長野〜東北ツーリング

2006/07/09〜15

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2006/07/14 魚沼スカイライン〜秋山郷〜長野

出発前

 7時30分起床。

 実は4時にも一旦目が覚めてトイレに行っている。その際も随分と溜まっていたのだが,起きてすぐにトイレに行っても同じ。この温泉の効能か?そういえば,昨日も大して暑くない割には汗が出ていた。

 食事は8時から。一般的朝食メニューながら,品数豊富,納豆や豆乳などこだわりが感じられる。今日も朝食から満腹になる。

 8時40分出発だが,パッキングに時間がかかり,実際に出たのは9時。

 

今日のルート
今日のルート

 

魚沼スカイライン

 R17を南下。

 なぜここに新幹線が止まるかわからない浦佐駅では,田中角栄像を撮影。

 塩沢駅から県道82号線を使って魚沼スカイラインへ。
 困ったことに,R17方面からの魚沼スカイラインへのアクセス路は2カ所しか開通していない。
 まず,一番北の八箇峠へ。スカイラインという名前の通り尾根伝いで,左右両方に下界が見える。ただし,道は狭く,路面はかなり荒れている。

 八箇峠の先は通行止めでR253に抜けることができないので,今来た道を引き返し,一番南の十二峠方面へ。

 大沢峠を越え,十二峠方面へ走るが,通行止めの文字が。しかし,十二峠は6月に開通しているはずなので,表示板を出しっぱなしにしているものと解釈し,そのまま真っ直ぐ進む。
 こちらの道は道の両側が木で覆われており,眺望はあまり開けない。しばらく進むと,道路工事しており,引き返さざるを得なかった。

 引き返し,県道76号をR17方面に降りる。

 細い車一台しか通れないヘアピンだらけの道を降りきると,広い道にさしかかり,新しいトンネルが見えた。私が使っているツーリングマップルには載っていない新しいトンネルのようだ。

 トンネル方面に向かい,かなり長いトンネルを抜けると,R117方面への案内表示が見えてきた。どうも,さっきのトンネルは県道76号線の峠の下を抜けるバイパスで,今は県道76号線を北西方面に走っているらしい。
 枝道になっている当間方面へ向かう県道76号は抜けず,道なりに県道334号を進み,R117へ出た。

 


魚沼スカイライン


魚沼スカイライン


魚沼スカイライン八箇峠の行き止まり

 

秋山郷 切明温泉

 R117を西に進み,R405へ入り南へ。

 久々に走るR405は,こんなにイージーだったっけ?という印象。
 普通は以前通ったときの記憶よりハードであることが多いのだけど,今回は逆。もっと道が狭く,崖の上を走る,ガードレール代わりのワイヤーロープが全て無くなっている道だったと記憶しているのだが,ワイヤーロープはまったく無くなっておらず,道も記憶より広かった。
 ひょっとしたら改良工事が進んだのかもしれない。また,一部通行止めで迂回路を使ったので,ハードな区間をパスしたからかもしれない。

 R405の行き止まり,切明温泉で一休み。

 ここは,河原を掘ると温泉がわき出ることで有名。スコップの貸し出しもしている。

 様子見で河原に降りてみたら,先人たちが掘った窪み,石組みがまだ残っている。よく調べると,そのまま入れそうな所があった。

 結局,河原を掘ることなく,温泉がわき出て,川自体が温泉になっている部分があったので,入ってしまった。
 肩まで浸かれる。ただ,温度は温かったりやけどしそうに熱かったり一定しない。

 川から上がって,このエリアの中心的施設である雄山閣で昼食。

 


秋山郷付近(クリックすると大きな地図が出ます)


R405


切明温泉の河原。温泉が湧き出ている。

雑魚川林道〜県道502号

 前回切明温泉に来たときには,雑魚川林道が冬の通行止めから開通しておらず,志賀高原に抜けることができなかった。今回は開通済みなので,志賀高原方面に抜けることにする。

 雑魚川林道は舗装路。しかし,昨日の雨でかなり泥水が路面に出たようで,道に泥や石が浮いている。

 深い渓谷の中を走るが,あまり眺望は開けない。2カ所雪渓が残っており,通りがかると,冷気が漂っていた。湯気が上がっていたのは,なぜだろう?

 途中から長野県道502号へ。かつての奥志賀スーパー林道だけあって、こちらの路面は結構良い。

 奥志賀スキー場に出ると,そこから先は快適なバイパス路のような道。スキー客用に整備しているんだろう。ただ,ルートがたくさんあってわかりにくい。

 パラパラとシールドに水滴が付くようになってきた。空の雲は真っ黒だ。最初,志賀草津道路に出てから渋峠を目指そうと考えていたが,天気のことを考えて,今回はパス。

 R292志賀草津道路に出て,そこから渋・湯田中温泉方面へ降りていく。この道はオリンピック用に整備したと思われる立派な道路なので,すいすい走ることができる。

 


雑魚川林道

斑尾高原〜野尻湖

 R292をそのまま進む。途中、北陸新幹線の高架橋が見えた。

 飯山市から県道97号線を使って斑尾高原方面へ。
 飯山市市街地から県道97号線に入らなければならないので,わかりにくい。ミスコースしてしまった。

 斑尾高原まで上っていく。たしかに眺めのいい場所だ。ただ,撮影スポットが今一つだったので,そのまま通過。

 斑尾高原から降りて,野尻湖へ。
 空から強い日射しが照りつけて,湖面がまぶしく輝いている。

 道は地図で見るほどは湖面沿いを走っておらず,多くは湖面に沿った山の中を走る。木に眺望は遮られ,眺めは今一つ。湖を半周して,R18へ。

 


野尻湖

 

長野 善光寺教授院YH

 日射しがとにかく厳しい。停まっているとエンジンからの熱気と空からの日射しで猛烈に熱い。

 戸隠高原方面に行きたかったが,案内表示が不親切すぎ,結局行けずじまい。まっすぐ長野市を目指す。

 長野市に入るまで2回ほどミスコース。市内に入ると,どうも案内表示が不親切になる。

 今日の宿泊先は善光寺付近。善光寺をぐるっと回って,善光寺教授院YHに到着。

 バイクは門の中に。車で来た場合はどうするんだろう。境内には駐車場はないが。

 このユースは名の通り寺がユースになっている。ペアレントさんは,最初電話をかけたときは無愛想で,大丈夫かと思ったのだが,到着してお話しすると親切で安心。

 ここは最近宿泊者が少ないせいか,常に相部屋にならないので,宿泊料金がユースの通常料金よりだいぶ高い素泊まり4,000円になっている。そのせいか,ユースの会員証の提示を求められなかった。

 素泊まりなので,食事どころの案内はちゃんとしている。一番旨いというそば屋も案内してもらった。確かに旨い。

 ユースから出て善光寺を見学。ところが三門が工事中。どうも、私は工事中にぶち当たることが多いなあ。

 風呂はシャワーだけなので,県庁近くの温泉施設へ。もらった案内には徒歩15分と書いてあったが,実際は40分くらいかかる。遠いよ。

 この温泉施設,町のど真ん中なのに,ちゃんとした温泉。源泉かけ流しなのだ。内風呂は熱すぎて冷ましているくらいらしい。入ってみると,たしかに,ちゃんとした温泉だった。

 温泉施設から戻る時に長野県庁の横を抜けた。駐車場の脇にガラス張りの喫煙室が見えた。そういえば田中康夫が知事だ。

 ユースに戻ると,麦茶,キュウリの粕漬け,チョコレート寒天が出てきた。うまー。

 今日は私以外に女の子一人が宿泊する事になっていると言い,ちょっと期待したのだが,いつまでたっても来なかった。ちょい残念。

 


善光寺教授院YH


善光寺


善光寺

本日のまとめ

 本日の走行距離2,288キロ。
 総走行距離262キロ

 今まで目の前まで来ながら通行止めで走ることができなかった道を走れたのは満足。
 雨もちょっとぱらついた程度で,天候にも恵まれた。

 

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