無謀な上流探索4「京都北山情景2」


前述のごとく、この当りでは、地図によっては「雲ヶ畑川」とも書いて
ありました。どんどん行くと、雲ヶ畑の集落に差しかかり、中学校とか
診療所とかの公共施設がありました。見るとバスはそこで終点でした。
周辺の地図と、名所の説明板がありまして、それを拝見しながら、「ああ、
よかった、よかった。これでやっと、下りに向かわせてもらえるなあ。
これで死なずにすみそうだ。勉強にもなるし」と、ほっとしながら、上の
方を見ますと、まだ道路があります・・・。これは武内厳島神社です。

しかし、時間的にはまだ朝早く、このままだと「なんだ、もう帰って
きちゃったの」
なんて言われた日には、悔しいですから、もう少し
行こうと決断し、自転車は上流へと進んで行きました。このアタリは
山間の農業地域で、緑が多くて眺めも良く、しかも、坂の勾配が随分
緩かったのが敗因でした。のどかに、サイクリングのような感じで、
自転車を進めることが出来たのです。まあ、周りの人はどう思って
いたかは定かではありませんが、そうとういぶかしげだったことには、
違い有りません。

これは雲ヶ畑集落内の堰です。むさい物が置いてあります、ははは。


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