者である。

もし、初音がこの学園に来なかったのなら、つぐみ、鷹弘、沙千保の参人は、どういった関係を築き上げて行ったことで

あろう。 いろいろと想像する余地のありそうなことである・・・


Memories 〜夏色の記憶〜(PCゲ−ム Windows95/98 おてもと)

評価  同志  SS  一般人  B

同志の対象 桐宮梢(実妹 ただし・・・)  桐宮麻衣(実妹 ただし・・・)

 

作品の紹介

 

仲のいいごく普通の兄妹だった・・・はずなのに、いつのまにか妹を一人の女性と

して見てしまうようになった主人公。そして妹たちも幼い頃から主人公に恋をして

いたと知ったとき、抑えていた理性も崩壊、背徳の道に迷い込んでしまう二人・・・。

禁断の恋に対する罪悪感を感じながらも、それでも抑えることの出来ない欲望を

綴ったストーリー。青春時代にありがちな肉親、同性の友人に大してそれを越える

愛情をもってしまう・・・系の話を扱ったゲームですな。

 

残念ながら親とは別居している・・・と言う設定にしてしまったため、親不孝をしている

・・・等といった方面からの罪悪感を感じずに済む・・・ということもあり、また、妹たちの

性格及び考え方の問題や、主人公や妹たちの友人との繋がりが今ひとつ希薄なためか

ソフトハウスのうりほどには、近親相姦に対する罪悪感・・・と言う物を描ききっている

とは言えない。 それでも、タブーであると分かっていても、一生懸命自分の兄に対する

気持ちを、兄に伝えようとする健気な妹たちを見れば、その欠点も多少は緩和されるで

あろう。 特に上の妹「梢」は、近親相姦の罪悪感から、兄が自分に寄せる愛情を拒む

ので、そのじれったさを味わうことも可能である。

お兄ちゃん属性の持ち主であるのなら、やはりこのゲームを外すわけには行かぬであろう。

 

基本的には、妹二人とも実妹であり、それが故に禁忌に対する罪悪感を感じるわけだが

ふたりの妹それぞれのベストエンドを迎えたとき、隠されし事実を見ることになる。

ま、ソフ倫の規制上やむを得ないのかも知れないが、こういう規制のがれの方法もあるのだな

と感心した筆者である。(お


MyDiary 君が僕の妹だったら(PCゲーム Windows95/98 Pocket)

評価  同志  SS   一般人 S

同志の対象 リカちゃん(義妹) のぞみちゃん(実妹) 巴絵ちゃん(義妹)

 

 

作品の紹介

一年前に事故死した親友「剛」 彼を慕っていた自分の妹と、その親友二人。彼女らの悲しみにあふれている

心を開かせていく。その過程の中、妹の友達と親しくなったり、また兄妹間の禁断の関係に悩んだりと言う

妹萌えの同志には強くお勧めできる恋愛アドベンチャーゲーム。

このゲームの特徴は、三人の女の子「麻生 リカ」「櫻木 巴絵」「小森 のぞみ」のうち、誰かを

妹として選択できると言うことで。誰を妹に選ぶかで、主人公の環境は大きく変わっておりますな。

 

同志にお奨めなのはやはり「小森 のぞみ」ちゃんであろうか。他の娘は「義妹」であるが、彼女は

「実妹」である。

互いに兄妹以上の愛情を自覚する・・・と言うシナリオ故、禁断の恋愛を強く望む同志には、こたえられない魅力が

あるものと思われる。 ただ、理性と愛情の板挟みとなって苦しむ・・・と言う展開は皆無であるため、そう言った

展開を望むのであれば、期待に添えない部分があろう。 こういった展開であれば、そのような葛藤をするのが

普通であろうが、妹の側は禁断の恋愛・・・と言うものに対する罪悪感を、精神的に幼い故感じずに済む・・・

と言う側面があろうし、兄である主人公の側も、妹がそう言う感情を持っていることを感じ取れるため、開き直る

琴が出来るという琴もあるのであろうが・・・・

 

#もっともそれだけ鋭いのなら、幼なじみの気持ちにも気付よ・・・と思うのだが。(苦笑)

 

互いに求め会おうとすると、とたんに邪魔が入るあたりは、きっとソフ倫の妨害であると邪推したくもなる。(おおお

ソフ倫の規定を知っているであろう同志なら、おそらくは「実と思っていたが本当は・・・」と言う展開であると読んで

いるであろうが、このゲームについてはそのようなことはない。終始一貫して実の兄妹関係である。

またそれだけに、妹属性の持ち主には、切なく辛いシナリオとなっている。心してプレイして欲しい。

他の娘達の場合、義妹であるにもかかわらず、必要以上に罪悪感に囚われるシナリオと言える所があるだけに

ちょっといただけない部分があるが、少なくても彼女のシナリオについては、妹と結ばれたいと思っている

同志であっても、納得できる作りになっていると思う。

最後をギャグで締めくくっているところが、切なさを少しは緩和していると言えるか・・・

 

多くの女性が抱くと聞く、「親きょうだい、もしくは同性の友人に対する恋愛感情」も長じるにつれて・・・

幼かった妹もいつか大人になる・・・


ツグナヒ(PCゲーム Windows95/98 ブルーゲイル)

評価  同志  判定困難  一般人 A (鬼畜属性所持者SSS)

同志の対象 奈々ちゃん(実妹)




作品の紹介

最愛の妹「奈々」が陵辱された上に、更に車で轢くと言う外道極まりない仕打ちを受けて

肉体的にも精神的にも破壊されてしまった。で、その事情を、とある情報屋から知らされる。

「あんたの妹は、金持ちの男達のゲーム感覚で陵辱され殺されかけたのだ」と。 そして

情報屋は持ちかける。「あんたの妹をこんな目に遭わせた男達に復讐したくはないか?」と。

「男達には、妹と年格好が同じ娘がいる。その娘を壊してやれ・・・」と。

娘とは言え、事件とは無関係の者を巻き込むことに躊躇する主人公、しかし、彼の耳には

植物人間となって話せないはずの妹の声が・・・。 「おにいちゃん、奈々の琴を大事に想って

いるのなら、あの娘を壊して・・・」と・・・。

かくして、主人公の復讐劇の幕が開けた・・・。幼い頃、妹を何があっても護ってあげるという

と言う約束を果たし得なかった琴に対する償いの為にも・・・と言う展開のアドベンチャーゲーム。



前述の通り、妹が陵辱、壊されると言う琴から始まる故、妹属性の同志には余りにも

辛すぎる展開となっている。なれば、妹萌えのメンツには薦められないのではないか?と

思われるであろうが、実は作品の構造自体がれっきとした「妹ゲー」なのである。

というのも、奈々ちゃんは幼い頃両親を両親を失っていることもあり、兄である主人公に

対する想いは非常に強い。叶うことならば、ずっと兄と一緒に過ごしたいと思っているので

ある。壊される直前にそのことをプレイヤーにまざまざと見せつけられるのである。これほど

切ないことはないのではないか?



妹萌えのレベルが高ければ高いほど、復讐心に猛る主人公の気持ちは理解し易い琴で

あろう。その意味で、妹属性の強い方こそ、このゲームをプレイするべきであろうと

筆者は思うのである。 ついでに、復讐として犯人の娘を陵辱するわけであるから

鬼畜属性の強いメンツには、もう何も言うことはあるまい?(お

中には「誰が妹を陵辱されるゲームなどやるか!」と言う同志もいるであろう。

それはそれで当然のことであると思う。ゲームの中でまで辛い想いをする必要が

無いんだと言うのは、確かに正当なことであろうから。 しかしながら、最愛の

者を奪われた悲しみと言うものを、擬似的であれ体感するのも又、必要な琴なのかも

知れぬからね・・・

プレイ中のレポ  作品の一般的な紹介


WithYou〜みつめていたい〜(PCゲーム(18禁)、Windows95/98 カクテルソフト)

(セガサターン版もあり。こちらは全年齢対象)

評価 同志 SSS  一般人 S

同志の対象 乃絵美ちゃん(実妹)




作品の紹介

身近にいる幼なじみと、幼い頃ほのかに好きだったが、外国に行ってしまった幼なじみの二人の間で

揺れる主人公の気持ちを描いた作品。 二人のヒロインの魅力も勿論すばらしいが、それを上回るかの

ように人気を博しているのが、主人公の妹、乃絵美ちゃん。ちょっと病弱で保護欲をくすぐるところ、優しく

兄想いで、とりわけゲーム中でも主人公への想いを思わずぽろっといいかけている辺り、同志の琴線を

くすぐる琴、まったく疑いなし。(笑)

アンソロジーコミックでも、彼女の登場がえらく多いことからも、彼女の人気の強さの証明となっている。

惜しむらくは、彼女のメインとなるシナリオが存在しないことか。これだけ人気を博したキャラだけに

全く持って惜しい限りである。


プレイ中のレポ


YES!HG(PCゲーム(18禁) PC−98DOS 姫屋ソフト)

評価  同志 S  一般人 S

同志の対象 シナリオ#8の千秋ちゃん




作品の紹介

8つの独立したストーリーのオムニバス形式のビジュアルノベル。短編集であるので、肩の凝らない

プレイが可。 ギャグ有りシリアス有り、鬼畜有り(なんと正義の味方気取りの女の子を陵辱するシナリオ

もある(ぉ  )と、どのストーリーも水準を大きく超えていると言っても過言ではない。

さて、同志向きのストーリーはと言うと、#8の「罪と罰」が挙げられよう。愛しさのあまり、妹の千秋を

犯してしまった主人公。その現場を隣人の未亡人、真澄にみられており、そのことをネタに脅迫を受ける。

期間限定で彼女の肉奴隷になることを・・・。その屈辱と肉欲の中、彼は新たなる自分に目覚めていく・・・

と言うストーリーでんな。断っておきますが、千秋ちゃんをおそった段階で、すでに主人公は彼女には

口をきいて貰えなくなっております。人の道を外れた主人公には当然の報いではありますが。(お

失われたものは余りにも大きい・・・。衝動で行動してはいけないと言う、良い教訓ですな。(おおお

しかしながら、真澄の毒牙が千秋ちゃんにも及んだとき、結局この二人は結ばれるしかなかったので(謎

いいんだか悪いんだか、ちょっち悩んでしまうシナリオ展開であった。(笑)

因みに、真澄とその娘との謹慎レズの展開もあるんで、そっちも好みの方はぜひどうぞ。(ぉひ


おにいちゃんといっしょ(PCゲーム(18禁)、Windows95/98 FISH CAFE)

評価  同志 S  一般人  B

同志の対象  鞠乃ちゃん(幼なじみ、場合により義妹)、水穂ちゃん(いとこ、場合により義妹)、

花梨ちゃん(クラスメート、場合により同居人)、野火子ちゃん(いとこ 場合により同居人)




作品の紹介

主人公の周りの女の子達が、主人公の行動により、同居人になったり義妹になったりと立場が様々に変化。

その中で愛をはぐくんでいくゲーム。 何れにせよ、女の子達は主人公の義妹or妹分となり、「おにいちゃん」と

呼んでくれる。(笑) その意味で、おにいちゃん&妹属性の持ち主には、購入しても損はないと思う。

ゲームのアイディアは悪くないが、シナリオ的にはそれ程特筆すべき点はないため、一般系の人間に対する

アピールが弱いのが残念かも。


プレイ中のレポ


学園ソドム(PCゲーム(18禁) PC−98DOS&Windows95/98 ストーンヘッズ)

評価  同志 (鬼畜好きはSS 鬼畜嫌いならB・・・いやC(こら) 一般(鬼畜好きはSS 鬼畜嫌いならB

     いや・・・C(ぉひ)

同志の対象  神林 未久(義妹)




作品の紹介

義妹が通っている女子校に、教育実習に行っている主人公。その最終日に脱走した死刑囚が銃を持って

教室に乱入。少女達を人質に立てこもる死刑囚。そんななか主人公は、自分と生徒達の身の安全を

図らなければならないと言う極限の状況に追い込まれる・・・。だがいつしか凶悪な犯人により、教室の中は

陵辱が渦巻くソドムと化していく・・・と言うストーリー。はっきり言いますが、鬼畜系、陵辱系の嫌いな人間

には絶対お勧めできません。かなりきつい、目も覆わんばかりの凄まじい陵辱シーンがありますんで(ぉ 

あたしゃ鬼畜系や陵辱系、調教系は大の苦手ですが(お キャラデザインが、あの「末広雅里」氏だった

んで思わず購入してしまったわ。(ぉひ

ご多分に漏れず、義妹の未久ちゃんは主人公のことが好きで、犯人に純血を奪われるくらいなら・・・と

主人公におねだりするシーンは、痛々しくも愛らしいですわ。  因みに周囲には兄妹関係が義理である

とは知らせていないので、みんなの見ている前で、主人公と未久ちゃんが愛し合っているのは、端から

見ても異様な光景であったでしょうな。 それがソドムと化す一つの要因になったとしたら死刑囚の

目論見はそうとうなモンですな。(お

因みに選択によっては、未久ちゃんが犯人どもに犯されるCGを拝めるのだが、同志であれば、よもや

CGコンプ以外の目的で、このCGを見るような琴はしていないだろうね?(じろ


加奈〜いもうと〜(PCゲーム(18禁) Windows95/98 D.O.)

評価  同志 SSS  一般人 SSS

同志の対象  加奈ちゃん(実妹、実は・・・)




作品の紹介

親の愛情を独占する、病弱な妹、加奈に最初は憎しみを覚えていた主人公、しかしとある琴をきっかけに

命を賭して守るべき存在となった加奈との、兄妹の関係を越えた禁断の愛と、生と死をテーマとしたストーリー。

妹に、兄妹愛を越える感情を持ち、理性と感情の狭間で苦しむ主人公の描写や、病に苦しむ妹に、兄として

なにもしてやれない無力感。これらの描写の見事さは、実際にプレイしてみないと分かって貰えないでしょうな。

とにかくプレイしてみてくれ。ただこの一言ですわ。

1999年を代表する、18禁のPCゲームといっても、過言ではない。


プレイ中のレポ  作品の一般的な紹介


Campus〜桜の舞う中で〜(PCゲーム(18禁 Windows95/98 エーテル/アセンブラージュ)

評価  同志 S  一般人 S

同志の対象  舞子ちゃん(義妹)




作品の紹介

大学生活を気ままに楽しむ主人公。そんな中、田舎から主人公と同じ大学に進むことになった舞子が

上京して、主人公と同居することになる。可愛い妹と同居と言う、新しい生活が始まることで変わっていく

主人公の周辺・・・ってなストーリー。 パッケージに大きく載っていることから、メインヒロインであると

思われたが、実際はどうやら彩女さんのようである。同志にはちょっとばかし残念かな?

もっとも主人公を必要としてくれる、また必要としているのは二人とも全く同じなので、それ程気にする

程でもないか。(おお

舞子ちゃんシナリオでは、ひたすら彼女とのえっちとなる。(笑)バキ えっちを教えていって、舞子ちゃんが

どんどんと・・・しまいには彼女の方からおねだりするようになってくるのは、我らとしては至福の時であろう

のぉ・・・。 まあ、このシナリオでも分かるように、例え義理とは言え、兄妹でそゆ関係になってしまうと

歯止めが効かないと言う証明になりそうなシナリオであるな。 なにせいつも一緒に住んでいる訳だしね。

しかも二人とも、まだ学生であって、精神的には子どもだし(爆 歯止めが効くわけがない。

まぁ、彼女と一緒であれば、落ちていくのも又一つの至福の時であろうけどね・・・(おおおひ


プレイ中のレポ


久遠の絆(プレイステーション(全年齢) F.O.G)

評価  同志 SSS  一般人 SSS

同志の対象  桐子様(妹分) 栞ちゃん(従妹)




作品の紹介

日本神話をモチーフに、一千年に渡り輪廻転生を繰り返しながら、互いにひかれ合う男女の話を描いた

ビジュアルノベル。愛しさ、切なさを煽るゲームとして文句の付けようのない出来ですな。

1999年を代表する、コンシューマ系でのゲームと言っても過言ではないと考える。

さて、桐子様と栞ちゃんは、同一の魂からの転生であるためか、性格がまんま妹タイプ(笑) 桐子様は

「お兄様」 栞ちゃんはあだ名と、「おにいちゃん」とは呼んでくれませんが、そんな些細なことは気にしない

で置きましょうバキバキバキ それにこのゲームは、ときメモと一緒であだ名を前もって決めることが

出来るので「おにい」と入れておけば、栞ちゃんもめでたく「おにいちゃん」と呼んでくれるし(爆笑)ベキ

冗談はさておき、桐子様は主人公を想い、転生しながらも懸命に追いかけてきてくれます。主人公の

ように、強すぎる光を放つ者に近づけば、辛く悲しい目に遭うのは十分承知の上で。

その健気さは、別におにいちゃん&妹属性所持者ではなくても、十分心に響くと思います。

残念ながら、トゥルーエンドは、彼女のシナリオとはなっていませんが、それでも私は、彼女を

想っていきたいですね・・・出来れば万葉共々バキゲシドカ(やめんか馬鹿者


プレイ中のレポ  作品の一般的な紹介


GRAFFITI(PCゲーム(18禁) Windows95/98 ぷち/アセンブラージュ)

評価  同志 SS  一般人 B

同志の対象 美咲ちゃん(異母妹)

作品の紹介

主人公、高杉弘樹は、腹違いの妹、美咲と二人暮らし。父親が不倫で失踪していらい、母の仕事で

生計をまかなっているようですな。美咲は父親の不倫の相手の娘で、父親と不倫相手の女性が失踪

したとき置き去りにされているところを、不憫に思った弘樹の母親が引き取ったといういきさつがある。

三学期が始まったとき、出張で家を留守にしていた母親から電話が入る。これがストーリーの始まり・・・

長らく独り身だった母が再婚することになった。ついては再婚相手と一緒に生活しようと言い出す母。

今の生活を離れることを渋る弘樹に、彼女がいると独り合点した母親が、2/24に帰ってくるときに

彼女を紹介してくれるのなら引っ越しはしなくても良いと言うことになった。それまでに彼女を作ることが

出来るかどうか・・・と言うストーリーですな。 ちっと長い説明ですが、美咲ちゃんの立場が複雑なんで

了承願いたい。(^_^;

実母に捨てられていたところを引き取られ、悲しみの中にいたところを、主人公に構って貰っていた為か

主人公に兄妹の関係を越えた愛情を持っているっつーのは、非常に良く理解できる。(うむ

自分がブラコンであることを良く自覚していて、しかもそのことを友人等に指摘されても、むしろ誇りに

思っていると宣言できる辺り、一種潔さと清々しさを感じてしまうのは筆者だけだろうか(笑)

日常の会話の中でも、主人公に、兄妹間では禁じられた言葉を、思わず言おうとしてしまう辺り、同志

には激しい切なさを感じずにはいられないであろう・・・。人の法がなんぼのもんじゃい!ってね。(爆



このゲームの続編に当たる、「Myfriends」でも美咲ちゃんは出てくるが、兄に想いが届かなかった・・・と言う

設定になっている。はっきり言ってとても受け入れられない展開である。同志であれば、GRAFFITIで美咲ちゃん

以外の女の子とは、よもやハッピーエンドに持っていってはいないでしょうな?(お

Myfriendsでは、同志以外の人間がプレイしていて美咲ちゃんを捨てた・・・ということにして、ぜひ彼女を

Myfriendsでも幸せにしてあげようではないか・・・(うむ


プレイ中のレポ


コ・コ・ロ・・・(PCゲーム(18禁) Windows95/98 アアル)

評価  同志 S(謹慎マニアはSSS)  一般人 B(謹慎を嫌悪する方はC(ぉひ

同志の対象 明日香ちゃん(実妹)

作品の紹介

実の兄妹とのえっちしーんを描き、それもどう見ても近親相姦を賛美しているとしか見えないような

祖父林の規定を全く無視するという行動に出たアアルの作品。その筋のメンツには、かなり話題と

なりましたね。その後祖父林が、規定を強化、参親等内の血族とのえっちしーんを扱わないという

規定に変更、賛美しなければOKと言う解釈が出来なくなってしまったのは、ひとえにこのソフトが

原因ではないかと邪推しています。(お

幼い頃の性的虐待が原因で、何事にも無気力となった主人公故、そゆ退廃的な行動に出たとしても

別におかしくはないのだが・・・ね。さすがにちっと・・・(お



妹の明日香ちゃんは、主人公を「アニキ」と呼ぶため、「おにいちゃん属性」の持ち主にはいまいちで

あるし、どっちかっつーと生意気なタイプの女の子だけに、あんまし琴線をそそられることはないかも

知れませんな。 もっとも彼女は彼女なりの健気さがありますぞ(笑) なんだかんだ言っても

主人公と一緒になりたいと思っているのは事実だし。(ぉひ

実の妹がいいんだ!と言う、コアなメンツには、ぜひプレイすべきゲームかもね・・・(こらこらこら


プレイ中のレポ


少女(PCゲーム(18禁) Windows95/98 Curott)

評価  SSS  一般人 A(L系属性所持者はSSS)

同志の対象  芽美ちゃん(義妹)

作品の紹介

家庭教師をする主人公は、妹の芽美ちゃんのお友達の参人の少女を教えて行き、授業中の

会話、街などでの出会いなどを通して、女の子達と親密になっていくと言う、ごく一般的な

アドベンチャーゲーム。どっちかっつーと、L系の使徒にお勧めのゲームだが、事実上の

メインヒロインといえる芽美ちゃんが、これがまためんこい妹なんだなぁ(笑)



さすがに妹だけあって、攻略は厳しいですが、妹攻略のお約束(ぉぉ を守ればよいので

使徒によっては、あっという間にクリアしとりますな。私にはとてもかなわない。(おお

祖父林の規定を逆手に取っているのか、このゲーム世界では、例え義理とはいえども

兄妹は結婚できない模様。よって主人公と芽美ちゃんは、この世界では認められることの

ない恋愛なのですなぁ。その意味でインモラル度では、実の兄妹同士のものと、何も変わる

琴はないようで。その意味で「実」にこだわるメンツでも十分萌えるのではないかな。(お

と言うわけで、このゲームは絶対買いだ!(おおお


プレイ中のレポ   作品の一般的な紹介


STARS(PCゲーム(18禁) アーヴォリオ PC−98DOS Windows95)

評価  SS   一般人 A

同志の対象 ひとみちゃん(実妹)

作品の紹介

卒業を春に控えているというのに、未だ就職先が見つかっていない主人公。スノボが出来るので

大好きな冬を迎えているモンだから、就職先を見つけるという面倒なことは今は忘れて、学生生活

最後の冬を、どの女の子と暮らすかと頭を悩ます。さて、そんなナンパな主人公の元には、一体

どんな女の子が寄り添ってくれるのだろうか・・・ってなストーリーっすな。壊れとる主人公やのぉ(笑)



システム的には、同級生シリーズと全く同じ。街を歩き回って女の子と出会い、会話をしてイベント

だして、女の子の好感度を高めていくっつータイプですわ。総勢16人もの女の子がいるゲームなので

やりごたえはあるのだが、如何せんエンディングが今ひとつ盛り上がりが欠けるせいか、筆者は

実妹のひとみちゃん以外には、家庭教師の教え子だけしかクリアしていない。(ぉひ

幼なじみ有り、未亡人有り、教え子有り、同級生あり、下級生有り、先輩有りと選り取りみどりなので

誰か一人くらいは琴線に触れる女の子はいると思うぞ。(笑)

で、うわさのひとみちゃんだが、ひとみちゃんの友達が本気で心配するほどの極度のブラコンであり

主人公もまた、それについてはまんざらではないモンだから、よけい心配が絶えない・・・ってトコが

あるようで。主人公の親も、二人の中を警戒しているようですわ。困った兄妹だ。(ぉ

でもま〜、おいしい設定だよね・・・バキバキバキ



さて、PCゲーム誌でもアナウンスされていたが、このゲームの特徴として、実の妹もクリアできると言う

点がある。 それもえっちシーン付き(爆 勿論祖父林の規制があるから、コ・コ・ロ・・・のように

まともにえっち出来てる訳ではないが(お  ありがちパターンの「実と思っていたら、実際は義理

だった」と言う逃げは打っておりませぬ。終始一貫実の兄妹っす。(おおおお

聖夜を兄妹水入らずで二人きりで過ごすという、ハッピーエンドもしっかりと存在している。ただ

筆者の思い過ごしかも知れないけど、なんか終わりの始まりのような雰囲気があるねぇ。この甘い

関係をいつまでも続けて入られないと言う・・・。ま、これは人として仕方がないことなのだけどね・・・



と言うわけで、おにいちゃん&妹属性の持ち主であれば、このゲームのひとみちゃんシナリオだけはぜひ

クリアして欲しい。他の女の子は、おのおのの判断に任せる。(ぉ


同級生2(PCゲーム PC−98DOS FM−TOWN Windows95 PC−FX(何れも18禁)

             セガサターン(18推奨) プレイステーション(全年齢)

評価  同志 SSS   一般人 SSS

同志の対象  鳴沢唯(同居人)

作品の紹介

・・・っつーても、余りにも有名なゲームであるから、今更紹介は不要であろう。(笑)

筆者のおにいちゃん&妹属性は、おそらくこの娘との出会いで付いてしまったものと思われる。

実際は、実でも義理でも妹では決してないのだが、シチュエーションからすると

義理の兄妹以外の何者でもないので、その点は無視できる瑕疵であろう(笑)バキ

主人公の、唯ちゃんに対してだけが、態度が他の女の子とは別なところでも分かるように

彼女が事実上のメインヒロインであることは疑いがない模様である。



同種のゲームが乱立している今となっては、歴史的なゲームとなってはいるかもしれないが

もし未プレイの方がいるのであれば、ぜひプレイすることをお勧めする。

いあ、この属性の同志であるのなら、これは義務と言ってもいいであろう。(おおお



作品の一般的な紹介


とらいあんぐるハート2〜さざなみ女子寮〜(PCゲーム(18禁) Windows95/98 ジャニス)

評価  SS   一般人  SS

同志の対象 仁村知佳(主人公の勤める女子寮の寮生)

作品の紹介

両親が営む小さな洋食屋に勤める主人公「槇原耕介」。彼はひょんな琴から、従姉が

オーナーを勤める女子寮「さざなみ寮」の管理人代理として勤めることになる。で、此処の

住人の女の子達は、どれも個性的な娘ばっかりで・・・(笑) 彼の七転八倒の活躍(ぉの中

女の子達と気持ちを通じあっていく・・・。ってな話である。



知佳ちゃんは、その寮生の一人。主人公を「おにいちゃん」と呼び親しんでくれる。彼女の

シナリオに入ったとき、この「おにいちゃん」が強力な破壊力を持つのは言うまでもない。(笑)

優しくて、そしてしっかりとしている。だけど病を持つ故、時には心弱くなり・・・。

支えるばかりではなく、時には支えられる。いいパートナーになる琴疑いなしであるな。

妹分として萌える条件はデフォで揃えているだけに、何の不満があろうか(笑)バキ




おにいちゃんとは呼んでくれなくても、他にも妹分として岡本みなみちゃんがいる。

同志ならば、この二人はチェックを外すことはないであろう(笑)



プレイ中のレポ    作品の一般的な紹介


トゥルー・ラブ・ストーリー1,2(プレイステーション(全年齢) アスキー)

評価  同志  SSS   一般人  SSS

同志の対象 TLS1 みさき(実妹)  TLS2 君子(実妹)

作品紹介

1,2どちらも、親の都合で転校することになった主人公が、残された一ヶ月間で、女の子

との思い出作りをしようとするゲーム。シナリオの性格上、ハッピーエンドであっても

ほろ苦さが残るのは致し方がないであろうな。(^_^;



では、1のみさきから。実の妹である。やはり生意気なところがある。アニキをこき下ろす琴も

ある。正直言って美人とは言えない。だけど、兄のために女の子の情報をGETしてくれたり

主人公の誕生日には、ささやかではあるがプレゼントをくれたりと、心優しい娘である。

そんな彼女だからこそ、同志の心をかき乱さずにはいられないのである。(ほろり



特に、同志の煩悩を煽るのは、彼女に存在するイベント
「着替え中」

「おにいちゃん、好き!」であろう。

特に後者は極端に発生確率が低く、見ることの出来た同志は狂喜乱舞したそうだ。

TLSアンソロジーでも、みさきちゃんを扱った作品が非常に多いことから、彼女のファンが

多いことを伺える。 彼女の振る舞いから、実際に存在する妹の行動に近いと思わせるが

実際に妹がいるメンツや、制作スタッフに言わせれば、彼女クラスでもまだ理想の部分が

強いんだそうだ。つくづく現実は厳しいモンである。(お



なお、TLS1にはリメイクバージョン〜Remember my heart〜があり、こちらはなんと

妹であるはずのみさきと一緒に下校したり、あまつさえデートさえも出来たりする。

一緒の下校で、みさきちゃんをじっと見つめると照れ、思い切って手を握ったりすると

赤くなりながら昔を懐かしんだりする。 妹に対してやることではないとはいえ、みさき

ちゃんのその反応は、彼女への思いを激しく募らせることは間違いない(笑)

もっとも、みさきちゃんの上記の反応を見るためには、それなりの努力と根性がいる。

多少ブラコンがあるとはいえ、アニキに恋心を持たせるにはそれなりのものが必要

であるのだから、同志諸君には自己鍛錬を怠らないで欲しい。 (うむ



次は2の君子ちゃん。1のみさきちゃんに比較して、あくの部分がないだけ、良い娘に

収まってしまっているのは、ちょっと残念かも。 しかしながらブラコン度はみさきちゃん

よりも強いようで、また、無防備なところがあるせいか、「お風呂の故障」では

バスタオル一舞の姿で主人公の前に出てきたりあまつさえ

雷が鳴って怖いからと「一緒に寝ていい?」

と聞いてくるところなぞ、一体どないせいっちゅーねん!ってトコっすな。(大爆笑)バキ

こ〜ゆ〜破壊力のあるイベントを持っているという点では、みさきちゃんに劣るところは

まったくないね。(笑) 残念なことに〜Remember my heart〜よりも後に出している

にもかかわらず、君子ちゃんとの一緒の下校や、デートってのはない(/_;)。 開発は

TLS2の方が沙希だったから・・・と言う琴らしいが、ぜひRバージョン(ぉひをだして

くだされ、そしてその折りには、ぜひとも君子ちゃんとの下校&デートを実現

して欲しいです(笑)バキバキバキ>スタッフ殿


NATURAL(PCゲーム(18禁)Windows95 フェアリーテール」

評価  同志 SS(鬼畜属性あるメンツSSS)  一般人SS(鬼畜属性あるメンツSSS)

同志の対象  三澤千歳(教え子、かっての恋人の妹)

作品紹介

教え子であり、また、かっての恋人の妹である女の子に、えっちを教え込んでいくという

一種の育成ゲームである。バキ 主人公と、ヒロイン千歳ちゃんとは、その立場上

「おにいちゃん」と呼ばれるのにふさわしい。(笑) えっちの間中、ずっとおにいちゃん

おにいちゃんと呼んでくれるのである。これ以上何を望むというのか?(お

純愛に徹するも良し、激しい調教を行い、ペットにしてしまうも良し、プレイヤーの

望み次第である。ならば、闇の世界に自ら入るのも悪くあるまい・・・くっくっく



プレイ中のレポ    作品の一般的な紹介


脳力者(PCゲーム(18禁) Windows95 May−Be SOFT TRUSE)

評価  同志  S    一般人  B

同志の対象  芽美ちゃん(実妹 実は・・・)

作品紹介

何の取り柄もない、ごく普通の主人公。だが、頭に野球のボールをぶつけて

しまったとき、幼い頃に封印したはずの能力(ちから)を復活させてしまう。

それは、人を自由に操ることの出来る能力・・・。それを使って、女の子の本音

「抱いて欲しい」と言う欲求をかなえてあげようとする主人公・・・。と言うストーリー

っすな。まぁ、シナリオ的には、それ程目を引くほどの魅力はない。芽美ちゃんの

琴にしても、祖父林規制に対しては安直な方法取っているし。(お

しかし、いくら芽美ちゃんが望んでいることとはいえ、妹にえっちの調教をほどこす

と言うところは、かなりインモラル度が高い。そ〜ゆ〜シチュエーションが好きな

メンツならば、それだけのためにこのゲームを買ったとしてもまあ損はないだろう(お



しかし、このゲームもそうだが、やはり妹とのエンドは、えっちに溺れる二人であるな。

やはり子どもは自制が弱いため、溺れやすいのであると言う意味なのかな?(おお


PALETTE(PCゲーム(18禁)Windows95/98 フェアリーテール)

評価  同志 SS   一般人  SS

同志の対象  珠緒ちゃん(タマ) (従妹)

作品紹介

ヒロイン格の女の子の数だけシナリオがあり、そして、各シナリオでヒロイン以外の

女の子とのハッピーエンドも迎えられると言う、ある意味画期的なゲーム(笑)

色々なシナリオを楽しめると言う、お買い得なゲームとも言えよう(おおお

さて、タマちゃんであるが、テーマBGMも、外見も、子犬が転がるような可愛らしい

女の子である。そして可愛らしい声で「おにいちゃん」と呼んでくれるとあっては

彼女を推さずしてどうしようというのか。(お

調教などと言う、鬼畜外道な部分はないので、その手が苦手な同志にも安心して

勧められる。

タマちゃんは、幼い頃母親を亡くしており、そう言った方面の愛情に飢えている。

やさしくしてあげて欲しい・・・。



プレイ中のレポ    作品の一般的な紹介


Piaキaャロットにようこそ!!1,2(PCゲーム(18禁) セガサターン(18推奨)カクテルソフト)

評価   同志  SS     一般人SS

同志の対象 留美ちゃん(みるく)(1:実妹 2:店長の妹)

作品の紹介

こちらも今更紹介のいるゲームではないだろう。(笑) 可愛い制服で有名なファミレス

を舞台にしたラブストーリーですな。(笑) 最近はこれのコスプレをしたお店も出来て

いたようで。私は行けなかったがよい琴です(笑)

さて、みるくちゃん。1では主人公の妹であり、結構お茶目なところがある。情報量として

兄からお金せびったりするトコなんぞ、まさにそれだろう。他にもコスプレにハマって

いたりと、我らヲタク系にとっては、いて欲しい妹なのやもしれず(大爆笑)

何故か主人公の部屋でコスプレの着替えをしていて、主人公をドキドキさせてみたり

誰とも結ばれなかったときは、慰めてくれたり(どんな慰めかな〜(笑)バキ)

ホントにいい妹ですな。(/_;)(笑)

Pia2では、実はみるくちゃん、1の主人公祐介に憧れていた琴がはっきりとする。

話すことも、おにいちゃんとの・・・的なお話。ブラコンって、こ〜ゆ〜もんなんだろうなぁ。

1の時、みるくが自分をそう言った目で見てくれていると気づかなくて良かったな。(笑)

気づいていたら、きっと辛い思いすることになるだろうから・・・(ぉひ

1でも2でも、みるくとえっちは出来なかったけど、だけど、「愛らしい妹」と言うスタンスを

貫いたという点では、評価できるかも知れないね・・・。


VZONE(PCゲーム PC−98DOS Windows95 DOLLHOUSE)

評価  同志  S    一般人B

同志の対象 美保(実妹、ただし役柄)

作品紹介

どこぞのパソコンショップの名前とは全く関係がない。(笑)バキ

とある妖しいレンタルビデオショップに行くと、不思議なビデオソフトをレンタルしていた。

これは、再生したとたん、そのビデオの世界に入り込み、自分がそのストーリーの主人公

となり、目的の女の子とえっちするというものだった・・・。借りてきたビデオは全部で五巻。

幼なじみもの、医者と看護婦もの、ソフトSMもの、レズもの、そして謹慎もの。

それぞれに主人公がいて、その主人公でなければ得られないアイテムがあり、それを

集めないと女の子とはえっちできない・・・と言うシナリオですな。



発想としてはユニークで、イラストが可愛かったことも手伝い、ソッコーでGETした記憶がある(笑

さて、美保ちゃんは主人公の、中学生の妹と言う設定となっている。もっとも主人公の本当の妹

と言うわけではなく、AVでその役を演じている・・・と言うだけに過ぎない。いわばイメクラ

といった所か。だから、実の妹とであっても、堂々とえっち出来るというわけで(笑)

祖父林の規定を見事に逃れておりま砂(爆笑)

もっともこのビデオ、見終わった後、ビデオの中であったことは全て現実になる・・・

と言うオチになっており、五人の女の子の中で、一番好感度が高かったのが美保であれば

現実でも・・・という訳で。 この後二人の関係はどうなったんでしょうなぁ・・・

ゆ〜ちゃん☆子どもだからわかんなーい(ぉぉぉ



古いゲーム故、なかなかGETし辛いかも知れないが、もしめっけることが出来たら

しゃれで購入するのもいいと思う。(笑)


魔性の貌(PCゲーム(18禁) PC−98MS−DOS Windows95 ミンク)

評価  同志  SS(ダーク好きならSSS 嫌いならB)

     一般人 S(ダーク好きならSSS 嫌いならB)

同志の対象 茜(義妹)

作品説明

可愛い妹、美人の母と平凡に暮らしていた主人公。だが、交通事故で両親を亡くした

従姉の麗華が、主人公と同居するようになってから、少しずつ幸せな生活が崩されて

いく・・・。麗華は、主人公に裸や自慰を見せつけ挑発しておきながら、決して本番を

許さないと言う、欲求不満の状態に置き、また茜や母親の芳恵に対しても、その巧みな

性技により籠絡。家庭内がついに淫らな姿に満ちていく・・・。と言うストーリー。

全部で24あるエンディングの全てが、ダーク系、もしくは倒錯系と言う、それはもう

すばらしい作品である。(爆



妹の茜は、もともと主人公の琴が好きであったようで、麗華に誑かされて主人公に

迫っていくシーンは、その筋のメンツには、こたえられない魅力があるでしょうな。

母親の方は・・・ちっと・・・っつーか、かなり引いてしまったが(ぉ<筆者

歪んだ家族愛に首まで浸かってしまった主人公と母、そして妹・・・

ダークな展開が好きな人間には、お勧めしても問題はない作品かと。(お



因みにDOS版の説明書によれば、茜と芳恵は、主人公とは実の妹と母である。

ゲームでは義理に変更されているが、これは祖父林の規制を知らなかったものと

思われる。急遽変更したんだろうなぁ・・・(笑)バキ


夢幻抱影(むげんほうよう)(PCゲーム(18禁) PC−98MS−DOS Windows95 ALICE)

評価  同志 SS    一般人  SS

同志の対象 世羅(実妹)

作品紹介

主人公、久遠は、何一つ不自由のない生活をしていたが、原因不明の不治の病と

なり、だらだらと医学に頼って得られる生よりも、死を選ぶ。大正時代のまねた生活

環境を作り、その中でやりたい放題のことをやる・・・。全てはそこから始まる物語・・・。

選択により、様々なシナリオに分岐していくマルチシナリオ方式を採っているため

実にたくさんの話を楽しめて、お買い得(笑)バキ

シナリオの出来も素晴らしく、全盛期時代のALICEの力を見せつけているね。

最近はALICEのゲームをやっていない筆者ではあるが・・・。



その中には、実の妹、世羅と関係し、その後心中するというシナリオがある。

シナリオさん曰くには、破局のイメージが強いのだそうだ。<謹慎

全く持って同感である。(お もっとも今後は、そう言うシナリオであってでも、この

ような表現はできなくなるのであろうなぁ。至極残念である。(ぉひ

病弱で世間知らずであり、年にそぐわない子どもっぽい行動をとるので、割りと

好き嫌いが出るキャラクターだとは思うが、筆者的には好みである。

破滅的な魅力とでも言おうか・・・<世羅