6.自分史の製作費用は
《すべて手作りの自分史》の製作に要する費用は?
もっとも関心のあるところです。いかに立派な本が出来ても費用がかかりすぎて
は困ります。
よそで印刷製本したら。或いは両面印刷・袋綴じ片面印刷はどちらがよいか等。
その比較を検討してみます。
◇手作り製本と注文製本の場合
○B5判製本
・〈B4〉1枚に4頁、両面印刷(片面2頁)
・100頁
・100部
と設定する
☆100部を作った場合の1部あたりの価格
項 目 | 手作り製本 | 注文製本 |
| 単価 | 金額 | 金額 |
表紙代 | 1×25×100 | 2,500 | 6,000 | (印刷代) |
− | − | 12,000 | (用紙代) |
本文コピー代 | 25×40×100 | 50,000 | − | |
本文印刷代 | − | − | 120,000 | |
用紙(70K) | 25×7×100 | 17,500 | − | |
見返し用紙代 | 2×25×100 | 5,000 | − | |
製本代 | − | 6,000 | 50,000 | |
原稿代他 | − | 2,000 | − | |
| 合 計 | 83,000 | 188,000 | |
一部当たり | − | 830 | 1,880 | |
| | | (単位:円) |
製本部数 | 手作り製本 | 注文製本 |
●100部のときの1部当たり | 830 | 1,880 |
● 50部のときの1部当たり | 830 | 2,470 |
● 20部のときの1部当たり | 830 | 5,170 |
| | (単位:円) |
注)本文コピー代は1枚20円(1枚片面10円)として計算していますが、表裏
手差しコピーのため地域によっては若干上がる場合がります。
尚、ワープロ印刷すればずっと安くなります。
(参考資料) |
業者に発注したときの会誌・小冊子価格表(B5・A5サイズ) |
部数 | 中身の印刷 | 表紙片面 | 表紙両面 |
50 | 3,700×(枚数) | 2,500 | 4,300 |
100 | 4,800×(枚数) | 3,500 | 6,000 |
150 | 5,900×(枚数) | 4,500 | 7,700 |
200 | 7,000×(枚数) | 5,500 | 9,400 |
250 | 8,100×(枚数) | 6,500 | 11,100 |
300 | 9,200×(部数) | 7,500 | 12,800 |
(単位:円) |
・中身上質70sB4判1枚両面に4頁印刷B5仕上げ |
・枚数=原稿枚数÷4(端数は切り上げ) |
・表紙は色上質特厚口価格(色特厚以外は紙代加算) |
・製本(平綴)5円×頁数(表紙を含む)×冊数 |
・色刷・2色刷・300部以上については別計算致します |
注)地域によって多少違います。(他地域・参考価格) |
例1)
A5サイズまたはB5サイズ60頁(中身56頁)を50部
表紙 | 印刷 | 両面 | 4,000円 |
| 用紙代 | レザック等 @90×50部 | 4,500円 |
中身 | 写真網処理等 | | なし |
| 印刷代 | 3,600円×14枚 | 50,400円 |
製本 | | 5円×60頁×50部 | 15,000円 |
| | 合 計 | 73,900円 |
| | 表紙の用紙特厚のとき | 69,400円 |
例2)
A5サイズまたはB5サイズ60頁(中身56頁)を100部
表紙 | 印刷 | 両面 | 5,600円 |
| 用紙代 | レザック等 @90×100部 | 9,000円 |
中身 | 写真網処理等 | | なし |
| 印刷代 | 4,600円×14枚 | 64,400円 |
製本 | | 5円×60頁×100部 | 30,000円 |
| | 合 計 | 109,900円 |
| | 表紙の用紙特厚のとき | 100,400円 |
| | | (96/9/1現在) |
◯袋綴じ片面印刷の場合−B4片面に2頁印刷(100頁、100部)
上記の用紙代が不要になります。(コピー用紙のため)
従って83,000円−17,500円=65,500円
655円(1冊当たり)
注)両面印刷の場合上質紙(70K)でないと裏うつりする。袋綴じの
場合コピー用紙でよい(55K)
○白黒写真をいれると
写真網処理代 B5 一枚 2,000円
注)B5判に写真を何枚入れても可
○カラー写真をいれると
手作りの場合 カラーコピー代 B5〜B4 一枚 200〜300円
パソコン印刷の場合 不要
印刷の場合 一葉 100,000円
となり価格的に印刷製本ではカラー写真を入れることは難しい。
手作り製本は1部も100部も殆ど一緒ですが、注文製本は少部数程高く
なります。
ちなみに、少部数の場合はコピーをしないでワープロ又はパソコンで直接
印刷しますので、上記よりかなり安くなります。
また白黒写真、カラー写真をいれこめば、手作りにくらべ注文製本は比較
できないほど高くなります。
このように楽しみながら、安価に、自分史が出来るわけです。
さあ、すぐ手作りの自分史づくりを始めましょう。
ワープロで自分史をつくろう
◇はじめに
◇自分史とは
1.自分史の書き方
2.自分史を本にしよう
3.いろいろな自分史
4.自分史の作り方
5.自分史の製本をしよう
6.自分史の製作費用は
◇ホームページでつくる自分史
◇おわりに
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