ナチュラル・ハイ VOL.39


基本情報

発売日 1998年9月24日
表紙イラスト ひぢりれい
巻中カラーイラスト 小石川圭
編集 コミックハウス
発行 富士美出版
定価 370円(税込)
雑誌コード 12912-11
備考 キャンディータイム11月号増刊


掲載作品

評価 作家名 作品タイトル ページ数  備考
ひぢりれい ANGELS CRY 22 巻頭カラー(カラー4p)
藤咲真 呪禁師 16 連載(憑霊之章 #5)
出水守真名 エロティック クライシス 16 連載(前編)
真空間 ピンク トラップ 14
猫島礼 巨乳に向かない職業 16 連載(#3)
御国紗帆 ダメ!! 16
飯閃澪 協定の夏・△(トライアングル) 16
小林少年 そして、その実体は… 16 連載(境界線上の卵 #4/最終回)
あらきよう 懐疑、欺瞞そして純情 16 連載(後編)
WOLFDOG Rhapsody in Love 14
ゆいし なんとなく探偵 16 連載(#6)
ひな。 3丁目の回覧板〜カンニングでアタックの10月 8 連載

評価は私(巫音月雪)個人の心的印象度を段階化したもので,作品固有の価値とは無関係です。
個々の詳細については下の寸評も参照のこと。
評価印は◎>○>▲>△>(無印)の順。
ちなみに,無印が「普通」,▲が「なかなかよい」・・・となっています。



寸評

暫定的総評

 ナチュラル・ハイ買うのも,出水守真名先生を追いかけ続けてはや3月目。 この先も買い続ける保証はないけど,ばんがいちのページをつくったので,せっかくだからこちらも。
 で,今月号の印はつけるとしたらこんなものかな。 なーんか傾向が自分でわかってきたなぁ(今更)。 これって読んだ時のインパクトで,私の好みとは微妙に違うんだよね。 好みのほうにはこちら(寸評)で好き好きと連発しておこう(笑)。
 それでは,巻頭から見ていきますか。
 ひぢりれい先生は,そういえば初見のような気がする。 作品のほうは,なんだかストーリーが錯綜してる以上に本質でよくわかんなかったなぁ。 いや,わかんなんわけじゃないんだけど(←どっちなんだ(笑)),うーん。 こういうのってもう少し抽象的なメディア媒体で訴えたほうが効果的なんじゃないでしょうかね(だって正解がなくなるから(笑))。
 藤咲真先生のはけっこうストーリー進行遅めで,途中から読んでる私には「まだ」よくわかんないです。
 そしてお目当ての出水守真名先生。 コメントによるとなんかのパロらしいけど,私にはわかんないこともないような・・・(よくは知らんが)。
 真空間先生のは,この世界ではありがちっぽいストーリーだけど,私は好きだったりして(笑)。 やはり古いユーザー(?)なんかねぇ。
 猫島礼先生もオーソドックスなところだけど。 猫耳は悪くないけど,もひとつアクセントがほしいなぁ。
 それから御国紗帆先生。 ナチュラル・ハイで読んだ2回はけっこういい感じ。 女の子もかわいいし。 でもこの前単行本のほうをちらちら立ち読みした時は,もう一つかなぁ・・・と思ったのは,もうちょっとエッチ度がほしいかなぁ,私としては。
 飯閃澪先生は全体に淡い感じが漂ってて,これまた上手いんだけど。
 小林少年先生の連載は,最後にこんな展開になろうとは。 結局この連載は毎回何かを訴えてましたよね・・・。
 あらきよう先生の後編は間があいたので,最初どんな話だったか思い出せなかった・・・(まぁ,ストレートな連結でないから。それに前編は私の印象がいまいちだったかも)。 5年後の沙千穂ちゃんがもう少しかわいくor綺麗に見えれば(残念ながら前のほうがかわいく見える・・・のは私の好みか,表情の数で仕方ないのか),さらに印象は変わったかもしれない・・・。
 WOLFDOG先生のはひねりの少ない女教師もの。 もちろん,嫌いではない(笑)。
 ゆいし先生の連載は全然探偵ものしてないのがすごい。 こういうパターンにはまってる作品は好き。
 そして,最後にひな。先生。 8ページの非エッチ(なので印は抑えてあります)連載だけど,これぞまさに私の理想といった感じの漫画。 コンパクトな中に過不足なく「あたたかさ」が込められてるのがとってもいい感じ。 ほのぼの(も大好きだけど)と一線を画せるだけのものあり。

99年  VOL.47  VOL.46  VOL.45  VOL.44  VOL.43  VOL.42  VOL.41

98年  VOL.40

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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp