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今回は、パソコンを購入した後で、予算的に苦しい為、出発直前まで迷ったのですが
とりあえず「ウィークエンドフリーきっぷ」を握りしめ、まずは東京駅へと向かいました。
<00年02月22日> 1年ぶりに出張で秋田を訪れました。ちなみに行きは飛行機、帰りは秋田新幹線・こまち28号ちゃんです。(笑)
12月26日(土)
駅名 | 発着時間 | 便名 | コメント |
東京 | 13:08 | こまち15号 (+やまびこ15号) | 帰省ラッシュの中、なんとか、こまちちゃん(E3系)の座席を確保できました。^^;) |
盛岡 | 15:39 | 同上 | ここで、やまびこちゃんから切り離されます。 |
秋田 | 17:16 | 同上 | 吐く息が白くなる程の寒さと降り付ける雪にタジタジです。 |
明日は市内観光です。いやっほ〜 ^^;) |
12月27日(日)
駅名 | 発着時間 | 便名 | コメント |
朝早くからどじゃぶりでしたが、気合で街中を歩きました。(笑) | |||
秋田 | 14:26 | こまち52号 | 遅めの昼御飯(秋田まるごと弁当)にやっとありつけました。^^;) |
盛岡 | 16:00 | 同上 | 途中下車して盛岡駅周辺を歩きました。。 |
盛岡 | 18:03 | やまびこ22号 (+こまち22号) | 今回はじめて念願のE2'系に乗車する事が出来ました。^^*) |
東京 | 20:29 | 同上 | これで年内の旅行はおしまいです。^^) |
帰りの"こまち"の待ち時間に撮影しました。(特急 こまくさ) | こまち52号外観です。(秋田駅にて) | こまち52号車内です。割と乗り心地良いかも?^^;) |
田沢湖線(在来線)の車両ですが 秋田新幹線に併せて台車の幅が広くなっています。 |
はつかりちゃんです。(485系・盛岡駅にて) | 遂にE2'系に乗車します。(やまびこ22号・盛岡駅にて) |
ちょっと早めのお昼ご飯を食べようとお店を探していたところ
JR秋田駅の観光案内所で偶然頂いた名刺サイズのパンフレットを見て決めました。^^)
秋田駅を出て現在、工事中の連絡通路をくぐり、左側のJR秋田支社のある交差点の近くなので、すぐ見つける事が出来ました。
数種類のランチメニューの中から、今回は 天ぷらになにわうどん(\1,370-税込) を選び暫し待つことにしました。
店内の冷蔵庫やお品書きを見ると県内外の日本酒がたくさん有るではないですか! ^^)
一杯呑みたい気持ちを抑えつつ(笑)カウンター奥の厨房を眺めると夜の仕込みも進めている模様で美味しそうな香りが漂っていました。
そんなこんなしているうちに遂にご飯がやってきました。
暖かい いなにわうどん と別皿で天ぷらの盛り合わせとご飯と味噌汁とお漬物と盛りだくさんの内容に圧倒されてしまいましたが
ダシの利いた 暖かい つゆ が美味しく、寒さに凍えた体をほぐしてくれて元気復活、食欲倍増であっという間にたいらげてしまいました。
後ろのお客さんが食べていた あなご天ぷら丼(?)と夜のメニューに後ろ髪を引かれる思いでお店を後にした筆者なのでした。^^;;)
住所 | 〒010-0001秋田県秋田市中通4丁目15−1 |
電話 | 018−834−5336 |
営業時間 | 11:30〜14:00(ランチ) 17:00〜22:00 (月曜日定休) |
アクセス | 秋田駅から徒歩3分。 イトーヨーカドーの近くです。 |
別のお店で、しょっつる鍋等を頂いた帰りに、ふと白壁造りの土蔵が気になって扉を開いてみました。(写真1)
まず、驚いたのは、お店の奥にある2つの巨大なスピーカーです。
業務用の冷蔵庫くらいの大きさに負けないジャズが店内に鳴り響いておりました。
改めて席に腰を落ち着けてメニューを眺めると手作りのベーコン&ピクルス(\600-)、無添加の和牛コンビーフ(\700-)等が
有ったので早速頼んでみた所、ベーコンは適度な塩加減と生ハムを思わせるような柔らかさ
人参、キャベツなどが一夜漬けの様にサッパリと(酸味控え目で)仕上がったピクルス
余分な脂を適度に抜いたコンビーフなどどれをとっても手間のかかった旨いつまみには目を見張りました。
コンビーフの味付けに添えられた塩もドイツから輸入した岩塩といったこだわりぶりには驚くばかりです。
更に極めつけは、ネパールの天然岩塩で頂く じゃがバター。(\600-)
筆者はお腹いっぱいだったので、無理を申し上げて塩だけ頂いたのですが、氷砂糖の様に(笑)結晶化した粒の大きい塩は
市販の塩(塩化ナトリウム)とは違い、苦みの少ないマイルドな味わいでした。
「友人がネパールに登山から帰った時に頂いたお土産の塩が美味しかったので・・・」
と奥さんが話してくれましたが、ご夫婦で幅の広いお友達づきあいをされていることが想像に難くないでしょう。
素敵なつまみとアルコールとジャズがあれば、今日一日嫌な事があっても明日への活力がみなぎってくるのは気のせいでしょうか?(笑)
「ジャズが好きで一関の”ベイシー”(注)とかいろいろ歩いたけど、やっぱここが一番いいなあ。」
と仰る常連さんの笑顔が全てを物語っています。
改めてご主人である那珂静男さんにお話を伺った所、ジャズが好きで築 112年(明治20年・1887年建築)の蔵を
約20年前に改装して今のお店を始めたそうです。(写真2)
また狭い階段を上ると二階にもテーブル席があり、吹き抜けとなっている一階のカウンターとテーブルを眺めることが出来ます。(写真3)
更に木の扉を開けると楽器の倉庫兼ご主人のもう一つの顔 制作プロダクションの事務所が有ります。(写真4)
「来年(99年)の2月にABS(日本テレビ系列 秋田放送)で私が手がけた映画(隙間 主演・天本英世)が放送されるんだよ。」
と目を輝かせて楽しそうに話してくれました。やはり根っからの”表現者”(プレイヤー)なんでしょうね。
また一つお気に入りの場所が見つかりました。^^*)
<後日談><1999年2月2日加筆>
手作りの和風カモロースト(\600-)とじゃがバターを頂きました。
カモローストは、”かえし”(蕎麦つゆのベース)を使い仕上げ、さっぱりとして美味しいです。
じゃがバターは、ホクホクの男爵芋を使いバターと天然塩の組み合わせが酒のつまみに最高でした。^^)
また映画「隙間」は2月10日24:55からABSで放送され、後日ビデオも発売されるそうです。
地元・秋田の人は要チェックですね。(13年前制作したもののTV用リメイク版だそうです。)
(注)名ジャズプレイヤー カウントベイシーの名にちなんで命名された有名なジャズ喫茶(?)
しかもベイシーご本人のお墨付きというある種の日本のジャズ系ライヴハウスのメッカでもあります。
(写真1)店舗外観 | (写真2)左奥の方がご主人です。 | (写真3)2Fテーブル席です。 | (写真4)事務所には16mmフィルムが置いてありました。 |
住所 | 秋田県秋田市大町一丁目2−40 |
電話 | 0188−62−4454 |
営業時間 | 17:00〜24:00(日曜日定休) |
備考 | 毎月第一金曜日20:00〜24:00に ライヴが有ります。 |
珈琲豆、紅茶、ハーブティー、輸入雑貨など幅広く取りそろえています。
ヨーロピアンブレンド:さわやかな苦みが特徴。(100g \470-)
ロンドで頂きました。詳しくは、おちゃけコーナーをご覧下さいませ。
とあるお店で今回初めて口にしたのですが、メニューを眺めてみると”しょっつる鍋”というものは無く
今回はだだみ鍋を頂くことにしました。
秋田では、八つ目うなぎは、冬の風物詩、健康食材として扱われているみたいです。
残念ながら今回はお邪魔できませんでしたが、ロンドで教えていただいた地元の方お薦めのお店で安くて美味しいそうです。
駅前の小さなお店で1個だけ購入して(\52-)食べてみましたが、
今回の出張の帰りに一気に3つの駅弁を購入してみました。(笑)
詳しくは、駅弁(東北地区)コーナーをご覧下さいね。
名物!たびてつ友の会(4巻)で紹介されていた大館の駅弁「名物 鶏めし」ですが
筆者はケニアフレンチ(100g \590-)を購入しました。
飲んでみましたが、苦みが強いのですが後味スッキリでなかなか美味しいです。^^*)
ケニア産の豆は今後入手困難になりつつあるとの事なのでコーヒーファンの人要チェックです。
なおご主人に売れ行きベスト3を伺ってみました。
ロイヤルブレンド :マイルドな味わい。 (100g \420-)
スペシャルブレンド :豊かな香り。 (100g \450-)
ご主人の大日向 祐樹さんです。
店舗外観
住所 〒010-0912 秋田県秋田市保戸野通町 6-23 電話 0188−23−7658 営業時間 月〜土10:00〜19:00
日曜日10:30〜18:00
(年末年始・お盆休み有り)備考 全国発送サービス有り。
(平日注文の場合、翌日配達)
旬の幸を具に使い、鍋の味付けに”しょっつる”を使うという事を恥ずかしながらこの時知りました。
昆布と煮干しでとっただし汁が鍋の中でぐつぐつと沸いてきた所で白菜、春菊、豆腐、それと”だだみ”(鱈の白子)を手際よく放り込み
最後に”しょっつる”をお店の方ががこまめに味見をしながら仕上げてくれました。
さっそく味わってみると、ほどよく熱が通り柔らかい、たらの白子の淡泊な風味と
海の幸の旨みが濃厚に凝縮された”しょっつる”との組み合わせは最高です。
全般的に”しょっつる”を使った鍋は、具に野菜や魚介類を組み合わせると合うみたいです。
ちなみに”しょっつる”とは、魚を発酵させて造った醤油(魚醤)でベトナム料理で使うニョクマムと同類です。^^;)
”旬”は、11月から翌年2月迄で、特に11月から12月にかけてが身も柔らかく脂ものって一番美味しい
という事で地元でも限られた期間しか味わえない模様です。
こちらはだし汁に白菜、春菊、豆腐、牛蒡のささがきに八つ目の輪切りを豪快にそそぎ込み、最後は味噌で仕上げます。
(しょっつるでも美味しいそうですが・・・)
口の中に頬張ると、淡泊な脂がほどよくのった八つ目の身と濃いめの味噌のつゆとの相性が良いです。
もう少し詳しく申し上げると、身の大きく上品な柳川鍋の味噌版といえばお分かり頂けますでしょうか?
更に地元の方は特に八つ目のお腹にある”卵”が美味としている様ですが、個人的にはクセが強くダメでした。;_;)
(特に魚介類が美味しいとの事。)
一口サイズの大判焼きで中が甘さ控えめの白い餡でなかなかおいしかったです。
しかも作りたてホカホカだったので寒い朝には身に染みます。^^*)
酒を呑み、車窓を眺め、雪を見る・・・サイコーの気分でした。(笑)
「最近、秋田では売らなくなったのよ。」 | (改札口付近キオスクのおばちゃん・談) |
「今年の11月から秋田駅では売らなくなったのよ。車内販売もやめたみたい。」 | (在来線通路駅弁売店のおばちゃん・談) |
との事、残念無念です。(;_;)
秋田港にそびえる地上高143m(展望台部分は100m)の高層タワーです。(写真5)
1Fは売店、食堂、イベントホール(この日はミニ四駆大会が開催されておりました・笑)
2Fは通路兼イベントホール(この日はガレージセールを開催していました。)
※奇数月の最終 土日にイベント開催するそうです。
3Fは美術館(セリオンギャラリー)
4Fはスカイラウンジ
5Fは展望台(写真6)
という構成になっています。^^)
ただ残念ながら筆者が訪れた日は雨上がりの曇り空だったので360度のパノラマがよく見えませんでした。(涙)
余談ですが、セリオン行きのバスは本数が少ないので、現地で十分ご確認下さいね。
(写真5)青空に突き刺す様にそびえています。 | (写真6)展望台から港の貨物ターミナルを眺めます。・・・やはり てつ(笑) |
展望料金 | 大人\400-/中・高生\300-/小学生\200- |
開館日時 | 4〜10月 9:00〜21:00 11・3月 10:00〜21:00 12〜2月 10:00〜19:00(この期間のみ毎週月曜日休館) 12月31日〜翌1月1日はオールナイト営業との事。(エレベータガールさん談・笑) |
アクセス | JR秋田駅バスターミナル2番停留所 新国道経由土崎線ポートタワーセリオン行乗車 25分(\390-) |
住所 | 〒011 秋田県秋田市土崎港西1丁目9番1号 |
電話 | 0188−57−3381 |
後述の秋田県立美術館と同じ建物の中(2F/3F)にあります。
縦3.65m×横20.50mの巨大なキャンバスにかつて(昭和初期?)の秋田の四季おりおりの行事が力強く描かれています。
前述の平野政吉美術館と同じ建物の1Fにありますが、市民の個展などのギャラリーとして開放されている模様です。
地元の有力者 平野政吉氏が独自に蒐集されたさまざまな美術コレクションの一部を展示しています。
ピカソ、ゴヤ、ドラクロワ、ゴーギャン(かな?^^;)など著名な作家の作品の中でも一番目を引くのは
平野氏と親交の厚い藤田嗣治画伯作の「秋田の行事」です。
なんと約15日間(計174時間)という短期間で書いたのを知り、一層驚きました。@_@)
説明書きによると「こんなに大きな絵を短時間で描く作家は今後でないだろう。」と画伯は仰ったそうですが納得です。^^;)
なお、作品中に出てくる”かまくら(雪室)”は、現在では雪不足の為、秋田市内では作ることが出来ないそうです。
・・・これも地球温暖化現象の一端なのでしょうか? ^^;)
観覧料 大人\610-/学生\200-/小人\100- 開館日時 5〜9月 10:00〜17:30(入場は17:00迄)
10〜翌4月 10:00〜17:00
毎週月曜日休館/12月28日〜翌1月3日休館住所 秋田県秋田市千秋明徳町3番7号 電話 018−833−5809
(入場無料)
JR秋田駅から徒歩5分、NTT東日本秋田支店のすぐ目の前にある秋田市民の台所です。
おおきな体育館みたいな建物2つとその間にある小さなビルをくっつけた構造で
中には新鮮な魚介類を格安で扱う商店、乾物屋さん、八百屋さん、定食屋さん、スーパー、クリーニングやさん、更には宅急便の窓口など
ここで揃わない食材は無いといった程、充実した内容でしかも屋内なので天候に左右されず、ゆっくりと散策できるのが良いですね。
今回は時間が無く、何も買い物はしませんでしたが、ウニ一皿\500-!買いたかったなあ・・・^^;;)
こちらもロンドの奥さんに教えていただいた地元の方お薦めのスーパーです。
筆者は、ここで ほっけの開き(1枚\330-)としょっつる(\480-)、地酒(新政・あらまさ)の酒粕(\160-)を購入しました。
なんか所帯じみてますね。私・・・笑 ^^;)
後日談1)新宿の京王百貨店で開催された駅弁フェアでは、ほっけの開きは1枚\550-位でした。^^;)
後日談2)実家にて 酒粕で、甘酒を作った所 美味しかったそうです。(伝聞)^^;)
後日談3)2/2出張の帰りに片口煮干(250g \530-)、鮭とば(\450-)、開き金目鯛2匹(1匹 \350-)を購入しました。
住所 | 秋田県秋田市通町 |
電話 | 0188−62−5477 |
セリオンのお土産やさん(1F)で購入しました。(\1,050-)
以前、東京の飲み屋の仕上げ(飲み終わった後の最後の食事・笑)で頂いた事が有るのですがコシが有って美味しかったです。^^*)
お米を ちくわ状に固めた きりたんぽが5本と秋田名産の比内鶏の鍋用スープがセットになった便利なお土産です。(\840-税込)
製造元 | (有)斎藤昭一商店 |
住所 | 秋田市牛島字兎谷地24番1号 |
電話 | 018−835−3673 |
おちゃけコーナーをご覧下さいませ。^^;)
秋田空港内の売店で購入しました。(80g \420-・税込)
製造元 | 株式会社 比内鶏 |
住所 | 秋田県大館市芦田子字芦田子南89-1 |
電話 | 0186−48−6673 |