帰郷後


実家の方の は、毎年綺麗な花が咲いていましたので、京都に
帰ってから少しして、またまた実家から をもらって来ました。
そいつも、マンションのベランダに置いて、育てることになりました。
今度は、少しはコツが分かっていましたし、また情熱もちょっと注いで
いましたので、すくすくと育ちまして、緑の葉っぱがたくさん増えました。
その内に、葉っぱの根元の当たりから、太い幹のようなものが出てきて
ズンズン伸びていきました。そして、その先っちょの方は、やはり葉っぱ
のように広がって来るのです。一回りほど大きくなったようです。そして
その幹のところからも、枝のような葉っぱがどんどん出てきて、ますます
大きくなりました。

ちょっとベランダでは持て余しだしましたし、またベランダが狭い
クレームが出始めました(笑)ので、やや違反なのですが、ばっくれて
マンション共有部分の隅っこに、出してしまいました。屋根の下ですが
そこも少し位は日が当たりましたので、ヨカヨカと思っていましたら、
あらら、だんだん の様相が変わってきたのです。幹の出来方なの
ですが、変にひょろ長く、力の無いような感じに伸び出したのです。最初
良く分からなかったのですが、 のすぐ上に、昼夜灯が付いていた
のが原因でした。いつも明るかったので、24時間昼と勘違いしてしまった
のです。まあ、共有部分の使用方法に関して、その頃ちょっと話し合いが
起こっていましたので、いい機会だと再度ベランダに逆戻りとなりました。
こいつはかなり大きくなって、背丈を越えるほどに成長して、花も何度か
付けました。そして、刺し芽(というか、刺し葉かな)もして数個の鉢が
大きくなり、この子供の鉢は、当然置き場所もありませんので、実家の方に
里帰りとなりました。しかし、ある冬に、防寒対策を施す前に雪が積もって
しまい、可哀想に、あえなくお亡くなりになりました。けっこう可愛がって
いましたので、ちょっとがっかりしたものです。

しばらくは もご無沙汰でしたが、引っ越したこともあり、またまた
懲りずに、実家から以前に里帰りした、子供の鉢をもらってきました。まあ
里帰りした分ですが、里帰りの里帰りで、ちょっと本人にもどっちが里かは
分からなかったでしょう(笑)。

この画像は、里帰りの里帰りした鉢の1つで、程よい程度の大きさのもの
です。いまでも程ほどの大きさで、冬になっても私の腰に優しいやつです。
あまり大きいのは、亭主の腰椎に重大な被害を及ぼしかねません。

そして、上の画像の鉢の後に、またまた1つの鉢を里帰りさせたのですが、
そいつは、まだ幹が育つ前のもので、ショロショロとした数枚の葉っぱだけが
低く育っていました。鉢を植え替えて見ていたら、どんどん大きくなって
幹も10本くらい成長し、3年たって、とうとう40個もの花が咲くようになって
しまったのです。冬は家の中に入れないと、寒さでまたダメになってしまう
のですが、あまり大きくなりすぎので、4畳半くらいの部屋だといっぱいに
なってしまいます。もう枝と枝の周囲の長径が、2m位もあるのです。冬が
終わり暖かくなって外に出すときにも、気を付けていないとギックリ腰
なりそうです。これ以上の鉢にすると、持つのが出来なくなりそうですから、
今後は少し枝払いでもして、サイズを縮小する必要がありそうです。


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