くじゅう 玖珠?九重?久住?
博多から高速を使って一気に、くじゅうエリアへ
ガイドブックには、ひらがなで 「くじゅう」 と書いてあることが多い。
ところが、困ったことに地図を見ると 「玖珠」、「九重」、「久住」と 「くじゅう」と読めてしまう町が3つもある。 「どれが、本物やねん!」
正解は、C
玖珠町(くす)、九重町(ここのえ)、久住町(くじゅう) と読むらしい。
巨大おにぎり
昼食は、「茶房 蔵」で、
ここは、元精米所だったところを改造した、アンティークな茶房。 メニューは、「しあわせ御飯」のみであった。 このしあわせ御飯は、おにぎり、卵焼き、味噌汁、プリン、コーヒー等などついて\1,000也。このおにぎりが巨大で、通常のコンビニサイズの3個分はあろうかという代物。 これだけで、空腹な方は、「しあわせ」 になれるはず。
もと、精米所だったのだから、米粒はうまいだろうと思っていたが、ちょっと期待はずれであった。先月旅した、紀州は「マーキーズ」の御飯がうますぎて、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。 ここのごはんつぶは、少し柔らかすぎるような気がしました。
ここのコーヒーは、「自家焙煎、直前焙煎」。 飲む直前に、生豆から焙煎しているだ。 このコーヒーは、「うまい!」。 酸味が少なく、さっぱりとした味です。 お勧めなのだ。
自然? or 人工?
次に訪れたのは、「長者原」
トレッキングコースとして手ごろな、「自然探求路」は、1周50分。 ここは、自然を壊さないように 「木組みの道」 が作られている(尾瀬にあるようなやつですな)。 道がきちんとしているので、小さな子供と一緒でも、気持ちのいい散策が楽しめる。
この、「自然」の中を歩いていると、気が付くことがある。
実は、この 「自然」 を維持するのには、「人間の介入」が必要なのだ。 この長者原の一部の湿原、草原を維持するのに 「野焼き」 を定期的に行う必要があるらしいのだ。 これがないと、次第に高木が育ち、植物相が変わっていってしまうらしい。 「野焼き」をした後には、きれいな花が咲く。 と書いてあった。 これによって、クヌギなどは枯れることは無いが、松などは燃えて、枯れてしまうこともあるらしい。
「う〜ん」
「それで、自然なのか?・・・」
「公園の街路樹と、何が違うんだろう?」
まだ、新緑の季節より若干早いようで、ところどころに枯れた(燃えた)草の見える、草原を見ながらつぶやくのであった。
スウェット & ビア
今日のお宿は、「久住高原コテージ」
オートキャンプ場を併設した宿泊施設で、客室もバンガロー風の造りになっている。 友達同士でわいわいやるのに、グッドな部屋ですね。
山小屋風の、一段高くなった板の間にひいた一見ベッド(実は布団)が部屋を囲むように4つ。 部屋の中央には、掘りごたつ。 部屋着は、浴衣ではなくスウェット。
我々の部屋は、西南の角部屋であったので、景色がバツグンであった。 あたり一面の牧草地。 夕暮れ時には、赤く染まる空。
露天風呂も見晴らしが良く、一面の山並みを眺めながら、湯船につかることができる。
ふろの後は、もちろんビールである。
部屋の中で、夕暮れを眺めながら飲む、ビールは、最高であった。
(つづく・・・)
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