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企画書の書き方

 企画書の書き方T Renewal 2016/12/10
目 次
項 目 内   容
企画書の書き方T 企画書の基本要素企画書の基本構成タイトルと表紙の書き方目次の書き方
○企画書の基本要素 企画書のタイトル企画の環境企画のコンセプト企画の目的企画の内容企画の問題点企画の効果企画の予算日程基礎資料参考事例
○企画書の基本構成 最も初歩的な企画書読み手の反応を計算した企画書ビジュアル要素を加えた企画書企画書は出来るだけ短く
○タイトルと表紙の書き方 タイトルと表紙は企画の顔表紙はビジュアル化の傾向
○目次 の書き方 目次は検索システム企画書には目次が大切目次作成の段階で構成を再考

企画書の基本要素

    企画内容あるいは企画準備といわれるもの の前提条件は
    • 企 画の背景(何故企画を立てるか)
    • 提 案の内容(何の企画か、商品開発企画か販売促進企画か)
    • 予 算(その企画にはいくら使えるのか)

 さらに、企画のスタートとは、企画書の提案を 求める企画内容の説明を受けたとき、あるいは、 企画を立てる前の準備が整ったときの時点になります。 そして、これらの条件を明確にしませんと、企画作業を進めることは困難になります。

 この他に必要なことは、

    • 企画 の狙い(依頼者は何を求めているのか、どんな効果を期待しているのか)
    • 実行 予定期間、地域(その企画はいつ、どこで行うか)
     以上の計5点の前提条件が必要になります。

 そのため、オ リエンテーションに臨む時点から、課題についての事前の知識を得 る必要性が重視さ れるようになります。
しかも、オリエン終了後から、企画課題についての情報収集、情報分析がただちになされます。そ の結果、企画書を作成するに際して「考えられる」ことは、「思った」ことなどの仮説をたてたあ と、企画にたいする明確な考えを立ち上げることによって、企画書作成の基本姿勢がはじめてでき あがります。

    明確な考えとは、
    • 企画 は少しの落ち度もない完璧さ
    • 読み 手を意識した企画書づくり
    • 企画 の内容を生き々々と実際にその場にいる感じ
    • 企画 の目的と実施効果がハッキリと理解できる
       というように、メリットのあるものは評価されて当然です。企画を通すためにも、何のための企画か、 目的と、企画による効果の2点が、明確に示されるような姿勢をもっています。
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  • 企画書のタイトル
     企画書にもタイトルは必要です。タイトルは内容の概念をあらわすものですが、その文字数はあ まり多くない方が記憶づけを容易にします。もし、いい足りなければ、さらにサブタイトルを、つ けるようにして理解を助けるようにします。

    表現方法  タイトルと、サブタイトルの関係は、新聞や週刊誌の例のように、タイトルはやや抽象的 に、あるいは、叙情詩的な純粋な感情に、そしてサブタイトルはやや解説調的に、というのが 一般的です。

     そ れからフロントページは、タイトルを挿入した部分を独立させて、表紙を作る場合と、と くに表紙を作らないで本文の上欄などにやや大きめの文字でタイトルを記入して前面の代わり にする場合があります。

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     これは、企 画立案のために収集した情報やその情報の分析内容を、紹介する項目で す。

 企画書 に結論だけを記入すると、何故そうした結論が導き出されたのか、企画書の読み手に は内容の仕組みが理解できなくなります。グループ別の特質を明らかにする必要があります。

どうして その結論が必要なのかを、考えている方もおられるかも知れませんが、 その導入プロセスが欠落すると、多くの読み手には理解できなくなります。  

     コンセプトは、文字通り解釈すれば「概 念」ですが、企画書作成の場合には、「企画の内容を読 み手に良く理解して貰えるよう、シンプルで明晰な言葉遣いによって、全体像を表現すると強い共 感を得られます。
     ですから、コンセプト文をタイトルとして表紙 に記載したりします。
    「あれっ、コンセプトを言い表す文章と企画書のタイトルとはよくにている!」と気がつかれる方もい ると思います。タイトルは企画書の、全体像を表現したおり、しかも、コンセプトは企画の構成を意味 します。当然、両者はにてきています。
     そのため、ディスカウント商法で知られるアメリカの眼鏡チェーン店が日本に上陸する際のマーケ ティング企画のように、「より安く、より便利に」のような具合になります
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     企画の目的は、その企画が何を目的にした ものなのかを明らかにする項目内容です。問題点を解 決することが企画の目的になります。<P>  企画の目的は、現状を把握した企画の背景が企画を必要とする状況であるとして、位置づけられ たときにはじめて設定されます。
    ただ、その状況をいくつもの項目に羅列するだけではなく、企画背景や企画の必要状況が理解され 企画を実施すると、目標とする利点を得ることが出来るような、期待のもてる文章にまとめること も大切です。
    そして、それらを解決して得られるものが、新しい未来像である目標になります。
     さらに、目的が複数にまたがるような場合、それを統一できるようなタイトルを一本化にすると 良いと思います。タイトルやサブタイトルを面倒がる人もいるかも知れませんが、読みやすく、し かも理解を容易にするための努力は惜しむべきではありません。
  • 企画の内容
    前項の目的を達成するための具体的な行動提案だけに、
    企画書のなかで最 も重要な項目で す。
    企画の内容は、大別すると、全体の構想と部分構想に分けられます。
    また、部分構想では、企画の目的を果たしている内容を分類してせつめいしますが、企画内容が複 数である場合には、やはり全体のタイトルを付して、その後に企画内容に分けて記述した方がベ ターです。

     課 題を解決している企画内容そのものに関する情報は、どのような企画を行っていくのか、 具体的な施策・戦術などを表現する情報によって構成されます。 全体構想では、全体像をラフスケッチして、論理性に欠けたところや、構想の偏りをなくしま す。しかも、それらの前提条件を、ターゲットを中心に、課題と対比させてクリアーするよう に、部分をつめていきます。

    要す るに、いろいろなアイデアの中からもっとも問題解決に効果のある案を選びだして、それ を実行できるような具体的な内容を考え、計画として作成されたものです。

    です から、それらが所与の条件に適っていることを、企画の構想のレベルから、実施時期、予 算、スタッフなど、現実レベルにまとめ上げられているものです。
    そのために、以上が現状において必要とする以下の項目内容の企画ということになります。

      • 現状が必要とする
      • 企画の目的を果たしている
      • 課題を解決している
      • 所与の条件に適っている
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企画書の基本構成

     企画書の基本構成は一般的なフォームとして、
    • 序 論……企画の前提条件となる課題の確認および企画の方向性等を示す
    • 本 論……内容の説明と具体的な提案
    • 結 論……企画のメリットならびに実施の必要性を説く
      この企画の基本構成は3つに分け全体構想の概要を考えます。

     企画要素をカード化しなかった場合には、企画作業で明らかになったこと、考えたことを、箇条書き にした後、カードと同じに扱えます。しかし、つねに読み手の立場にたちながら、読み手はこの基本構 成(目次構成)で企画の内容が理解できるか、あるいは、企画の良いところが出ているかなどを、客観 的に判断してみることも必要です。

 ここまでできると、あとの本文を書くのが楽になります。つまり、メモや資料をもとにして、こ の目次の構成企画に当てはめながら書き進めます。そして、企画の大体の筋道は、この3つの大枠 でどんなことを書くかを、部分構想のなかで考えます。企画作業に必要な情報をカード化している 場合においては、それらを全体構想の3つの大枠に分け、さらに部分構想の細分項目別に分けるこ とができます。

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 タイトルと表紙の書き 方

  • タイトルと表紙は企画の顔で す。表紙によって企画書の印象が決まりますから、作成には十分注 意します。
    その場合、チェックポイントが二つあります。タイトルの文章表現表紙の レイアウトです。

      タイトルの文章表現には、大別して二つの方法があります。

    ・ 「問題提起型」
    ・ 「解説型」です

      「問題提起型」とは「新店舗にはどんなニーズが期待できるか」のよう に、読み手に質問する形の類です。「解説型」のフォームはタイトルが「新店舗の目的は ファミリーニーズの吸収」のように、企画書の内容を要約したものです。
     どちらがよいのか、一概に言えません。ただ「問題提起型」の方には注意を惹きつける 迫力があることは間違いありません。そこで、企画内容がアクティブであるときは「問題 提起型」を、やや落ち着いた論調をもちいるときには「解説型」を、というように使い分 けるのがモードをハッキリさせることになります。

  •  表紙はビジュアル化の傾向に あります。表紙は、必ずつけなければならないというものではあ りません。1シートの場合は、当然、短いものは省略される場合もあります。
      1) 文字だけで表現した場合

 2) その文字を罫線などで囲んでメリハリをつけた場合
 3) 企画内容に即した写真やイラストを入れた印象度合いを、強める場合などのケースがあり ます。
     下図のように、1)より2)が、2)より3)が、ビジュアル性が強くなっています。そのどちらが よいかは、ケースバイケースになります。企画書の内容やその受け取る人によって適時判断する必要が あります。
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目次の書き方

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