長野〜東北ツーリング
2006/07/09〜15
出発前
あ，寝過ごした！起床9時。
あわてて準備して9時30分出発。天気は曇り。雨は降っていない。昨日の天気予報では午後から晴れで熱中症に注意，ということだったが，果たして。
今日のルート
白馬
R406を西へ。白馬を目指す。
シールドに水滴が付いてきた。まだ大丈夫と思っている内に本降りに。
遂に合羽着用へ。この際に合羽が入っていたカバーを無くしてしまった。
道は徐々に険しさを増していき，ヘアピンの連続する本格的な峠道へ。それに従うように雨も激しさを増していき，水滴が大きく，ぶつかると痛いくらいの豪雨へと変化した。
ようやく峠を越え，標高が下がるにつれ雨は小粒へ。それでも絶え間なく降り続いている。
白馬は今まで来たことがないのだが，ここがどんなところか興味があった。
そして白馬と言えば長野オリンピックで使われたジャンブ台，ということで，遠目にでもジャンプ台を眺められたら，と思ってやってきた。
ジャンプ台は案内標識が出ているので，迷うことなく到着することができた。
駐車場にバイクを停めて見学。
ジャンプ台が見えるランディングバーン近くまで行くと，ジャンプ台を見上げるプレハブから何人か合羽を出てきた人が出てきて，「雨だなあ，５本程度飛べばいいかあ」と言っている。練習始めるのか？
ジャンプ台へ登ることができるようだ。料金を支払って，リフトに乗ってタワーへ。途中撮影される。これをあとで販売するようだ。買わなかったけど。
リフトから降り，エレベーターで最上階へ。
ここは展望台。オリンピック関係のパネルが展示されていた。
これから階段を下りてラージヒル，ノーマルヒルの滑走開始ポイントまで行くことができる。タワーは雲の中だったが，雲が薄かったので下まで見通すことができた。
ジャンプ台の近くには長野オリンピックの資料を集めた小さな記念館のようなものがあった。
地元の上村愛子の資料が目立っていた。
白馬ジャンプ台
長野オリンピックメダル
長野オリンピックの時の上村愛子のウェア等
R148〜R147
白馬からはR148とR147を使って松本を目指して南へ下る。雨は徐々に止みだし，青空が広がりだした。北アルプスがハッキリと右手に見えてきた。しかし，遠くの標高の高い山々は雲の中だ。
青木湖を通過し，意外に混雑している大町を越え，安曇野を通過し，松本へ到着。
白馬〜青木湖付近（クリックすると大きな地図が出ます）
松本
松本来たら見ておかなければならないもの，松本城を目指す。
ちょっと駐輪場を見つけるのに苦労したが，ほぼ迷うことなく到着。
空は朝方の豪雨から一変，抜けるような青空へ。
松本城は随分と混雑していて，階段を登るのも一苦労。結構体力を使うので，汗がダラダラ流れ出る。この日，全国的に30度を超え，熱中症になる人が続出していた。
城は昔から残る本物。堀越しに見る姿は堂々としている。しかし，明治には崩壊寸前だったというから，かなり手を入れて再建しているようだ。
城から出て，堀の回りを歩いていると，人だかりが。堀になにやら波が立っている。何かと思って近づくと，なんと鯉の群れが餌に群がっているのだった。
松本城の鯉は巨大に成長しており，餌を与えると，我先に群がってくる。のぞき込むと，でかい奴が口を開けてこちらを睨んでいた。
松本城
長野自動車道〜中央自動車道
松本からは長野自動車道へ。
概ね晴れていて，快適だったが，途中雨の表示が出始め，路面がウエットに。
大月JCTを過ぎると，雨は降っていないのに路面フルウエット，路面から跳ねる水でシールドが見えなくなってくる。泥水を跳ねかけられているわけで，車からは極力離れて走る。
談合坂SAに到着してびっくり。そこに停まっている車，バイク，そしてSAの建物が酷く濡れていて，屋根からは激しく水が流れ落ちていた。集中的な大雨が広範囲に降って通り抜けていったらしい。私は全く濡れていない。本当に僅かなタイミングの差だったようだ。
帰宅20時16分。
本日のまとめ
本日の走行距離2,632キロ
総走行距離344キロ
長いツーリングだった。しかし、今まで走ったことが無い道を随分と走ることができたツーリングだった。
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