観察


は細長い葉っぱの端のノッチのところから、芽が出る
のです。花の芽も、葉っぱの芽もそこから出てきます。最初は
違いが良く分からなかったのですが、良く見ると花の芽は丸くて
ピンク色
をしています。葉っぱの芽は平べったくて、イガイガして
いて、赤い色
です。下に画像がありますが、上のほうが花の芽でして、
下のほうのヤツは葉っぱの芽です。色とカタチの違いが分かります?

鉢は、葉っぱをたくさん出して、大きくなってくると、下の根っこに
近いところから、幹の芽がシュルシュルと生えてきます。生育した
大きな鉢でも、下のほうの表面が木の様に硬くなっているところ
から、赤い色をした幹の芽がムリムリっと生えてきます。こいつの
成長速度には驚くべきものがあり、速い時には毎日5cmくらい
成長します。 は成長点に近いところは赤い色をしていて、
幹も先に近い10cmくらいは、赤い色をしているのです。そして
幹が伸びた先の方は、葉っぱになってきます。その葉っぱの端の
ところのノッチから、またまた芽がでます。そうして大きくなって
いきます。下のやつらは、株分けから成長し出して間もないものです。

また、良く見ていますると、土より上の部分が大きくなってきて、
根っこの方が相対的に少なくなると(鉢が小さくなると)、葉っぱや
幹の表面から根っこのようなヒゲが伸びてきます。多分、空気中からも
出来るだけたくさんの、水分を吸収しようとしているに違いありません。

育て初めてしばらくして、こいつらは、ちょっと葉っぱを刺し芽して
おくだけで、どんどんと成育することに気づきました。とにかく失敗を
したことはありません。伸びてから若いものや、茎だけのもの以外は
ほぼ全勝です。育てるのが難しいとか、なかなか花は咲かないとか、
誰が言ったのでしょうかねえ。ほんとうに育てるのが簡単な植物です。
弱点と言えば、寒さだけですかねえ。でも、花はとても綺麗ですし、
手をかければかけるだけ、良く育ちますし、手のかけ甲斐があるという
ものだと思います。これに関しては別にも書いてあります。


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