無謀な上流探索2「賢明な考え?」


やっと1番を決められましたので、やや安心して「ふむふむ、予定も
有るし、そろそろ下流の方へと向かうとするか。」その日の内に、
ある程度の市内の堰を撮ってしまうつもりでしたので、順序良く
作業を進めなくてはいけません。また全部の堰を写真に撮ろうと
すると、結構日数がかかりそうでしたので、決められた計画は
効率よく進行させなくてはいけないのです。

そう思った後に、自転車にひらりと乗って、走り出そうと思った瞬間、
「ああっそうだ、健康のために飲み物を買って置こう。普段から、
水分欠乏は体に良くないと、みなさんに話している手前、自分自身でも
実行しないといけないなあ。」という賢明な考えに至りました。流石だ、
と自分の実力と責任感にホレボレ致しました(笑)。川沿いの道路の、
少し上流側の奥に入ったところに、自動販売機が置いてあることを
知っていましたので、そこまで走って行きました。ところが休日の
ためか、自動販売機が停止していました。休み関係無しで、いつも
動いているからこそ、自動販売機の価値があるというのに、なんと
いうことでしょう。たぶん、暴走族が機械を壊して、中身を取って
行くことに対する、予防対策でしょう。当然、私は、若者を暴走へと
走らせてしまう、今の教育体制の不備
と、自動販売機の本来の使い方を
誤解している、設置業者への非難
を叫びながら、「くっそぉー」って
ことで、仕方なくもう少し上流へと動きだしました。

もう少し先には、街道沿いに集落があって、そこには、自動販売機が
あるだろうという、賢明な判断があったからであります。予想通り、
少し先に自動販売機が置いてありました。しめしめと、再度清涼飲料を
買おうと思い、機械を見ますと、なんということですか「つり銭が
ありません」などとディスプレイがほざいてました。「ええーい、
仕方が無い!」健康のためには飲料を確保しないと、今後の人生を
心地よく過ごすことが出来ないかもしれません。「しょうがないなあ、
もう少し先へ行くかぁ・・・。」あとから考えれば、このとき、素直に
水分補給の重要性という持論の展開は、実際的には無理なこともある
ということを、即理解すれば良かったのですねえ・・・(反省)。


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