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磐梯あだたら編
(02/08/25〜02/08/31)
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調子に乗って、今度は北へ・・・
これって、キャンプ生活って 言うのか?

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リストマーク  今度は、北へ

前回の 九州は阿蘇への くるま旅で、
長距離ドライブに自信を持った。(⇒ 九州・阿蘇編は、こちら

10時間を越えるロングドライブに
息子(当時:5才)が耐えられる事が分かったのだ。

そこで、今回の夏休みは、東北へ・・・GO!

南(みなみ)の次は、北(きた)なのだ。
安直なのだ。

その中でも 比較的(名古屋から)アプローチし易い
南東北(みなみとうほく)へ行くことに・・


リストマーク  南東北なのだ

どうも、私は「さきっちょ」が好きで、
山のてっぺんや半島の先、最南端、最北端などに、行ってみたくなる。
(とりたてて何があるわけでもないが・・・)

だから、東北地方の中途半端(といっては失礼だが)な場所、
南東北というのは、今まで手薄になっていた地帯なのだ。

その中でも今回は、会津・下郷・磐梯・あだたらなどを中心に攻めてみたのだ。
また、久しぶりのテント生活にチャレンジしたのだ。
その顛末記をどうぞ!


リストマーク  その前に、新潟なのだ

名古屋近郊から、会津までは、ほぼ福岡までと同じ距離。(約700km)
一日でたどり着けない距離ではない。 が、余裕を見て途中で一泊することにした。
そして、新潟を中継地に選んだ。


新潟は、少し苦い思い出がある。
2年ほど前、出張で出かけたときのこと。
ついでに遊んでこようと思ったのがいけなかった。
(悪いことをすると天罰が下るのだ)

朝早くの便で、新潟に着いたのはいいが、
(仕事は、翌日の朝一番から)
思いっきり体調不良で、
チェックイン時間まで映画館で休んだ挙句、
楽しみにしていた、「すし屋での夕食」もあきらめ、
コンビニ弁当で過ごした、曰くつきの土地である。


リストマーク  念願のすしなのだ

そんなわけで、
 「ぜ〜ったい、新潟に行って、すし食うたるけんね!」
と苦節2年思いつづけていたのだ。
(食い物の恨みは、恐ろしいのだ)

とはいっても、高級店に行く度胸もなく (金もなく)
ホテルから程近い 「魚とごはん」 という回転すし屋へ行った。
イワシや佐渡の南蛮えび(甘えび)など
(多分)近海で捕れた、新鮮なネタが満載で、わしら地元の回転すし屋とは、雲泥の差で、まずまずのおいしさであった。
南蛮えびは、通常の甘えびより濃厚な味で、
今日一番の、私のお気に入りでした。

しかし、最近のすし屋ってなんであんなに ハイテクなのかね・・
皿の中(下?)にICチップが内蔵されているようで、
バーコードリーダーのような携帯端末で、「ピッ」と読み込ませれば、
(本当に)あっという間に、お代が計算される。

「すごい! すごい!」と、すし屋の職人技より
変なことに、感心してしまう、我々であった。
(普段、すし屋に行っていないのが、バレバレである。)


リストマーク  3人で一人前?

わが家は、家族全員が小食で
「量より質」タイプである。
「焼肉食い放題 2980円ぽっきり!!」 といったものには、絶対に近づかない。
元が取れないのだ。

すし屋の店内を見回すと、
自分の頭が隠れそうなぐらい、うずたかく皿を積み上げている人がいるのに気づく。

隣に座ったあんちゃんが、「あじ」 と 「たこ」 と 「ねぎとろ!」
と同時に3皿ずつオーダーしていく、
我々より後から来て、あっという間に、抜かれてしまった。
(テレ○チャン○オンに出れそうである)

そして、一人で 我々3人分より はるかに多くのぶつを平らげ、とっとと席を立つ。
「すごいねぇ〜」
「見てるだけで、何だか腹いっぱいになったね」
「そろそろ出ようか・・・」


リストマーク  秋の気配

すし屋を出て、ホテルへの帰り道。
パンパンの腹をおさえながら、歩く。

ほろ酔い気分で、高架橋の脇をのんびりとした足取りで上がっていくと、
そよ風がふわっと吹いてきた。

ほてった肌に、ひんやりした風が 気持ちいい。
もうこの辺りでは、秋の気配なのだ・・・


「ドン!」

音のする方を見る。



花火だ ・・

いい気分である。
3人並んで、しばらく、ボーっと線路の向こうに上がる花火を眺めていた。




リストマーク  夜のお仕事

ホテルに戻ると、私には一仕事待っていた。
こんなところまで来て、プラモデル作成である。

数日前に、息子が6才の誕生日を迎えた。
その誕生日プレゼントにと、昨日
「クラッシュギア」を手に入れていた。

モーターで動くプラモデルの車(?)同士で 「戦わせる」 ものなのだ。
これがまた、それなりに複雑な代物で
酔った手先では、なかなか小さな歯車をハメルことができない。

「あ〜っ! めんどくせーなー」
「せっかく、ゆったりとした気分になっていたのにな〜っ!」

とつぶやく父親を横目に、息子は、
期待に胸を躍らせながら、完成を待ちわびるのであった。



(つづく・・・)

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