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第11回マウンテンサイクリングin乗鞍参戦記
■大会前日■

 毎年、地元の夏は盆踊りで盛り上がり、特に旧盆はAllNight状態なので、乗鞍の時季は体調的には最悪の状態です。しかし、自転車を車に積み込み、乗鞍岳が近づいてくるとともに気分は徐々に盛り上がってきて、乗鞍スカイラインを上がる頃は、頭の中は乗鞍一色...(^^;)
 その後、レースクィーンの辺りを中心にうろついてみるが、知った顔は見えないので誰もイナイので、宿に帰る。

■スタート〜第一チェックポイント■

"早くならばないと自分のクラスの列がわかりませんよ"等と、パソ通で人にアドバイスしていたのに、ゆっくりと宿を出ていくと、すでに会場は自転車の海!自転車をかついでやっとの思いで、少しでも中に入り場所を確保すると、安心したのか尿意が..。まだDクラスの出発時間までは充分な時間があるので、用を足して自転車のとことに戻ると、第一スター
トのクラスが、スタート地点に移動するのとともに、他のクラスの人も、自転車を持って一斉に前に詰めたので、私の愛車だけ取り残されている...(;_;)
仕方がないので一番後ろの方にならぶ。しかし、スタート地点に移動する内に前から10列目位になってしまった。
前日、子どもの
"お父さん、ドキドキしている?"
と言う、質問に..。
"全然!(事実そうだったのですが...)
と、答えていたのですが..。
スタート地点に向かう内にHRM(心拍計)は、すでに130を越えている...(^^;
しかしスタート地点につくとなぜか逆に、110以下に落ち着いてきた.
"パン"
と気の抜けたような合図とともに、一斉にスタートする。しばらく進むと沿道で応援している我が家族を、逆にカメラで撮り、本格的にスタートする。
が、なぜかみんな速い!どんどん抜かれていく。つられて、ペースアップするがスグに辛くなりHRMをみると、すでに170を越えている。少しペースを落としてみるが、一度上がった心拍数は簡単に下がってはくれない。しかしサイクルメーターを見るとスピードはそんなに速くないので、とりあえず160後半で行ってみることにする.

■第一チェックポイント〜第二チェックポイント■

第一チェックポイントで時計をみると、昨年並みのタイムだが、心肺的には昨年ほどの余裕がない。しばらくするとMさんの姿が見える。昨年は中間地点辺りで追いついたので、今年は速いのかなと一瞬喜んだが、考えてみてれば、自分のスタート位置が前の方だったでけだ。しかし心拍数は予定より上がったままなので、しばらくMさんの後ろで、少しだけ小判鮫させていただく...
 中間地点で再び時計を見ると、昨年より1分あまり遅い。今年は後半のペースダウンをできるだけ最小限に押さえることが目的の一つだったので少しペースを上げる。しかしそれもつかの間、コンクリート舗装の激坂を含む、坂馬鹿のためのコースをあっと言う間に通過しては申し訳ないと、ペースを落として、じっくりと味あう...(^^;)
 この間、このために備えた38T*26Tのギアを使い切っているにもかかわらず、何度シフターに手をあてたことか。

■第二チェックポイント〜ゴール■

 第二チェックポイントで、タイムを見ると去年よりまだ1分ほど悪いが、昨年はあと5km地点から、強風に見舞われたので大幅にスピードダウンしたけど、今回は風さえなければ、1分ぐらいは縮めることも可能だと思ってがんばる。
しかし、思いの外、坂がキツくて、スピードが上がらない。と言うことは,去年も風のせいでだけでスピードが落ちたのではなく、やはり根本的な体力不足による結果と言うことになる...(^^;)
サイクルメーターも10kmを割り込みそうになる。
すると、上の方からスピーカで
"上る人は、10km/hを割り込まないように。"
と、呼んでいる???"エッ?!?"と、思ってよく聞くと...
"(下ってくるので)上る人は、センターラインを割りこないように。"
でした...(^^;)
やっとの思いでゴール地点までくると、大渋滞。時計を見ると昨年とほぼ同タイム。でも、ゴールのチェック寸前では26分を回っている...(;_;)

■ゴール後■

 さらに下ると、Sさんが見えたので、自分の使い捨てカメラで撮ってくれるようにお願いすると...
"もう、まったくおじさんなんだから..."
と、言いながら撮ってくれました。
そう言えば、私にとって乗鞍は、家族全員できたり、記念写真を撮ったりと、レースと言うより完全に観光ツアー化していますねぇ...(^^;)

ともかく、今年も"坂馬鹿大会"乗鞍は、ふじ終了しました。
早く来年がこないかなぁ...(^^;)
この参戦記は、PCVAN JCYCLE#2ボードにアップした内容を一部修正したものです。


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