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5.自分史の製本をしよう

表紙、カバーの原稿も出来ました。本文他すべて原稿は揃いました。

さあ、いよいよ最後の仕上げ、製本にはいります。この良し悪しですべては決ま

ります。

 ○表紙、カバーの作成

  A3の用紙に表紙、背表紙、裏表紙の原稿をそれぞれ貼り付ける。色最厚上

    質紙等(表紙用紙)コピー機で手差しでコピー(カラーも可)を行い、表紙・

    背表紙・裏表紙が一体になったものをつくる。

  紙質は自分の好みで。表面がなめらかなものが綺麗にコピー出来る。(上質

    紙、画用紙、コットン紙、レザック紙等)

  プリンターが大きければパソコンから直接印刷しても結構です。

  〇原稿の順序

    とびら(裏白)、カラー写真・白黒写真・記事等、序文、目次、本文、付表、

    奥付、その他

    中とびら(中白)は節目ごとにつけます。

  〇本の製本

    ・準備するもの

      カッター、パンチ、製本ファスナー、鉄筆、糊(固形粘着材)、セロテー

      プ、製本テープ、両面テープ 何れも文房具屋さんにあり、特別なものは

      ありません。
製本テープ幅50ミリ10メートル800円
幅35ミリ10メートル600円
製本ファスナー10本入り220円
両面テープ幅12ミリ8メートル220円

これだけの用具

で自分史の製本をします。いたって簡単です。
   ・製本の順序

      (1)中身を作る(B5判の場合)
 
            ・遊び紙・とびら(裏白)・目次・写真・記事・本文・付表等(中

              とびらは節目ごと)を重ね、 パンチで穴をあけ(4箇所、製本フ

              ァスナー2本)、製本ファスナーで綴じる。穴あけは出来るだけ

              左側に寄せた方がよい。(本の開きをよくするため)

         B6判の場合2箇所、製本ファスナー1本でよい。

            ・ファスナーで綴じたら地と小口をきれいに揃え、背の部分を糊で紙

              が動かないように固める。(A)

            ・(A)を製本テープ(ペーパークロスタイプ)で製本する。(B)

      (2)見返し用紙を準備する

       B4判の紙を中心で二つ折りしてB5判の大きさにする。片方が見

            返しになり、もう一方が見返し(遊びのほう)となります(参照図

            を見て下さい)。出来れば120K程度の厚手の紙(コットン紙等

            しゃれたたもの)がよい。厚手の紙を使うことにより、本の表紙と

            見返しを張り合わせたとき、本の表紙が硬くなるからです。

       (3)中身に見返し用紙をつける

       見返し用紙を中身(B)にきれいに合わせて、中身の製本テープ部

            に見返し用紙(遊びの方)を両面テープ又は糊で貼りつける。(C)
この場合注意することは(B)の「のど」の部分と見返し用紙の折り返

し部分がきちっと揃っていることが肝要です。
      (4)表紙を準備する

            表紙(表紙・背・裏表紙と一体になっている)は本の厚みに合わせて

      背に鉄筆で軽く線を引き、折れるようにしておく。

      (5)表紙をつける

       (C)を表紙の上にのせ、背をぴったりくっつけ、(C)の「のど」

      の部分と表紙の折り返し部をセロテープ(4カ所程)で 隙間がない

            ようにしっかりと仮止めする。

       上記がすんだら見返し用紙(遊びでない方)を、両面テープ或いは糊

      で表紙の裏に綺麗に貼り付ける。

            表紙と中身は見返しの中央でつながっている。

        裏表紙の方も同様にして貼り付けて製本が終わる。
  
       (6)最後にカバーをつける
このように
   簡単に、丈夫な、見栄えのする(注文製本に負けない)本
が出来上がります。

本の名称

ワープロで自分史をつくろう

  ◇はじめに

  ◇自分史とは

  1.自分史の書き方

  2.自分史を本にしよう

  3.いろいろな自分史

  4.自分史の作り方

  5.自分史の製本をしよう

  6.自分史の製作費用は

  ◇ホームページでつくる自分史

  ◇おわりに

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