TOP» 健康保険で治せる歯科矯正治療»  骨格性不正咬合の治療の開始時期

外科矯正治療は、いつ始めるのが良いか?

 骨の長さは成長で変わりますので、思春期成長が終わるまでは始められません。つまり、中学生の段階では治療を開始することができません。ただし、レントゲン写真を撮影して、明らかに成長が止まっていれば治療開始できます。

 あとは、治療を受けるご本人の都合です。受験がある。結婚式がある。成人式の時に装置を付けていたくない。などなど、個人のご都合はいろいろあります。

 未成年の患者さんの場合、保護者のご承諾が必要です。こればかりはご家族でよく相談してから決めてください。

一番大切なのは、治療を受ける本人の意思です。ブラケットを付け、手術を受ける意思(覚悟といってもよいでしょう。)は、本人にしか決められません。

 手術を受けるまでには最低でも1年、通常は2年の術前矯正治療が必要です。手術したら最低1週間は入院が必要です。手術後、後戻りの確認のために最低でも半年は術後矯正治療が必要です。装置が外れた後も、保定観察で2年間は様子を診ます。

 治療期間が長い治療です。思い立ったら、すぐできるような治療方法ではありません。その点、ご理解ください。

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 このようなホームページの内容は、一般論で書かれております。実際の治療では、患者さんごとに治療内容がことなります。この点、ご了承ください。

※矯正歯科治療に伴う副作用(リスク)に付いては以下にまとめてあります。必ずご参照ください。 副作用について

 

※外科的矯正治療の場合、手術に伴うリスクもあります。(以下にまとめておきます。外科矯正のリスク