| HOME | 議会 | コラム | プライベート | JAZZ
WORLD | ひとこと日記 | おたより |
BACK 2002年9月15日号 NEXT
★円卓会議の広がりを
やっと涼しい数日が来てくれました。
昨日は円卓会議の全県集会と若井やすひこさん事務所開きが行なわれました。円卓会議は民主党や連合、自由党、社民党、ネットなどの集まりなので、選挙手法なども、色々違っておもしろい。でも、こんなことは今だからこそ言えることで、数年前、やはり民主党の人たちと一緒に選挙したときは、すごい違和感を最後まで解消することができず、2度とこういう選挙のやり方はするまいと思いました。しかし、今回の円卓会議では、あれから数年しか経っていないのに政党とネットの関係が大きく変わったことを感じています。ネットの力が
大きくなったということもあるし、ネットの許容度が増したこともあるでしょう。もちろん政党が変わったという面もあるでしょう。『違った手法がおもしろい』というある種のゆとりは、ネットのやりかたや考え方が政党の皆さんにご理解いただけていることの現れでもあります。
とにかく、円卓会議から若井やすひこさんを送り出す参議院選挙がスタートしました。これが成功すれば、政権交代への道筋も少し見えてくるでしょうし、地域政治のありかたも変わっていくような気がします。
千葉県中から集まった500人の人たちがそれぞれの地域で、声かけをし、カンパを集め、円卓会議の地域版を作って取り組んでいくことになります。その一人一人がこの選挙の主役だと思います。 ★千葉県男女共同参画条例が揺さぶられている 堂本知事が日本一の条例をという意気込みで作った男女共同参画促進条例は1年半の時間をかけて、条例策定専門部会が11回もの会合を持ち、中間とりまとめや会議そのものの公開、県民意見募集などを経てそれを組み込み、策定に至ったものです。DVにこどもを位置付けたこと、農家の家族経営協定を進めていこうとの呼び掛けや、千葉県の入札事業者登録にあたってはその男女共同参画状況を参考にするなどの特徴ある条例に仕上がりました。
しかし、上程を間近に控え、自民党から4点の修正要望が知事に対して出されたことは新聞でご存知の方もあるかもしれません。その修正要望は 1.家族経営協定は家族内においての文書による取り決めは行き過ぎであるので削除するか別の表現にすること
2.『入札事業者の資格審査で男女共同参画の取り組み状況を考慮することができる』は削除か、表現の修正 3.性および子を産み育てることについて、理解を深め、自らの意志で決定することができるように性教育の充実〜をというところの『自らの意志で決定できるよう』という部分を削除せよ
4.学校教育のあり方で、『性別に関わらず』という部分を削除せよというものでした。 これをこのまま受け入れれば、日本一どころか骨抜きの条例になってしまいます。とても受けいれることはできません。また、水面下で、知事と交渉するのでなく、議会の本会議場で、県民が見守る中で、堂々とやり取りすべきです。そして、自民党がこの要望にあるような女性の人権に理解のない、ノーマライゼイションや多様性に理解のない政党であることを県民の目にさらして欲しいと思います。
男女共同参画条例上程に向けての県議会での動きは以下の通りです。 9/18(金)議会運営委員会 9/25(水)県議会開会 10/1(火)自民党議員、堀江はつ議員
10/2(水)山崎とよ子議員?、共産党議員未定 10/3(木)村上克子議員 10/9(水)常任委員会(採決、傍聴可、事前申し込み)
10/15(火)閉会(採決あり)
BACK NEXT
|