■2003年07月04日（金）　 祐介は混乱している アシスタントの手配で頭の中が大混乱。この人をここに入れてあの人にはここに入ってもらってああトーン貼り要員が足りない…とか考えてるだけで時間がどんどん過ぎていく。 つーかなんでこんなマンガ描くこと以外で頭使わなくちゃいけねーんだよ！ と毒づき、金の心配もしながら、原稿を…じわり、じわりと進めて…進まない…。 次の印税まで先回の印税貯金が保つのでしょうか。ていうか、やっぱまだ全然赤字だよ！いつになったら黒になるんですか！それともならないんですか！ アシにはかなり安い額で頑張ってもらってるんだけど…いつまで「少なくて悪いけど」なんて謝りながらお金払わにゃならんのか。ポーンと気前よく払えるようになりたいものだが、果たしてそんな日が来るのか。 …マンガが儲かるなんて、ごくごく一部の幻想だよ…いや、今時は同人の方がよほど儲かるよ…。 最近なんだーかんだーでお金がどんどん無くなっていく。そのしわ寄せは全部オレ自身の生活に帰ってくるわけで、時々「なんでここまでしてるんだろ」とか思う。 それらを解消し「大丈夫、はね返した」と言えるほどのウデを身に付けるしかないというわけですか…。

■2003年07月03日（木）　 まいった とりあえず、この倦怠感は疲れからくるものと決定。というか、そういうことにしました。 ある意味諦めの境地というか、「疲れてるんだからしょうがないよな…」と思いこむことで強引に納得します。意味不明のまま、ただダルいというのでは気分が悪いので…。 なんか変な病気だったらイヤですが。 しかしアシスタントが全然捕まらないんですが。 考えてみれば、ちょうどコミケ合わせの締め切りの時期なんですよね…アシにも生活あるもんね…コミケの方が儲かるもんね…そればっかりじゃないだろうけど…オレだってコミケに本出してーよ！…あ、いや話がズレた…大体オレがコミケに本出しても儲からねえし…それにしても困った。

■2003年07月02日（水）　 ネーム出来た 詰まっている部分を直してみたり、エロすぎた部分をお笑い方面に引っ張ってみたり。 昔の月刊マガジンとか月刊ジャンプに載ってたマンガみたいなコマになっちゃってたので、さすがにマズイなあと思った。ちょっとやってみたかったんだけど(笑)。 まだ不満はあるけど、時間が無いので第三稿で止めておく。いつもこうだ…本当はもう一回くらい手直しするべきところで時間切れになってしまう。練り込みが今ひとつ足りない。 他の人は知らないけど、人に見せる前の段階から数えると毎回４〜５回はネームを直してます。毎月３０〜３１ページのマンガを描くために。最初の頃なんか、ほとんど下描きに近い絵で描いてたからもっと大変でした。 そういうことから考えて…マンガって本当は量産には向かないものだと思うわけで。同時に何本も連載できる人ってやっぱ化け物なのよね。 それにしても、アシスタントの手配が上手くいかない。募集は来ないわ連絡付かない人はいるわ…どうするんだよ！

■2003年07月01日（火）　 ネーム修正 丸一日かかった。 こっち詰めてあっち延ばしてここ変えて…あーもうワケわかんねえ！寝る！(最初に戻る) そんなカンジ。 なんかこんなにネームネーム言ってると、「マンガごときに必死だなｗ」と思われる向きもあるかもしれませんが、マンガ描くのは難しいですよ。世間一般に思われてる１００倍以上は難しい。 本気で「簡単だー」って言ってる人は、描いたことない人か分かってない人か天才ですから一つ。 でもネームは一番楽しい作業かな…。 今回から最終(予定)３巻に収まる話ということなので、またちょっと自分内基準を上げたいんだけど…１巻＝実験、２巻＝(当作品における)スタイル固め、３巻＝踏まえて昇華、というカンジに。でも難しいな…また原作を収めるだけで精一杯かも。 それにしてもなんだろう、この疲れ具合は。力が出ない。風邪引いて寝込んでからちょっとおかしい。忙しいとか、そういうのは全然無いのに(泣笑)。

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