新浅川鉄道の部屋 > 小田急バス私設ファンクラブ > 実録シリーズ > D888さよなら乗車会 >そして最終日
9月に入り、D888号車はしばらく渋谷駅や二子玉川駅などに元気な姿を見せていましたが、ついにお別れの日がやってきました。
さよなら乗車会にも参加された六連星交通さんからの情報によると、D888号車は9月15日、渋24系統(渋谷駅〜成城学園前駅)の運用に充当されたそうです。午後4時前には入庫しましたが、翌日に備えての給油はなく、そのまま車庫の奥へ。この運用を最後として、D888号車は小田急バスでの16年間の歴史に、静かに幕を引いたのでした。
除籍後のD888号車の身の振り方は不明ですが、バス事業者に引き取られ、日本のどこかで再び路線バスとして再起してくれることを願っています。もちろん、その際には除籍車両追跡調査会で取材に行くことになるでしょう。
▲すべての運用を終えたD888号車の勇姿(撮影:SHIROZOさん)
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D888号車の代替として登場したのは、同じいすゞ製のD9041号車。上記の運行終了翌日に車庫へ到着しています。(2003年10月13日、狛江営業所=公道から撮影)