■2004年07月29日(木)
28日通夜、29日葬式
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| 26日朝、母方の祖母他界。 結局、マトモに会話を交わせたのは5月に見舞いに行った時が最後だった。その時に「オレが売れっ子漫画家になるまで待ってくれよー、20年くらいかかるかもしれないけど」と冗談を言ったりしたのだけど、間に合わなかった。
医者の「あと2、3日」という見立てが当たった。前日に母が見舞った時はそこまでとは見えなかったらしく、電話で「31日まで保つんじゃねーのー」と話してた。 7月31日は祖父の命日。だから、前から「その日に死なせてくれ」と医者に言ってたらしくて。希望の日に死ねるとしたら、それは最後の贅沢なのではないかと話したりもしてたのだけど。 翌朝、家族誰一人にも看取られる事なく逝ってしまった。
同居してたわけではないけども、ボクが初孫になるのでかわいがってもらっていた。東京に出る日もたまたま家に来ていて、見送ってくれたっけな。 公務員になったってのを自慢してたから、辞めて漫画描いてますなんてガッカリしただろうけど、単行本を見舞いに来た人に見せてたとか。
でも、漫画家になってからはなにも出来なかったなあと思う。それだけが、とても悔しい。悔しいよ。 | | |