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ごあいさつ

 歯科医師の仕事としては、むし歯、歯周病、ガンなど痛みや命にかかわるものがありますが、歯並びなんて命に全然関係ないよねえ。というのが世間一般の考え方でしょう。

 しかし、歯並びが悪いと困ることを改善することができます。

①噛めないので、胃腸の調子が悪い。前歯で麺類やパンがかみ切れない。

②食べかすがたまりやすいのでむし歯ができやすい。 →むし歯とは、簡単に言うと、歯が溶けて無くなる病気です。歯がなくなれば、おいしい物が食べられません。歯の中には神経が通ってますから、むし歯の穴があけば痛くなります。むし歯を作らないほうが良いに決まってます。

③食べかすがたまりやすいので歯周病になりやすい。 →歯周病とは、歯を支える周りの組織(歯肉や歯槽骨)が無くなる病気です。土に植わっている木を想像してください。木のまわりの土を全部取り除いたら、木は死にます。近年、歯周病は、糖尿病、心内膜炎、不妊症など全身疾患とも関連があることが分かってきてます。→歯科矯正治療により歯並びが整うと歯みがきがしやすくなり、歯周病のリスクが減ります。

※むし歯を作らないことの重要性たまごとニワトリ

※歯周病にならないことの重要性 たまごとニワトリ

※歯磨きの重要性たまごとニワトリ

④上顎前突(出っ歯)や反対咬合(受け口)、顎変形症(顎の曲がり)を治すことができる。→顔貌の改善。

⑤発音や嚥下(ゴックン)など機能的な問題にも対応できる。詳しくはコチラ→たまごとニワトリ

⑥歯並びが悪いというコンプレックスが治せる。

⑦出っ歯だと前歯をぶつけて折りやすいのですが、これも予防できます。

などなどの利点もあります。

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