旬を食べる
夏の味覚・・・ホヤ

 

夏・一番、旬のものといったら、ここ仙台ではホヤですね。冬の産卵期を終えて半年、ころころと肥えて食べ応えがあります。殻を開いたときの、あの磯の香りも堪らないですね。そこで今回はホヤ料理のかずかずに、挑戦しました。


 ホヤのお造り

 ホヤの切り身をわさび醤油で食べるもの。
ホヤの殻を半分に切って、殻の中に盛り付けしました。
 



 ホヤの磯作り

 ホヤの切り身を塩水に浮かべ、海草で飾りました。
私が子供の頃、八戸で、母親がホヤを出すときは、これが定番でした。殻を開くとき、胎水(殻の中の水)を捨てずに、またホヤの肉も水洗いせず、一口大に切ったものを、胎水にとって、軽い塩味で食べさせてくれました。海の水が綺麗だった頃のお話し。

 ホヤの酢の物

 食べる直前に、薄い酢水につけ、しその葉の
千切りを浮かべました。仙台の地元では、ホヤを食べるというと、酢のものにして食べるのが一般的でしょう。
 

 梅和え

 梅肉で和えました。
梅の酸味がホヤ独特の磯風味とマッチして、ホヤに慣れない方でもこれなら食べられるでしょう。
 キムチ和え

 市販のキムチの素で和え、白菜キムチと一緒に
盛り付けました。
 ほんの思いつきで作ってみましたが、意外に上出来。辛口が好きな方は、コチュジャンを足してください。

 ホヤの蒸し物

 軽く塩を振り、蒸したもの。蒸し時間は強火で 3〜4分。
ホヤの独特の香りが強く出て、ホヤ好きの方も納得がいく香りと食感です。

 ホヤの燻製

 蒸したホヤに燻煙をかけたもの。時間は10分程。
ビールのつまみはこれ、という感じ。

 ホヤの味噌焼き

 切り身に味噌を塗り、半日漬けておいて焼いたもの。
味噌に漬ける時間が長すぎると、水分と共に旨みが流れ出てしまいます。

 ホヤのてんぷら

 市販のてんぷら粉でお手軽に、からっと揚げ
ました。味、香りとも、上品な感じに仕上がりました。ホヤ天は最近、はやりですね。ホヤ料理を何品かというと、まず入ってくる一品のようです。

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更新日 15.11.24